2008年04月30日

パンダ外交=チベット国からの盗品レンタル

 今朝は、「荒川区制75周年記念モニュメント 除幕式」に参加。区役所1階ロビーに設置されたのは、東京芸術大学学長の宮田亮平氏の作品「シュプリンゲン -絆の和-」。シュプリンゲンは独語で「飛躍」の意味。イルカをモチーフにしたシュプリンゲンシリーズの一つだそうです(参考記事)。
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 除幕後、宮田氏(写真左)は「この作品が区民の待ち合わせや輪の中から顔を出したりと親しまれ、愛される存在になってほしい」と挨拶。
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 さて、上野動物園のパンダが亡くなりましたが、そのタイミングを狙って、新たに中国からパンダをレンタル(つがいで年間1億円)しようという話が政府から出てきています。中国共産党当局と打ち合わせの上でこうした話をしていることと思いますが、日本人は「パンダ外交」という目くらましにこれ以上騙されてはならないと思い記事にしました。日本にこれ以上、チベット国からの盗品であるパンダは要りません!

 パンダは「中国の代表的な動物」との日本人の常識は、パンダ外交による洗脳の結果です。

 ペマ・ギャルポ氏も言っているように、パンダはチベット国固有の動物です。

 まずは、こちらの記事を是非、読んでいただければと思います。中国共産党はチベット国をいくつかの州に分割して統治していますが、パンダの生息地で例を挙げると四川省アバ州などもその一つです。

 独立国であるチベット国を植民地支配し続け、その支配を既成事実化する為に、軍事的侵略、文化的侵略、人口的侵略を続けてきた中国共産党。パンダ外交もその一環と言えます。彼らにとってみれば、外国にパンダをレンタルすることで、中国へのイメージ好転は狙えるし、高額なレンタル料は入ってくるし、チベット国の動物を中国の代表として送り出すことで、チベット国の存在感を薄めることもできるし、一石何鳥にもなります。

 先ほどあげたアバ州に関連するページをいくつか。
今年3月18日の中共軍の介入
アバ州で殺された犠牲者の写真(気の弱い方は閲覧注意です)

今年3月27日、30日にはチベット国への中共軍の弾圧に抗議して僧侶が自殺

アバ州では中国共産党支配下に入ってから、自然の宝庫である大湿原の6割が消滅

 パンダレンタルは言わば、チベット国を植民地支配している中国共産党が行う「盗品レンタル」です。野生のパンダは千〜二千匹しかいない貴重な存在。また、人工飼育下で数百匹が飼育されていますが、つがいで日本に新たにレンタルされても、2匹の相性が合わなければ子供は生まれません。同じ人工飼育下にあっても多くのパンダがいる中で飼育した方が、増える確率が高いことは言うまでもなく、その観点からも日本でレンタルするよりは現地で沢山仲間のいる中で生活した方が良いのです。

 可愛いパンダ。しかし、その生育地域は血塗られた歴史が現在進行形で刻み続けられていること、そして、その悪辣な支配体制を強化する道具として世界中にばら撒かれていることを決して忘れてはならないと思います。

 日本にこれ以上のパンダは要りません。本来の野生環境で栄えることができるような環境が整うことや、仲間の沢山いる人工飼育下で繁殖する方がパンダにとってはるかに幸せです。日本人は、動物園で見られなくても、現地での元気な姿を映像ででも見守る、それこそが、本当にパンダを可愛がるということです。

 そして、その地域で長い歴史を刻んできた現地の人たち=チベット人が植民地支配から解放された環境の下で、パンダもチベット国も栄えていくことを心から願います。

small_ribon.gif絶滅危惧種のパンダを外交上の目くらましに使うな!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2008年04月29日

日暮里舎人ライナー、座席変更の謎は・・・

 今日は、あらかわ川の手祭り(概要はこちら)。家族で参加し、多くの方と交流することができました。快晴の空の下、多くの姉妹友好都市からもお客様に来ていただくと同時に出店もしていただきました。荒川遊園周辺で開催するのは、8年ぶり。少し手狭な会場となったものの、荒川遊園利用者にもお祭りを楽しんでいただけて良かったと思います。
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 アリスの広場での式典の後、「商店街の歌と踊りの披露」
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 さて、表題の日暮里舎人ライナー(開業から1ケ月!)の座席変更とは?まず、平成18年11月16日のブログ記事の座席写真と平成20年3月12日のブログ記事の座席写真を比較すると、下記のようになります。

★平成18年11月
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★平成20年3月
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 見ての通り、わざわざ、乗れる人数が少なくなる形で座席を変更しています。現に朝の混雑状況を鑑みると何故か?と疑問を感じる方も多いと思います。

 その答えは、東京都の昨年7月13日の報道発表に答えが有ります。
(以下、引用します)
 新交通「日暮里・舎人ライナー」は、平成19年度末の開業に向けて準備を進めていますが、このたび、車両の座席配置を一部変更いたしますので、下記のとおりお知らせいたします。

1.変更点
 ロングシート主体から、車両中央部のロングシートを
 クロスシートに変更

2.変更理由
 試作車両により乗車試験を実施したところ、想定より多くのお客様の乗車が可能であったため、安全の確保とお客様への配慮から、配置の一部変更を行いました。
 このことにより、ひざ前のスペースがより広くなり、離着席がスムーズとなるとともに、高齢者等の移動がしやすくなります。また、乗車時の眺望など快適性にも配慮しました。
(以上、引用終わり)
 
 つまりは平成18年のバージョンの座席だと、沢山の人が乗れすぎて、ライナー運航の安全を危ういものにするので、わざと乗れる人数を減らす形にしたのです・・・。朝の混雑を考えると複雑な気持ちになりますが、ならば、朝の便を増発して混雑に対応すべきと考えます。始発の時間も遅いという指摘も聞いており、こうした問題を荒川区を通じて都に改善を求めていこうと考えています。

 あと、話は飛びますが、小坂も度々記事や議会での議題(参考ブログ記事)にしている「細菌性髄膜炎」と戦う親のことについて5月1日のフジテレビ「特ダネ!」(8:00〜9:55)で放送されるそうですので、是非、ご覧ください。

 また、ご興味のある方は、下記の学習会・請願活動なども有ります。小坂も議会の日程と重ならなければ参加するつもりです。
(以下、細菌性髄膜炎メルマガより引用)
5月29日に国会内で集会を開催します

 守る会では「細菌性髄膜炎から子どもたちを守りたい!ワクチンの早期定期接種化を求める国会内集会(仮称)」と題し、5月29日(木)14:00から衆議院第二議員会館第一会議室にて集会を開催することといたしました。
 当日は、現在取り組んでいる請願署名の提出、患者・家族、臨床小児科医からの訴え、細菌性髄膜炎に係る最新の知見に基づくミニ学習会等を予定しております。
集会にはどなたでも参加できます。
ひとりでも多くの方の参加をお待ちしております。
(以上、引用終わり)

★また、早期定期接種化を求めるオンライン署名(5月15日まで)是非、も宜しくお願いします!!

small_ribon.gif日暮里舎人ライナーの始発時間を早めると同時に、通勤通学時間帯の増発を望む、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2008年04月28日

北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会へ参加

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 写真は汐入のツツジ。満開です。 

 昨日のご報告です。午前中は尾久消防署で消防団員として上級救命(参考記事)について、3年毎の更新講習を受けてきました。その後、消防操法大会(参考記事)の練習へ。今年に入って何度か参加してますが、小坂は毎年、選手で出ていましたが、今年(5月18日に開催)は補欠として参加します。

 午後には3月28日のブログ記事でご案内した「北朝鮮への追加制裁を求める国民大集会」へ参加して参りました。3時間余りの集会に連休の初日にも関わらず2千人が来場し、拉致被害者家族の訴えや、現在の制裁措置(北朝鮮船舶の入港禁止、北朝鮮からの輸入禁止)の不十分な現状をお聞きして、改めて北朝鮮への追加制裁の必要性を痛感しました。

★大会の様子はこちらに詳しいです。是非、ご覧ください。

 桜井よし子氏「北朝鮮を支えている最大の勢力は中国。国家主席が来日する際は、中国からも北朝鮮に圧力をかけるよう日本の総理は求めるべき」

中川昭一代議士「北朝鮮に対しては、「対話と圧力」でなく「圧力と要求」という姿勢でなければならない」

島田洋一救う会副会長「制裁が形骸化している。」一昨年の境港から北朝鮮への中古自転車輸送は1万7千台から13万台に増えていたり、他にも密輸が横行している現状を写真で説明。

 上記リンク先にも写真が出ていますが、再現して作った北朝鮮の水中スクーターが会場外に展示してありました。こうした器具を使って日本に工作員が出入りしているのです。

 「輸入だけでなく輸出も禁止」「対北送金の完全停止」「北朝鮮のチャーター船の入港禁止」「諸外国にも同様の措置をとるよう求める」といった措置を日本政府はとるべきです。多くの国会議員が来場し、拉致被害者家族の悲痛な訴えを聞いていましたが、心から聞いていることを期待し、地方議員の一人としても今後も活動に参加していこうと考えています。拉致は他人事ではなく、自分や自分の家族が被害にあっていたかもしれない全国民の安全に関わる問題ですから!

