2008年01月10日

埼玉県公安委員会の怠慢!

 今までに何度か記事にしてきた、野村高将氏(痴漢誤認逮捕被害者=詳しくはこちらをお読み下さい)が埼玉県公安委員会に苦情申し立てをしたが、一向に、まともな返事が返ってこない。

 その顛末がこちらに詳しく記してあるので、是非、読んでいただきたいと思います。

 読んでいただければわかるように、警察庁の通達にも反した杜撰な捜査(捜査と呼ぶに値しないが・・・)によって名誉と自由を奪われた野村氏のやりきれなさと怒りを思うと、別の上部ルートから「事実を踏まえて、誠実な回答をすぐに出せ!」と「指導」をしてもらうべきと考え、県公安委員会の怠慢の記事を読んですぐに、ある繋がりを通じて「上部」からの指導を要望してきました。その結果がどうなるか?県公安委員会から返答があり次第、皆様にもご報告したいと思います。

small_ribon.gif埼玉県公安委員会の怠慢、許すまじ、という方はこちらを押してください。
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2008年01月09日

シャッター商店街をどうする?講演会へのお誘い

 4日に得た情報で、「南千住7丁目にOKストアが進出を予定している」というものが有りました。先日、区の担当課長に確認すると、「区にまだ届出は無いが、都の下水道局が土地の活用策を公募した結果OKストアが選ばれたと聞いている。敷地面積からして店舗の面積は500平米を超える為、出店する為には区への届出・地域における計画縦覧等をしてから12ヶ月必要なので、開店は1年以上後になるだろう」とのこと。敷地面積は約1500平米で場所はこちら。詳しい情報が分かればまたご報告します。

 OKストア(参考記事)というのは、折込チラシを一切行わない、HPすら持たない、そのかわり口コミで「安さ」を武器に店舗を広げてきたようです。レジ袋は完全有料制(賛成!)。

 こうした大型店の進出に対して、商店街の活力を取り戻す取り組みも強化しなければなりませんが、その参考になりそうな講演会のご案内をさせていただきます。読者の中には地域の活力を取り戻したい!という気持ちを持った方が多いので、ご都合がつけば是非、ご参加いただけると嬉しく思います。講演は無料ですし、ネットから申し込みできます。小坂も早速参加申し込みをしました!

(以下、こちらより抜粋)
(財)東京市政調査会 第19回『都市問題』公開講座

開け! 街のシャッター
2008年2月2日(土)13:30〜16:30
日本プレスセンター 10階ホール
(〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-1)

日本の各地における中央商店街の衰退が顕著になり始めて久しい。大規模店舗の進出とともに、多くの中小零細の商店や工場が経営難に陥り、格差拡大の一因ともなった。この間、政府はまちづくり3法の制定・改正、都市再生事業、地域再生事業等の様々な対策を講じてきた。一方では、地域における独創的な活動により、一定の成果を収めるケースも見られるようになった。シャッターの降りた街を復興させるため、政府や自治体、住民の役割は何か、地域の可能性をどのようにして見出し活用すべきか。

<基調講演>


増田 寛也 氏(総務大臣)

<パネルディスカッション>

鈴木 輝隆 氏(江戸川大学社会学部ライフデザイン学科教授)
服部 年明 氏(中小機構・まちづくりサポーター、(株)まちづくり長野・前タウンマネージャー)
牧野 百男 氏(福井県鯖江市長)
山口 乃子 氏(Aizu Anessa Club代表)
高井 正(東京市政調査会主任研究員)<司会>

・ 参 加 費:無料
・ 参加申込み:こちら
・ 申込み期限:2008年1月25日(金)
     ※満席となりしだい受付を終了しますので、お早めにお申込み下さい。
・ お問合せ:東京市政調査会 研究室 TEL:03-3591-1261
(以上、抜粋終わり)

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2008年01月08日

講師は部落解放同盟長期勤務者!(全校生徒対象の「人権学習」)

 日頃、様々な方から情報提供をいただき、大変ありがたいことです。今回、ある方から「区立第一中学校の人権教育の授業の講師に部落解放同盟から人を派遣させているようだが、それはおかしい!」との情報提供をいただきました。

 教育の中立性とはかけ離れた政治団体である「部落解放同盟」が学校の授業で講師をするなど、事実であればとんでもないことです!

