2008年10月12日

週刊新潮の取材(猫・カラス屋敷)

 10月16日(木)に発売される週刊新潮の巻頭白黒グラビアに、7月9日のブログ記事に書いた東日暮里のカラス・猫屋敷の現状を説明する小坂のコメントや現地報告が2ページに渡って掲載されますので、御覧頂けると幸いです。

 取材はこんな感じで進みました。
 9月23日 取材依頼を受ける。
 9月26日 記者と面談し、迷惑行為の現状と条例制定の背景を説明後、東日暮里のカラス・猫屋敷と町屋のゴミ・猫屋敷を現地説明・取材。 
10月10日 午後4時 別の記者と取材の打ち合わせ・現状説明。
10月11日 午前3時半〜6時半 カラス・猫屋敷の現地取材を共同で行う。
10月12日 午前3時 〜5時  現地取材を前日に引き続き行う。迷惑行為人との対話は以下の記事で。

 迷惑行為を規制する条例の原案については、こちらの参考記事をご覧いただければ幸いです。(9月19日のブログ記事9月21日のブログ記事

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 11日午前3時半、屋敷前に着く前に各地に餌がばら撒かれているのを確認、数十か所に上ります。 

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 水道制水弁の蓋の上にも。12日も全く同じ場所で生肉を確認しましたので、毎日決まった場所に撒いているようです。

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 カラス・猫屋敷の庭。

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 撒いているのは鳥のササミ肉など。こうした餌の前でずっと張っていると、食べに来る順番が決まっているようです。

 まず、真っ暗な時間には「猫」。「猫」が去り空が白み始めると「烏」が食べに来ます。空が明るくなり「烏」が去ると今度は「鳩」が数十羽集まり、やがて雀も・・・。

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 自宅前には「カリカリ」のキャットフード。

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 深夜にこうした生肉をあちこちに撒く行為は現状では規制の手段が有りません。区の担当者も度々、話し合いに行っていますが、こうした餌やりを止めることも、改善することも有りません。

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 午前3時前からカートを押して、各地で猫(結果として烏にも)に餌を撒き、6時頃帰ってきます。本人に聞いた話では、撒いている餌は毎日1万円程度(ササミやマグロ、キャットフードなど)で「月間30万円もかかるが、猫が好きなので撒いている」とのこと・・・。

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 12日の小坂と迷惑行為者(以下、「迷」と表記)のやりとりは以下の通りです。このやり取りを見て分かるように、罰則無しにこうした確信犯の行動を変えることなどできる筈も有りません。

小坂:深夜に餌を撒いて、カラスや猫が多数集まってきている。近隣の迷惑を考えて止めてもらえないか?
 また、地域猫という形で餌の管理をしながら避妊・去勢手術をしたりトイレのしつけ・管理をしている団体も有るが、そうした団体の方と活動をしてはどうか?
迷:俺は猫に餌をやっているんだ!烏は勝手に食べに来ているだけ。石原(都知事)が悪い!カラスを撲滅すると公約しながら、公約を守ってないだろ?地域猫?知るか?

小坂:近隣の方の迷惑をどう考えるのか?こうした行為を続けていると、荒川区で原案を作った条例で来年4月からは罰則を課す対象になるが、考え直して欲しい。
迷:近隣の苦情など聞いていない。そんなの無いよ!まあ、マニアみたいなのいるからな・・・。すぐに警察とか区に苦情を言う「通報マニア」みたいなの。そんなの知るか!

小坂:それはマニアではなく、当り前の苦情です。無責任な餌やりで住環境を破壊するのは許しませんよ、区も議会も!
迷:うるさい!猫に餌をやって何が悪い!俺が来るのを待ってるんだよ!こんな条例、憲法違反、人権侵害で裁判に訴えてやる!区もお前もだ!俺は◎◎大学の◎◎学部を出て賢いんだ。条例で罰金?結構だ、戦ってやるよ!

小坂:近隣の方の声をもっと聞いてもらえませんか?
迷:うるさい、ついてくるな!裁判でも何でもやってやるから、覚悟しろ!