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2008年04月27日

長野に見る中国共産党の野蛮な侵略体質

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 昨日は、長野での業火護送(いわゆる「聖火」リレー)に対して長年の弾圧を受け続けてきたチベット国民や東トルキスタン国民、良識有る日本人が抗議する一方、中国大使館の指令によって長野に集められ抗議者に対して、各地で暴力を振るう中国人留学生の行動をネットでのニュースや、現地に行った同士の方々や地方議員、動画サイトなどで見聞きするにつけ、極めて強い怒りを中国共産党の司令で動く連中や日本政府や自治体の事なかれ主義(結局、このせいで足元を見られている)に感じています。

 まずは、昨日、有志の地方議員が長野市へ抗議に行っていますが、是非是非、その報告を下記からお読み下さい。

三井田孝欧柏崎市議の報告
 中国人からの挑発、暴行の様子が良く分ります。

・松浦芳子杉並区議の報告
http://matsuura-yoshiko.cocolog-nifty.com/hitorigoto/2008/04/post_f6bb.html
 暴行された被害者がやはり出ています。

 業火の前に、抗議の為にチベット国旗を示して「飛び出してきた男」と多くのマスコミで紹介されているのはタシィ・ツゥリンさん(38)。テレビを見ていると「「聖火」を妨害した台湾から来た男」として軽く紹介され、それ以上の説明はほとんど有りません。
 産経新聞できちんと紹介してますので、こちらの記事から引用します。
(以下、引用)
 男は、台湾に住む亡命チベット人2世の古物商、タシィ・ツゥリンさん(42)。「私はオリンピックに反対しているわけではない。ただ、チベットの惨状を全世界に訴える絶好の機会だと思っている」。この日朝、沿道の別の場所でチベットの旗を広げていたタシィさんは記者にそう話していた。

 タシィさんは、中国のチベット侵攻後の1959年、チベットからインドに亡命し、その地で生まれた。紛争は直接経験していないが、父親の壮絶な体験がタシィさんの心に刻み込まれている。

 父親は紛争の最中、政治的理由で中国公安当局に拘束され、死刑を宣告された。しかし執行の前日、一か八か、小さな窓から絶壁に向かって飛び降りて脱走、一命を取り留めた。その後、夫婦で当時7歳だった兄を連れて2週間かけて、命からがらヒマラヤ山脈を越えたという。

 「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」

 チベット難民として暮らしたインドでは、常に「どこにも所属しないホームレスのような感じだった」。しかし、ダライ・ラマ14世の言葉に接し、考え方が変わった。「チベットはチベット人のもの。暴力を使わず、平和的に訴えることで、私たちの『自由』を取り戻したい」。
(以上、引用終わり)

 多くのマスコミはこうした事実を伝えず、また、1959年にどのような残虐な虐殺が行われ、それが現在も続いているかを報道しようとしない。そうした「報道機関」を名乗る資格の無い報道が余りに多過ぎる・・・。

 現在、中国共産党が言っている「政治とオリンピックは別」という姿勢は自分自身がとってきた態度からして矛盾しています。(下記を参照下さい。)
中国共産党政府がとってきたオリンピックボイコットの歴史
1956年 メルボルン五輪 選手団が現地に到着後にボイコット
    (理由は台湾問題)
1960年 ローマ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1964年 東京五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
    ■■開会に合わせて第一回目の核実験強行■■
1968年 メキシコ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1972年 ミュンヘン五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1976年 モントリオール五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1980年 モスクワ五輪 ボイコット(理由はアフガン問題)

 ご丁寧に日本での東京オリンピック開催時、ボイコットした上に開会時に中国共産党初の核実験を強行する念の入れよう。この事実、知っていましたか?

 また、オリンピックというのは「政治イベントの中身がたまたまスポーツであった」というものに近く、政治と切り離すことなど不可能です。現に中国共産党の国威発揚と国内引き締めに政治利用されています。

 政治的イベントであっても、それを世界が祝福して開催することができる主体であれば良いのですが、下記の通り、中国共産党の歴史は侵略・膨張の歴史以外の何物でもなく、現在もその動きが進行中です。平和・人権といった言葉と一番反対の位置にあるのが、中国共産党支配地域なのですから。
(今までの歴史)
1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)
    民族浄化継続中
1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始
1950年 朝鮮戦争参戦
1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中
1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領
1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突
1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射
1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領
1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援
1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明
1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領
1989年 天安門事件
1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言
1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領
1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃
1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言
1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言
2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援
2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘

★以上の事実を無視して「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」と中国共産党政府が声明を出しています。

 マスコミが報じないので有れば、心ある有志が事実を伝えていくことが重要であり、今後も、様々な情報を広めていきたいと思います。

 現在、日本政府は日本国民の税金で多くの海外からの留学生を招いています。こちらの報告記事に有るように、平成17年の時点で約1万人の国費留学生がいます。

 待遇は以下の通りです。
・往復航空券支給、渡航一時金支給
・毎月の金銭支給 月額17万円(研究留学生、教員研修留学生)
         月額13万4千円(学部留学生)
・学費:国立大学法人及び高等専門学校機構は不徴収
    公私立は文部科学省負担(つまり、どちらもタダということ)

 そのうち2割程度が中国からの留学生。大使館推薦や現地(中国)大学推薦、又は日本で私費留学中に日本の大学の推薦を経て国費留学生になる3通りが有ります。

 前者2つのルートは特にそうですし、日本の大学の推薦の前提でも私費留学の段階で、やはり「中国共産党に忠誠を誓うことのできる学生」で無ければ選ばれないのは中国の体質を考えれば容易に想像できることです。

 そして、今回の長野での業火護送への中国人留学生動員に見るように、中国大使館から指令が出れば、即座に組織的な動き(チベット人弾圧、反日姿勢)をする留学生・・・。そうした連中に皆様の血税を注ぎ込むのはもう止めるべきと強く確信致しました。

 そもそも、核兵器を保持し、世界中に武器をばらまき、人工衛星を飛ばしているような国の学生に日本の税金で留学させ、日本国内での反日的政治活動をさせるなどといった馬鹿げた流れは、止めましょう!もっと、経済状況の悪い、小規模な国から、多くの留学生を招聘した方が、日本と友好関係を保とうとするファンを増やせると思います。中国国内で「ダライラマは悪魔。チベットは数千年前から中国領(もう、馬鹿馬鹿しくてコメントする気にもなりませんが、数千年の間に何回王朝が変った事やら・・・)。日本人は大量虐殺をあちこちでしてきた」と洗脳されてからやってくる輩が日本で数年過ごしても、そうした認識が変わるとは思えません。

 こうしている間にも、チベット国では植民地支配している中国共産党によって多くの国民が拷問で虐殺され続けています。東トルキスタン、南モンゴルでも同じです。この恐怖国家の存在を人類は許してはならず、中国共産党支配を崩す為に、国民一人ずつが問題意識を持って行動していけるように、微力ながら尽力していきたいと思います。