 第一中学校の校長に確認。当該校は都の指定した「人権尊重教育推進校」(区内では中学校はここのみ、小学校は瑞光小学校と第六瑞光小学校)でありその取り組みとして、部落解放同盟東京都連合会に長年勤務を続けてきた浦本誉至史氏(経歴はこちら)を講師に1,2,3年全校生徒を対象に体育館で授業を行ったとのこと。「東京部落解放研究所」の研究員という肩書きにはしているものの解放同盟役員を長年勤め、現在も密接な関係の有ることは明らかです。部落解放同盟と言えば、HPの運動方針を見て明らかなように、「小泉政権と対峙する」「、「戦争」と「弱者切り捨て」に道をひらく小泉政権の憲法、「教育基本法」改悪をはじめとする一連の反動路線と対決」といった言葉が見られるように、極めて政治的に先鋭的な団体です。また、昨年8月28日のブログ記事やその先のリンクに書いたように、「確認会」かつては糾弾会といった、人格を破壊しかねないつるし上げに「差別をした」とされている者を呼び出して徹底的に批判し、人格が破壊された人の中には自殺をした人もいます(参考記事とその先のリンクもどうぞ)。中立性も無い上に、そうした解放同盟による人権侵害すら起きているにも関わらず、実態は解放同盟の幹部と言える講師を全校生徒を対象にした授業に呼ぶなど論外です。こんな事実も

 上記のような指摘と批判を強く校長にしたのですが、「差別の当事者から話を聞くことが重要だから」との答えであり、中立性について「そうした見方も確かに成り立つ」とのことでした。

 また、人権尊重推進校として、各学期に一人ずつ、講師を呼んで授業をしているとのこと。中学校は3年間で3学期ずつなので9回機会が有るわけです。因みに平成18年度と19年度の授業は以下の通り。

平成18年度 
 1学期 HIV訴訟の原告 川田龍平氏(現 参議院議員)
 2学期 ハンセン病訴訟原告 山内 キミエ
 3学期 サリドマイド被害者で初の公務員 白井(辻)のり子 氏

平成19年度
 1学期 アイヌの方
 2学期 部落解放研究所 研究員 浦本 誉至史 氏
 3学期 性同一性障害の方(予定)

 とのことです。平成20年度以降は、外国人差別の当事者である「外国人」も呼ぶとのこと。どのような講師になるのか分かりませんが、中立性の保てない講師にならないように監視が必要です。

 それは、予備知識の無い純粋な生徒への「刷り込み」=「洗脳」のきっかけになり兼ねないからです。例えば、外国人の講師が「私たち外国人はこんなに地域で長年真面目にい生きているのに、選挙権も無いんですよ!」とでも言えば、その場の雰囲気もあり聞いている生徒も「外国人の参政権が無いなんて酷い!」と思う可能性は高いでしょう。中学時代を日教組の完全支配下の京都で迎えた小坂も、そうした教育を受け、その当時は「外国人に参政権が無いなんて酷い!」と思っていました。その刷り込みを乗り越えるには、主体的な事実の学習が必要であり、そうでない生徒はずっと刷り込みの影響下であり続けるかもしれません。

★外国人参政権についてはこちらとそのリンク先を是非、お読みください!!

