2008年12月05日

迷惑行為を規制する条例案、委員会可決!

 今日は小坂の所属の建設環境委員会。議題は十数項目あるものの、9月19日に西川区長から記者発表されて、内外で大きな反響を呼び起こした「荒川区良好な生活環境の確保に関する条例」について、委員会として最終の審議をして採決を行う日とあって、各報道機関や反対派の動物愛護団体関係の方で傍聴席は満席となっていました。(9月21日のブログ記事も参照下さい)

 今までの委員会での質疑に加えて、さらなる議論をした後、討論をして採決。小坂も含む多くの委員の賛成により委員会可決致しました。

 以下、小坂からの賛成討論をご報告致します。小坂が討論をしている間、傍聴をしている反対派からは「あの議員を落選させなければ」「落選させてやる!」「あの議員をなんとかしないと」という野次とも脅しともとれる発言が相次ぎましたが、超然として相手にする必要も有りません。

 委員会で可決され、12月12日には本会議で採決が行われます。この日も小坂からは賛成の討論をさせていただく予定です。

(小坂からの賛成討論)
 本条例案に賛成の立場から討論を致します。非常識な迷惑行為者による環境悪化に長年苦しみ続けた区内外の多くの被害者にとって、本条例案が可決されれば一筋の光となります。
 今まで全国の地方自治体でもここまで踏み込んだ対応をとってこなかった中、現場を調査し被害者の声に真摯に耳を傾けて、詳細な調整と数々の困難を乗り越えて条例化をされた西川区長をはじめとする荒川区の関係部署の皆様方には、こうした条例制定の必要性を訴えてきた議員として、まず心から感謝を申し上げたい。

 今までも行政は迷惑行使者に対して訪問活動を行い、度々説得や指導を行ってきました。しかし、実効性は上がらないケースが実際に存在します。ゴミ屋敷においては過去にボヤ騒ぎを起こしたり、夏場の虫の大量発生・悪臭、猫への無責任な給餌による繁殖、が長年続いてきたにも関わらず、行政や議員からの働きかけには「私有地で何をしようと関係無い。うるさい。」と追い返すのみ。権限が無い為、これ以上踏み込んだ取り組みはできなかったのが実情です。

 また、別のケースで、実際にその時間に数時間その現場を何日にも渡って見てきたが、真夜中3時から毎日3時間かけて生肉を街のあちこちにばら撒く迷惑行為者についても、行政の説得には何ら耳を貸しませんでした。この二例以外にも環境破壊をもたらすような迷惑行為は区内各所で発生しています。行政の権限が限られているが故に、迷惑行為の被害者は長年、泣き寝入りをするしかありませんでした。そうした被害者を救うために罰則を辞さない条例案を策定した大前提をまず、忘れてはなりません。

 「生活環境審査会」という弁護士や医師で構成される審査会の意見に基づき改善の方向性を定める仕組み、立ち入り調査と改善命令の実施に実効性を持たせる為の罰則を辞さない仕組みを詳しく見るにつけ、行政が迷惑行為にしっかり対応していこうという決意が伺えると共に、私が議員として長年、制定を求めていた条例案そのものであると確信し可決・成立を心から望むものです。

この条例案が9月に記者発表されてから区内外の多くの方から評価の声、「長年迷惑行為に苦しんできたが、こうした条例が全国に広まってほしい。荒川区は行政としてよく踏み込んでくれた!嬉しい!」との声が多数私のもとに寄せられていることも付言しておきます。

 一方、荒川区は地域猫活動を積極的に支援することを明確に打ち出し、現在30団体が登録・活動中です。一部の方々が「本条例は地域猫活動を阻害する」と反対をされているようですが、地域猫活動を区は積極的に支援し、様々な意見を聞く機会を設け建設的な意見については積極的に取り入れる姿勢を示しています。区報の11月11号の1面全面など2回連続で使って地域猫活動への理解を促進する特集を組んだことも有ります。区のこうした細やかな対応も高く評価したいと思います。

「この条例案のせいで地域猫活動が迫害されている。愛護活動の妨げになる。」との苦情を寄せる方もいるようです。正当な地域猫活動や愛護活動をされているのであれば心から敬意を表したいと思います。そして自分の活動に信念を持っているのであれば、「誤解に基づく非難」をされたのなら、どうぞ、自信をもって「これは正当な活動だ」と胸を張って、批判を加える方に主張や説得をしてください。水をかけられたり、つかみ掛ってきたら警察に通報してください。

 社会において、どの分野でのあらゆる活動においても賛成する人、反対する人、そして挙げ足を取ろうとする人がいます。信念を持って正当な活動をしているのであれば、正当な批判には耳を傾けつつ、不当な雑音は意に解さず信念を貫く覚悟が有れば良い。区もそうした皆様の信念を支援する決意を持っている。私はそう考えます。

 また、迷惑行為者に対して精神的なアプローチで解決を図る取り組みの必要性についても以前から申し上げてきたが、これについても区は条例施行の体制整備とともに、本格的に取り組みを更に強化される意向を区長からもお聞きしました。こうしたアプローチを進めつつも、改善がなされない場合は罰則適用もやむを得ないと考えますし、制度上、罰則を組み込んだのは実効性を持たせる為に必要不可欠なことです。
 
 最後に全国各地で迷惑行為に苦しむ多くの方に希望を与える本条例の早期成立を望むと共に、同じ悩みを抱える自治体にも広がっていくことを心から望み賛成の討論とします。

(以上、討論内容終わり)

small_ribon.gif迷惑行為を規制する条例が委員会可決されたことを高く評価する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(65) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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