 と振り払って逃げて、再び猫に餌撒きすべく、カートを押して進んでいきました。

 ここまで大規模な餌撒きでなくとも、数ヶ所に撒き、行政や近隣への対応が上記と同様の事例は相当数存在します。そうした、確信犯には、地域猫の案内をしながらも、罰則により再考を促し抑止効果を挙げる必要が有ると改めて確信致しました。

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2008年10月11日

今日から荒川区健康週間

 今朝は3時に起きて日暮里のカラス・猫屋敷(カートで大量の生肉を数十か所ばら撒きながら毎日主に猫と便乗した烏に餌をやっています。参考記事)へ。明日も同じ時刻に伺うことに。この件は後日書きます。

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 完全に寝不足の不健康な状態で、今朝は「荒川区健康週間記念式典」とイベントへ参加。式典では「あらかわNO!メタボチャレンジャー表彰式」(参考記事)と「おいしい顔写真コンテスト表彰式」「お弁当レシピコンテスト表彰式」が行われ、写真はお弁当コンテストの表彰です。

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 「おいしい顔写真コンテスト」応募作品の展示。見ていると元気になります。

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 区内飲食店で供されている、「あらかわ満点メニュー」の展示。全てを纏めた冊子も区役所・区民事務所・図書館などの施設で配布してますので、どうぞ!(こちらの紹介記事のリンク先に記載の通り、荒川区健康週間の10月11日〜17日までは満点メニューの価格が特別割引に!この機会に是非、試してみてください!) 

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 「お弁当レシピコンテスト」入賞作品の展示。

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 各種団体の展示やイベントにも多くの方が集まりました。

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 新型インフルエンザ対策に2週間分の備蓄を家庭に勧めていますが、その例示。9月18日のブログ記事にも書いてますが、10月28日に新型インフルエンザ対策の講演会をサンパール荒川の小ホールで行いますので、是非、お越し下さい。

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 子供向けの食育イベントも。

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2008年10月10日

様々な危機管理の取り組み・製品

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東京ビッグサイトで8日から開催されている「危機管理産業展2008」に参加し、荒川区の震災対策や新型インフルエンザ対策に役立ちそうな取組みや製品を調べて参りました。314社が出展。

 平成17年度に参加した際のご報告(平成20年10月22日のブログ記事)はこちらです。

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 入口付近ではまず、官公庁の展示。東京都、自衛隊、消防庁、海上保安庁などなど。 

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 自衛隊の展示ではイラク派遣団が危険任務に就く際の防弾ベスト等を試着させていただきました。このベストだけで14kg。他の装備も併せると20kgにも上るそうで、そうした装備を着用して炎天下での任務、本当に頭が下がります。

 それぞれの写真の説明はリンク先も是非、見ていただければと思います。

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 高齢者や障害者を階段から避難させる際に使う器具。こうした器具を自治体で購入し、集合住宅に貸し出しているところも有ります。 

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 浸水対策によく使われるのが土嚢です。大雨の予想が出ている時に区内の方から要請が有れば荒川区の土木部から土嚢をお届けします。大雨が過ぎたら回収に伺うのですが、土嚢は重くて嵩張り、その都度、砂を出さなければならない課題が。
 この製品は、畳めば写真内の左奥の白い物体の大きさ、広げれば土嚢無しで浸水を防ぐシートになります。

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 おんぶ作戦で避難する際に使うおんぶ紐。

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 緊急地震速報展の報告記事に書いた災害対応自販機設置とエレベーター内備蓄をセットにしたもの。

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 エレベーター内に閉じ込められた時に使うトイレ。普段は椅子や非常用品の備蓄場所に。

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 泥水からも飲料水を作れる浄水機。手動でレバーを1秒に1回倒すことを繰り返し、一つのカートリッジを交換するまでに4000リットルの飲料水を作り出せます。電気等の動力が一切不要なのが震災時にも力を発揮するポイントかと。
 
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 新型インフルエンザウィルス等を外に出さずにこの中で診察をする陰圧テント。

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 様々な消防特殊車両。

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 平面に折りたためるヘルメット「タタメット」。保管場所に困りません。強度は通常のヘルメットと同じ。

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 震災後の移動手段には河川を活用した小型船舶も有効。 

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 保管がしやすい折り畳み式マットレス。浮きマットや腰掛けにも活用可。

 ここで、デジカメのバッテリー切れ。写真での報告に変えて、以下のリンク先の製品は荒川区でも多いに参考になると思ったものの一部です。詳しくはリンク先説明をご覧ください。