★たった一人でもできる中国共産党への経済制裁
 ・値段が高くても国産品を選ぶ。同等の役割を果たす国産品がどうしても無ければ、欧米や東南アジア国や台湾、インド製のものを選ぶ。
 ・中国共産党支配地域への旅行はしない。人権など毛の先ほども重視していない恐怖国家で、普段は外国人旅行者にニコニコしてますが、現地中国人との利害対立が起こった場合、日本人の人権を平気で無視することなどなんとも思わない、そんな国です。
 ・北京オリンピック協賛企業の製品を買わない。店頭で商品を買う際にその旨を店員に明確に告げた上で他者の製品を買う。

 と思いつくことを書いてみましたが、こうしたことを皆様にも是非、実行していただけると幸いです。長くなりすぎました。このへんで・・・。

 書きたいことは沢山有りますが、

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2008年04月26日

汐入子供園開園とふるさと文化館10周年

 今日は長野で業火(いわゆる「聖火」)の護送祭りが強行。様々な報道が行われていますが、改めて中国共産党支配地域はオリンピック開催資格が皆無であることが世界に示されました。この問題については、また、明日の記事で書きます。

 さて、今朝は荒川区で初の「認定子供園」(詳しくはこちらをどうぞ=保育園と幼稚園の複合施設のようなイメージ)となる「汐入子供園」(概要はこちら)の開園式、施設公開にまず参加。西川区長を始め数名からの挨拶の後、
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 くす玉割り。汐入子供園については、4月1日から運営を始めてはいますが、改めて関係者への披露も兼ねての式典です。(こちらの参考ブログ記事も)
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 施設の見取り図はこちらの通りです。その中には、来月オープン予定の「子育て交流サロン おひさま」の部屋(下記写真)も。「子育て交流サロン」(参考記事)とは家庭で子育てしている方も気軽に足を運べ、親や子供同士の交流と共に現場の職員が子育て相談などにも応じる場です。子育て世代の方は、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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 子育て交流サロンのトイレ。隣接する汐入公園で遊んで、交流サロンに寄り、こうしたトイレをおむつ替えや子供自身の利用に活用していただくと良いと思います。
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 畳を使った部屋も。
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 暫定園舎なので、建物はプレハブですが、実にしっかりした造りです。新しい小学校に合築される本園舎は平成22年4月にオープン予定です(参考ブログ記事)。
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 全景。隣接する汐入公園も園の活動に使える極めて恵まれた場所に有ります。2階からの避難用の滑り台も設置されていました。
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 見学後、利用者が増加している汐入図書サービスステーションの状況を確認。今後、蔵書数も増やしていきます。
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 LALAテラス前で初めて開催された(今後も開催予定。次回は5月24日)フリーマーケットに寄ってから、打ち合わせへ。
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 午後は荒川ふるさと文化館の開館10周年の式典、記念企画展、江戸里神楽の実演と講演に参加。10年間で来館者が約15万人、企画展の開催も他の自治体に比べても頻繁(10年間に36回)に行っており、関係職員の熱心さに心から敬意を表したいと思います。
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 国重要無形民族文化財「江戸里神楽」保持団体である松本源之助社中による神楽。
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 講演は三田村佳子氏(日本民族学会会員・埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸主幹)からで全国の神楽の中で、江戸里神楽の位置づけなど地域の文化について学ぶことができました。6月15日まで開催される記念企画展もお勧めですので、是非、足を運んでみて下さい。
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 夕方からは、小坂が事務局をしている2つの集会へ。

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2008年04月25日

消防国際会議に参加しませんか?

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 区役所横の公園のツツジが満開です。さて、消防団メールマガジンで知ったのですが、世界初の「消防国際会議」が5月14日、15日に東京で開催されます。こちらに記載の通り、その参加者も公募してますので、世界各国の消防団の現状を知り、日本の消防について考えてみるのにとても良い機会だと思いますので、都合がつく方は参加申込してみては如何でしょうか?消防団員でもある小坂ももちろん、参加申し込み済です。

(以下、メルマガより引用します)
●【 消防団国際会議の開催について 】

 総務省消防庁と(財)日本消防協会は、自治体消防制度60周年記念事業として、全国知事会、全国市長会、全国町村会、全国消防長会等関係団体等との共催で、消防団国際会議を世界で初めて日本で開催します
 我が国においては、「自らの地域は自ら守る」という郷土愛護の精神に支えられた消防団の役割が益々重要になっていますが、消防団員は年々減少し、昨年には90万人を割り込んでしまう状況となっています。
 安心・安全の確保は、我が国のみならず、世界の共通の願いであり、義勇消防(我が国の消防団制度)は、世界各国の地域防災対策において重要な役割を果たしています。しかしながら、義勇消防については、各国において、団員の確保や企業との関係等の共通の課題を抱えています。
 こうしたことから、今回、世界主要国の消防団の代表が参加し、消防団の当面する課題や大規模自然災害、テロ対策における消防の役割等について、「地域を守る 世界の消防団 〜語ろう 消防の未来〜」とのキャッチフレーズを掲げ、議論することとしました。
 このことは、我が国のみならず、世界の消防団、消防の発展に大きく寄与するものと考えています。

                  記

1 参加国
  (1)アメリカ(2)カナダ(3)ドイツ(4)イギリス(5)スイス
  (6)フィンランド (7)オランダ(8)オーストリア
  (9)オーストラリア(10)ニュージーランド (11)中国(12)日本  

2 会議の内容

  第1日 平成20年5月14日(水)13時から16時40分
   テーマ:各国の消防団が当面する課題について討論
   構 成:主催者挨拶(片山虎之助(財)日本消防協会会長)
       総務大臣、防災担当大臣 来賓挨拶
       各国代表者より各国の義勇消防(消防団)の現況
       課題等発表(7分×12カ国)
       義勇消防(消防団)に関する課題、
        今後の方向性等議論、集約
        
  第2日 平成20年5月15日(木)9時30分から12時
   テーマ:大規模自然災害やテロ事件における
        消防の対応のあり方
   構 成:テーマに関する特別講演:(25分×3名)
        総務省消防庁長官
        アメリカFEMA(連邦危機管理庁)連邦消防局長
        CTIF(国際消防救助協会:
         欧州を中心とする消防連合組織)総裁
       大規模自然災害対策等について議論、集約
       義勇消防(消防団)に関する共同宣言採択(予定)

3 実施場所 都市センターホテル コスモスホール
       (東京都千代田区平河町2-4-1)

4 会議参加者等
  参加国義勇消防代表者、消防団関係者
  一般参加者等400名程度(日・英同時通訳付き)

 ※ 会議の一般参加者をホームページ上で募集しています。
   (5月6日(火)まで)
   http://www.nissho.or.jp/ivfc.html 「消防団国際会議」
(以上、引用終わり)

 ★消防団員募集中です!消防団の活動については、是非、こちらもご覧下さい!ご興味をお持ちになったら、お気軽にメールやコメント下さると嬉しいです。

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2008年04月24日

欧州の地方議会に見る地方自治の本質U

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 今日は表題に書いた内容の勉強会に参加してきました。講師等はこちらに記載の通りで、東京財団が主催して行う勉強会で、事前にメールで申し込んでおいたものです。
 向かって右から
森 亮二氏(東京財団研究員、前流山市議会議員)
石田芳弘氏(東京財団上席研究員、前犬山市長)
福嶋浩彦氏(東京財団上席研究員、前我孫子市長)
伊藤 伸氏(構想日本政策スタッフ)

 今年2月にスウェーデンの自治体を調査してきたそうで、日本とは異なる地方議会の現状について、各講師から話をお聞きしました。

 スウェーデンの地方議会は日本でいうと、国会と内閣の関係のような仕組みを取り入れています。例えば、ストックホルム市では市議会議員の中から役所の部長を選任し、行政のそれぞれの分野の責任者を務めています。丁度、日本で国会議員が各省庁の大臣を務めるように。

 スウェーデンの地方自治の詳しい話はこちらのページの中の記事からも読むことができますので、ご興味のある方はどうぞ!