公教育のもとでそのようなことがこれ以上続けられることは断じて防がなければなりません。

 また、政府は北朝鮮人権問題啓発週間を設けるなど各自治体に拉致問題を人権問題として取り上げて、事業を行うように求めていますが、それではこの「人権尊重推進校」で拉致問題を扱う予定は有るのか聞くと、「全ての問題は扱い切れませんので・・・」ということで予定はしていないとのこと。国も人権問題の大きな一つの課題と位置づけているにも関わらず、この偏りは一体・・・。

 上記のような指摘を教育委員会にも同様に行うと、教育委員会には事前にこうした講師の相談は無かったとのことで、今後は小坂議員の指摘をもっともと受け止めた上で学校へ指導を行うとの答えをいただきましたので、改善されることを今後、監視していこうと思います。

 更に解放同盟の浦本講師を紹介したのは教育委員会ではなく、区役所のとある部署からだとか・・・。全く中立性とか解放同盟の恐ろしさなどを踏まえず紹介する担当の意識にはあきれてしまいます。該当部門の責任者には強く抗議を行いましたことは言うまでも有りません。

 こうした部落解放同盟の教育現場への介入が各地の学校でも有るのではないかと危惧しています。区内でも更に、小学校2校の現状も調べて見なければと考えています。

small_ribon.gif部落解放同盟の一方的な主張を教育の場で許すべきではない、という方はこちらを押してください。
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2008年01月07日

ネット選挙解禁へ一歩前進か!

 昨日発表された嬉しいニュース、読売新聞のこちらの記事から転記します。
(以下、転記)
ネットでの選挙運動、まずHPから解禁…自公民方針
 自民、民主、公明3党は、インターネットを利用した選挙運動を解禁するため、今月召集される通常国会に公職選挙法の改正案を提出する方向で調整に入った。

 今回は第1弾としてホームページの利用を解禁する案を軸とし、他の野党にも賛同を呼びかけて次期衆院選からの実施を目指す。

 現在の公職選挙法142条は、法定のはがきやビラ、政権公約(マニフェスト)を除き、「文書図画」の頒布を禁じている。ホームページのようなコンピューター画面に表示されるものも文書図画の頒布にあたるとみなされるため、選挙期間中は候補者だけでなく政党も、更新はできない。

 選挙運動でホームページの利用が解禁されると、候補者や政党は公約や自らの主張・政策などを文字だけでなく、音声や動画などで伝えられる。内容も選挙情勢に応じて更新が可能となる。有権者も自分の好きな時間、場所で候補者の政策などを見比べることができるようになる。

 選挙運動のネット利用をめぐっては、民主党が2006年6月に4度目の議員立法を提出した。ホームページや電子メール、ブログのすべてを解禁する内容で、これらを使って選挙運動を行う者に、氏名とメールアドレスの表示が義務付けられる。違反した場合の罰則規定も設けている。

 一方、自民党は昨年12月に選挙制度調査会が論点整理を行い、ネット利用解禁について具体案を検討することとした。ホームページの解禁には異論がないものの、他人が候補者の名前をかたる「なりすまし」が容易な電子メールやメールマガジンの解禁には否定的だ。

 公明党は、偽ホームページなどへの対応は必要としているが、ネット利用の解禁には前向きだ。
(以上、抜粋終わり)

 自民・公明・民主の与野党三党が提出するとなるとかなり成立の可能性は高そうです。ネット選挙解禁を!という当たり前の主張を続けてきた小坂としては、嬉しい限りです。平成17年11月4日のブログ記事でも、「もうすぐ解禁か?」と糠喜びの記事を書いてましたので、まだ油断はできませんが・・・。

 今の公職選挙法では区議選の選挙活動で配布できるのは郵送での2000枚の選挙葉書と全戸配布される選挙公報位。HPは選挙期間は全く更新することが禁止されているので、選挙期間の遊説のお知らせすら知らせることができません。そのくせ、大音量を撒き散らす街宣車での活動は8時〜20時の間で有れば野放し。区議選では40台弱の車が朝から晩まで連呼を繰り返していたのですから、地域住民にとっては迷惑以外の何ものでもありません。因みに小坂は平成19年、平成15年のいずれの選挙でも街宣車は一切使わず、徒歩と自転車での遊説を駅前などを中心にさせていただきました(参考記事)。