段ボールを使った避難所でのプライバシー確保等

階段避難用のイーバックチェア

・新型インフルエンザで出た死者を保管する袋「セレモバッグ」。自治体で備蓄をするところも出てきています。
 (参考記事:小坂の本会議質問

新型インフルエンザ感染者を看病する際の感染を防ぐアイソレーター

 様々なブースで伺った話や事例を、今後の議会審議や危機管理担当者との話の中で役立てていきたいと思います。

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2008年10月09日

チベット・モンゴル・ウイグル三民族連帯シンポジウムおよびデモ

 コミバスさくらの2つ目の新路線、汐入ルート(参考記事)の運行開始記念式典が10月30日に開かれることになりました。あと二十日程で、コミバスさくらの第二路線が始動することになり、嬉しい限りです。

 さて、先ほど、テレビ朝日から連絡をいただき、10月2日のブログ記事に書いていた、小坂が取材を受けたテレビ放送の日時は13日(月)以降に繰り延べと決まった旨を連絡いただきました。決まり次第、またブログ上でご報告致しますので、お時間が有る方、直接あるいは録画でご覧いただけると幸いです。

 さて、以下、こちらの案内ページから転記致します。小坂も両日のどちらかには参加する予定ですので、皆様も是非、ご参加を!

(以下、引用)
―真の多民族共生を考えるー

 チベット、南モンゴル(内モンゴル)、ウイグル(東トルキスタン)、これらの
地域に住む人々は漢民族と全く異なった民族であり、異なった言語、文化、歴史をもっています。しかし近代以降、中国の「密接不可分の一部」であるとして不当に占領され、そして現在は民族としての生命が絶たれようとしています。自民族の言語による教育、宗教活動が制限され、民族の文化・歴史も否定され、中国への同化政策の真っ只中にいます。

 中国政府の残酷な支配を止めさせるためには、3民族が合同して立ち上がらなければならないという強い危機感の下、日本ウイグル協会の発案により、世界でも初めての3民族による合同の抗議集会とデモを行うことになりました。
 日本人の良心を示すため、みなさまのご協力とご参加をよろしくお願い致します。

☆3民族連帯シンポジウム

【場所】 拓殖大学文京キャンパスE館101教室 (東京都文京区小日向3-4-14)
【日時】 平成20年10月18日(土) 13:00 〜 16:00 シンポジウム
【パネラー】 セイット・トムトルコ(世界ウイグル会議副総裁・日本ウイグル
協会専務理事)
        ペマ・ヨーコ(ジャーナリスト)(予定)
        オノホルド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
        宮崎正弘(評論家)
        藤井厳喜(国際政治学者)
        
【コーディネーター】 荒木和博(戦略情報研究所代表)
【総合司会】     小林秀英(チベット問題を考える会代表)
【資料代】       千円

☆3民族連帯デモ
【場所】 宮下公園〜渋谷駅前〜宮下公園(東京都渋谷区神宮前6丁目

【日時】 平成20年10月19日(日)
      13:00 〜 14:00 集会
      14:00 〜     デモ行進
      15:30        解散

主催:3民族連帯シンポジウム実行委員会
   代表:ペマ・ギャルポ(チベット自由人権日本百人委員会代表幹事)
       オノホルド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)
       イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会会長)
   事務局 文京区白山1-16-6-102  電話 03-3815-7815  FAX 03-3815-7816

参加団体:チベット自由人権日本百人委員会(シンポジウム)、チベット問題を考える会(デモ)、モンゴル自由連盟党、日本ウイグル協会、イリハム応援団、中国民族問題研究所

 また、別のイベントとしてウイグルを理解する場が今度の日曜日に有るようですので、こちらもどうぞ!
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2008年10月08日

区役所そばに出店予定の商業施設

 区役所のそばの荒川区荒川1丁目6番に、大規模商業施設が出店するという届け出が事業者から区に対してなされましたので、その概要をご報告致します。

★出店するのは潟Xーパーバリューという埼玉県と東京都に8店舗を持つ事業者。こんな記事も。本部はさいたま市。

★店舗名称:スーパーバリュー荒川店

★敷地面積:2,265平米

★店舗面積:約996平米

★営業開始:平成21年10月1日

★営業時間:午前9時〜午後10時

★取扱品目:生鮮食料品、生活関連品(日用雑貨)

★来店客見込数:平日989名、休日1,356名

★議会での議論は次回の総務企画委員会(小坂は委員では有りませんが・・・)でなされます。取り急ぎ速報としてご報告させていただきました。

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2008年10月07日

西川区長の4年間の改革継続を!

