運動会シーズンです。今日は区立東尾久保育園の運動会に家族で参加、明日は少年野球の団体の運動会。
さて、標題についての概要は9月26日のこちらの記事と9月30日のこちらの記事をまず読んで頂ければ幸いです。さて、9月30日の質疑で「補助を出した先の店舗の状況を示す数字を役所が掴んでいないなど論外。早く出せ!」と言ったのですが、10月2日に以下のような数字を出してきました。
予想通り「閑古鳥が鳴いている」状況。こんな代物に補助金を易々と出す区の判断に改めて猛省を求め、補助金の打ち切りを求めて参ります。
(1)韓国 済州州市「ボアズ」概算売り上げ高
5月 6月 7月 8月
物販 9万円 14万円 12万円 13万円
飲食 16万円 20万円 16万円 9万円
合計 25万円 34万円 28万円 22万円
※飲食の来店者数は、1日3〜4名
因みに、この店舗の家賃は毎月30万円となっており、その3分の2の20万円が補助金として支給される訳です。
(2)フィリピン 「ヴィンタ クルチューラ」
・来店者数:1日平均3〜5名、月平均70名〜90名
・売上:月数万円
※このフィリピンアンテナショップが区へ提出した企画書に「外国人向けに荒川マイスターの事業所を訪ねる外国語でのツアーを実施する」とか「外国人向け商店街ツアーを実施する」「ウェブで情報発信していく」という約束については、小坂が確認してみると全て行われておらず、実施予定も未定。
担当課長に「年間活動計画を提出させていないのか?」と聞くと「資金計画は出させているが年間活動計画などは特に提出させていない。」「責任者は今フィリピンにいるので、帰国し次第きちんと実行するように強く求める。」との答え・・・。
※因みにこの商店街からはもう一つ、同じ補助金の枠組みで申請があったのですが、それは区が却下したそうです。その内容は「商店街の散歩拠点」といったもので「商店街で買った総菜や弁当を持ち込んで食べる場所を設置することを通して地域交流の拠点にする」という事業をある企業が運営するというもの。この提案に対して区は専門家の意見も聞いて「事業として成り立たない」と判断して却下したそうです。
上記の韓国やフィリピンのアンテナショップも、数字を見れば事業としては破綻しているのが数字から明らかです。どちらも始める前から「事業として成り立たない」ことは企画書の内容を見ても、素人の小坂でも分かります。
まあ、「事業」ではなく補助金を得ることが主目的であれば、ある意味「成り立ってはいる」のかもしれませんが・・・。
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