 ネット選挙が解禁されれば、上記のような馬鹿げた選挙活動を行わない候補者も増えてくれることを願います。願わくはネット選挙解禁と言ってその公費負担の制度まで作られないことを願います。ネット選挙はあくまで候補者の自費で行えば十分であり、街宣車のガソリン代の公費請求を限度額一杯に過大請求するのと同様、特定業者の「コストと釣り合わない公費請求」の元にもなりかねませんし、ブログ等を活用すれば、かかるコストはゼロです(小坂ブログが正にそうです)。かつての議論の中で、ネット選挙の公費負担の話が出ていたので、それは新たな税金の無駄遣いになるので、導入されないことを切に願います。

small_ribon.gif節度有るネット選挙解禁を希望する、という方はこちらを押してください。
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2008年01月06日

多摩産木材の活用促進を区でも!

 自転車を漕ぎ、上野の国立科学博物館へ。娘は大喜び!地球館と日本館の2館がありますが、展示が豊富でとても両方は見る時間も無く、日本館のみ見てきました。日暮里の坂はもちろん、12月11日のブログに書いたエレベーターを利用して楽々超えました。しかし、担当部署からは「近いうちに掲示をする」との答えのあった「エレベーターは自転車も利用可」という掲示はされていない・・・。週明けには担当部署に改めて掲示を求めなければ・・・。遅いなあ、全く!せっかく設置した立派な施設を、地域の方に最大限利用してもらおうという気持ちが有るのなら、こんなに対応が遅いのは考えられないのだが・・・。
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 国立科学博物館が有る上野恩賜公園の路面には、平成16年3月より、多摩産木材が活用されています(参考記事)。インドネシアやブラジルの木材をはるばる遠方から輸送して日本で使うよりも、地域(同じ東京都)で産出されたものを地域で活用するほうが、エネルギーの無駄が無く、環境にかける負荷も少なくて済みます。また、こうした地場産の木材活用をすることで、森林の荒廃を防ぎ地域の山林も守られるのです(実例)。歩いてみても、足にじんわり来る感じで足にも優しいようです。
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 多摩産木材の認証制度もできています。主に多摩地域の自治体の公共施設に良く活用されているようです(参考記事)が、荒川区も東京都の一地域として、地産地消に協力すべきだと考えます。区の公園やふれあい館などの公共施設での活用や民間建築で多摩産木材を使った場合補助を出すなど。地域の山林を守るには、自治体がそうした枠組みを作ることは必須だと考えています。併せて森林体験学習(尾久宮前小学校では有志でブナの植林に取り組んでいます)や修学旅行での森林留学のような取り組みを進めるべきと考えています。
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small_ribon.gif多摩産木材の活用に荒川区も積極的に取り組むべき!、という方はこちらを押してください。
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2008年01月05日

救命講習会(1月19日)、是非、参加を!

 今年の1月15日〜21日は防災とボランティア週間です。その事業として区の防災センターにおいて救命講習会(上級)を開催します。以下、区報の平成19年12月21日号からの転記です。締め切りが11日となっていますが、過ぎても受付はしますので、この機会に心肺蘇生法やAEDの使い方を覚えていただければ幸いに存知ます。現時点では申し込み者は極めて少ないようですので・・・。

 キャッチボールや野球、サッカーなどでもAEDが必要な事態に陥る可能性も有ります(参考記事)。また、利用対象が8歳以上から2歳以上と引き下げられました。ご高齢の方と関わる機会が多い方だけでなく、お子さんを持つご父兄にも是非、参加をお願いしたいと思います。

(以下、転記)
日時
▽上級救命再講習…1月19日(土)午後1時〜4時
*上級救命技能の認定3年以内の方が、受講出来ます
▽上級救命講習…1月20日(日)午前9時〜午後5時
会場 防災センター4階防災研修室
定員 各40人(申し込み順)
内容 救命処置、AED操作法他
*AED(自動体外式除細動器)は心肺機能が著しく低下した負傷者等の心肺蘇生を行う医療機器
講師 東京救急協会講師
費用
(テキスト代)
▽上級救命再講習…1600円
▽上級救命講習…2600円
申込み方法 電話またはファクスで、住所・氏名・年齢・電話番号をお知らせ下さい
締切り 1月11日(金)
   ◇       ◇
申込み・問合せ 防災センター
電話(3803)8711   FAX(5810)6262
(以上、転記終わり)
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2008年01月04日