 夜の政務会合の前に、健康な体であることに感謝しながらさせていただいた献血も今回で131回目。「元気のおすそ分け」。

 さて、区長選挙は今年の11月2日に告示、9日に投票、10日開票予定です。

 西川区長が4年間で進めてこられた580余りの区民本位の新規施策を見ても、西川区長が再選されれば二期目、さらに素晴らしい取り組みを議会との連携のもと進められることは明らかだと議員の一人として確信しております。

 一例を挙げると今まで苦しんでこられた方がいても行政が手を出せなかったゴミ屋敷、カラス屋敷、非常識な餌やりで住環境を悪化させることに対応できる手立てを、各地域の被害者の切なる願いに応える形で全国初の条例を制定し、11月には議会に議案として正式に提出される予定です(参考記事)。
 
 また、乳幼児がかかると重篤な後遺症を残す細菌性髄膜炎(知名度が低いものの、かかると大変、でも予防接種さえすれば防げる病気)への予防接種への補助についても、東日本の自治体では初めて実施を決断して下さいました(参考記事)。

 様々な立場の方の意見を聞きながら、そうした一つ一つの実績を西川区長は挙げてこられました。

 11月にどれだけ多くの方に「西川太一郎」という名前を書いていただくかで、一期目の西川区長の実績への支持がどれだけ有るのかが数字となる、その数字が多ければ多いほど、二期目の西川区長の更なる「幸福実感都市実現への取り組み」が加速できるものだと思います。
 
 西川区長の区政にかける熱意を近くで知る議員として全力で応援をさせていただこうと考えています。

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2008年10月06日

ACCは廃止をすべき、と主張!

 今日は決算特別委員会の最終日。今までの質疑時間とは別枠で外郭団体についての議論をそれぞれの会派の持ち時間の中で行いました。持ち時間は(会派所属人数×3分間=答弁を含まない質問時間のみ)ですので、小坂の持ち時間は3分間。その限られた時間で以下の質疑を行いました。文中リンクを参考にしていただきながら、お読みいただければ幸いです。

(小坂からの質疑・答弁)
小坂:ACC(荒川区地域振興公社)の職員は区からの派遣職員、区職員OB、非常勤職員のみで構成され芸術・文化事業を専門的に行う組織とは言い難く(参考記事)存在意義が不明であるが認識は?

文化交流推進課長:ACCは、「荒川区基本構想」において荒川区を「文化創造都市」にすべく区と共に役割分担をしてそれぞれの特性を活かして活動をしていく為の組織であると認識している。ACCの在り方については、区民からも支持をされており「区よりも気軽に相談できる」「柔軟な意思決定が良い」との声も寄せられている。


小坂:区から5億円も出資した上、毎年約1億円もの区から経費支出しておきながら、今回の職員の犯罪行為に対して区は「ACCは独立団体」だからという理由で社会常識からかけ離れたACCによる揉み消しを認めてしまった。いくら後から不適切な決定であったと言っても覆すことすらできない。職員構成を見ても実態は区の出先機関・OB受け入れ先と言えるのに「独立団体」との名目があるが故に、責任の所在、意思決定の透明性が極めて不明確と言えるが認識は?

文化交流推進課長:小坂委員が指摘をするような「不透明、不明瞭」と言われる部分があるとすれば、それは無くさなければならないと考える。ACCの良さは「柔軟性」や「意思決定の速さ」である。


小坂:以前にも荒川遊園での自販機設置、売店業者決定について強い疑惑が存在したことも透明性が欠けていることの一例。多くの自治体でこの種の外郭団体が存在することは知っているが、この現状を考えると芸術文化事業はACCを廃止し、区が直営で行い外部から専門家をアドバイザーとして任期付き職員として採用すること、区の意思決定の在り方を工夫することを通じて、責任体制も明確な形で独自の文化芸術事業が可能になる形を検討すべきではないか。組織の在り方以前に、ACCというものが本当に必要なものなのかどうか検討すべきではないか(9月9日のブログ記事も参考にお読みいただければ幸いです)?

文化交流推進課長:先ほどから答弁している通りACCの持つ特質に基づいて、区とは異なる柔軟性や意思決定の速さ、小回りの良さを持った形で事業を行っており、ACCの組織については指摘されたような不明瞭な点が有れば改善しながらもACCの持ち味を活かした取り組みを進めていきたい。


小坂:事業報告書を見ても、「ACCでなければ実現ができない」というものが見当たらないし、民間で熱心に活動している方を区で積極的に支援する形が望ましいと考えるがそれは無理なのか?

