かなり雨は強く降っていますが、雨天決行とのこと、消防団の団服に着替えて出かける準備をしていると、6:30過ぎに消防団の分団長から訓練中止の連絡が・・・。
もともと、水防訓練は「雨で増水した際に水害が出るのを防いだり、被害を減らしたりする」訓練です。土嚢(どのう)を作って積み重ねて水の浸入を防ぐことをはじめ様々な訓練が予定されていました。
実際にそのような状況になるのは「強い雨が降り続けている時やその直後」ですから、今日の強い雨は実践に近い形で訓練できる良い機会なので、泥と雨にまみれても、見学に来る来賓が少ない、あるいは、観覧席自体を無くしても訓練は実施すべきと思いました。
もとよりそのつもりで、合羽を用意し、タオルも何枚も忍ばせて出る用意をしていたのですが・・・。
午後に区役所の責任者に「雨天決行と書いてあったのに、何故、中止にしたのか?」確認してみると、「区内でも一か所水が溜まってしまったところも有ったし、警報も出ていたので区民を守ることに専念することにした。消防署の方も、訓練の為の車を河川敷に入れることができないこと等から中止を決断した。午後に都合のつく者だけででも訓練をするべきとの意見も出たそうだが、河川敷が泥で荒れており訓練に使える状態でもなく、雨が止んでいてもやはり車が入れず、その考えも没になった」とのこと。
「区民の安全を第一に」・・・確かに、この考えは解りますが、午後には雨が止む予報でしたし、被害が多発するような状況では無かったと思います。一定の実働部隊を区内に残した上で、こうした過酷な状況の中での訓練をする方が、いざという時の「区民の安全を守れる」と思います。
「訓練の車が河川敷に入れない」・・・それなら、訓練に参加する消防団員、消防署、区職員で車を止められる堤防上部分から運べる範囲の機材を危険が及ばない場所に運び込み、訓練を行えば良かったと思います。実践が必要になる状況は「車が河川敷に入れる」状況では無いのですから・・・。
担当責任者には、「説明の趣旨は理解したが、それでもやはりやるべきだった」と申し上げました。
さて、午後には こちらに記載されている、「街元気セミナーin荒川」に出席して参りました。とても内容の濃い企画で、商店街振興の様々な実例を知ることができ、今後の議会質問に活かしていきたいと考えています。
こうしたセミナーは独立行政法人 中小企業基盤整備機構と荒川区の共同開催で、今までも全国8ケ所の自治体と共催で行ってきたもので荒川区が最終の9ケ所目です。
小坂の説明よりもリンクを紹介した方が参考になると思いますので、下記、どうぞ!
★講演「コミュニティーポイントによるまち・地域活性化」(概要)
烏山駅前通り商店街の取組み
全国商店街振興組合連合会 理事長 桑島 俊彦 氏
関連参考記事:スタンプ事業について
※正に、こうした事業を荒川区の商店街全体で連携して始められるように、区も気運を盛り上げ、誘導策を打ち出すべき、という主張を議員になる前からずっとしてきましたが、今後も続けていきます。
★「頑張れ中心市街地活性化!元気なまち佐世保から」
佐世保市商店街連合会 会長 竹本 慶三 氏
関連参考記事:11月〜12月に40日間の様々なイベントを連発
アーケードを利用した五千人のチャリティーパーティーも。
各店の逸品を紹介
分りやすい紹介記事
行政の補助金なしでコミュニティーFMを立ち上げ
自分たちだけで、何かをしようとするのではなく、様々な方を巻き込みながら、共に楽しんでいくことで輪を広げる、その姿勢に大いに共感とヒントをいただきました。
★シンポジウムに参加された 東和銀座商店街振興組合
理事長 田中 武夫 氏
リーダーシップを発揮して、商店街に足りない業種の店を商店街が「株式会社 アモールトーワ」を設立して立ち上げたり(詳しくはこちら)、その会社を通じて病院食堂や小中学校の給食サービスを行うなどの取組をされています。必要に迫られて、ビルメンテナンスも始めたとか!「必要とされていることをやる商店街でなければならない」との強い確信のもと、行動されています。現在の従業員数は何と、約240名に!
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