 石田氏からは「地方議会が力をつけるには、議会事務局の職員を独自に採用すべき。現状では役所の中の人事異動で来るだけで、首長の方を向いた仕事やしゃんしゃんで会議を終わらせる為に尽力する傾向を持ってしまう。1つの自治体だけでは異動ができなくなるので、広域採用し、各地方議会の間で異動するような仕組みを作るべき。」
 「教育委員会や選挙管理委員会などの行政委員会を議会はもっとチェックすべき。」との指摘があり、正にその通りと思います。
 同じ建物の中に障害者就労のお手本とも言われている「スワンカフェ&ベーカリー」を見学してきました。このベーカリー設立の経緯等はこちらをおお読みいただければと思いますが、障害者が誇りをもって働けるだけの賃金を支払えるように、ということで初めたこのパン屋さんも23店舗にまで広がっています。
 沢山、パンを買いこんできましたが、美味しかった!
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2008年04月23日

諸事、ご報告


 昨日は新型インフルエンザ対策勉強会
の後、新宿へ。お世話になっている方の紹介で、大阪府の吹田市で市議会議員に昨年当選された神谷宗幣議員(30歳)にお会いしました。
 神谷市議は会派の視察で世田谷区の「日本語科」(小坂も視察しようと思っています)の現状を調査にいらしていたそうで、お互いの空いた時間に、意見交換をということでお会いしました。
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 政党に所属せず、議員秘書をしていたわけでもなく、地盤のない中、駅前や個人個人に信念を語り続け、当選!30歳で真の保守系無所属、ブログを活用しながらも地域に密着(特に教育問題に的を絞って活動)した活動をしている点、教育や政治に対する認識も共通しているなど、共感できるところが多い方で、これからも情報や意見交換をしていこうと約束して、再び地元へ。

 夕方は山谷地区(台東区・荒川区に跨る地域。参考記事)の「東京の安い宿」の現状をお聞きすべく、約束していた「ほていや」さんを訪問。2時間余にわたって、地域の現状をお聞きして参りました。多くの方が南千住駅を経由して訪問されるようになった訳で、区が設置する案内版や来客者への総合案内をできる場の設置などについて荒川区が台東区と協力しながらどのように利便性向上に貢献できるか、関係部署とも相談しながら議会で議論をしていこうと考えています。

 現在、この地域での安い宿の現状は以下の通りです。

荒川区内(約30軒) 台東区内(約130軒)

 そのうち、一般のお客さんを広く受け入れいてるのは20件程。他は「福祉宿」と呼ばれる生活保護受給者や長期滞在労務者の生活の場。

 共同の炊事場。食事代を安くあげたい方や健康上の理由で食事制限の有る方に重宝されているそうです。
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 洗面場。こうした安い宿の利用者の幅は広まる一方で、労働者のみならず、外国人パックパッカー、アニメファン(コミックマーケットがビッグサイトなどで行われる際に利用)、就職活動する大学生、受験生などなど。
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 和室。三畳が基本ですが、もっと広い部屋や洋室も有ります。全室万室で泊まれない時期も、増えてきたとか。
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 今日の夕方は社会保険労務士会 足立荒川支部の総会懇親会にお邪魔し、挨拶にて以下の趣旨(要点のみ)のご報告をさせていただきました。

「かねてより、区立中学校において、実現すべきと求めてきた年金教育について今年2月の本会議での代表質問で再度実現を強く求めました。その結果、答弁として「社会保険労務士の協力を得て進めることが効果的であり、関係機関との連携を検討していく」という前向きな答弁をいただきました。現在、近日中に教育委員会から中学校の各校長が参加する校長会に、実施してはどうかという呼びかけをすることになっています。各学校の反応を受けて、足立・荒川支部の皆様や社会保険事務局に対し、どのように授業を進めていくのか相談をさせていただくことになると思います。小さな一歩ですが、これからも前進させていければと思っています。」

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2008年04月22日

新型インフルエンザ対策の勉強会

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 昨日から金曜日まで桜草の展示が区役所入口で開催されています。荒川区と桜草との関係や過去の様子については一昨年のブログ記事をどうぞ。

 2月20日の本会議や3月19日の所属委員会でもこちらのように質疑し、是非、区議会で研究をすべきとの小坂を含む複数の委員の主張を委員長が取り入れていただく形で、今朝、委員会主催で新型インフルエンザ対策の勉強会が開かれました。(こちらの2月8日のブログ記事も併せてお読み下さい!)

 新型インフルエンザについてはこちらも!

 西川区長から冒頭「新型インフルエンザ対策については、地方議会が国を動かした事例とも言える。予算特別委員会を始めとして荒川区議会では新型インフルエンザについて熱心な議論を続けてきたが、そうした動きを受けて4月17日には、23区区長会として、額賀財務大臣や厚生労働事務次官に面会してきた。有精卵を使ったものだけでなく、人から精製したワクチンも許可したいと厚生労働事務次官はあらゆる方策を考えている旨、聞いた。 また、国会においては他の問題に先駆けて新型インフルエンザ対策の特別立法を早急に行う動きが出てきている。行政と地方議会の努力が国を動かしたと認識している。」との挨拶が有りました。
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 講師は稲垣智一氏(前 東京都福祉保健局 感染症対策課長)。厚生省に出向して伝染病の対策立案にも携わった専門家です。
 新型インフルエンザ対策については、先ほど引用した通り、小坂からは本会議での代表質問でも質問をさせていただいた、極めて危機感を持つべき事項で早急な対策が不可欠と考えているものです。完全な封じ込めは困難であり、いかに被害を少なくするか(減災)が課題となります。
 新型インフルエンザについては、稲垣氏の話では、国立感染症センターの中でも毒性については意見が分かれているそうです。ウィルス第三部の田代氏の意見は「毒性が強いものこそが流行するだろう。」というもので、感染症情報センターの方は「感染症が弱くなった時こそ、大感染の前兆であり、大流行の際は毒性は弱まる」との意見。
防護服の国内生産体制が無いこと、サーズが発生した際に日本国内でマスクが買占め(主に海外においても活動する企業による)られ入手ができなくなったことなど、様々な話を聞くことができました。小坂からは以下の質問をさせていただきました。
 
小坂:フェーズ3(参考記事)が現状だとのことだが、その後、フェーズ4に進んだ段階から5,6と進むには時間がある程度かかるのか、それとも急速に進むのか?
稲垣氏:極めて速やかに変わるだろうと想定されているが、判明した時にはフェーズ6になっていて、過去に遡って、4,5だったという判定も考えられる。1日単位で進むことも考えられる。スペイン風邪も上海から東京に進んだが、1日単位で全国において広く感染した。早期に見つけられるかどうかで、その期間が変わる。

小坂:新型インフルエンザは全人類が免疫を持つにいたるとのことだが、全人類が免疫を持つにはスペイン風邪の例を見ると3年位かかるということなのか?それを新型に対応するワクチンを早期に接種することで早めに免疫を持たせるということなのだと思うが、それが我が国で終了するのはどの程度の時間がかかるのか?罹患は25%との予想だが逆に75%はウィルスに遭遇しても感染しないで免疫ができるようになるということか?
稲垣氏:自然に任せておくと、全人類が免疫を持つに到るまで3年位かかる。25%が罹患するというのは、第一波大流行の際の話で第二,第三波の頃ではワクチン接種が有る程度進み、感染が防げる率が高まっていると考えれられる。

小坂:新型対策のワクチンは妊婦にも接種可能なのか?
稲垣氏:新型インフルエンザに対応したワクチンについては分からない点が多いが、ワクチンの作り方は通常の作り方と同じであり、通常、そうしたワクチンは妊婦に接種できるものではないので、厳しいと思う。

 これからもそれぞれの地方議会で、新型インフルエンザ対策についての議論を深めていくことが大変重要です。また、区民への情報伝達も重要ですので、近いうちに区内に新型インフルエンザに備えるためのパンフレットを全戸配布します。

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2008年04月21日

連休は陸上自衛隊広報センターへ是非! 子供の日イベントも

 もうすぐ連休となりますが、子連れでも大人だけでもお勧めの場所をご紹介します。

陸上自衛隊 広報センター (練馬区大泉学園町)

 詳しくはリンク先を読んでいただければと思いますが、我が国の防衛にあたる自衛隊の任務、歴史を紹介する施設です。連休には、下記のようなイベントも開催されるそうで、小坂も3歳の娘を連れて6日にでも行ってみようと考えています。

子供の日フェア(5月5日、6日)

大型トラック体験試乗(4月26日〜5月4日)