文化交流推進課長:ACCが芸術文化事業に対して特性を活かした支援を続けていくことで、多くの実績が有り引き続き実績が挙がるように取り組んでいくものと考えている。


小坂:先ほどから「ACCの特質」との話が有るが、抽象的な言葉ではなく、具体的な事業で「ACCでなければできない」というものを示して欲しい。例示された内容を聞くと「ACCでなければダメ」というものではなく、「ACCが以前から関わってきたから、その経緯で関与を続けている中でうまく行っている」事例に過ぎない。ACCでなく区が民間の方を支援するという形でできないという例示にはやはりならない。

文化交流推進課長:具体的な事例として「第九の合唱」・・・・・(いくつか事例を列挙)。


小坂:外郭団体で行わなければならない理由を明確に示して欲しい。「文化芸術事業はお金では測れないもの」という言葉が有りますが、その言葉にもたれかかって不適切な事業が無かったと言えるのか?

文化交流推進課長:公益性を持ち得ない事業、不適切な事業をしたことは無い。


小坂:ACCに限らず、外郭団体について時代の変遷を踏まえ、必要性から根本的に見直しをして欲しい。最後に区長の認識を伺う。

区長:まず、「ACCが事件のもみ消しを図った」との言葉があったが、自分はそのようなことは無かったと認識しており、その点について意見は異なる。ただ、示された意見は示唆に富んだものと認識しており、ACCのみならず外部団体について経緯やあり方を設置者として検討していかなければならないと考えている。また役人の固い頭で全て対応できないことについては、柔軟な発想で芸術文化事業の運営をしていくことも大切であると考える為、必要な分離をしながら組織を見直していくということが現時点では現実的と考える。指摘についての検討はしていく。
(以上、質疑のご報告です)

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2008年10月05日

地方議員として地道に、愚直に

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 「アイデンティティー」という保守系新聞の10月号の一角に「小坂の政治に対しての姿勢」を書いた記事を掲載して戴き、その現物が届きました。折しも今日は父が亡くなってから2年目の墓参りをして墓前でも決意を新たにしてきた日です。その記事の内容をご報告することを通じて、小坂決意を知っていただければと思い、以下に原稿を転記します。長い文章ですが、お読みいただければ幸いです。文中に解説も兼ねてリンクを張っていますので併せてご覧いただければ幸いです。

 小坂の文章は別にして、素晴らしい論客の記事が4ページの紙面に多数掲載されている「アイデンティティー」は実に読み応えが有ります。
 
 近所の方で、「掲載紙を見てみたい!」という方がいらしたら、個別にご連絡いただければお届けしておきますのでお気軽にご連絡下さい。

(以下、掲載された文章です)
愛国系無所属の一人会派として「正直者が馬鹿を見ない社会に」「誇れる日本を守り、次世代に責任を持って引き継ぐ」、を一貫したテーマとして区議会議員の二期目の活動をしております。

 私が初当選した当初は六名であった無所属会派において先輩議員五名は段階的に自民党に移りました。自らのホームページを通じての情報公開を徹底してきた私に対して「他の議員と同時に小坂を自民党に入れてやっても良いが、ホームページにごちゃごちゃ書きこむのを止めるのが条件」と頼んでもいないのに、理不尽な条件をつけてくる会派に入るつもりなど無い為、一人会派で今に至ります

 さて、日本を貶めることで利益を得る「反日組織」が戦後日本の各分野で着々と育って来ました。「日本は朝鮮半島を搾取した」というフィクションを社会に植え付ける(小坂注:参考記事を是非!)ことで、韓国、北朝鮮や在日朝鮮人へ理不尽な利権(朝鮮学校への補助金などが最たるもの)や日本国領土の韓国による不法占拠も見ないふりをする社会を作ってきたこと。「南京大虐殺」に代表される史実の捏造を国内外に流布することで、国内の不満を外に逸らし自身の求心力を高めようとする中国共産党やそのシンパ。「人権」という言葉を名目に、日本の文化を破壊しながら利権拡充を続けてきた集団。

 そして今、そうした反日勢力が決定的な力を得る為、「外国人参政権法案」「人権擁護法案」さらに「移民一千万人計画」の実現に力を入れています。祖国日本の先人が連綿として引き継いできたものを危うくするこうしたことに対し、地方議員の一人として明確に反対の意思を表明してきました。

