雨が降ったり暑い日になったり、気候の変化が激しいですね。娘は雨の日が好き(水たまりに突進!)なようですが・・・。
さて、小坂の所属する建設・環境委員会における今日の議論から、今日は嬉しいお知らせです!以前から、買い物や少し駅前に用事が有る方への駐輪場は2時間まで無料にしてハードルを下げ、2時間以降を有料にするという形で利用促進をすべきと、本会議等で度々主張をしてきました。それが今年の8月からいよいよ実現することになりました。7月の区報等を通じて今後周知をしていきます。
対象は町屋駅前、南千住駅前、日暮里駅前の3つの自転車駐輪場の一時利用です。
今までは8時間まで100円、それ以降は200円となっていましたが、今回、駐輪開始から2時間までは無料、2時間〜8時間までは100円、それ以降は200円という形で、「無料駐輪時間が2時間」という新たな制度になるのです。
とても嬉しく思います。さらに自転車駐車場の利用促進や有効利用になるように今日の委員会においても5月26日のブログ記事に書いたような問題意識に基づき、下記の質問や問題提起を致しましたのでご報告致します。
(小坂からの質疑と区の答弁)
小坂:かねてより駐輪場の短時間利用2時間までを無料にすべきとお願いしてきたことが実現して嬉しく思う。環境にやさしい自転車のマナーに沿った利用を進めるべく、さらに利用のハードルを下げていただきたい。駐輪場の利用促進の為、100円で利用できる時間を24時間程度まで広げることも可能ではないか?3つの自転車駐車場の定期利用スペースにどの程度の割合駐車がなされているのか?
管理計画課長:駐輪場の利用料金については、23区一律ではなくそれぞれの区で考え方は異なる。小坂委員指摘のような考え方もしているところがあり、それは理解できる。一時利用の料金については定期利用者とのバランスもふまえて考えていく。
定期利用として利用されている割合については数字が明確でないところもあるが、町屋駅前については95%程度、南千住駅前が9割(3階部分までが6割埋まる位)。日暮里駅前については600台位が定期利用として使われているが、今年4月からの利用開始ということも有り、まだまだここは利用促進策が必要となる。
小坂:日暮里舎人ライナー駅前の赤土小学校前と熊野前の駐輪場について、定期利用しか認めないというのは大変、現場感覚に欠けた制度と言わざるを得ない。この近辺に住んでいれば、山手線沿線駅である田端駅や西日暮里駅に直接自転車で行く方がほとんどではないか?現状の利用者登録数は?赤土小学校前駅駐輪場、利用状況が大変不振であり、利用方法について抜本的の変更が不可欠と考えるが、具体策は?山手線沿線の主要駅前とは置かれている状況が違うのだから、例えば思い切って無料にする位の決断をして、ライナーの利用者増進に寄与するということも考えられるのではないか?
また熊野前については高架下で雨がしのげる恵まれた環境であり、駐車違反が厳しく取り締まられ駐輪場が大変不足しているバイクの恒久的な駐輪場として転用ということも考えられるのではないか?
管理計画課長:定期利用登録の数は熊野前駅について280台駐輪が可能なうち、60台が登録され平均で利用は30台程度、赤土小学校前駅では約50台の枠のうち登録や利用は10台程度。今後、現状の中で、熊野前駅前については相当のスペースが空いてしまっているので検討をしていく。空きスペースをそのままというわけにはいかないと考えている。
自動二輪については駐車場法にはかつて入っていなかったが法改正で新たな問題となった。23区においても現在検討を進めているところであり、小坂委員指摘のそうしたことも併せて検討していく。有効に活用する策をどんどん進めていきたい。熊野前駅前については東京都の土地でもあるので「すぐにやる」とは明言できないが、都とも調整しながらより活用していきたい。
小坂:西日暮里駅の一時利用置場はいつも満車で停められないが、現状を把握しているか?一時利用置場は3月以前の元の広い場所に戻して、2時間まで無料、それ以上は有料というコインパーキング形式で合理的に運営すべきではないか?自分も何度か体験したが、現状は「満車」で止められないことが多く、大変不便である。
管理計画課長:現状では、本来定期利用すべき方が、一時利用をしている事例も見受けられ、制度本来の利用がなされるように取り組んでいきたい。
小坂:日暮里駅前の再開発ビル1階に5月末に開店したスーパーの買い物客が停める自転車が歩行者の通行を妨げている現状について把握しているのか?また、どのような対応をしてきたのか?8月から区営の地下駐輪場の一時利用2時間まで無料になることから顧客への誘導(掲示や声掛け、店内放送)をスーパー側に強く求めていくべきと考える。西地区の地下駐輪場については、該当ビル内の利用者に限られているようだが、広く活用されるように働きかけるべきではないか?
管理計画課長:現場のスーパーの支配人に会って警告を2日前にしてした。8月からの2時間までの無料化や「歩行者への迷惑を鑑み、停めていると撤去する」旨の警告もしてきた。顧客への駐輪場利用の呼び掛けも店内放送等でするように話をした。日暮里駅西地区ビルの地下駐輪場も十分利用されていない現状であり、両者で連携をできるようにした上で有効活用をすることなど、現在の施設を活用する検討も進めていく。
駐輪場利用のハードルを下げるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。