いい加減、性差別をしていることに問題意識を持とうよ、荒川区・・・。
区立図書館での女性専用コーナー(7月17日のブログ記事を参照下さい)とか荒川区が数十億円出資しているつくばエクスプレスの女性専用車両(参考ブログ記事)に加え、町屋駅の区営駐輪場にも女性専用コーナーが・・・。
区営駐輪場はいずれも民間企業に区から管理運営を代行させており、町屋駐輪場は「サイカパーキング梶vが指定管理者として運営代行をしています。
先日、駐輪場を利用した際に偶然確認したもので、びっくり!現場で係員からも説明を聞いてみたが、何故、設置したのか、理解に苦しむ説明ばかり。
数日後、担当課長に問い合わせとこうした馬鹿げた制度は止めるべきと申し入れました。
駐輪場におけるこの「女性専用」は何なのか。まず、課長からの説明を元に書きます。
「この仕組みは指定管理者がサービス向上として、考え出して行っているもの。駐輪場の駐輪する場所は2段式で、下段はすぐ埋まってしまう。その後は上段に停めざるを得ないが、上段のゲージを引き出して停めるには女性は力が無くて大変。そこで、女性専用コーナーを設け、そこに係員を配置し、上段に停める手助けをしている。全てのスペースでそうしたサービスが行われれば良いが、人員に限りも有り、女性専用コーナーにおいて、こうした対応をしていると聞いている。声をかけられたりすれば、必要に応じて、男性へも手助けをする。」
ふう・・・。
小坂からは「力が弱いのは女性だけでは無い。障害の有る男性、高齢の男性、病気を持つ男性、子供乗せ専用自転車(車体が重い)を使う男性もといった方々も、そうした趣旨なら手助けが必要だと思う。そうした方を排除して、女性だけにそうしたサービスを区営駐輪場で行うなど、言語道断。
手助けサービスが行われている「女性専用コーナー」に職員をメインに貼り付けている現状で、手助けが必要な男性がそこまで行って「手助けして下さい」と言うとは思えないし、入口近くの職員に声をかけるとも思えない。結局、サービスから排除されてしまう。
手助けのサービス自体は良いことだが、女性専用というやり方は当然止めるべき。「上段に停める方で、手助けが必要な方はこちらへ」とか「声をかけて下さい」といった形に変えれば、問題無くサービス向上も行える。行政が男性を一律に排除するような差別を行う由々しき事態は早急に改善すべき。」
担当課長は現在、指定管理者に対して、どのような対応をさせるか検討中とのこと。丁度、指定管理者の問題について31日の建設環境委員会で議論する予定ですので、この問題への対応を糺したいと思います。
この業者の指定管理者としての指定期間は来年3月末まで。区の姿勢は継続させる方向。
こうした非常識な差別制度を残すようであれば、議員として議会での指定管理者継続の議決で賛成しかねることは、言うまでも有りません。
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