写真は今日の予算特別委員会総括質疑の質問の様子。質問内容はこちらのブログ記事に記載の通りですが、区長から「小坂議員が指摘した点は重要な問題。現在、要綱(小坂注:強制力は無い)は有るが、質問を踏まえ、これから検討していきたい」との答弁をいただきましたので、引き続き議論をしていこうと考えています。
さて、表題の「荒川遊園で事故」については今朝も区長・副区長から予算特別委員会の冒頭でお詫びと報告が有りましたし、昨日の時点で責任者から報告を受けていたものです。報道記事も有りますが、概要を以下に記します。
2月23日(土)午後2時30分頃、区立あらかわ遊園内のふあふあ・ぱっくんシャークスライダー(上記写真)が突風で浮き上がり、遊んでいた4歳女児が重傷(上下の顎骨骨折、歯は半分欠損・・・)を負いました。職員3名でも押さえ切れなかったとのこと・・・。 あらかわ遊園は2月24日、25日の営業を停止。
「ふあふあ」とはこちらのページにあるような、子供が中に入って飛び跳ねたりして遊ぶ遊具(こちらも参考に)ですが、軽くてカサがあるので風には一番弱いものです。お子様が入ったまま遊具が浮き上がり、管理棟の階段に激突して大怪我をされたのです・・・。区政に携わる一員としても申し訳なく思います。
昨日、責任者から連絡を受けた時に「風速と遊具の使用停止の基準は?14時30分の時点でまだ、使い続けていたのは対応が遅すぎるのでは?」などいくつか質問をしました。23日はブログ記事に書いたように、朝から娘を連れて外出していたのですが、午前中は風も無く穏やかな天気だったのに帰宅した13時前には相当な風が吹き初めてました。それからさらに1時間半、遊具の使用を続けていたことが妥当とはとても思えません。
「観覧車などの遊具は風速15メートルを超えると停止することになっている。6つあるフアフアを順次使用停止していた最中に事故が起きた」と話していました。こちらのページには「フアフア」は風速10メートルを超えたら危険と書いてあるのですが・・・。
区では緊急対策本部も設置して問題点の洗い出しと今後の改善について検討をしていますが、議会においてもさらに詳しいことについては、これから議論をしていきたいと思いますが、何より怪我をされたお子様の一日も早い回復を心よりお祈りしております。
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