仕事始め

 今日から仕事始め。午前に区の新年の集いが開催されました。東京荒川少年少女合唱隊の演奏で開始。
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 西川区長から今年の政策課題について言及が有りました(参考記事)が、その中で産学共同のMACCプロジェクトの結果、エクササイズスリッパやメタボマイゲージなどの商品が開発された(参考記事)という報告も有りました。その後、公募を経て決定された荒川区シンボルマークの序幕・発表(詳細はこちら)。
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 会場となったホテルラングウッドの1階には荒川区の伝統工芸を紹介するコーナーがあります。1月1日〜3日には実演も行っていました。
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 区の掲示板にも新たなシンボルマーク決定のお知らせが。
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2008年01月03日

ペットにも防災対策を!

 今日、映画「マリと子犬の物語」を見てきました。今月3歳になる娘も膝の上にちょこんとすわりお利巧に見てました(^^)。

 中越地震の際に山古志村に置き去りにせざるを得なかった母犬のマリと3匹の子犬(関連記事)が飼い主の下に帰ってくる実話(経過)をもとにした映画。

 地震の恐ろしさや「絆」について考えさせられる映画でした。旧山古志村の美しさも強く印象に残りました。是非、今後訪れてみたいと考えています。

 読者の中でペットを飼っている方もおられると思いますので、そうしたペットの防災対策についても、この機会に是非考えていただければと思います。

 平成17年6月8日の本会議でも震災時の避難所におけるペットの扱いについて、ルールを事前に決めておくように質問を致しました。震災時のペットの扱いは被災者自身の安全に関わることにもなりますので、大変重要な問題です。

(以下、小坂の質問と区側の答弁を抜粋)
小坂:発災後の避難所、仮設住宅等のルール造りを予めしておくべきでは。
 4点目として、発災後の避難所、仮設住宅等のルール造りを予めしておくべきではないかという点についてお聞きします。発災後の避難所のルール造りを今から検討しておくことは重要です。例えばペットはどう扱うか?新潟中越地震では、避難所が有るにも関わらず、ペットの室内犬を寒い野外には放置できない、しかし、避難所には持ち込めないために、狭い自家用車で避難生活を送り、その結果、エコノミークラス症候群で亡くなった方がいました。かといって犬嫌いの方がいる避難所に無秩序にペットの持ちこみを認めるわけにはいきません。また、仮設住宅に入居する際の優先順位・条件等も事前の充分な検討が必要と考えます。阪神淡路大震災では、弱者のみを引きぬいての優先の入居、仮設住宅での商売を認めなかったため、地域共同体が細分化され、入居者も特定の条件を満たした弱者ばかりの活気の無い社会で過ごすことになってしまったと聞いています。新潟中越地震では、阪神大震災と比較して規模も小さかったためか、入居は地域社会ごとにまとまりを持って行い、必要な商売の継続も一部で認められるようになったようですが、こうした様々な問題について、どのように対処していくのか、ルール造りについて事前の充分な検討が求められていると思います。震災の規模によりどのような対応が可能か、震災が起きてみなければ分からないという点も有ります。しかし、震災が起きてからではそうした問題に対して十分な検討が行われる環境であることは考えにくいのが現実です。そこで、いくつかのケースを想定し、このケースの場合はこうしたルールが適用できるのではないかという検討を平常時からしておくことが、必要と考えますが認識を伺います。
 また、避難所となる体育館等はガラス窓が有りますが、その中でどの程度、強化ガラスの導入やガラスの飛散防止フィルムの貼りつけなどが行われているのでしょうか?ガラスが破損していると避難所の温度管理の面で充分な対応ができないこと、度重なる余震でガラスが落下し避難者に被害が及ぶことを防ぐために、災害に備えた調査と対策が必要と考えますが、現状と今後の取組みについて伺います。

