2009年10月31日

新型インフル接種に区から補助出ます!

 昨日の朝は震災対策・危機管理調査特別委員会で「新型インフルエンザ接種への補助」を中心に議論をしました。区からの報告と小坂からの質問をご報告します。

 委員会終了後、調査と打合せ、その後障害者雇用を区として進める具体策について関係団体や部署と話をしてから、童話画家「吉野健一」さんの遺作の展示会(ムーブ町屋4階)にお邪魔し、ご遺族の方から区政への様々な協力をして下さる旨、お聞きして参りました。とてもありがたい話です。
 とても心の温まる日本の原風景の絵が沢山!今日まで開催してますので、家族で楽しんでいただければ幸いです。

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★新型インフルエンザワクチン接種に伴う実費負担軽減事業について

★今回の予防接種は、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことを目的としており、新型インフルエンザワクチン接種対象者の接種費用の一部を助成することによって、区民がワクチン接種を受けやすくする ための環境を整備する。

1 助成の考え方
(1)今回の予防接種はワクチンの数量に限りがあることから、国が一括購入し、接種費用、接種順位、接種スケジュールなどを決定するものであり、接種は個人の意思に基づいて行う任意接種となっている。

(2)区における任意接種補助の実績を考慮する。

2 対象者
(1)国が定めた優先接種対象者、その他の対象者の86,200人
(妊婦、基礎疾患を有する者、幼児、小学1〜3年生、1歳未満児の保護者等、小学4〜6年生、中学生、高校生相当の年齢、65歳以上の高齢者)
(2)国が定めた対象者以外に接種が開始されても、対象としない。

3 実施方法
(1)国と契約した受託医療機関に、区民が直接予約し接種を受ける。
(現在、区内受託医療機関は125か所)
(2)区民は接種後に、助成額を引いた額を受託医療機関に支払う。
(3)区外の受託医療機関で接種した場合、償還払いとする。

4 助成額
全国一律で定められている接種費用、1回目3,600円、2回目2,550円(1回目と異なる医療機関で接種する場合3,600円)のうち、1回目2,600円、2回目1550円(異なる医療機関の場合2,600円)を助成することにより、1回1000円の自己負担で接種が受けられるようにする

5 助成期間
  平成21年11月9日〜平成22年3月31日
接種率を60%として算出
1 歳出額            230,447千円
2 国・都の補助額(予定):    78,753千円
3 区の負担額(1−2):    151,694千円

6 今後の予定 
平成21年10月31日 HPにて周知
11月 1日 区報にて周知
11月 9日 優先接種対象者(妊婦、基礎疾患)の接種開始
11月13日 区新型インフルエンザ報特集号発行 

(小坂からの質疑・答弁)

小坂:荒川区の助成対象は高校卒業後から64歳までは含まれていないが、23区において他の区ではこの年齢層への負担軽減を行っている自治体は無いのか?

保健予防課長:23区内では無い。


小坂:優先対象については、負担軽減策をとるとの姿勢だが、蔓延を防ぐ為区として接種促進の姿勢を示す為にも、ワクチンの不足は有るものの、年齢や所得に関わらず負担軽減策を実施することによって接種へのハードルを下げるべきと考えるがどうか?また、全年齢を補助対象とすると、さらに財源はどの程度必要となるか?
 今回の負担軽減策対象者以外への実際の接種は4月以降になるので、来年度予算編成にあたり是非、考慮していただきたい。

保健予防課長:重症化と死亡者を減らす為に効果的な対象を現状、しておりそれ以上広げることは考えていない。

生活衛生課長:対象者を全てに広げると今回の倍以上の財源が必要となる。


小坂:季節性インフルエンザ接種も今年は大変希望者が多いと聞いている。どの程度増えているか?地域の医療機関にとってかなり負担が増えていると思う。新型インフルエンザ接種については、やはり医療機関以外の場で接種することを考えるべきではないか?

健康部長:季節性インフルエンザ接種は10月1日から開始しており、具体的な接種の状況はまだ掴んでいない。


小坂:新型インフルエンザ接種の接種率を6割と試算する根拠は?

生活衛生課長:現在の季節性インフルエンザ接種率は50%程度であり、新型インフルエンザ接種についてはさらに推進することを考え6割とした。


小坂:小中学校の学校施設内での接種も可能という方針が厚生労働省から示されたが、荒川区においては学校施設等での接種は行わないのか?地域の医療機関の負担軽減や健康な児童生徒の感染防止の為にも学校施設内での接種は必要ではないか?学校施設での接種を行う自治体は無いのか?

保健予防課長:区内の医療機関で行う。現在対応できると考えている。
部長:学校でやるとして医療機関に会場を貸すような形になる。23区内では保健センターのような場で行うところも有る。医師会との協議で地域の医療機関で対応することになった。十分に対応できると考えた。学校で接種するには、副反応で急変が起きた際など、万が一の対応も考えておく必要が有る。それも含めて検討した結果、学校での接種は行わない。


小坂:10月26日から始まった医療従事者への優先接種について、不足している実態について説明いただき、区の見解をお示し下さい?

保健予防課長:希望が有った数に対して倍有った。状況を勘案して配した。
健康部長:医療従事者の国全体の中で都に9%しか国がくれなかった。全国的には足りないし、都も足りない。解決方法が無い。区でやれることが無い。ワクチンが少ない中どう、配分するかが課題。眼科、皮膚科などもゼロにする一方、必要性の高い現場には重点的に配分している。


小坂:私の妻は腎臓透析のクリニックで看護師をしており、保健所からの医療スタッフの数の調査に対して12人が在籍、全員が接種を希望していました。
 しかし先日、割当が有ったワクチンは4人分です。腎臓透析患者というハイリスク対象に日常的に接触するスタッフに対してこの状態です。医療スタッフがまず優先で接種されることを国で決めておきながら、全てに行き渡らない。そうした状況を放置して、11月9日に次の優先接種対象に接種を移すというのは理解に苦しむがこの現状をどう考えるか?
 多くの病院でそうした事態が起きていると聞いている。ハイリスク群本人への接種が重要であるとの理屈であれば、医療従事者への接種よりもハイリスク群の方々への接種が先という理屈になるはずだが、そうなっていないのは何故か?医療スタッフで10月下旬の優先接種から漏れると、その後はハイリスク群の患者が優先され、残りの医療スタッフへの接種は4月以降になると考えられるがそれはおかしいのではないか?

保健予防課長:議員から相談を受けた後、確認をしたが「打てなかった医療従事者には、余ったワクチンを打っても良い」との方針も出された。


小坂:「余ったワクチン」など生じる余裕は無い。医療従事者を最優先で接種するのは、医療体制の崩壊を防ぐ意味からも、この配分を決めている都に対して、整合性を持った優先順位の付け方を整理すべきと意見を申し上げていくべきではないか?

健康部長:今の時点では、医療従事者への優先接種については毎日、新型インフルエンザ患者を見ているような方に重点配分してワクチンを配布している。医療従事者宛に割り振られたワクチンの数が想定よりも少なく、こちらの想像よりもさらに厳しかったと言うのが現状。今後適宜、国や都へ必要な問題提起をしっかり行なっていきたい。

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2009年10月30日

アサヒビールから太陽光発電寄贈!

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 昨日の朝はマンションで集まった「ペットボトルの蓋」を赤土小学校に娘と一緒に届けてから保育園に登園させた後、尾久幼稚園60周年記念式典に参列。

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 園児の「お祝いの言葉と歌」はとても元気。
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 伝統有る「尾久コーラスひだまり」と園児のお母さんコーラスの後、茶話会が有りました。時間が迫ってきたので、茶話会の途中で失礼し区立尾久小学校の屋上へ。

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 5月10日のブログ記事(詳しくはこちらをご覧下さい)に書いた通り、アサヒビール蒲lより、荒川区の2つの小学校に太陽光発電装置が寄贈される運びとなったのですが、今日はそのうちの1校、区立尾久小学校への太陽光発電装置の寄贈式が行われる為、臨席させていただきました。

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 荒川区長にアサヒビール鞄結梠濠支社長から目録の寄贈。太陽光発電装置は20kw。

 報道記事(産経新聞

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 屋上からは、プールでヤゴを育てるための「ヤゴのゆりかご」も見えます。枯れ草を束ねたものです。

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 1階入り口には、太陽光発電装置での現在の発電量や累計などが、繰り返し流され、児童の環境学習に役立てられます。

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 学校の事務室にも管理端末が。年間20万円超の電気代の節約になるとか。 

 午後は荒川区地域振興公社の評議員会に出席し、あらかわ遊園で廃止となった電子マネー事業についての議論を中心に意見を述べました。あらかわ遊園のファンにメールマガジンの形でイベント情報や割引特典メールなど送ってはどうかと提案、検討するとのこと。

 今日の午後に区立尾久八幡中学校の学芸発表会がサンパール荒川の大ホールで行われているとのことで、是非、一部でも拝見したかったのですが、時間がとれず残念。

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 その後、自転車で駆け出し、メトロ日比谷線入谷駅前のバイク駐輪場(デッドスペースを活用している=荒川区も参考にすべき)の状況を視察(バイクスペースは半分駐輪されていた)。

 夕方にその足で秋葉原に今月1日に開設された献血ルーム「akiba :F」(参考ブログ記事も)にて成分献血。献血は146回目です。「akiba :F」は小坂のお気に入りの献血ルームです。時間を見つけて献血という「健康のおすそわけ」を健康な間は続けたいと思っています。

 10月23日のブログ記事でご報告した通り、小坂もTwitterに参加しました。フォロー(リンクのようなもの)していただいているのが、83人を超し、とても嬉しく思っています。献血ルームのパソコンをふと見ると、Twitterの画面が映っていました。聞いてみると「こちら」の通り、「akiba:F」のTwitterページ(こちら)も有るようで、早速、フォローしました。空き状況がリアルタイムで掴めて便利そうです。

 小坂のTwitterページはこちらです。

 まだ初めていない方も、気軽に参加してみてはどうでしょうか?もちろん無料ですので(まわし者では有りませんが・・・)

 Twitterは、様々な立場の方の「今」を知ることができる新たな交流ツールとして、利用者や活用法も広がる一方でしょう。

 行政で活用を始めたところも出てきています。後日の記事で特集をしたいと思います。

 夜は会合が無いので家族で揃って夕食。娘が寝てから翌日の特別委員会の質問準備を開始。こうして夜は更けていきます。

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2009年10月29日

南千住8丁目に来年2月、認証保育所開設!

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写真は西日暮里駅で見かけた「ふれあい鉄道フェスティバル」のポスター。11月14日に尾久駅周辺で開催されます。

 YAHOO JAPANが「選挙での情報源拡大=ネット活用の解禁を!」とのことでネット署名を始めました(報道)。小坂が以前から主張(参考ブログ記事)していたことと同じ内容である為、早速署名しました。

 概要と署名はこちらをご覧いただき、ブログ読者の皆様にも署名をいただけると幸いです。このような状況は異常です。是非、ご協力宜しくお願い致します。


 昨日は朝に「高年者芸能大会」の開会式にお邪魔した後、所属の文教・子育て支援会に出席。8つの議題を15時近くまで議論を行いましたが、そのうちの1点「汐入地域への認証保育所の新たな設置」の概要と小坂からの質問をご報告致します。

★南千住3・4・8丁目地域を対象に公募していた認証保育所事業者について、都への推薦候補者を選定した。


★推薦候補者
 施設名(仮称)ピノキオ幼児舎南千住園(南千住8−4−5 ベルポート汐入西館2階)

 事業者:潟sノーコーポレーション(杉並区高円寺南4−26−16)

★候補施設の概要
 ・床面積 87平米
 ・予定人数 20名(0歳児6名、1歳児7名、2歳児7名)
 ・職員数 7名(施設長1名、保育士5名、調理員1名)
 ・開設時期 平成22年2月(予定)

★選定の経過等
 1.応募者:潟sノーコーポレーションを含めて、3事業者から応募があった。3事業者とも開設予定場所が同一建物であり、建物所有者の貸付意向を確認できる書類の提出を求めたところ、提出があったのは潟sノーコーポレーションのみであったため、当該事業者を審査対象とした。

 2.推薦候補者の選定内容
   提案審査を適正かつ公平に実施するため、認証保育所事業者候補選定委員会を設置し、現地調査を含め3回開催して決定した。

 3.選定委員会委員(7名)

