南千住図書館(区立図書館の本館)においては、昨年9月17日に要望事項として出した改善の要望の中でも指摘した(まず、詳しくは、こちらのブログ記事をお読み下さい!)、行政として不公平な女性専用席の廃止を改めて求めました。
区内5つの図書館と1つの図書サービスステーションの中で「女性専用」または「女性優先」席と銘打っている席が有ったのは3ケ所。
図書館側との何度かの話し合いの中で、そのうちの一つの荒川図書館の「女性優先席」をまず廃止して、それで不都合が無いか(というか有るわけも無いのですが・・・)様子を見てから、他の館についても決めるという話に何とかなっていました。「女性優先席」という表示を「暮らしのコーナー」(性別で差をつけない)という表示に変更するという、この「試行」から数か月、現場を何度か訪れて話も聞いていますが、もちろん何の不都合も生じていません。
次は残りの2つ、南千住図書館と日暮里図書館でも、行政として有るまじき不合理な男女差別を廃止すべしと、求めて参りました。回答待ちです・・・。
あと、南千住図書館の駐車場も、現在の不十分な管理で無料利用を許している状況から、「駐車場業者に貸し付け、図書館利用者であれそれ以外のものであれ、24時間自由に使えるようにして、区の収入を確保しながら、受益者負担の原則を貫くべき」ということも求めて参りました。
現在の図書館の駐車場は空きスペースも含めると10台位は停められる空間が有りますが、午後5時位まで無料で停められます。しかし、停めている方が図書館利用者かどうかのチェックは皆無です。入口に守衛がいる訳でも、駐車券を発行しているわけでも有りません。
図書館の方は「時々ナンバープレートを確認して、2時間を超える長時間の利用であったら注意をする」と話していますが、2時間以内の駐車場利用者が何の目的で、停めているのか、チェックする手段が無いなか、実質的に無関係な駐車も可能です。
そのような状態で無料利用を許すよりも、誰でも24時間利用可能なコインパーキングとして開放してしまうのが、区民全体へのサービス向上になると思います。特に南千住図書館近くにあったゴルフ練習場近くのコインパーキングが廃止になった地域状況を考えてもそうすべきと思います。
7月1日のブログ記事で訪問報告を書いた、新しい北区立中央図書館の例を見ても、併設された駐車場は全て有料でコインパーキング形式です。
区の施設の利用方法や利用料金について、あらゆる分野について調べていますが、とてもアンバランスな事例が多く見受けられます。
特定の人たちだけが、無料で優先的に継続的に利用を認められている事例、区民が広く利用できるにも関わらず「歴史的経緯」という理由からHP等で、「区民の利用もできますよ」という告知がなされず特定の人達にしか利用がなされていない事例・・・。
詳しく書くと、さらに細かい話にもなり、事例も多彩ですので省きますが、今後の本会議や決算特別委員会の質問等で取り上げていく予定ですし、今後ブログ記事でも、書いていく予定です。


