5月4日のブログ記事に書いた通り、今日の午後、早稲田大学に講演に来た中国共産党のコキントウ「国家主席」に対しての抗議活動に参加して参りました。自転車で約30分で高田馬場駅に到着。
コキントウに抗議しようと集まった有志の地方議員、憂国の士と共に、抗議運動場所の一つ、穴八幡神社前へ。12時半頃到着。地方議員は十名位。コキントウが講演をする大隈講堂前でも学生を中心に抗議活動が行われる予定でそこにも参加する予定でしたので、数名でそちらに様子を見に行きました。
おびただしい数の装甲車、マスコミ陣、警官、学生、チベット虐殺抗議者が入り混じっています。
こんな看板も。知人の早稲田OBが、「大量虐殺の張本人に国賓扱いで場所を提供するなど、在野の精神を忘れた早稲田が情けない」と嘆いていました。
まあ、情けないと言えばわが母校、慶応義塾大学も数年前、台湾国の李登輝元総統の来日予定時に中国共産党やそのシンパに遠慮して訪問を拒否したことも、同じ位恥ずべき行為ですが・・・。OBの一人として、こうした厚顔無恥な措置にも、抗議の意を表したいと思います。
数百名の抗議者と共にプラカードを掲げながら「フリーチベット」を始めとするスローガンを叫び続けました。大隈講堂から大隈公の銅像の方向に階段を上がってすぐのあたりに柵がもうけられており、数台のバスや装甲車ごしとは言え、何とか、大隈講堂の入口が見えるところ(正門上すぐの場所)で、抗議を続けていると・・・。
最初は大学の職員(大学の構内ですので)が、「ここは駐車スペースに使うので、後ろに下がって下さい」と遠ざけようとするが、有る程度はそれでも残って叫び続けていると・・・。何度も、排除しようとする。それでも持ちこたえていると・・・。
キャンパス内に警察が乱入してきました。小坂は最前列で粘っていたのですが、生まれて初めて「警察による排除」を経験しました。
最前列の前に警官が数十名割り入ってきて列を作り、その列ごと抗議集団を後ろに押しやる。スピーカーも使わず、肉声のみで抗議をしている抗議者は、抗議を続けながら後ろに・・・。警察の排除に抗議する方も多く、怒号が飛び交う中、負傷者も・・・。
あっという間に百メートル位は後ろに押しやられてしまいました。もといた場所は、この写真では空いた空間の一番前の赤い物体(消防車)の前あたりだったのですが・・・。結局、最後まで、開けられた空間は「駐車スペースにする」という口実とはほど遠く、車が数台、アリバイ的に停められた程度でした。コキントウに抗議の姿や声を感じさせないための姑息な排除に怒りを感じています。
大学構内の封鎖された建物内からもチベット国旗が出ていました。
コキントウが講演している間も、終わってからも抗議活動を続行。17時前に解散しましたが、大隈公会堂前に行ってみると、チベット抗議集団と中国の万歳勢力が小競り合いをしていました。
小坂はフリーチベットを叫び続けた後、17時半には、自転車を停めておいた穴八幡神社へ戻り、荒川区へ・・・。着替えてすぐに、消防団の訓練に参加。立ち続けての抗議の後の訓練はちょっときつかった・・・。でも、多くの方と話をする機会にもなり、何よりも多くの同士と抗議の声を挙げることで「こうした認識を持っている人間が、会場に来れるだけでもこんなにいる」ということを内外に示せたのですから・・・。
さて、最初に顔をだしたものの、結局、小坂は流れで戻れなかった地方議員有志の抗議活動ですが、後で話を聞くと、抗議活動を始めてしばらくすると、警察に封鎖され、穴八幡神社の境内に完全に監禁状態となってしまったそうです。
抗議活動の際に、街頭で訴える機会があれば話そうと思っていたこと(大学構内はスピーカー使用不可)を、予めまとめておきましたので、意見の記述に替えて下記に記しておきます。
(話す予定だった内容)
今日は中国共産党のコキントウ(胡錦濤)が早稲田大学に来ると聞き、抗議と問題提起の為に参りました荒川区議会議員の小坂英二です。
福田総理と中国共産党のコキントウの間で、中身の無い共同文書が交わされると同時に、日本から中国へ莫大な金額の貢物をすることが合意されました。
中国といえば毒餃子ですが中国からの輸入品で汚染されているのは餃子だけではありません。農畜産物は危険農薬や工業汚水にまみれる中で育てられ、それがほとんどチェック無しで日本に入れられる、中国で生産されている粗悪な医薬品を原因とした死者は世界中で増える一方、衣服やおもちゃにも毒物含有が著しいと枚挙にいとまが有りません。今回の日中会談ではこうした問題について、何の改善策も示されませんでした。
また、独立国であったチベット国を58年前に軍事侵略し、120万人を虐殺し、多くの拉致、拷問、収監も行ってきました。今年3月のチベット国での抵抗運動はその虐殺、文化的、人口的、軍事的侵略に対する長年の命がけの抗議の一部であり、決して突発的に出てきたものでは無く、チベット国民の民族の誇りをかけた最後の戦いをしているのだと思います。長年の中国共産党のチベット国に対する植民地支配、これは中央アジアに隣接する東トルキスタン国や南モンゴルに対しても同じ構図です。今、世界中の視線がオリンピックに際し中国に注がれる中、こうした国々の心ある方が苛烈な弾圧に負けず、母国の内外で抗議の声を命がけで挙げているのです。この声に日本人は耳を傾け、民族自決と真の人権保護の為に、中国共産党に抗議の声を挙げるべきではないでしょうか!
今日の午後、早稲田大学にコキントウがやってきて、共に引き連れてきたサクラの共産党青年部幹部や中国人留学生に対して講演をするそうですが、その会場前において、有志の方々と共に私は声を挙げたいと思っております。その声とは「中国共産党の独裁専制体制が続く限り、東アジアの平和と安定は無く、諸問題の解決は有り得ない。独裁体制を1日も早く終焉させるべき」という声です。
中国共産党による独裁体制が続く限り、先ほど話したような課題は解決しえず、また、北朝鮮による拉致問題も解決しないでしょう。如何に日本や欧米が北朝鮮に圧力を加えようとしても、隣の中国共産党が存在し続け北朝鮮の生命線である食糧や燃料供給を続け、脱北者狩を大規模に行うなど、人権蹂躙を共に進める状態は変わらないでしょう拉致問題もたなざらしになることでしょう。また、大東亜戦争当時の日本を、南京大虐殺などといった捏造した話で徹底的に悪者に仕立て上げ、その日本を打ち負かしたのは中国共産党であり、それ故、中国共産党がなければ今の中国は無いという理屈を正当化する為の、歴史を捻じ曲げた反日教育も中国共産党独裁体制が続く限り、変化はしないでしょう。
中国の内部の状況を鑑みると中国共産党は自滅への道を確実に歩んでいます。独裁体制の崩壊を早め、人権が守られ民族自決が達成される日が一日でも早く来るようにするために日本政府として、また議員としても何をなすべきかをそれぞれ戦略的に考えなければならないと確信します。そして晴れて植民地支配から解放されたチベット国、東トルキスタン国、南モンゴルなどと未来志向の友好関係を築けるよう、今の時点からこうした国々の現状に関心を持ち、支援を行うべきと考えます。
約20年前、植民地支配をしているチベット国での大虐殺を指揮したことを評価され、国家主席に成り上がったコキントウの来日に厳しく抗議すると同時に心ある国民の皆様が一人でも多く、事実を知り抗議の声を挙げていただけるようお願い致します!
(以上です。)
当日の様子を録画した動画がこちらのサイトなどで公開されています。他にも検索するとこちらのようにたくさんヒットしますので、いくつか開いてみて下さい。
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