 ・委員長 子育て支援部長
 ・副委員長 子育て支援部計画課長
 ・委員 企画担当課長、保育課長、区立保育園長(代表)、営繕課長
 ・外部委員 松浦 浩樹氏(和泉短期大学准教授)

 4.審査項目(21項目)
  保育園運営についての理念、保育方針の特色、給食の提供、保護者への対応、サービス向上に向けた保護者の声を反映させる取り組み等

 5.選定理由等
  選定委員会において各審査項目について採点し、下記の選定理由により(仮称)ピノキオ幼児舎南千住園(潟sノーコーポレーション)を都への推薦候補者とした。
  @事業者は現在、認証保育所を5園直営で運営しており、またフランチャイズ方式でも13園の運営をサポートしており、保育事業について実績がある。

  A安全衛生に十分配慮し、旬の食材を採り入れた手作り給食を提供している点、安全管理・防災対策マニュアルに基づき危機管理体制を徹底している点、また、保育士の研修内容が充実している点等について、選定委員から高い評価を得ている。

  B現在事業者が運営している認証保育所の第三者評価において、良好な結果を得ている。


 6.都への推薦
   本候補者については、中小企業診断士による財務診断等、荒川区認証保育所推薦基準に合致している為、都へ推薦することとする。


 7.今後の予定
    11月〜 東京都へ候補者推薦
         東京都による現地確認
         施設改修工事
 平成22年2月 開設予定

(小坂からの質問と答弁)
小坂:認証保育所におけるAED設置の現状は?認可は既に設置が終わっているのに認証保育所については、未設置という状況は子供を預ける親にとっては公平でない。早急にAEDの設置を行うと同時に、スタッフも使えるように事前の訓練を徹底することを強く要望する。

保育課長:保育園におけるAED設置は認可園については終わっているが、認証園については行っていない。これから設置を検討をしていきたい。

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2009年10月28日

「日本解体法案」反対請願受付集会、約四千人が集結!

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 昨日の朝は溜まった事務を行い、午後に区役所で打合せと調査、その後地域を周り、夕方に地下鉄で国会議事堂前へ。

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 民主党政権がマニフェストにも載せていないにも関わらず、「外国人参政権」や「夫婦別姓」をはじめとする十数項目の、日本の伝統や社会を壊す法案に反対する意思を明確にする為に多数の国民が集う「日本解体法案」反対請願受付集会に参加して参りました。

 メトロ「国会議事堂前」駅を降りるともう行列が!長い行列に従い、会場の憲政記念館に着くと、もう会場は満員で入りきれない方が屋外に多数。そこが街頭「第二会場」となっていました。

 演説は中山成彬前代議士馬渡龍治前代議士戸井田徹前代議士。日本国の行く末を思う気持ちが溢れる挨拶。こうした方々が落選してしまったのが残念でなりません。

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 屋外の第二会場に集う方々。今日の集会の意義については、実行委員会事務局のページを是非ご覧下さい。

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 全ての写真を掲載できませんが、こちらは義家弘介参院議員

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 多数の現職代議士、元代議士、参院議員から民主党政権の危険な法案への危険性を説きました。作曲家のすぎやまこういち氏も。
 受け付けた請願書を積み上げると3メートルにもなると、司会の西川京子前代議士から報告が有りました。会場に入りきれず、帰る方も多いので参加者の正確な数が分かりませんが、四千人前後が参加したとのことです。

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 稲田朋美代議士からも熱い挨拶。

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 閉会は元鎌倉市議の伊藤令子氏。とてもパワフルな方です。集会後、松尾崇鎌倉市長の当選を喜び合いました。「鎌倉に保守の心を持つ市長が誕生した」と。

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 今日の集会は中川昭一前代議士の追悼も兼ねています。中川昭一前代議士の奥様もいらしてました。

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 今日の会場での演説は後日、様々な動画サイトで報告が有ると思いますので、私のブログでもご紹介させていただければと思います。

 ネットでの生中継も有ったようで、集会終了後、小坂もちょっぴり出演させていただきました。

 これからも日本の国柄を壊す動きには超党派でしっかりとモノ申して参ります!それぞれの持ち場で、国民一人一人が声を挙げていきましょう!

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2009年10月27日

荒川区にシンクタンク誕生!

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 昨日の朝は荒川区が設立したシンクタンク「(財)荒川区自治総合研究所」(HPは準備中のようです。以下、RILACと略)の設立記念講演会に出席。

 RILACは荒川区が基礎自治体として、政策形成力の向上及び質の高い区民サービスを提供する為に、区が抱える課題等について、多角的かつ中長期的な視点に立って調査研究を行い、区に対して政策提言等を行なうことにより、地域社会の健全な発展に寄与することを目的として、平成21年10月1日に設立されたものです。

 今日の設立記念講演会には23区内で既にシンクタンクを設置している新宿区、中野区、世田谷区からもシンクタンクの責任者の方がいらしてました。

 RILACの研究テーマは以下の3点です。
「荒川区民幸福推進システムの開発」
「子供の貧困・社会排除問題の研究」
「荒川区政における業務遂行評価管理の在り方とモチベーション改善に関する研究」
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 基調講演は「「協力社会」における基礎自治体の役割」をテーマに東大名誉教授・関西学院大学教授の神野直彦氏からなされました。
 福祉施策は「現金給付」よりも「サービス給付」を中心に行うべきとの指摘、その通りだと思います。

 こうした自治体によるシンクタンクの設立について、中長期的な効果を期待しての設置ですので、短期的な評価は難しい点は有りますが、適宜議会としても運営内容について意見を申し上げていかなければならないと考えています。

small_ribon.gif(財)荒川区自治総合研究所の活動に期待する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2009年10月26日

同志の選挙圧勝!(鎌倉と千葉)

 とても嬉しい報告です!昨日、投開票が行われた、鎌倉市長選挙、千葉市議補欠選挙で小坂の友人であり同志の「松尾崇」氏(36歳)と「田沼隆志」氏(33歳)がそれぞれ圧勝しました!

