2008年04月27日

長野に見る中国共産党の野蛮な侵略体質

beijin.jpg

 昨日は、長野での業火護送(いわゆる「聖火」リレー)に対して長年の弾圧を受け続けてきたチベット国民や東トルキスタン国民、良識有る日本人が抗議する一方、中国大使館の指令によって長野に集められ抗議者に対して、各地で暴力を振るう中国人留学生の行動をネットでのニュースや、現地に行った同士の方々や地方議員、動画サイトなどで見聞きするにつけ、極めて強い怒りを中国共産党の司令で動く連中や日本政府や自治体の事なかれ主義(結局、このせいで足元を見られている)に感じています。

 まずは、昨日、有志の地方議員が長野市へ抗議に行っていますが、是非是非、その報告を下記からお読み下さい。

三井田孝欧柏崎市議の報告
 中国人からの挑発、暴行の様子が良く分ります。

・松浦芳子杉並区議の報告
http://matsuura-yoshiko.cocolog-nifty.com/hitorigoto/2008/04/post_f6bb.html
 暴行された被害者がやはり出ています。

 業火の前に、抗議の為にチベット国旗を示して「飛び出してきた男」と多くのマスコミで紹介されているのはタシィ・ツゥリンさん(38)。テレビを見ていると「「聖火」を妨害した台湾から来た男」として軽く紹介され、それ以上の説明はほとんど有りません。
 産経新聞できちんと紹介してますので、こちらの記事から引用します。
(以下、引用)
 男は、台湾に住む亡命チベット人2世の古物商、タシィ・ツゥリンさん(42)。「私はオリンピックに反対しているわけではない。ただ、チベットの惨状を全世界に訴える絶好の機会だと思っている」。この日朝、沿道の別の場所でチベットの旗を広げていたタシィさんは記者にそう話していた。

 タシィさんは、中国のチベット侵攻後の1959年、チベットからインドに亡命し、その地で生まれた。紛争は直接経験していないが、父親の壮絶な体験がタシィさんの心に刻み込まれている。

 父親は紛争の最中、政治的理由で中国公安当局に拘束され、死刑を宣告された。しかし執行の前日、一か八か、小さな窓から絶壁に向かって飛び降りて脱走、一命を取り留めた。その後、夫婦で当時7歳だった兄を連れて2週間かけて、命からがらヒマラヤ山脈を越えたという。

 「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」

 チベット難民として暮らしたインドでは、常に「どこにも所属しないホームレスのような感じだった」。しかし、ダライ・ラマ14世の言葉に接し、考え方が変わった。「チベットはチベット人のもの。暴力を使わず、平和的に訴えることで、私たちの『自由』を取り戻したい」。
(以上、引用終わり)

 多くのマスコミはこうした事実を伝えず、また、1959年にどのような残虐な虐殺が行われ、それが現在も続いているかを報道しようとしない。そうした「報道機関」を名乗る資格の無い報道が余りに多過ぎる・・・。

 現在、中国共産党が言っている「政治とオリンピックは別」という姿勢は自分自身がとってきた態度からして矛盾しています。(下記を参照下さい。)
中国共産党政府がとってきたオリンピックボイコットの歴史
1956年 メルボルン五輪 選手団が現地に到着後にボイコット
    (理由は台湾問題)
1960年 ローマ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1964年 東京五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
    ■■開会に合わせて第一回目の核実験強行■■
1968年 メキシコ五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1972年 ミュンヘン五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1976年 モントリオール五輪 ボイコット(理由は台湾問題)
1980年 モスクワ五輪 ボイコット(理由はアフガン問題)

 ご丁寧に日本での東京オリンピック開催時、ボイコットした上に開会時に中国共産党初の核実験を強行する念の入れよう。この事実、知っていましたか?