 大人自身も、また子供も我が国を守る自衛隊の活動について、もっと知り、触れる機会を持つべきだと思います。この機会に是非!
 また、連休に限らず、陸上自衛隊 広報センターは通年、開いている施設です(館内案内)ので、機会を見つけて訪問してみるのも良いと思います。

■入館料:無料(手続き無しで自由に入館できます)
■開館時間:午前10時〜午後5時
■休館日:月曜日,第4火曜日
(祝日にあたる場合は翌日)
  年末年始(12月28日〜1月4日)
■駐車場:一般乗用車 26台(臨時駐車場有) バス 5台

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2008年04月20日

裁判員制度=有害な税金浪費

 来年の5月から裁判員制度が始まります。裁判に「市民の感覚」を活かす為とのことで導入されることになったと聞いていますが、調べれば調べる程、壮大なる税金の無駄で、社会に害悪をもたらすだけだと言わざるを得ません。

 まず、裁判員制度についてはこちらをご覧ください。

 詳しくは、上記リンク先をごらんいただければと思うのですが、これまでの裁判は裁判官3名で審査してましたが、これが、裁判官3名+裁判員(一般の国民から抽選で選ばれた方)6名で審査して多数決で有罪・無罪や量刑を決めます。

 一般の国民から選ばれる裁判員は、裁判の公判を連日行う際に裁判官と並んで審査をします。

 その際に事前に、事前整理という名のお膳立て(参考記事)をしてあるそうで、裁判員が審査するのはその範囲内となります。

 調べていくと、結局、手間と無駄な費用ばかりかかり、動員される裁判員(67名に一人が体験することになるとか・・・)に過大な負担ばかりかけ、結局実態は現在とさほど変わらないようです。

 こちらから引用すると「裁判員裁判の対象事件は,一定の重大な犯罪であり,例えば,殺人罪,強盗致死傷罪,現住建造物等放火罪,身代金目的誘拐罪,危険運転致死罪などがあります」とのこと・・・。

 いくつか、ポイントを・・・。

・明確な理由がなければ辞退できず、数日間、裁判に拘束することで国民生活の大きな妨げになるほどのことをして、「市民参加」をしている形をつくるものの、裁判員が参加できるのは、第一審のみ。
 日本の裁判は三審制ですから、上告されて、上の裁判所に行けばそこで新たに別の判決が裁判官のみの判断で出され、結局、今までの裁判と変わりが有りません。

・上記のように「市民参加」をアリバイ的に導入しているだけで、裁判の結論が今までと変わることは考えにくいですが、そもそも、刑事事件の量刑を無関係な国民(抽選で選ばれ、さらに条件が合致するものを裁判所が選ぶ)が決めることは、「相当な重荷」になる。生涯、守秘義務を課せられ、違反すると罰金となっているが、これも人によってはストレスになるかと・・・。

・裁判員制度の創設、広報にどれだけの税金を浪費してきて、これから浪費していくのか・・・。そんな費用が有れば、冤罪の温床である「取調室での自白捏造」を防ぐべく「取り調べの可視化」こそ導入すべきではないか!

 そうした疑問を感じている中、東京地方裁判所では、都内各地で裁判員制度に模擬的に参加するセミナー(案内はこちら)を開催します。体験すると同時に疑問点をいろいろ聞くべく、小坂も参加する予定ですが、皆様もお時間が許せば、参加してみてこの制度の問題について考えてみてはいかがでしょうか?
(以下、荒川区の会場で行われるセミナーの抜粋)

裁判員制度フォーラム

○事前申込み:必要 ○有料かどうか:無料 ○託児があるかどうか:なし

 平成21年にスタートする裁判員制度への理解を深めて頂くため、裁判員制度フォーラムを開催します。架空の裁判(DVD)を視聴し、裁判官と共に事件の判決について話し合う「評議」を体験します。事前に電話で申し込みの上、お越し下さい。

日時 5月12日(月)午後1時30分から(開場は午後1時)
会場 サンパール荒川3階小ホール
定員 50人(申し込み順)
費用 無料
後援 荒川区

主催・申込み・問合せ 東京地方裁判所総務課
電話(3581)2262

お問い合わせ先
総務企画課  電話番号: 03-3802-3111(内線2211)

Eメール:soumu-kikaku@city.arakawa.tokyo.jp
(以上、引用終わり)

 都内では他の地区でもこちらの通り同様のセミナーが開催されます。
 
 小坂が嫌いなもの。「役所がアリバイ的に始める施策」。「市民感覚を裁判に活かしますよ」という姿勢をアリバイ的に作るものの、実態は変わっておらず、ただの税金の浪費と国民に有害なだけの取組み。そうしたものに対しては、今後も声を挙げていきたいと思います。

 small_ribon.gif裁判員制度は無意味、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2008年04月19日

雨水利用に補助開始!

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 今日は娘をベビーカーに乗せ自宅から上野動物園まで歩いていきました。折角近くに上野動物園があるので、気軽に娘を連れていきたいと思って、3月に年間パスポート(参考記事)を購入したので、これからも時間を見つけて、足を運びたいと思っています。4回分の入園料で1年間フリーパスですから、近隣に住んでいる子育て世代にはお得!です。画像は偽造予防のためモノクロにしてます。

 その道すがら、思いがけず池之端地区のこちらで、都電車両に遭遇!
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 説明を読むと今年の3月に設置されたばかりのようで、昔、都電の電停があった場所ということで廃車になった都電が設置されたようです。内部の公開はイベント時のみとか。 
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 動物園ではいつも娘は大はしゃぎなのですが、特に今日は子供動物園の開設60周年で様々なイベントが開催されていました。そのイベントの一環として、絵本の読み聞かせ「聞かせや。けいたろう」さんの読み聞かせに、娘も大喜び。けいたろうさんは平日は保育士として働く傍ら、土日にこうした読みきかせの取組をされているそうです。葛飾区の生涯学習会「読み聞かせの会」講師も。絵本を好きになって欲しいという気持ちでの熱心な活動、とても素晴らしいですね。読んでもらった3冊のうち「かわいそうな象」、上野動物園が正に舞台なのです・・・。
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 丁度、NHKがテレビ取材に来ており、今週の土曜日26日の「おはよう日本」で放送されるようです。

 さて、昨日の建設環境委員会から、雨水利用への助成制度創設についての報告がありましたのでご紹介します。

 雨水利用については、参考に2月16日のブログ記事をまずご覧下さい。

◎エコ助成制度については、平成18年度に開始(概要はこちら)していますが、今回、さらに雨水利用の貯水槽の設置について助成の対象に加えました。

対象:雨水をタンクに貯留し、洗浄水や散水の雑排水、防災用水等に活用できる雨水貯水槽

概要:設置する貯留タンクの容量が100リットル以上で、つ、屋根面等からの雨水を集めるもの

助成限度額:30万円

助成金の算出方法:
10リットルあたり千円に貯水槽の容量を乗じて得た額と設置に要した費用の半額のいずれか小さい額

助成対象者:区民又は区内に事業所を有する事業者

実施時期:平成20年5月(5月1日の区報にも掲載)

 区内で多くの方が雨水利用を進めていただければと思います。使ってみたいと思った方は、区役所(3802−3111)の環境清掃部環境課へご連絡してみてください。

★昨日の建設環境委員会の議題は以下の通りでした。
(1)負担の公平・役割分担のあり方
(2)荒川区地域温暖化防止・ヒートアイランド対策事業助成金
   (エコ助成)交付制度の拡充
(3)耐震事業の拡充
(4)あらかわ遊園ふあふあ遊具の運営再開
(5)あらかわ遊園スポーツハウス温水プールの運営再開

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2008年04月18日

荒川3丁目ふれあい館及び荒川備蓄倉庫

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 写真は部落解放同盟荒川支部。先方から「話をしたい」という要望が有りましたので、事務所に伺い持論を述べて参りました。

 さて、今朝は所属する「福祉・区民生活委員会」と「建設・環境委員会」が開催されました。前者の4時間半の議論をす全てご報告することはできませんので、表題の新たなふれあい館について、小坂の質疑を中心にご報告します。

1.所在地:荒川3丁目3番13他 2筆(地番)
    ※現在、荒川3丁目ひろば館が存する土地です。
2.面積
 敷地面積:約1,300平米  建築面積:約800平米  
 延床面積:約2,200平米

3.鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上3階

4.地域指定等
 ・準工業地域(一部近隣商業地域) 準防火地域 第三種高度地域
 ・都建築安全条例第7条の3による防火規制区域
 ・建ぺい率 80% 容積率 300%

5.本ふれあい館の特色
 ・近隣住民、統合される予定のひろば館の利用者等から、新ふれあい館に対する要望を聴取した。
 ・聴取した結果、他のふれあい館同様の諸室が備わっていること、「音楽練習ができる部屋」「調理ができる機能の有る部屋」等の要望が寄せられた。それらの要望等を踏まえ、音楽室と調理機能付会議室を設置する。音楽室は防音性を高くし、音楽演奏が可能なものとする。

6.環境・安全面での配慮
 (1)環境配慮施設
  自然採光活用、雨水有効利用、自然換気活用、
  人感センサー等を利用した照明の採用、熱負荷の低減
  (屋上緑化、壁面緑化)を取り入れる。

 (2)安全で利用しやすい施設
  ユニバーサルデザイン(簡単で使い方が分り易く、誰もが公平に使える)を取り入れた、段差のない通路、手すりの二段化、誘導ブロック、注意喚起ブロックの敷設等を行う。

7.荒川備蓄倉庫
 ・現在の備蓄倉庫の面積を拡大する。
 ・1階入口に最も近い場所に荒川消防団第四分団施設を設置する。
 ・災害時の活動を円滑に行えるよう、備蓄倉庫及び消防団施設の入口とふれあい館入口とを分離する。
 ・本部施設は火災時の緊急避難場所の機能を持つものとする。


8.施設内容

 ・ふれあい館:サロンスペース、親子ふれあいひろば、
        プレイルーム、学童クラブ室、多目的室
        創作室、和室2室、洋室2室、音楽室
        調理機能付き会議室
 ・備蓄倉庫
 ・荒川消防団第四分団本部施設

9.工事期間(予定)
 ・平成19〜20年度 基本設計(19年度)
            実施設計(20年度)
 ・平成21年2月 学童クラブ・児童事業を 
          旧保健所施設3階に仮移転
 ・平成21〜22年度 工事
 ・平成23年度 開設
 
(小坂の質疑・答弁)


小坂:かねてより求めていた(参考ブログ記事:平成20年1月21日)消防団分団本部設置、授乳室の設置など新たな取組みを評価したいと思う。
図面には自販機設置スペースが有るが、不要ではないか。本会議や委員会で度々指摘したが、飲料自販機は街中にあふれ、多くの環境負荷をかけ、有害な色つき砂糖水などの飲料を売りさばく自販機を置くのではなく、もっと公的観点からふさわしいスペースの活用をすべきと考える。例え、地域住民の要望が有っても、地方自治体の公的性質から「置くべきでない」という観点からきちんと説得すれば問題無いものと考えており、また、それが地方自治体としてとるべき態度である。(参考ブログ記事:平成19年12月7日20年2月20日の本会議質問
区民課長:小坂委員の指摘はとても重要だと考えている。個人的にも自販機の必要性に疑問を感じている。現場を見ても少し歩いたら自販機はある。やまぶきふれあい館にかつては設置していなかったが、利用者の要望を受けて飲料自販機を設置した。この事例は近くに自販機が無かったからではあるが、今回のケースはすぐ近くに飲料を入手できることもあり、指摘を受けて検討したい。

小坂:既存のふれあい館・ひろば館に設置されている飲料自販機についても撤去をお願いしたい。いわく付きの経緯で設置された飲料自販機は同様の観点から契約期間が切れ次第、撤去すべきと思うがどうか?環境の荒川、健康推進の荒川を標榜するのであればそれに相応しい対応をすべきという点も指摘しておく。

小坂:以前から主張してきた地産地消、山林を守る観点から奥多摩、秩父(姉妹友好都市)等の木材を内装等に活用した取り組み(参考記事本会議で質問も)を期待しているが具体的に考えているのか?区全体の方針ということであれば副区長の認識を伺いたい。
区民課長:以前からの指摘を受けて、環境清掃部と共に検討していくことになるが、難しい面がある。まず、区全体の方針を出すことが重要と考える。
副区長:小坂委員のかねてからの主張であり、真剣にその指摘を念頭に置いて検討していきたい。

小坂:消防団の分団本部が設置されることになったが、ふれあい館利用者や地域の方と消防団が交流することが重要だと思うがそうした機会は考えているのか?

区民課長:
指摘のような交流はふれあい館の趣旨に合ったことであり、良い考えと思う。消防団の意向も聞かなければならないが、消防団の方がふれあい館利用者に団員が防災指導をすることなど実施していきたいと思う。

小坂:近隣のひろば館の統廃合の具体的予定は?時期が決まっているのか?地域の方々から意見聴取をしたとのことだが、ひろば館の統廃合については異論はなかったか?
区民課長:ふれあい館設置後、一定期間(時期は未定)を経て統廃合する。建設地に現存する荒川3丁目ひろば館はもちろん廃止になるが、通りを挟んですぐの場所の峡田ひろば館、また近隣の三河島ひろば館は廃止する予定。地域の方に聞いた時にも「新しいふれあい館に必要な機能が備えられれば、それで良い」とのことで、既存のひろば館の廃止については異論はなかった。

(この議題についての、小坂の質問と対する答弁の概要は以上です)

 参考までに、福祉・区民生活委員会の議題は以下の通りでした。
(1)(仮称)荒川三丁目ふれあい館及び荒川備蓄倉庫の設計案
(2)区立高齢者施設に対する運営支援制度の創設
(3)首都大学東京健康福祉学部地域貢献型研究事業補助の実施
(4)高齢者入浴事業の実施
(5)区内障がい者施設に対する運営支援制度の創設
(6)後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の実施状況
(7)飲食店営業施設に対する行政処分

small_ribon.gif公共施設には飲料自販機は不要!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2008年04月17日

24時間電話育児相談事業

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 今日は、文教・子育て支援委員会と総務企画委員会が開催されました。小坂は委員では無いので、資料から少しご報告を。

 先日、議会の各控え室に配線工事がされたおかげで、各委員会室での議論を会派(小坂は尚志会)控室においても聞くことができるようになりました。写真は新設されたスピーカーの切り替えのスイッチです。今まで、自分が所属していない委員会で気になる議論は委員会室に足を運んで傍聴していたのですが、これなら2つの委員会(同時刻開催)で関心のある議題について同時並行で控室において聞くことができるようになり助かっています。

 さて、タイトルの24時間電話育児相談(キッズコール24)が4月から荒川区で始まりました。子育て世代の方に、是非、活用していただきたく紹介いたします。

 区HPから引用すると「妊娠中や育児についてのご相談を医療スタッフがお答えします。早朝や夜間などに「子どもが急に熱を出したけど、どうしよう?」「不意の応急手当はどうしたら?」など、乳幼児を持つ区民の皆さんの不安を解消するため、24時間365日、電話による相談をお受けします。
 下記のフリーダイヤルにおかけください。携帯電話からでも通話料は無料です。」

0120−536−883


 電話先で対応するのは看護師、栄養士、臨床心理士等、専門知識を有する方。そうした方を雇用して事業を請け負っているのは兜ロ健同人社。原則として即時対応しますが、相談内容が複雑・困難で、訪問や面接等が必要であれば、子供家庭支援センターが引き継ぎ、関係機関との調整を図って対応します。

 業務委託費は年間131万2500円。

 HP掲載の他、チラシ、ポスターなどで周知を図ります。

 お子さんのいらっしゃる方には、是非、この番号を携帯電話や家庭の電話に登録しておいて、いざというときすぐにかけれらるようにしておくと良いと思います。
 また、こちらブログ記事に書いた準夜間救急も併せて、予めご覧いただけると幸いです。

 
※参考までに、今日の委員会の議題を列挙しておきます。
★文教・子育て支援委員会

(1)子どもの防犯力向上のための冊子の配付
(2)汐入こども園開園記念式典の開催
(3)荒川ふるさと文化館開館10周年記念事業
(4)教育ビジョンにかかる平成20年度当初実施の新規・充実事業
(5)平成20年度区立幼稚園等・小中学校の就学状況
(6)キッズコール24(24時間電話育児相談事業)の実施
(7)子育て支援需要調査の結果報告について
(8)東京都認証保育所じゃんぐる保育園の
    認証取消に伴う補助金の返還

★総務企画委員会

1.ホテルラングッドの信託受益権譲渡の中止について
2.弁護士による多重債務特別相談の実施について
3.公共工事における建設労働者の
   適正な労働条件の確保等を国に求める陳情
4.公共工事における建設労働者の適正な   
   労働条件の確保等を国に求める陳情

small_ribon.gif新たな取り組みを評価する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2008年04月16日

5歳未満のお子さんのいる方へ!