また、同時に大手マスコミが、中国共産党に不都合な報道を骨抜きにする為の日中記者交換協定によって本質的な報道をしない、「チベット、東トルキスタン、南モンゴル」での現在進行形の民族虐殺(文化的侵略、軍事的侵略、人口的侵略)を止めさせるには中国共産党支配の一日も早い終焉が必要であること」「拉致問題や大量虐殺されている北朝鮮の住民の為に、一日も早い独裁体制崩壊の為に政府は動くべきこと」「台湾と日本の友好関係の重要性」について、地方議員として明確に発言、支援の為の行動をしてきました。地域に密着した区政課題にしっかり取り組むと同時に、こうした問題について姿勢を明らかにするのは地方議員としても、当り前のことと思います。

 多くの支援者より、「若いのだから区議会議員で満足せず、早期に都議会や国会に挑戦したらどうか。その為には、敢えて敵を作るような発言や行動をしないのが得策」との言葉をいただくことが有ります。「広いフィールドで活躍を」というありがたい言葉であると同時に、一方で地位を目的にしてはならないと強く自戒しています。日本新党の学生ボランティアや新進党本部職員、代議士秘書といった立場で、様々な国政・都議会の現職・候補者を見てきました。そこでは地位に就くこと自体が目的化している方は、どこか無理が生じ、当選できたとしても現職になって、支援団体との関係等から当初の理念と異なる行動をせざるを得なくなった事例が多く見受けられました。そうした事例が増えれば増える程、「政治家は当選する為には、選挙のことを考えて当初の主張を簡単に変えてしまう、信用できない存在」という認識が国民に広がり、政治不信を一層深刻なものにしてきたと認識しています。

 私がそうした方達と同様の行動をとり、自分の主張を都合に応じて変え、主要政党や団体に阿り都議会議員や国会議員に仮に当選したとしても、それは「政治不信を助長する存在の議員」が一人増えただけで、私自身にとっても、社会にとっても意味の無いことです。

 明確な考えを表明しながら、その実現に向け愚直に尽力していく裏表の無い議員。すぐに結果は出なくても重い壁を少しずつ前に押して、じわじわと社会を変えていく地道さを忘れない。それは玄人から「政治はそんな単純では無い。所詮、書生論だ。」との批判も有るかもしれません。愚直を貫けば、大きな団体の支援と政党選挙を前提としている都議会や国会に進むことなど、現状では不可能です。私はそれでも良いと考えています。

 区議会議員としての毎日を明確な信念に従って大切に取り組むことを積み重ね、結果として都議会や国会に進むことなく区議会議員として政治家として一生を終える、それは誇りを持つべきことです。「地位を得るために信念を曲げる、あるいは元から核となる信念が無い政治屋」が多い中、そのような愚直な議員が存在することによって、政治の信頼を少しでも取り戻し、地方議員としてそうした姿勢を貫く方が増えてくることを確信します。愚直に地道に日々の活動に誇りを持って取り組む議員が組織に頼らずとも多くの方に評価され都政や国政に進める社会にする、そうした気概も決して忘れずに、志を持つ方々と共にそれぞれの持ち場で尽力して参ります。
(以上です。お読み戴きありがとうございます。)

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2008年10月04日

異常な補助金1000万円余、補足情報

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 運動会シーズンです。今日は区立東尾久保育園の運動会に家族で参加、明日は少年野球の団体の運動会。
 さて、標題についての概要は9月26日のこちらの記事9月30日のこちらの記事をまず読んで頂ければ幸いです。さて、9月30日の質疑で「補助を出した先の店舗の状況を示す数字を役所が掴んでいないなど論外。早く出せ!」と言ったのですが、10月2日に以下のような数字を出してきました。

 予想通り「閑古鳥が鳴いている」状況。こんな代物に補助金を易々と出す区の判断に改めて猛省を求め、補助金の打ち切りを求めて参ります。

(1)韓国 済州州市「ボアズ」概算売り上げ高
     5月    6月    7月    8月
物販  9万円   14万円  12万円  13万円
飲食 16万円   20万円  16万円   9万円
合計 25万円   34万円  28万円  22万円
※飲食の来店者数は、1日3〜4名
 因みに、この店舗の家賃は毎月30万円となっており、その3分の2の20万円が補助金として支給される訳です。

(2)フィリピン 「ヴィンタ クルチューラ」
・来店者数:1日平均3〜5名、月平均70名〜90名
・売上:月数万円

※このフィリピンアンテナショップが区へ提出した企画書に「外国人向けに荒川マイスターの事業所を訪ねる外国語でのツアーを実施する」とか「外国人向け商店街ツアーを実施する」「ウェブで情報発信していく」という約束については、小坂が確認してみると全て行われておらず、実施予定も未定。