[危機管理対策室長答弁]
 避難所につきましては、きめ細かなルールを定め、予め周知しておくことが震災直後の混乱時にもスムーズな避難所運営が可能になると考えます。多くの方の意見をお聞きしながら、検討してまいりたいと考えております。
 また、仮設住宅の、運営につきましては入居基準を定める東京都とも協議してまいりたいと考えております。
 さらに、避難所となる学校等の安全性の確保につきましては、教育委員会とも充分調整し、必要な対策を講じていく所存であります。
(抜粋終了)

 こうした点について、再度、進捗状況を確認しながら足りない部分を指摘して行こうと考えています。

 参考までにこちらのページにペットの防災対策特集が有りますので、ご関心のある方はどうぞ。
 例えば
・シューズ、ブーツ:映画の中でも瓦礫のガラス片が散らかっている為に、マリの足が血だらけになるシーンがありましたが、震災時に備えて足を守るシューズを用意し、日頃から慣れさせておくというのも良いのかなと思います。

・水無しでも使えるシャンプー

・名札、迷子札=震災時、迷い犬などになり飼い主不明だと悲しい結果になりねません。その為に有効かと。もっとも、飼い犬については、「鑑札」を付けることが義務付けられていますので、これが迷子札代わりにもなるはずですが、残念ながら付けていない例が圧倒的に多いようです(参考記事)。その理由は自治体が用意する鑑札(一例)は大きい上に見栄えも悪いと評判が悪いからのようです。そこで、世田谷区などでは、独自に洗練された鑑札を作る自治体(参考記事)なども出てきました。荒川区でもそうした普及の為の取り組みを始めるように問題提起しようと考えています。

 もちろん、人間の為の防災対策も日頃から心がけていただければと思います(参考記事)。

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2008年01月02日

米食をもっと!!

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 今日は西新井大師に家族で初詣に。そこで見かけたお飾りをつけた犬。西新井駅周辺の再開発を実際に見て、研究してみようと思いました。

 さて、年始早々、原油価格が史上最高値をつけたとのニュースがありました。その影響で様々なものの値上げがされ、あるいは予定されています。家計に大きな影響が!という方も多いかと思います。

 しかし、こうした値上げとは関係の無い食材、それが「お米」です。現在、こちらのページにあるように「お米」の消費量は減り続けています。お米の多くは国産であり、消費することが日本の農村を守ることになります。食糧安全保障の面からも、米飯はお奨めです!

 また、荒川区議会でも何度か議論の遡上に上がっていましたが、学校給食でもっと米飯を取り入れるべきだと改めて主張をしたいと考えています。パン食と米飯の違いはこちらを是非読んでいただければと思います。特に学校給食では、完全米飯給食(効果の一例!)を目指すべきだと思います。

 輸入食材が総じて値上がりしている今こそ、良い機会だと考え、家庭でも学校給食でももっと米飯の割合を高めるべきだと考えます。

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2008年01月01日

平成20年 元旦

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 地元の氏神様である尾久八幡神社の夜警(消防団として)を終え、新たな年を迎えられた感謝の祈りを捧げてきて今、帰宅しました。多くの方に支えていただき、こうして新たな年を迎えられたことを、新たに感謝しています。今年も初心を忘れずに愚直に区政に取り組んで参ります。正直者に馬鹿を見させるようなことには圧力を恐れず立ち向かう剣と弱きものを護る盾を持つ、そんな気概を持って誇れる日本の為に荒川区で活動を続けて参ります。

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 昨年の選挙で現職で一番という得票をいただいたことに感謝の気持ちと誇りを持ちながらも、謙虚さを忘れずに今後も取り組んでいきたいと考えています。今年も冒頭の写真のようなスタイルで自転車で走り回りながら張り切って参ります!ご指導、宜しくお願い致します。

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