 また、オリンピックというのは「政治イベントの中身がたまたまスポーツであった」というものに近く、政治と切り離すことなど不可能です。現に中国共産党の国威発揚と国内引き締めに政治利用されています。

 政治的イベントであっても、それを世界が祝福して開催することができる主体であれば良いのですが、下記の通り、中国共産党の歴史は侵略・膨張の歴史以外の何物でもなく、現在もその動きが進行中です。平和・人権といった言葉と一番反対の位置にあるのが、中国共産党支配地域なのですから。
(今までの歴史)
1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)
    民族浄化継続中
1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始
1950年 朝鮮戦争参戦
1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中
1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領
1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突
1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射
1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領
1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援
1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明
1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領
1989年 天安門事件
1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言
1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領
1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃
1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言
1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言
2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援
2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘

★以上の事実を無視して「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」と中国共産党政府が声明を出しています。

 マスコミが報じないので有れば、心ある有志が事実を伝えていくことが重要であり、今後も、様々な情報を広めていきたいと思います。

 現在、日本政府は日本国民の税金で多くの海外からの留学生を招いています。こちらの報告記事に有るように、平成17年の時点で約1万人の国費留学生がいます。

 待遇は以下の通りです。
・往復航空券支給、渡航一時金支給
・毎月の金銭支給 月額17万円(研究留学生、教員研修留学生)
         月額13万4千円(学部留学生)
・学費:国立大学法人及び高等専門学校機構は不徴収
    公私立は文部科学省負担(つまり、どちらもタダということ)

 そのうち2割程度が中国からの留学生。大使館推薦や現地(中国)大学推薦、又は日本で私費留学中に日本の大学の推薦を経て国費留学生になる3通りが有ります。

 前者2つのルートは特にそうですし、日本の大学の推薦の前提でも私費留学の段階で、やはり「中国共産党に忠誠を誓うことのできる学生」で無ければ選ばれないのは中国の体質を考えれば容易に想像できることです。

 そして、今回の長野での業火護送への中国人留学生動員に見るように、中国大使館から指令が出れば、即座に組織的な動き(チベット人弾圧、反日姿勢)をする留学生・・・。そうした連中に皆様の血税を注ぎ込むのはもう止めるべきと強く確信致しました。

 そもそも、核兵器を保持し、世界中に武器をばらまき、人工衛星を飛ばしているような国の学生に日本の税金で留学させ、日本国内での反日的政治活動をさせるなどといった馬鹿げた流れは、止めましょう!もっと、経済状況の悪い、小規模な国から、多くの留学生を招聘した方が、日本と友好関係を保とうとするファンを増やせると思います。中国国内で「ダライラマは悪魔。チベットは数千年前から中国領(もう、馬鹿馬鹿しくてコメントする気にもなりませんが、数千年の間に何回王朝が変った事やら・・・)。日本人は大量虐殺をあちこちでしてきた」と洗脳されてからやってくる輩が日本で数年過ごしても、そうした認識が変わるとは思えません。

 こうしている間にも、チベット国では植民地支配している中国共産党によって多くの国民が拷問で虐殺され続けています。東トルキスタン、南モンゴルでも同じです。この恐怖国家の存在を人類は許してはならず、中国共産党支配を崩す為に、国民一人ずつが問題意識を持って行動していけるように、微力ながら尽力していきたいと思います。

★たった一人でもできる中国共産党への経済制裁
 ・値段が高くても国産品を選ぶ。同等の役割を果たす国産品がどうしても無ければ、欧米や東南アジア国や台湾、インド製のものを選ぶ。
 ・中国共産党支配地域への旅行はしない。人権など毛の先ほども重視していない恐怖国家で、普段は外国人旅行者にニコニコしてますが、現地中国人との利害対立が起こった場合、日本人の人権を平気で無視することなどなんとも思わない、そんな国です。
 ・北京オリンピック協賛企業の製品を買わない。店頭で商品を買う際にその旨を店員に明確に告げた上で他者の製品を買う。

 と思いつくことを書いてみましたが、こうしたことを皆様にも是非、実行していただけると幸いです。長くなりすぎました。このへんで・・・。

 書きたいことは沢山有りますが、

small_ribon.gif中国共産党支配地域にオリンピックを開催する資格は皆無である!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(1) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする