小坂はその委員会に所属していませんので、控室のスピーカーから聞こえる議論を聞きながら事務をしていました。
★総事業費=1269億円(うち区の負担金は10億円)
★乗車人員数=130万人(3月30日〜4月30日)
★初年度需要予測=5万1千人
★開業から15年で単年度黒字を予定(運行は東京都交通局)
★開業から36年で累積黒字解消を予定
★一日平均乗車人数(4月の1日あたり平均)
・路線全体 =3万9500人
・日暮里駅 =1万1300人
・西日暮里駅 = 5400人
・赤土小学校前駅= 1300人
・熊野前駅 = 2800人
*以上は速報値ですが、正確な数字については近いうちに東京都から報道発表される予定とのことです。
★平成20年度〜21年度 関連街路工事で1120mを延長予定。
★区内4駅の駅前に設置されている区立駐輪場について区からなされた現状報告と小坂の認識を下に書きます。こうした認識は今までも散々区の担当者にぶつけていますが、今後も他の委員会の場や担当責任者へ直接ぶつけていきたいと思います。
○日暮里駅
・現状=今年4月に新規開設された地下駐輪場1270台分のうち600台程度が利用されている。一時利用は8時間まで100円、8時間を超えると200円。
写真は4月9日に撮影した地下駐輪場。
同日の日暮里駅前。駐輪は一掃されましたが、再開発ビルに入ったスーパー利用者がその近辺に駐輪することで歩行者の通行を妨げる現状が新たに発生している現状を見ると、地上にも一定の駐輪スペース(一時利用で1時間程度の利用を無料にし、それを超えると地下駐輪場より高額の利用料を設定したコインパーキング形式)が必要ではないかと思います。
・小坂の認識=一時利用については、近隣で買い物や用事を済ませる方の為、どの駐輪場も1,2時間までは無料にすべき。原付自転車や字度同二輪(以下、バイクと表記)の駐輪スペースを設計段階から設けなかったのは、「バイクを適法に駐輪できる場が無い」ことへの問題意識が無さ過ぎ。これから地下にバイク用のスペースを設けるのは、大きな改修や時間・費用が必要となることが予想されるが、やるべき。
○西日暮里駅
・現状=利用者が増加しているとのこと。一時利用は無料(屋外で雨ざらしのスペースのみのため)だが、4月から一時利用の場所が移っている。
写真は4月9日に撮影した一時利用置場。
・小坂の認識=4月からの一時利用の場所は狭すぎで、かなりの頻度「満車なので停めないで」との表記が鎖で封鎖された駐輪場前になされている。以前の一時利用のスペース(今は定期利用として転用されている)を一時利用用に供するべき。定期利用の場は複数有り、一時利用の場をある程度の広さを確保し、コインパーキング形式の駐輪場にしない理由が全く理解できない。
○赤土小学校前駅
・現状=58台分(全て定期利用・・・)のうち使われているのは10台未満・・・。今後利用促進の為PRをしていくとのこと・・・。
・写真は4月7日の夕方撮影した現場。ガラ空きです。
小坂の認識=昨年度から「コインパーキング形式」か、需要の低さから思い切って無料にしたらどうかと主張していましたが、やはりそうすべきと今も思っています。近隣に住む者の感覚として「赤土小学校前駅」に定期利用の登録をして自転車を停めて日暮里舎人ライナーに乗る人は極めて少ないのは明らかであり、そもそも自転車に乗る人は西日暮里駅等に直接行く方が大多数ではないかと思っていました。こうした現状は「現場感覚」が有れば確信的に予想できるのですが、「全て定期利用」というやり方を強行したことが残念ですが、早急に見直しすべきです。現状は「公共的財産を無駄に寝かしているに他ならない」と強く思います。
○熊野前駅・現状=250台分のうち30台程度の利用・・・。尾久橋通り高架下で全て「定期利用」・・・。今後、利用を促進すべくPRしていくそうです・・・。
・小坂の認識=基本的に赤土小学校前駅に書いた認識と同様です。これだけ大規模な「ガラ空き」状態は他の用途の兼用も十分可能と思います。たとえば、一部敷地でバイクの恒常的駐輪を認め、利用料を徴収するといったことも考えるべき。
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