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 写真は4月5日にリニューアルオープンした都電思い出広場変更点についてはこちら)。バリアフリートイレ、車両用上屋、車内展示が新たに設置されています。また、地域のイベントなどにも活用できるそうです。

 さて、昨年7月3日のブログ記事(まずは、こちらの記事とリンク先をお読み下さい)でも触れ、今年2月20日の本会議質問でも区の支援を求めた細菌性髄膜炎の予防接種が、やっと今年の8月頃から受けられるようになります。

 海外の多くの国では定期接種に組み込まれており、接種を初めて罹患率が100分の1に減少したという実績を持ちます。日本においても、定期接種化すべきと確信し、定期接種化を求める賛同人としても参加させていただいています。予防接種さえしておけば相当な確率で防げる悲劇は、「防ぐ」という決意で自治体も臨むべきと認識しております。

 細菌性髄膜炎の恐ろしさについては、こちらこちらをお読みいただければと思いますが、予防接種さえすれば重篤化が防げる為、5歳未満のお子さんが家庭におられる方は是非、かかりつけの小児科医に相談してみてください。

 こちらの竹田こどもクリニックのHPから引用させていただくと、

・生後7ヶ月〜1歳未満で未接種の児は、初回接種としては2ヶ月間隔で2回、追加接種は生後12〜15ヶ月時に(ただし初回2回目から2ヶ月以上あけて)1回接種します。

・1歳〜1歳3ヶ月未満で未接種の児は、初回接種として1回、2ヶ月あけて追加接種1回。

・1歳3ヶ月〜5歳未満で未接種の児は、1回の接種が必要です(初回接種は不要)。
[上記の方法はアメリカのものです。いずれ、日本の方法が発表になると思います]
(以上、引用)

 1回の接種について7,8千円程度かかるそうで、低年齢児だと3,4回接種すると3万円程度の自己負担にもなります。我が家も3歳の娘に夏には接種を受けさせる予定です。

 細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会では定期接種化を求めるWEB署名も集めています。是非、ご協力を賜れれば幸いです。

 2月20日の本会議での小坂の本会議質問において、細菌性髄膜炎予防接種についての小坂の質問と答弁は以下の通りです。残念な答弁でありましたが、引き続き、支援を求めて参ります。何しろ、定期接種に組み込まれるにはまだまだ時間がかかりそうですから、その間に重篤化する子供を出さないようにする取り組みが不可欠だからです。

小坂:安心・安全の子育て・教育環境の整備についてお聞きします。来年度予算においては、多くの子育て支援策が盛り込まれ高く評価しておりますが、さらなる安心・安全の為にまず、細菌性髄膜炎、水痘等の任意接種への公費補助実施で避けられる社会的損失回避と親の安心を得られるようにしてはどうかと申し上げます。国全体の話になりますが、はしかの蔓延を挙げるまでもなく、日本の予防接種体制は世界に大きな遅れを取っております。

 例えば、国内で年間約六百人、多くは乳幼児に発症し、そのうち約三割が死亡・後遺障害が残る恐ろしい細菌性髄膜炎。そのワクチンは世界約百ヶ国で使用され、うち九割で定期接種が行われ、多くの国で発症抑制に大きな効果を挙げています。米国では接種開始後、罹患率が百分の一まで減少しています。 

 しかし、日本ではやっとワクチンが承認されたばかりで、定期接種となるには当分時間がかかります。自費の任意接種では三万円程度の自己負担。こうした病気は認知度も低く、自分の子供に発症して初めて知り、後遺障害や死亡という結果を迎えて調べてみると、多くの国で行っている予防接種さえしておけば、かなりの確率で防げ、自分の子も助かったかもしれないのにと愕然とする。日本でやっとワクチンが承認された今、こうした悲劇を繰り返さないように、国が定期接種への導入など抜本的な対応をする前に、自治体としても、細菌性髄膜炎とその接種についての周知や区独自の補助金支給で、防げる悲劇を未然に防止するということも、重要な子育て支援策だと考えます。

 また、水疱瘡の予防接種についても足立区などいくつかの自治体では補助制度を実施しています(参考記事:平成20年1月16日のブログ記事)が、接種を推進する補助金の額と比べて、防げる社会的損失(例えば、保育園児なら登園は一週間は不可ですし、親は無理をして仕事に穴をあけなければならない、また感染を広げるリスク、水泡の跡が一生傷として残ることなど)の方が大きいと考えこうした接種推進の区独自の広報、補助制度の創設を強く求めたいと思います。

健康担当部長:任意接種への公費補助についてお答えします。
 水痘ワクチンにつきましては、有効な抗ウイルス薬も開発され、重症になることは少なくなってきたことから、公費助成すべきではないと考えます。
 また、細菌性髄膜炎ワクチンについては、、定期接種に組み込む方向で専門家による研究班を立ち上げていることから、この結果を踏まえ、国レベルでの安全な接種体制の確保に期待したいと存じます。

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2008年04月15日

秩父市訪問2日目

 秩父市訪問2日目。旧荒川村地域に宿泊したのですが、宿を出発する前に早起きして周辺を散歩。集団登校する児童が、こちらから挨拶する前に「おはようございます!」と挨拶してきて清々しい気持ちに。児童はクマ除けの鈴を鳴らしながらの登校です。
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 今日の目的地は4月2日のブログ記事にも書いた間伐材を活用したバイオマス発電所で日本最大の規模の「ちちぶバイオマス元気村発電所」。吉田元気村という宿泊施設の電気を賄い、余った電力は売電しています。発電の原料となる間伐材は、秩父市において膨大な量が供給可能ですから、実に理に適った発電所です。
 こちらは排水を杉チップや様々な石、土を使ってろ過する浄化装置。
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 吉田元気村の宿泊コテージは川に面した2万平米の広大な敷地に存します。
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 これが発電の材料の間伐材利用の木材チップ。1日1.5トン使います。酸素を抜いた空間において、蒸し焼きにするとガスが発生し、そのガスを燃やして発電するという仕組みです。100KWの発電で年間360MWh/年と併せて温水も630MJ/hrで年間2260GJ/年生み出しています。定常運転は毎日12時間。二酸化炭素の削減効果(年間400トン)は杉の木約29,000本の年間吸収量に相当するそうです。
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 工場の中は大変蒸し暑く、夏場は大変そう。ほとんど自動運転とは言え・・・。
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 木材チップを蒸し焼きにした後には炭ができます。用途の広い副産物です。
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 また、ここでは秩父市が市内の小中学校や拠点で集めた食用油のリサイクルを行っています。右が食用油、左が精製されてリサイクルされ燃料として使えるようになったもの。秩父市の清掃車の燃料に活用されています。
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 敷地内の舗装にも木材チップが埋め込まれています。
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 平成19年8月1日に荒川区と秩父市は「森林資源保全等に係る事業の協定」を締結しています。二酸化炭素排出削減には都市と山林の理解と連携ば不可欠との観点から以下のような内容で協力しあいます。

 ◎実施事業
   ・バイオマス発電の視察見学・環境学習への参加促進
   ・炭の利用拡大の為のPR活動
   ・秩父の山を育てるための「どんぐりの里親」制度の創出
   ・森林機能を高めるための「間伐、下草刈り等保育作業体験」
   ・森林資源を活用し二酸化炭素排出削減のための「薪拾い」
   ・その他森林環境保全のため必要と思われる事業

 ◎荒川区は上記の事業の普及啓発、参加者募集の為の広報活動、
  事業への参加及び主催事業等における秩父市コーナーの開設協力を行い

 ◎秩父市は事業実施に係る企画・立案・募集等事業の実施を行います。

 ◎荒川区とは
 ・平成19年9月 荒川区環境フェスタの中学生サミットに秩父市立荒川中学校が参加。
 ・秩父市「どんぐりを拾う会」に参加。
 ・秩父市「第三回荒川中学生サミット」に荒川区立第五中学校が参加


 その後、西武秩父駅周辺を見学してから、一路東京へ。
 4月29日に荒川遊園周辺で開催される「川の手あらかわ祭り」へも秩父市のコーナーが出ますので、是非、足を運んでみて下さい。また、こちらのページに有る通り、とても素敵な自然が楽しめる秩父、一度訪れてみてはいかがでしょうか?特にこのサイクルトレインで行けたら最高だと思います!