鎌倉市長選挙報道

千葉市議補選報道

 林英臣政経塾の先輩でもあるお二人は「政党の推薦」も「大きな組織の後ろ立て」も無く、「志」や「政策」を地道に訴え、それぞれの人柄や今迄の活動が認められ当選に至ったものと考えています。小坂も何度か現地で応援演説や街宣活動を力の限りお手伝いさせていただきましたので、我が事のように嬉しいです。

 得票数は以下の通りです。文中リンク先も参照下さい。

鎌倉市長選挙(投票率44.6%)

 松尾 崇(36歳) 40,096票(当選)

 渡辺 光子(59歳) 24,244票

千葉市議補選(稲毛区)(投票率25.12%)

 田沼 隆志(33歳) 11,793票(当選)
   (完全無所属)

 小田 求(36歳)    8,898票(当選)
   (民主党)

 あぐい 武夫(51歳)  3,653票
   (日本共産党) 
 
 金田 由希(29歳)   3,172票
   (市民ネットちば。現職市長の推薦有り)
 以下、3人の候補は略します(得票は1,202票〜855票)

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 さて、昨日の朝は7:30に尾久の原公園横のグランドに集合で、「荒川区消防団合同点検」に消防団員として参加。

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 雨が降る中、消防団の日頃の訓練の成果を披露しました。小坂は応急救護の担当。
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 合同点検後、首都大学東京の学園祭にお邪魔して・・・
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 昼食後、「あらかわ路まつり」の式典に参加。荒川区青年団体連合会が主催して、毎年場所を変えて行うイベント。娘と共に最後の打ち上げまでお邪魔させていただきました。
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 熊野前商店街で「かっぽれ」の行進。
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 「ベーゴマ道場」のブースは大いに盛り上がっていました。小坂も初挑戦。なんとか一回だけ回せました・・・。回せるようになったらベーゴマと糸をプレゼントして下さいました。こうした昔ながらの遊びも引き継いでいきたいものです。

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2009年10月25日

市町村振興宝くじの収益で議員の中国ツアー

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 昨日の午前中に娘と共に訪問した「尾久宮前小学校」の音楽会。4歳の娘が「みんな、歌、上手だね〜」と。同感です。
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 さて、表題の「中国(以下、支那と表記=参考記事)ツアーについて」。今年8月17日から23日の7日間、東京都下の区・市・町村議会議長8名を中心として支那の北京、上海、杭州を「友好促進」の為に訪問した件です。

 その中の一人に荒川区議会議長の茂木弘氏も含まれています。この訪問団は昭和58年以来、隔年で実施されており、東京都と北京市が友好都市という関係があることを根拠に行われているようです。

 昭和59年からは支那から東京への訪問も隔年で行われているとのこと。

 今回東京都下の区・市・町村議長が8名訪問したのは、隔年での実施毎の定員(特別区3名、市3名、町村1.5名)に基づき、「申し合わせ」による持ち回りで荒川区議会議長にも順番が回ってきた為だそうです。

 特別区23区は5つのブロックに分かれており、荒川区は第二ブロック(荒川区、文京区、台東区、北区)に所属、今年は第二ブロックにお鉢がまわってきたので、この4区の話し合いで荒川区議会議員議長が行ったとのこと。

 訪問団参加者の自己負担は有りません。財源は何かというと「(財)東京都区市町村振興協会」が主催している「市町村振興宝くじ」の収益金。「地域交流」などの名目でお金が割り振られているようです。

 2年に1度、この北京訪問団の為に1000万円が予算として組まれます。今年度の予算は以下の通りです。

・渉外費(記念品購入、視察時等諸雑費)
   1,000,000円

・旅費(訪中旅費、連絡調整旅費)
   1,300,000円

・事務費(消耗品購入、報告書・写真集作成経費)
   1,350,000円

・役務費(通信・運搬費)
      50,000円

・委託料(渡航・通訳経費)
   5,000,000円

・予備費
   1,300,000円
(以上です)

 平成19年度は参加議員が5名と少なかったので、決算は4,981,425円となり、残額は「東京都区市町村振興協会」へと返納したそうです。

 こうした「自治体宝くじの収益」という公金を使っての北京訪問、その概要が「区政会館だより」の10月号8面に掲載されています。文中リンク先を参照下さい。

 枝葉を削ぎ落して記事中で分かっている日程を書くと・・・。

 1日目 北京市人民代表大会へ表敬訪問。幹部と会見。

 2日目 北京市昌平区人民代表大会を表敬訪問
     複合的地域づくり「鄭各庄村」訪問(参考記事

 3日目 北京都市計画展覧館や798芸術工場等を視察
     北京オリンピックメインスタジアム「鳥の巣」訪問
     夜に前年度訪問団団員との交流会開催

 その後、杭州市、上海市を順次訪問。折江省人民代表大会との交流、上海世界環球金融センター等の視察。
 「北京市や中国に対する理解と友好親善の絆を深め」帰国の途についた。

 小坂はこうした訪問団に強い疑問を持っています。

★そもそも、血塗られた虐殺を現在進行形で国内外で続けている支那共産党の主要拠点である北京市との「友好交流」など、「チベットや東トルキスタン、南モンゴル等での血塗られた植民地支配への加担」になる上「支那の恐怖政治延命」の手助けにもなる。
 経済的な繋がりが有るのは事実だが、それは国策として縮小し、台湾国やインド、東南アジアとの連携こそ深めるべき。

★「宝くじの収益」という公金を使って隔年で訪問する必要性が有るとは思えない視察内容。友好交流の名の元に支那ツアーを行っているとしか小坂には思えません。

★友好都市の北京市との交流を掲げながら、何故、上海や杭州という観光地をわざわざ訪問するのか理解不能。「中国への理解を深める」との趣旨の言葉が紹介記事に有りましたが、この理屈が通るのであれば、もう、何でも有りの世界ですな・・・。

 ブログ読者の皆様はどのようにお考えになりますか?

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2009年10月24日

危機管理産業展、発見多数!

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 昨日は午前中に役所で調査と打合せをした後、午後は夕方の政務会合の前まで危機管理産業展2009(東京ビックサイトで開催)にて防災・防犯等の最新技術を学ばせていただきました。毎年、都合がつけばこの時期に足を運んでいますので、過去の報告記事も宜しければご覧ください。

平成20年10月10日の報告記事

平成17年10月22日の報告記事

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 展示のうち、注目したものについてブログ内の写真と共に、最新技術の具体的な内容は、文中のリンク先を御覧いただければ幸いです。
 こちらは「QS72」=緊急災害用快適仮設空間。小規模なものから大規模なものまで、簡単な組み立てで組み立てられます。

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 コンパクトに折りたためる簡易担架「レスキューボード」。

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 丸型ヘルメットと異なり、コンパクトに重ねることができるヘルメット「KAKUMET

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 これは是非、荒川区の学校でも導入したいですね!AED操作や人口呼吸、心臓マッサージの練習が「集団に1つ」のダミー人形で行うのではなく、「一人に一つ」使う形で効果的に訓練ができる装置「Mini Anne」
 一つあたり4,980円でダミー人形、AED板、操作DVD、テキストと一体になっており、日頃の訓練に加え夏休みに生徒が自宅に持ち帰り、家族に応急救命措置を教えることを宿題にする岐阜県関市立の全ての中学一年生に対して使った例も有ります(詳細はこちらをどうぞ)。

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 会場の様子。熱気に溢れていました。

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 こちらも荒川区で試験的に導入してはどうかと思うものの一つです。一般家庭の水道蛇口に設置するだけで、「独自の技術で水圧と水中の空気泡の調整によって高い消火効果を発揮する」街かど消火栓

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 従来はAEDにおいて8歳以下は「幼児用パッド」を別途用意し使わねばなりませんでしたが、このAEDは「プラスチックのキー」を差し込むだけで電流を幼児用にする優れモノです。

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 学校などに不審者が侵入した際に、使われる前提の「さすまた」の改良版。相手を捉えてからワンタッチで相手をぎゅっと掴むことができます。

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 普通の帽子の下に組み込むだけで、5倍の衝撃吸収性を発揮するセーフティーインナー。より安価にするのが課題だとか。

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 特殊技術で野菜や果物の栄養と風味を5年間保つ乾燥製品。試食しましたが、香りも味も良いですよ!

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 屋外入浴セット、「ぬくぬく給湯くん」。被災地において自衛隊も使っているとか。

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 レスキューキッチンシステム。これも自衛隊御用達。

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 厚さ4mm。特殊な2枚の板を敷き詰めるだけで、免震効果を発揮し、本棚やサーバーコンピューターを守る「ミューソレーター」。これは荒川区においてもかなり活用範囲が広いと思います。

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 土嚢の代りに、水の侵入を防ぎます。昨年のブログ記事でもご紹介しました。

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 要介護者を階段で避難する際に使います。こうした器具で911テロの際に倒壊したビルからぎりぎり避難をできた事例も有るとか。

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 東京消防庁の「ロボキュー」。毒ガスなどが充満する場所でも、遠隔操作で要救助者をベルトコンベアで取り込み、新鮮な空気も供給するそうです。3億円するそうです。操作の実演の動画を撮影したのですが、何故かアップロードできず・・・。また後日掲載します。

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 同じく東京消防庁の除染車。毒ガスや有害物質を除去する部屋が3つ。

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 荒川区ではおなじみ、「おんぶ作戦」で役立ちそうなベルト。

 他にも、興味深いものが多数でしたが、とりあえずこの程度で。今後の防災・防犯施策の問題提起に活かして参ります。

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2009年10月23日

Twitter(ツイッター)議員になりました!

 友人の議員が初めていたので、小坂も初めてみました。

 Twitter(ツイッター)

 小坂のページはこちらです!
 
 ブログの堅い記事とは異なり、今現在の「つぶやき」を140文字以内で、書き込んでいくとそれを誰でも見られるようです。

 昨晩から始めたのでまだ、使い方が全て掴めていませんが、今後、ネットワークの広がりを持つのに良い手段の一つかと思います。

  Twitter(ツイッター)、初めて見ませんか?また、既に始めている方は、小坂の「つぶやき」にご注目いただければ幸いです。

 Twitter議員についてはこちらを御覧下さい。


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2009年10月22日

荒川区戦没者追悼式に臨席

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 今日は午前中に「荒川区戦没者追悼式」に臨席。祖国の為に命を捧げられた英霊への感謝と東京大虐殺(いわゆる大空襲)等で命を落とされた方々に慰霊の気持ちを伝えて参りました。

 追悼の曲として演奏された「ふるさと」と「赤とんぼ」・・・。毎年そうなのですが、祖国を想いながら戦地で命を捧げて来られた方の気持ちを考えると熱いものが流れ出そうになります・・・。

 手土産に戴いた「いなり寿司」と「かんぴょう巻き」を昼食にいただきながら、多くの方に支えられて議員という仕事をさせていただいている幸せと、その礎には大東亜戦争を始め、様々な戦いにおいて戦闘や飢え、病気を通じて命を落とされた方の存在があることを改めて自戒し、決して忘れてはならないということを広く問題提起していきたいと考えています。

 誰でも戦争で人が死ぬのは嫌です。しかし、平和を保つには、「悪しき勢力」から祖国の領土、歴史、誇り、国民を守れる力をしっかり持ち、国民もその必要性をしっかりと認識しておかねばなりません。同時にそれらが、危機に瀕した時には、戦う覚悟も持たねば国は守れません。

 そうした「当然のこと」を避ける風潮こそが、平和を「妄想によって実現できるもの」と勘違いさせ、平和を崩す元凶になるのです。

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 写真は夜に参加した「荒川区消防団合同点検」の事前訓練。小坂も団員として参加致します。

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2009年10月21日

日暮里富士見坂、ニューヨークタイムズ掲載

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 今日は娘の保育園で「いも掘り遠足」。妻が作った弁当を持って張り切って行きました。
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 小坂は同志の選挙応援に鎌倉市へ。応援演説やマニフェスト配布など、あっと言う間に一日が終わりました。

 大きな政党にも媚びず、組織の後ろ立ても無くとも、市民一人一人としっかり繋がりを持ち、責任有る市政を実現できる市長が25日の投票日には選ばれることを確信して帰って来ました。

 さて、少し前の話ですが、米国の「ニューヨークタイムズ」に日暮里富士見坂での景観保全運動について報道されました。

 報道記事はこちら(10月12日の記事)

 「日暮里富士見坂を守る会」のHP

 富士見坂眺望研究所のHPに記載の通り、11月11日〜13日に「ダイヤモンド富士」が見られます。時間の都合がつく方は、好天の日に足を運んでは如何でしょうか?

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2009年10月20日

学校跡地に特養ホーム(荒川区隣接地=北区)

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 今日は事務作業と役所での資料調べなどを中心に行い夜の政務会合の前に、「学校跡地での特別養護老人ホーム建設」の説明会に足を運びました。

 説明会が行われた特養ホーム建設予定地は荒川区ではなく、北区に位置します。しかし、その場所は道路一本隔てて荒川区となっている区境の「旧新町中学校」(参考記事)跡地(北区田端新町2-27-5)で有る為、近隣への影響と共に、学校の跡地利用の参考になればと思い、参加しました。

 小坂の自宅(マンション6階の一室)のほぼ隣接地です。写真は自宅から撮影した旧新町中学校です。
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 開会時間の18:30に会場に着くと既に満席。地域の方の関心の高さが伺われました。

 ご報告までに、旧新町中学校跡地の利用計画(特別養護老人ホーム等の誘致)の概要を下記、お知らせ致します。


★基本的に社会福祉法人への売却または貸付を基本とした「区の指針に沿った」提案を出してもらい、その中で最適な業者に建物も施設の運営も任せる方向。

★地域への開放スペース併設や防災機能の為のオープンスペースの確保などを福祉施設には求める。

★整備予定地 旧区立新町中学校跡地

・敷地面積 4,700平米のうち、
  既存の体育館部分を除く約3,000平米
・用途地域 準工業地域
・建ぺい率 60%
・容積率 300%
・土地の扱い 定期借地(貸付期間50年)

★整備施設概要・特別養護老人ホーム 定員100人程度
・ショートステイ 定員20人程度
・高齢者在宅サービスセンター(標準型)
・地域包括支援センター

★今後の予定
 平成21年9月 地元住民説明
      11月〜22年8月頃まで 事業者選定等の準備作業
 平成22年8月 都補助協議開始(予定)
 平成23年6月 東京都補助内示
      12月 建設工事着工
 平成25年1月 建設工事竣工
      4月 施設開設

★跡地利用計画については、北区が昨年10月にパブリックコメント(区民意見公募手続き)を行っており、その内容は北区HPのこちらから見ることができます。

 こうした北区の取り組みを参考に、荒川区でも学校施設(廃校も現役の学校も)の更なる有効活用策を再検討すべき時に来ていると思いますので、更に多くの事例の調査を進めたいと思います。

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2009年10月19日

「悩みながら頑張る地方議員が主役の映画」企画中!

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 今日は朝から千葉市(稲毛区)へ。応援演説と自転車での街宣で熱く訴え続けて来ました。

 同志の戦いが勝利に繋がることを心から願っています。(公選法の制限で具体的に書けないのがもどかしい・・・)

 駅前での応援演説をしてから総武線にすべりこみで乗り、品川駅へ。全国の熱い地方議員8人と「有名映画の助監督」と「ミュージシャン」で20時に居酒屋で待ち合わせて、打合せ。

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 「幕末の下級武士」のような役目を「現代の地方議員」は果たそう。そうした気概で国を変えて行こう。そんな熱い気持ちを持つ地方議員。

 公の為に働くきっかけは様々。現職になっても、現実と理想の狭間で悩みながら必死に働く地方議員。

 様々な縁でそうした議員を主人公とした映画を作る話が盛り上がってきて、その打合せをした訳です。かなり意気投合して話は前に進みそうです。

 今後、様々な現場にミュージシャンや助監督をお連れして「現実」を見ていただく方向です。それぞれの実名はまだ、ここには書きませんが、助監督は「日本人なら誰でも知っている映画」も担当をされた方です。作るからには、商業ベースで成り立つ俳優陣や広報をする考えのようです。

 とても、ワクワクします。地方議員というある意味、地味な存在では有りますが、それぞれの地域で熱意を持って現実の課題と向かい合ってもがいている、公の為に働く喜びを感じながら日々、尽力しているそんな等身大の映画が完成し、多くの方に見ていただけるように、同志の地方議員と強力しながら、映画完成に向けて連携をしていきたいと考えています。

 帰宅すると御前様。明日も頑張ろう!

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2009年10月18日

「黒い手帖」是非、お読み下さい!

 今日は鎌倉市長選挙の告示なので、鎌倉に一日手伝いに入る予定でしたが、妻が高熱を出した為、娘の世話を見なければならなくなり、自宅待機。鎌倉には別日程で手伝いに行きます!


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 さて、一週間ほど前に読んだ「黒い手帖」。公明党委員長を務め公明党最高顧問にも就任をした、創価学会においても中枢の動きを知る立場にあった「矢野絢也」氏の勇気ある告白。

「黒い手帳」についての紹介

共産党の代議士が書評を書いてます

著書に書かれている件についての高裁判決です


 矢野氏のスピーチ動画も是非、御覧下さい。


 世の中に多くのタブーが有り、問題意識を持たなければ「知らされない」ことが多く有ります。一人でも多くの方に読んでいただきたいと思います。

 矢野氏には更に「隠されていた事実」の公表を勇気を持って行っていただくことを切に願います。

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2009年10月17日

尾久隣接地域に5階建てショッピングセンター

 今朝はまず、自転車を飛ばし錦糸町へ(約20分)。駅前の地下駐輪場は深夜1時まで駐車しても一律、50円。安い!

 8時間毎に100円を徴収する荒川区、環境に優しい自転車利用促進の観点からも駐輪場料金は引き下げるべきと、度々申し上げてきたのですが、今後も主張を続けて参ります。
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 錦糸町で総武線快速に乗り、一路、千葉市の稲毛区へ。公選法上、詳しいことを書くのは自粛しますが、自転車に乗り、顔にマイクを装着して、同志の地方議員と共に夕方まで走り回りました。
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 夕方に荒川区へ戻り、2つの政務会合に娘を連れて出席後、共に銭湯へ。今日は「ふれあい入浴」の日です。

 さて、表題のショッピングセンターは「島忠ホームズ」です。開店予定地は足立ですが、荒川区と隣接した場所ですので、ここでご報告しておきます。

店舗名:(仮称)島忠ホームズ足立小台店

所在地:足立区小台1−17 (他)

設置者:鞄忠 (さいたま市西区三橋5-1555)

建物構造:鉄骨造、地下1階、地上5階

敷地面積:9,714平米

店舗面積:8,664平米
 ※店舗部分は地下1階、地上1〜2階。
  3〜5階は駐車場

開店予定日:平成22年3月20日

営業時間:午前7時〜午後9時

取扱品目:食料品、住・生活関連品・フードコート、家具

(店舗概要は以上です。)
 荒川区では商店街支援として意欲の有る個店への補助や、空き店舗への新たな入居への補助、そして今年4月の発行に続いて12月にも「プレミアム付商品券」(額面11,000円分の商店街で使える商品券を10,000円で販売)を発行(商店街連合会に区が補助を出す形)します。
 地域の財産である商店街への支援を進める一方で、商店街に対しても「品ぞろえの強化」や「日曜日に店を開けること」などの自助努力も必要だと様々な場で訴えて参りましたが、引き続きそうした問題提起をしていきたいと思います。

small_ribon.gif商店街支援と同時に商店街の各個店の自助努力を求める、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2009年10月16日

冠新道図書サービスステーション11/14開館

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 今朝は「アクロス荒川」で開催された「介護フェア09」に、まずお邪魔してきました。

 ・福祉用具の展示及び試乗
 ・区内デイサービスセンターのパネル展示
 ・介護相談コーナー
 ・介護技術実演
 ・高齢者体験コーナー
 ・口腔ケア相談
 ・チャリティー抽選会

 明日まで開催してますので、介護事業に興味の有る方は足を運んでみて下さい。

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 体験乗車させてもらった階段昇降機は要介助者の階段の上り下りが力の無い同行者でも楽にできる優れもの。エレベーターの無い団地にお住まいの要介助者が車椅子で外出する際は、今までは「力持ち二人」が介助せねばなりませんでしたが、これが有れば女性の付き添いでも十分外出可能になります。

 製品の概要はこちらをご覧ください

 階段から離れる際は、車椅子部分が分離できてそのまま、車椅子で移動に移れます。

 今迄は、こうした階段昇降ユニットを介護保険の対象にするかどうかは、自治体毎に異なり、荒川区は適用範囲外でした。
 一昨年の「介護フェア07」で状況をお聞き(報告ブログ記事)し、「介護保険適用対象にすべき」と認識して「平成19年の本会議」でも強く主張(報告ブログ記事)をして参りました。

 嬉しいことに、今年4月からは全国規模で介護保険の適用範囲内となり、レンタルを中心に普及が進んできたそうです。レンタルは月の自己負担が5000円と安いとは言えませんが、今迄ヘルパー2人をつけねば外出できなかった方にとっては負担は確実に軽減されます。

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 その後、学校公開週間を開催している区立瑞光小学校を訪問。南千住スポーツセンターの近くの学校です。 

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 体育館で「職人教室」が開催されており、地域に根付いてきた伝統文化である「木版画」や・・・

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 鍛金職人さんも。こうした機会がもっと増えると良いですね。

 午後は区民相談を受けて区役所で調整・打合せを行い、夕方に娘をインフルエンザ接種に連れて行き、夜は政務会合に出席。

 さて、タイトルの「冠新道図書サービスステーション」の概要は7月19日のブログ記事をご覧ください。新たな図書館分室が西日暮里6−25−13に開設されます。

 その日時は11月14日(土)で、
9:00〜9:30 開設記念式典
9:30〜10:00 第六日暮里小学校図書委員の活動発表
10:00 開館!

 となります。多くの方に活用していただければ幸いです。

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2009年10月15日

公園施設破壊・・・

 一昨日の朝、地域からの聞き取りを行うべく、自転車で周っていると、東尾久5丁目南児童遊園に異変を発見・・・。

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 砂場を囲む柵は金属製の強固なものなのですが、それが見事に破壊されている・・・。

 区の担当に連絡をすると同時に、「被害届を出す」べきことを念押しすると同時に、区の青パト(青い回転灯をつけているパトロール車)の巡回を重点的に行うことなどを申し入れました。

 何人かの地域の方から話を伺うと、この公園は夕方、夜間、深夜と中高生が入れ替わりたむろをして、わざと騒音を掻き立てたり、大声で騒いだりのやりたい放題だそうです。

 青パトも巡回の際に声をかけてはいるようですが、地域の方からは「中高生に声をかけるのも「軽く」だけみたいだし、深夜のたむろを見ても車を止めるだけでそのまま行ってしまうことも有る」との指摘も有りましたので、区の担当には「たむろをする子に対して、もう少ししっかりと声をかけて、何気なく話を聞いてあげる位の時間をかけても良いのでは?その上で悪質であれば、警察に連絡することを徹底すべき」と申し入れました。

 公園での若者のたむろによる近所迷惑や公園設備の破壊は全国の公園で起きており、対策は難しい面が多いですが、まずは、声掛けで話をきくことと、迷惑・犯罪行為に対しては厳しい対応をとることが不可欠だと思います。

 さて、今朝は打合せや陳情をいくつか行い、午後は地域まわりで医療費の不正請求についての相談(後日報告します)など。

 夜の政務会合の前に145回目の献血をすべく、話題の献血ルーム「Akiba F」に行ってみました。

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 10月1日に開設されたこの献血ルームは宇宙船の中のような未来的デザインで「初音ミク」の映像やフィギュアが多数飾られており、秋葉原らしい献血ルームでした。

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2009年10月14日

「生き抜く底力」を行政が損ねるべからず

 今日は全員協議会に続いて本会議を開会。委員会で採決された議案を本会議採決しました。当日の動画は「荒川区議会HP」から「議会録画中継」より見ることができます。

 小坂からは、平成20年度一般会計決算について、賛成討論の中で、いくつかの課題を指摘しました。一番主張したかったのは、

「行政が国民の「生き抜く底力」を損ねてはならない」ということです。

 議会における数々の「旧弊」についても指摘を改めて致しました。

 以下、小坂からの討論を掲載しますので、文中に張ったリンク先も参照いただきながらお読みいただけると幸いです。

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(以下、小坂からの賛成討論です)
 私は、尚志会として認定第一号、平成二十年度荒川区一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論を行います。

 各分野において財政の健全化を行いながら区民本位の施策の着実な展開を図った平成二十年度決算をおおいに評価するものであります。その上で、決算特別委員会で指摘しきれなかった、留意していただきたいこと、今後の課題を何点か申し述べます。

 まず、新型インフルエンザ対策については、区として非常に積極的な取り組みをしていただき、私も多くの区民も評価をしています。

 新型インフルエンザのワクチンの接種について、厚生労働省は9月8日に学校等での集団接種を認める方針を打ち出しましたが、荒川区においても感染予防と効率的な接種の為に、希望者に限ってですが、学校、幼稚園、保育園において一斉に接種をすべきと申し上げます。

 その為に補正予算で十分な予算確保を行い、地域の医療機関の負担軽減と感染拡大防止に資する新たな取り組みを強く求めます。

 議会費においては是正すべき事項が山積みです。

 議員定数の24名への削減断行議長、副議長の異常な高額報酬の引き下げ、理由が不明の辞任を繰り返すことによる役職たらい回しの根絶、議長報酬、議員報酬の月途中の就任・辞任の際は日割り計算をしての支給する形に適正化すること、視察に名を借りたバス送迎付き競馬ツアーを止めること、議会及び全員協議会での議論を活発に行えるように時代錯誤の発言規制を撤廃し、適正なルールを作ることを求めます。
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 最後に、あらゆる分野で「正直者が馬鹿を見ない」という言葉を体言する区政になるように、断固とした姿勢を取っていただくことを重ねて要望します。本当に救済が必要な方には福祉を供するのは当然ですが、偽装した弱者や悪質な不払いや可能な自助努力を怠る者には、今までよりも踏み込んだ厳しい対応を求めます。

 昨今の世間の風潮を踏まえ、危機感を持っていることを申し上げます。政府及び各地域の自治体の施策が手厚過ぎることによって「厳しい状況であっても歯を食いしばってでも、這い上がり、家族を守り、公共心を持って生きていく気概」を失うのではないかという危機感を持ちます。

 様々な苦難を乗り越えるのは国民一人一人の絶え間ない努力によって主になされるべきであり、「役所が何とかしてくれるのが当たり前」との感覚の元、個人の努力がなされないような風潮を加速しないよう荒川区も自戒をする必要が有ると申し上げます。


 10月1日の朝日新聞に生活保護の母子加算が復活したら「家族で沖縄旅行に行きたい」との母親のコメントが紹介されていました。記事の論調もそのコメントを「当然の要求」といった感じで、自然に受け取った流れで書かれていたことに強い違和感を感じました。

 「生存権」という言葉のとめどない拡大解釈の行きつくところは、自分で生き抜こうとする力の衰退であり、行政への過度の依存を当たり前に考える人間の世代を超えた再生産です。

 このような風潮を放置すれば、日本民族の衰退は必定であり、国が衰えることはあれども栄えることなど有り得ません。

 「不断の努力で義務を果たす気概を持つ者が初めて権利を得る」ことを大前提としない施策は国力を弱めるだけであるということを念頭に置いた行政であるべきことを、この機会に改めて求めます。


 区長初め理事者には、平成二十二年度の予算編成に当たり、尚志会が、この決算特別委員会及び各委員会において指摘しました事項について十分ご留意の上、より一層の特化・重点化を図り、効率的で効果的な施策を盛り込んだ予算編成に取り組まれるよう要望しまして、本決算についての賛成の討論といたします。
(以上が小坂からの賛成討論です)

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2009年10月13日

小中学校や園で新型インフル接種を!

 写真は、10日に汐入公園で娘と遊んでいたら、男の子が「じいちゃんがつくったんだ!」と渡してくれた葉っぱで作られたバッタ。とても器用ですね!
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 さて、新型インフルエンザのワクチン接種について、各自治体で具体的な方法の検討・調整が行われています。

 9月8日に厚生労働省がこちらに記載の通り、「任意で希望する家庭に対して、学校での集団接種を行なうことを認める」方針を打ち出しました。

 インフルエンザ接種については、従来、地域の医療機関で行っていますが、既存のインフルエンザワクチンの接種についても今年は申し込みが多く、予約を今から取ってもかなり先になる医院も出る状態です。

 そこに新型インフルエンザ接種が加わると、医療機関の混雑は増し、また、そこでの感染機会が増えることになり、リスクを増加させることになります。

 予防接種を受ける方だけの「受付時間」を設定している医療機関も有りますが、全ての医療機関でそのような対応ができる訳でも有りません。

 このような状態を考えると、可能な方策を用いて、接種を高率的に行うことが、感染機会を減らすことにもなりますので、きちんと予算を確保して、しっかりした態勢づくりを行う必要が出てきます。

 そこで、まず手をつけるべきは、冒頭でご紹介した「学校での集団接種」です。学校での新型インフル感染が出ているものの、大部分の児童・生徒は健康な集団であり、医療機関よりは感染機会も少ないと考えられます。

 更に、学校の協力で一度に多数の接種が可能になり、受ける側にとっても速やかに接種が受けられますし、医療機関側にとっても、混雑の緩和を図ることができます。

 23区内でも、医療機関以外での接種を検討している自治体が有ると聞いております。荒川区においては、幼稚園や保育園、小中学校において新型インフルエンザワクチンの集団接種を行い、感染機会の低減を図るべきと、問題提起を続けて参ります。

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2009年10月12日

道路整備事業の大罪

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 今日は友人の結婚式に臨席。素敵な式で幸せを分けていただいたような気持ちになりました。
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 こちらの「道路整備事業の大罪」は大いに共感するところが多いので、お薦めです。共感を持って読んだ内容をかいつまんでご紹介すると・・・。

 著作の概要はこちらから御覧下さい
 
・日本は必要な道路整備は大方終わっている。

・必要なことは「道路整備」ではなく「明確な指針を持った交通管理政策」である。


・道路整備を進める程、地方は「ストロー効果」で地域格差の拡大が起こり衰退する。地域社会の崩壊も加速する。

・「医療機関へのアクセス」の為の道路整備は誤っている。「ドクターヘリの配備推進と山間地等でのヘリポート整備」こそ進めるべき。

 今回の決算特別委員会で10月5日に「道路を歩行者に取り戻すべき」との質問(報告ブログ記事)を致しましたが、その点について大いに参考になるのが、ブラジルのというクリチバという都市です。

 クリチバ市では「あまり交通量の多くない住宅街の道路を公園にする」という大胆な政策を実現したそうです。

 こちらのページにクリチバ市の大胆な政策が記載されていますので、是非、お読み下さい。

 公共交通への力の入れ方も素晴らしいものが有ります。(こちらも!

 道路整備よりも「各地域で公共交通が整備された上、根付く政策」「自転車を都市交通の中に明確に位置付けること」こそが、真に必要だと確信して、様々な場で問題提起をして参ります。

small_ribon.gif公共交通が地域に根付く政策こそ、求められている、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする