今朝は一路、有明の東京ビッグサイトへ。雨が降っていなければ、こちらの記事の危機管理産業展と同様に自転車で行くのですが、一日雨降りなので、電車にて。目的は数年に一度(過去の写真)開かれる「東京国際消防防災展2008」に参加することです。危機管理産業展と同様、大震災への備えについてきめ細かく考える際にとても参考にな展示が多いと考えての参加です。(こちらもどうぞ)
会場に到着すると、多くの人で賑わっていました。展示は213社と多くの団体(詳しくはこちらをどうぞ)。多数の講演会、イベントも。
こちらは在日米海軍消防隊の車両や装備の展示。こうした大きなものから・・・。
消火器。こうした小さなものまで。この2つの消化器の違いは表面の塗料で右側のものは暗いところでも見つけやすい塗料が塗ってあります。こうした細かい配慮が被害の拡大を防ぐことにも繋がると思いますので、区としてもこうした民間企業の様々な取り組みを積極的に取り入れていくよう、今までもこれからも提案して参ります。
ガレキング。詳しくはリンク先に説明を譲りますが、通常のジャッキが入らないところでも、瓦礫から人を救出する際に安全に確実にできるよう配慮された機械。
折りたためばとてもコンパクト!
長椅子のような箱を開けると、災害時に役立つ機材が保管されています。
こちらは東京消防庁の展示で、消防バイク。通常2台で組になって活動し、1台は消火、もう一台は応急救護の機材をそれぞれ積んでいます。都内では10の消防署に配置されています。
消防ヘリの運転席に乗ってみることができたり・・・。実はこのイベント、多くはビジネス用途で来られるのですが、子連れでいらしてる方もそれなりにいました。消防車が多数展示してあったり、子供向けイベントも多数、キッズスペースにも様々なしかけ(防災迷路やフアフア、消防服を着ての記念撮影)や消火艇への試乗などがあったりと、週末のお出かけにもお勧めです!8日まで開催してますので、お時間がありましたら、お台場散策を兼ねてご家族で見に行ってみてはどうでしょうか?無料で誰でも入場できますので!
国際緊急援助隊の活躍の発表。
午後には消防署・消防団が参加して大規模な演習が行われ見学させていただきました。
いくつか、荒川区の防災に役立ちそうな展示について説明を受けたもののいくつかを下記のリンクという形でご報告致しますので、是非、ご覧いただければ幸いです。
・普段は倉庫、震災時にはトイレ(マンホールトイレ可)に
・「災害現場の状況を区対策本部にリアルタイム動画で報告可」にできるヘルメット
・強力な蓄光によって非常口などの表示を電気無しで可に!
・バイクの動力で水を濾過。移動もバイクで可。
・25年備蓄可能な食料。(試食しましたが、美味しい!)
他にも様々な興味深い展示がありましたが、とりあえず、これ位で。
こうした機材の活用を含め、荒川区の防災対策について具体的な提案を今後も続けて参ります。
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