タシィ・ツゥリンさんについては、産経新聞のこちらの記事を是非、お読みください。
(少し以下に引用します)
父親は紛争の最中、政治的理由で中国公安当局に拘束され、死刑を宣告された。しかし執行の前日、一か八か、小さな窓から絶壁に向かって飛び降りて脱走、一命を取り留めた。その後、夫婦で当時7歳だった兄を連れて2週間かけて、命からがらヒマラヤ山脈を越えたという。
「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」
(以上、引用終わり)
日本の多くのメディアはこうした事実すら伝えず、ただ単に「台湾人が飛び出してきて逮捕された」という報道が多かったように思えます。不当な拘留に対して、抗議の声が当然のように高まりつつあり、釈放を要求するデモも行われました。
一方で、4月30日の衆議院における再可決に至る過程での河野議長を監禁した件についての報道を下記に引用します。
(以下、引用)
改正租税特別措置法の衆院での再可決をめぐり、民主党議員が30日、国会内の衆院議長応接室を封鎖して、河野洋平衆院議長の本会議場入場を阻止、本会議開会が約1時間遅れる事態となった。
衆院本会議は午後1時から開かれる予定だったが、民主党議員が妨害したため、河野議長が応接室から脱出できたのは同2時ごろ。衛視に囲まれた河野議長は、民主議員にもみくちゃにされながら、本会議場に滑り込んだ。
河野議長は開会宣言に先立ち、「民主党とみられる議員に妨害され、なかなか入場できなかった。かかる行為ははなはだ遺憾だ」と発言、同党の対応を批判した。
(以上、時事通信社の記事より引用)
業火護送の前に走り出ることと比べて、この民主党の代議士が行った「国権の最高機関の議長への監禁、妨害」の方がはるかに重大な犯罪だと思います。何故、逮捕しないのでしょうか?いつも、疑問に思っていたのですが、国会の中で言論を戦わせるのではなく、議長や委員長を監禁したり、マイクを奪ったりする輩はどんどん逮捕していただきたいものです。大人の代表があれでは、子供に何と説明をすれば良いのでしょうか?そして、国権の最高機関でのこうした暴力が野放しだったり、長野市での中国共産党動員の「留学生」+工作員が日本人に行った暴行も野放しな一方、亡命チベット人へのひどい拘留が続けられることを、日本人の一人として、抗議したいと思います。
タシィ・ツゥリンさんを直ちに釈放すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。