多くの新聞やテレビでは中国共産党のプロパガンダ機関である新華社通信のニュースを垂れ流しており、漢人がウイグル人に暴行しているものに加え、その中にはウイグル人が漢人へ暴行をしている映像も含まれています。
こうした映像をそのまま鵜呑みにするのは危険です。過去に中国共産党がやってきたこと。それは平和なデモ隊を武力で弾圧することを正当化する為に、そのデモ隊の仲間のような格好をした愚連隊を金で雇てでっち上げ、その連中に暴行の限りを尽くさせる。その映像を撮影して世界中に流し、「こうした暴力行為をしたのだから武力鎮圧は当然」との姿勢をとる。
過去にチベット国における平和なデモ活動に対しても、チベット人僧衣をまとった偽物が暴れまわる映像を世界に流して、その後ネット動画でその「偽物のチベット僧」が隠れて僧衣に着替えている映像が流され、嘘が発覚したことが有ります。
中国共産党が過去に行ってきたことの中に、「自分たちの身内を殺してでも、事実をでっち上げ、敵のイメージを失墜させる」ような事例は多く有ります。今回もその一つと捉えるべき側面が有ると考えます。
もちろん、あのような混乱状態ですからウイグル人による暴力がゼロとは限りません。しかし、根本的な問題は、今混乱が起きている地域は東トルキスタン国という独立国を中国共産党が武力で植民地化し、文化を壊し、言葉を禁止し、宗教を破壊し、人口侵略の限りを就くし、ウイグル民族の依って立つところを破壊しつくそうとしている恐るべき現状が存在し、そこで押さえられてきた怒りが今回の騒乱に繋がっているのだということです。
現状を認識するのに是非、見ていただきたい動画を3つ下に貼ります。是非、御覧下さい。
中国共産党によるウイグル民族抹殺策に抗議するために、今週末12日(日)にデモを計画しています。小坂も参加してスピーチをさせていただく予定です。是非、多くの方と怒りの声を挙げて参りたいと思います。共に参加していただけると幸いです。
「中国政府によるウイグル人虐殺に抗議するデモ」
日時:7月12日(日)
15:00 集合 15:30 集会
16:15 デモ 16:45 解散
会場:渋谷 宮下公園
主催:日本ウイグル協会
中国共産党による東トルキスタン国への植民地支配、ウイグル人虐殺を許さない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。