写真は昨日の中国共産党のコキントウへの抗議活動の際に早稲田大学内で見かけた立て看板の一部です。早稲田大学で西川区長の講演会を5月12日(月)に行うわけですが、この講演は実は行政(荒川区)と早稲田大学キャリアセンターが共催で行う「学習イベント」の一部で、その後も学生さんと荒川区の職員が様々な形で交流を行いながら、行政の仕事やその問題点を学んでいくという、意欲的な取り組みです。
月末には荒川区役所を訪れて、部門ごとに職員と意見交流を行い、その後も継続的(月1回)に議論を重ね、10月には提言をまとめて区長にプレゼンテーションする流れになっています。
詳しい流れがこちら に書かれていますが、行政の仕事を学生に理解していただく良いきっかけになると思います。
さて、表題は昨日正式決定された件についてです。それは今年11月に行われる荒川区長選挙の開票日。
今年の3月11日の予算特別委員会の小坂の締め括り総括質疑(是非、こちらから内容をお読み下さい)において、
「今年の11月の区長選挙の開票を従来の翌日から即日に変える為の予算が組まれたと聞いている。余分な費用がかかる割に、そこまでの速報性が必要なこととは思えないので、翌日開票で今回も行うべき。そうして浮かせることができる190万円は区民生活向上に使うことができるので、再検討を求める。」
と質問。「指摘を踏まえて検討していく」との答弁でした。
そして昨日出された決定結果が以下の通りです。
告示日:11月2日(日)
投票日:11月9日(日)
開票日:11月10日(月)
つまり、小坂の議会での質問を受けて、当初の予定していた方向性を変更し翌日開票とすることが正式に決まりました。見直しをされた選挙管理委員会の責任者や関係部署の方に感謝したいと思います。ここで浮かすことができた190万円は区民生活に直結したことに充てることができますので、まずご報告をさせていただきました。
区全体の予算額の中では小さな割合と思われるかもしれませんが、こうしたことを一つ一つ指摘して正していくことは、大変重要です。
額の多寡ではなく、公的観点から見て優先順位が低いことに予算を充て、高いことに充てていないと、行政全体の信頼性を低めたり無くしたるしかねません。これからも、厳しい目でチェックを続けていきたいと思っています。
今後も行政の無駄を省くべく、チェックの目を光らせて欲しい、という方はこちらの2つのボタンを押してください。