国立科学博物館が有る上野恩賜公園の路面には、平成16年3月より、多摩産木材が活用されています(参考記事)。インドネシアやブラジルの木材をはるばる遠方から輸送して日本で使うよりも、地域(同じ東京都)で産出されたものを地域で活用するほうが、エネルギーの無駄が無く、環境にかける負荷も少なくて済みます。また、こうした地場産の木材活用をすることで、森林の荒廃を防ぎ地域の山林も守られるのです(実例)。歩いてみても、足にじんわり来る感じで足にも優しいようです。
多摩産木材の認証制度もできています。主に多摩地域の自治体の公共施設に良く活用されているようです(参考記事)が、荒川区も東京都の一地域として、地産地消に協力すべきだと考えます。区の公園やふれあい館などの公共施設での活用や民間建築で多摩産木材を使った場合補助を出すなど。地域の山林を守るには、自治体がそうした枠組みを作ることは必須だと考えています。併せて森林体験学習(尾久宮前小学校では有志でブナの植林に取り組んでいます)や修学旅行での森林留学のような取り組みを進めるべきと考えています。
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