 担当課長に「年間活動計画を提出させていないのか?」と聞くと「資金計画は出させているが年間活動計画などは特に提出させていない。」「責任者は今フィリピンにいるので、帰国し次第きちんと実行するように強く求める。」との答え・・・。

※因みにこの商店街からはもう一つ、同じ補助金の枠組みで申請があったのですが、それは区が却下したそうです。その内容は「商店街の散歩拠点」といったもので「商店街で買った総菜や弁当を持ち込んで食べる場所を設置することを通して地域交流の拠点にする」という事業をある企業が運営するというもの。この提案に対して区は専門家の意見も聞いて「事業として成り立たない」と判断して却下したそうです。
 
 上記の韓国やフィリピンのアンテナショップも、数字を見れば事業としては破綻しているのが数字から明らかです。どちらも始める前から「事業として成り立たない」ことは企画書の内容を見ても、素人の小坂でも分かります。
 まあ、「事業」ではなく補助金を得ることが主目的であれば、ある意味「成り立ってはいる」のかもしれませんが・・・。

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posted by 小坂英二 at 14:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

マンション新築時に環境配慮設備設置を!

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 写真は東京都の こちらの記事に掲載の通り、今日から荒川区役所1階に設置された「使わなくなった携帯電話の回収BOX」です。
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 今日の決算特別委員会では各会派から持ち時間の範囲で自由質疑が行われましたが、小坂は持ち時間は無いので、聞いていました。
 その後各会派から締め括り総括質疑(答弁を含まない時間で持ち時間を計算=会派所属人数×2分)が各会派から行われ、小坂も2分間の持ち時間で以下の質問を行いました。以下、質疑をご報告致します。
 その後、一般会計決算、特別会計の決算共に委員会で認定されたので、本会議へ回されます。来週は外郭団体についての議論を行います。

201006simekukurisoukatsu3.jpg
(小坂からの質疑)
小坂:各種エコ助成の現時点の利用件数をお示し下さい。

環境部長:エコ助成の利用件数については19年度は9件、20年度は24件。今年5月から開始された雨水利用施設設置への助成については5件となっている。


小坂:補助制度が有っても、後付けで環境配慮設備を設置するには高い問題意識と熱意を持った方でなければ進まないのが現状で普及には限度が有ると考えます。そこで環境基本計画の精神を建物新築つまり都市整備の段階から取り入れるべきと考えますが、認識を伺います。

都市整備担当部長:環境基本計画は、基本構想で掲げられた環境先進都市を目指していくために、荒川区が進むべき方向を定めたものと認識しております。
  この計画の精神を、都市整備の段階から取り入れるべきとのご意見に関しましては、私共も同様でございます。


小坂:墨田区では今までは要綱、今年七月からは強制力の有る条例で五百平米以上の新規建築物において雨水利用施設等の設置を定めました。
 墨田区は今までに雨水利用を全国でもトップクラスの水準で地域住民と共に進めてきたという背景はあるものの、荒川区においても、大型建築物新築時には雨水利用、日照が確保されれば太陽光利用、屋上緑化等を義務付ける条例に改正しては如何でしょうか?
都市整備担当部長:区としては、この計画を推進していくために関係各部門が連携し、様々な方策を考えていく必要があると思います。
(通称)マンション条例の中でも遮熱性舗装や太陽光発電、屋上緑化等について協力を要請しておりますが、雨水利用も含めましてどのような形で取り込んでいくか検討してまいります。


小坂:私はマンション管理組合理事長としてマンション地下に埋め込んである巨大な水槽に溜まる雨水を日頃の散水等に使えるよう配管を改善できないか検討したのですが、後からの工事では費用も高額になる為、断念しました。
 マンション新築時の設備設置であれば、費用は極めて低額で済んだと思われるに残念です。建設時から条例での設置が定められていれば、環境に配慮した構造の集合住宅しか建設できなくなり、それは環境に高い意識を持つ住民の定住を誘導できる上、法で定める最低限の基準しか満たさない質の低いマンションの粗製乱造を防ぐことにも繋がり、都市整備の面からも望ましいと考えますが、認識を伺います。

都市整備担当部長:環境に配慮した集合住宅を建設することが必要との委員のご意見につきましては、私共も同様に認識しているところでございます。
 お尋ねの地下水槽は消防用の防火水槽であり、水道水を貯留しているものでございます。
 散水等への使用にあたり、ポンプアップをどうするか、貯留水に雨水を活用できないか、また、別に雨水貯留槽をつくった方が良いのか、さらにこれらの費用はどのくらいかかるのかなどを調査し、今後、環境部門とも議論を重ねながら、検討してまいります。

小坂:こうした環境配慮の建築規制は世論の理解も得られるもので区の目指す方向と合致すると確信しますが最後に、区長の認識をお聞きします。
区長:2分間の短い時間で建設的な質問をされていると認識している。マンション規制に環境配慮の考えを取り入れるとの小坂委員の意見に同意する。一人会派で大変な面もあると思うが今後も区民の為に尽力をお願いしたい。

小坂:都市整備の側面からも地道な環境施策の充実を区長のリーダーシップで進めていただくよう要望します。

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2008年10月02日

テレビ出演等のご案内(10月14日で決定!)

 今日も決算特別委員会。小坂は持ち時間を9月30日の質疑までで全て使い果たしましたので、発言できず。

 さて、今日の夕方、テレビ朝日の撮影クルーに来ていただき、収録を行ったのですが、以下の内容でテレビ出演しますので、是非、御覧頂ければ幸いです。夜にもう一度撮影が有るのでこれから行ってきます!

テレビ朝日(10チャンネル)報道番組「スーパーJチャンネル」(16時53分〜19時)で小坂のインタビュー映像や迷惑行為が続いている現地の状況報告を小坂が行う映像が放送されます。

放送は10月14日(火)で決定!

 その中の18時37分〜50分頃の「Jのこだわり」という十数分の特集コーナーで放映される予定です。以前から取り組んできた「迷惑行為を罰則付きで抑止する条例原案」についてや、背景となったゴミ・猫屋敷の現状についてお話し、理解を求めるものです。

 日頃の活動のご報告の一端として是非、御覧頂けると幸いです。お知り合いにもお声掛けいただけるとありがたく存じます。
(緊急ニュースなどが入ると放送内容変更の可能性も有ります。)

★10月6日(月)〜12日(日)の荒川ケーブルテレビでも決算特別委員会における各会派の総括質疑が9時〜11時、18時〜20時に1日二回、連日同一内容が放送されますが、小坂も最後から二番目に登場します(質問内容はこちら)。

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posted by 小坂英二 at 20:18| Comment(213) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月01日

交通安全講習受講者に優遇策を

 荒川区HPで、友好都市である秩父市と西武鉄道の共催で開催する「サイクルトレイン」の案内が出ています。小坂も行きたい!のですが、都合がつくかどうか・・・。自転車を分解せずに電車に乗せ、秩父市において自分の愛車でサイクリング。ご興味のある方、申し込まれては如何でしょうか?

 さて、9月6日のブログ記事「交通安全対策協議会での発言」でご報告した通り、「荒川区と警察署で実施している自転車運転免許講習会の受講者数が年々減少しているが、学校等により積極的に呼びかけを行うべき。」という問題提起を行っていますが、それに関連して。

 荒川区の自転車運転免許については、こちらの記事に詳しく書かれているように、意義深い制度です。これをさらに多くの方に受けていただき、交通事故を減らす為には、参加を促す為の動機づけを積極的に行うことが不可欠と考えます。

 「講習会を行ってます」と呼びかけるだけでは、意識の高い人は参加しても、本当に講習が必要な「危険な運転をする方」はなかなか来てくれません。そこで、優遇策で動機付けを行うのです。

 三鷹市において具体的な事例が有ります。広報みたかのこちらの記事の中ほどに記載の通り、自転車安全講習会を受けると「登録駐輪場の登録優先権や、すずかけ駐輪場の受講後1カ月の無料サービスなどを受けることができます。」

 こうした駐輪場での優遇や就学前児童がいる保護者については、交通安全講習を受講した際には幼児用ヘルメット(3月6日のブログ記事も是非、お読み下さい!)の引き換えチケット(自転車店で現物を受け取る)を渡すことなども考えられます。

 担当課長にもこうした要望をしましたが、こうした観点から区としても優遇策の検討を進めて下さっているとのこと。引き続き、幅広く交通安全教育が進むように働きかけて参ります。

small_ribon.gif交通安全講習受講促進には優遇策による動機付けが有効、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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posted by 小坂英二 at 16:31| Comment(3) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする