2008年07月15日

コミバス第二路線(汐入)は今年10月から

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 写真は一昨日の夕方に訪れた靖国神社のみたま祭りでの一コマ。

 昨日の建設環境委員会の議題から概要を記し、小坂の質疑も併せてご報告します。コミバスさくらの2路線目が今年10月を目途に開設されます!
 
★コミュニティーバスの汐入地区への導入方針★

○路線は南千住駅東口〜南千住3丁目〜南千住駅西口
 (具体的なルート、停留所の位置は関係機関と調整の上これから決定)

○運行:15〜20分間隔(バス2台を利用)
 ※昼間の時間に予備車両を活用し、試験的運行で、1時間に1本程度、現行ルートへの乗り入れを行います。

○車両:市販されている路線バス車両の中で、CO2排出が少ない小型ディーゼル車(全長7m未満)

京成バスからは、新路線について通常運賃(150円)、乗継運賃(50円)、1日乗車券、共通定期券(6000円)の提案を受けている。

○7月=事業者決定、運行車両発注、関係機関協議、運行ルート決定、認可申請

○10月=運行認可、運行車両納車、区民への周知、停留所周辺整備、運行開始

(質疑と答弁)
小坂:町屋路線と汐入路線の乗り換え料金の想定は?乗り換え料金を50円ではなく無料にするとすれば、年間どの程度の費用がかかるか?公共交通機関利用促進の為に、その費用を区が負担するということも考えるべきではないか?

交通担当課長:交通インフラの整備の観点からは、運行に助成は行わないという姿勢。一日の汐入路線利用者600名のうちの2割が乗り継ぐ、と計算して120人×50円×365日で計算すれば、大まかな金額が出る。

都市整備部長:受益者負担という観点も重要であるが、指摘のような点についても今後、検討していきたいと思う。実際に新しい路線を走らせてみないと分からない面もあり、当面提案したような形で進めさせていただきたい。

副区長:小坂委員指摘の趣旨は理解できる。助成をするという点も検討に値するが、自主運行という形で、区の財政負担が無い形で継続的に路線の維持が行えることも環境に優しいとも言える。指摘の点については課題として理解し、今後検討していく。

小坂:既存路線の最新の利用者数の推移は?

交通担当課長:19年度の運航実績は1日あたり1092名。平成20年度は速報値で4月から6月でおおむね1日あたり1200名、日によっては1300名を超える日も出てきた。今年度に入って、利用者が増えている状態。


小坂:新路線開設にあたっての区からの補助総額と内容は?具体的な車種は?

交通担当課長:バスの購入経費1台500万円×2台=1000万円と道路・停留所整備。道路・停留所整備の費用は停留所の数(未定)によってかわるが、10ケ所として往復で20ケ所×50万円=1000万円。合計2000万円程度。車両は既存路線で使っているバスの内、大きな方のバスになる。


小坂:コミバス車内へのAED設置について(参考ブログ記事:2月12日)、京成バスに対しても求めてきたが、京成バスとしては「区がAEDを用意してくれれば、全員への救命講習の受講や設置の便宜は図ると聞いているが、区として町屋の路線とともに汐入路線の新設にあたり、コミバスを公共交通機関として位置づけて、区の費用負担でAED設置をすべきと考えるが?京成バスに費用負担をさせるのは酷だと思うが?(平成19年12月13日のブログ記事も参考にどうぞ)

交通担当課長:指摘の点について京成バスと一定の協議を進めているが、赤字ということもあり京成バスの費用負担での購入設置は難しい、と京成バスから言われている。委員指摘のように「荒川区コミバス」という名称で運行していることもあり、公共施設と同様の位置づけでAEDを設置できないか検討していきたい。具体的には費用負担をどうするかの問題となるが、設置できるように努力していく。


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posted by 小坂英二 at 19:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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