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2008年04月14日

秩父市と林業交流を!

 今日、明日と姉妹友好都市の秩父市を荒川区議会として訪問。議員は15名が参加。小坂は午前中はお世話になった方の告別式会場へお邪魔してから、遅れて秩父市役所で合流。

 秩父市との姉妹友好都市関係は平成17年に新・秩父市が4市町村合併でできる前にそのうちの一つの自治体、荒川村と長年交流を続けていた
経緯からです。

 市役所では、栗原稔市長と意見交換の時間を頂きました。小坂からは「荒川の川上と川下の街同士で交流を深めることは重要で、特に昨今、地産地消の姿勢が重要であり、秩父市で生産されたものを荒川区で消費(農産物や木材を想定)する関係、川下の安全を守っている山林を守る活動に荒川区の有志で参加できる仕組みを作るよう努力していきたい。」と意見表明し、林業に関連して様々な現状をお聞きしました。市域の87%が山林の秩父市と荒川区のそれぞれの持ち味を生かした交流ができればと思います。
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 市役所本庁舎の受付近くには「日本入歯リサイクル協会」の入歯回収箱が設置されていました(参考記事:4月4日のブログ記事)。
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 芝桜で観光振興を進めている羊山公園を訪問。もともとは県が羊を飼っていた公園で芝桜を植え公開し、遠方からも多くの来客を迎えることになり経済効果は極めて大きなものです。
 秩父市では、「薪拾いイベント」などで間伐材の運びだしの重要性を実感するボランティア制度を作っており、荒川区や豊島区が参加しています。
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 ヒノキの間伐材を活用したベンチ。秩父農工科学高校の森林科学科が演習で作成したものです。近くで秩父市の産品を販売しているコーナーが有りましたので、秩父木材を使ったベンチ(写真のものとは別のもの)を購入し、宅配の手続きをとりました。
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 平成18年6月22日の小坂の本会議質問でも「京都・奈良を見学する修学旅行ではなく、林業や農業を体験する修学旅行こそ「修学」の名にふさわしい」と指摘してきました。夏休みに姉妹友好都市の鴨川市(千葉県)で農家に宿泊し農業体験を2泊3日で行う「自然まるかじり塾」を実施していますが、小坂としては秩父市と「林業体験宿泊」を夏休みに荒川区の中学生を対象にした事業を新たに始められるように提言していきたいと考えています。国産材(特に多摩や秩父など近郊の木材)を区施設を始め多くの場所で活用を進めるようにすること(参考記事:1月6日のブログ記事)や、広く山林に親しみ、森林の役割の重要性を知ることも進めていけるよう尽力したいと思っています。

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2008年04月13日

耐震補強工事へ補助拡充!!

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 写真は区役所1階ロビーに新設された、展示スペース。荒川マイスター倶楽部や荒川区の伝統工芸品の展示、姉妹友好都市の紹介などされています。この展示を見て、マイスターや伝統工芸品のことについて総合受付に問い合わせる方が増えているようです。当初は、その紹介の冊子が置かれていなかったので「より手軽にそうした情報を得られるように冊子をラックにでも置いておくべき」と担当責任者へ要望し、現在、設置されています。

 さて、かねてから主張を続けてきた木造住宅の耐震補強工事への補助が拡充されました。詳しくはこちらをお読みいただければと思いますが、いくつかポイントを挙げます。

・耐震建て替えに150万円を補助(地域指定は有ります)。該当地域で家を建て替える方は利用しない手はありません。

・今まで対象外だった耐震シェルターも補助対象に含むようになりました。防災ベッド(一例)も含みます。(関連記事

・耐震補強設計へも補助。限度額30万円(実費の3分の2が上限)

 震災はいつやってくるかわかりません。条件の合う方は、是非、ご利用を! 

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2008年04月12日

命がけの訴えを聞いて下さい!

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 10日に行われた「「中国」の実態を告発する国民集会」(参考記事)の後に、数名で食事をしました。そのうちの一人が、今回、世界ウイグル会議の日本支部の初代議長となるイリハム・マハティーさんです。東トルキスタンから日本に来られ在住されています。

 ※上の左側は東トルキスタンの国旗、右は国章。

 世界ウイグル会議は、「民主的且つ平和的な手段を利用し、ウイグル族の民主、自由、そして、人権及び東トルキスタン国民の独立の政治的前途の獲得を目的としており、そのために奮闘する。」とHPで紹介されている通り、過酷な虐殺をはじめとする弾圧によって中国共産党に植民地支配を受けている 東トルキスタン国(詳しくはこちらをどうぞ)の為に活動する組織です。

 数時間、様々な話を伺った訳ですが「初代議長」として実名を出しての活動を開始するにあたり、「現地に残してきた家族の命に危険が及ぶことが心配だが、どうか?」と聞くとイリハム・マハティーさんは「・・・いつか、わかってもらえる時が来ると思う・・・。やらなければならない活動をしていくしかない・・・」。海外であってもこうした活動をしていると中国共産党の工作員によって暗殺される例も厳然として存在する中、自分も家族も危険に晒すことを承知で本当に勇気のある決断です。周囲にも、名前を出して初代議長になるなんて、危険すぎる・・・と心配する声があったことは言うまでもありません。

 その場で聞いた様々な話を書くよりも、この言葉が全てを語っている気がします。日本人はうわべや金儲けの為の「日中友好」なるお題目の為に、こうした捨て身での動きに「外国のことだから」とか「内政不干渉」と言って沈黙や知らん振りしていて良いものでしょうか?

 少なくとも小坂はこうした勇気有る決断に、一国民としても地方議員としても力にならなければならないと考えています。今までも東トルキスタンについてブログで取り上げて参りましたが、今後も、様々な活動に参加したり広報することから始めようと考えています。

 下記に、イリハム・マハティーさんがパネリストとて参加された公開討論会の基調講演が公開されていますので、是非、ご覧ください。本人は映っていないようですが、ペマ・ギャルポさんの講演で「中国人が日本人を洗脳」している現状についてもよく理解できます。

 その1 その2 その3 その4


 こちらに書いてあるように「聖火」リレーが長野に来る際にも抗議活動を予定しているそうです。
 
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2008年04月11日

「中国」の実態を告発する国民集会」に参加!

 昨晩、参加した「中国」の実態を告発する国民集会」についての報告です。まず、加瀬英明氏から挨拶。こちらのブログで当日の登壇者の話について報告がなされていますので、是非、お読みいただければ幸いです。こちらにも報告記事が。とても示唆に富む話が満載です。手元にメモはしたのですが、転記する時間が・・・。ずぼらですいません。
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 チベットから亡命したペマ・ギャルポ氏(桐蔭横浜大学法学部教授)からも熱い言葉が。「チベット=チベット自治区ではなく、チベットは6つの地域に分割されて支配されている。パンダは中国の動物というイメージが一般的だが、実はチベットに生息する動物。チベットへの文化的虐殺を止めなければならない」
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 当日、挨拶をした西村眞吾代議士の話はこちらから聞くことができます。

 中国の民族問題を研究している殿岡昭郎氏が紹介する形で東トルキスタン(独立国であったのが武力で中国共産党の植民地に)や南モンゴルの現状をそれぞれの出身者が語りました。
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 小坂が確信したこと。「中国共産党と北朝鮮の独裁者集団専制体制が崩壊しない限り、東アジアの平和は有り得ず、いわゆる「中国」という言葉でひとまとめにされている地域では、歴史を踏まえそれぞれの民族が独立をできるように日本は支援すべき!」

small_ribon.gif中国共産党の悪行や今までの歴史についての事実を広める必要が有る、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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