2009年11月10日

事業仕分けのネット中継を見て・・・

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 写真は6日に視察の帰途に飛行機の上から撮影した雲上の富士山です。神々しい姿でした。

 今日は事務作業中心の日。娘が風邪をひいたようなので自宅事務所で面倒を見ながらとなりました。

 今朝は消防団の訓練(割烹 熱海が会場)に参加予定でしたが、雨で延期に。

 明日はいよいよ天皇陛下御在位二十年の祝賀の日です。小坂もこちらの祭典・式典に出席させていただきます。御皇室の弥栄を心から願います。

 荒川区では以下の形で祝意を表します。

★記念式典当日、区施設・学校等に国旗や祝意書を掲出

★区役所本庁舎正面に、祝意を表す懸垂幕を掲示
  (11月10日〜13日)
荒川ふるさと文化館あらかわ遊園の入園・入場を無料に
  (11月12日〜15日)

 東京都ではこちらに記載の通りの形で祝意を表す予定です。

 昨日、都庁を訪問した際に「都施設の行幸啓時等の写真展示」を拝見してきました。その際に同時に都庁1階で実施されている「荒川区の匠の技の実演」のコーナーも訪れ、顔なじみのマイスターさんから状況をお聞きしてきました。

 「今日は事務をしながら、行政刷新会議の事業仕分けのネット中継」も見てみようと思ってページにアクセスすると、開始前に運良く一度繋がった以外は全く繋がらず・・・。アクセスが殺到していたようです。会場から参加者のうちの誰かが中継(公式HPではないところから)していたのでそこを通して拝見しました。

 とても劇的な議論のやり取り、一つの方法として分かりやすいかもしれませんが、功罪半ばの手法だと感じました。こうした手法が国において初めて取り入れられたことは評価しています。

(評価する点)
・公開の場で事業の必要性を議論し、結論を出すという今迄に無い手法で、行政の事業への関心を高めた。

・事業仕分けを通じて、ネット上での議論も深められ、多くの国民が自分の問題として主体的に考えるきっかけとなった。

(疑問を感じる点)

・そもそもこの事業仕分けの対象に挙げるかどうかの判断は恣意的にならないのか?

・現場を見ることもなく、かつ、短時間での聞き取りだけで事業の可否を判断してしまってよいのか?

・多様な価値判断がどこまで反映されるのか?それとも一定の志向を持つ者でなければ仕分け人に選定されないのか?
 「小学校教育でとある共通の教材を無料配布する事業が必要かどうか?」の議論で、その教材の必要性は検討していたが、そもそも小学校で低学年から英語教育が必要かどうか?という観点からの検討は無かった。
 少なくとも8,9歳位までは母国語をしっかりと身につけることが重要であり、外国語をその年齢以前にカリキュラムに盛り込むことは母国語の修得に混乱を来す、という指摘も有識者からなされているのですが・・・。

・仕分け人を誰にするのか、それで結論が大きく異なってくるが、その選定は誰がどのような方法で行うのかが不明。
 更に今回、民主党のやり方では「1年生議員はこのような高度な仕事は不向き」と仕分け人から排除された(報道記事)一方、排除された1年生議員よりも経験が少ない地方自治体の公務員が入っているのは整合性が取れない。
 自治体職員が入るのが悪いと言っているのでは有りません。例えば、仕分け人から排除された1年生議員の中には元犬山市長を務めた方もいます。地方行政のトップ経験者を「あなたには高度な判断は無理」と排除する一方で、地方自治体の一職員を入れているのは整合性が無い・・・。

 明日以降の2日目の議論にも注目していきます。

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2009年11月09日

西日暮里公園改修の叩き台

 今日の午前中は区役所で打合せや調査。11時には荒川区民で国から文化功労者として顕彰をお受けになる山崎敏光氏の表敬訪問に、区役所正面で立会いお祝いの万歳三唱をして参りました。
 さて、6日(金)に地域の方へ向けて行われた「西日暮里公園改修基本計画 説明会」で配布された資料と課長からの説明に対して小坂から申し上げた点などご報告します。

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 プラン図です。画像クリックで拡大表示をします。

 西日暮里駅前という好立地の公園ですが、現状はホームレスの溜まり場(平成20年7月13日の記事を参照下さい)であると同時に薄暗い公園で有る為、利用が決して多いとは言えない公園です。ホームレスの不法占拠は一時、「お引き取りいただいた」のですが、また戻ってきていました・・・。

 区ではこちらに記載の通り、地域の意見を聞きながら公園の改修について議論をしてきました(こちらの記事を参照下さい)。また、地域おボランティアによって月に1回、冒険遊び場(7月13日のブログ記事も参照下さい)も行われています。

 まだ、基本設計の前の段階の「叩き台」ですが、この時点から多くの区民の意見も聞き、良いプランにすべく6日に説明会が行われた次第です。

 説明会の資料からこの公園の今後のコンセプトは以下の通りです。

「江戸時代、台地全体が庭園のようだった名勝「ひぐらしの里」は寺巡り・庭園や桜の見物・高台の眺望・土器投げ・虫聴き・薬草摘みなどを楽しむ、庶民の物見遊山の場でした。
 今回の公園改修では、多くの人々が訪れる郷土の誇り「ひぐらしの里」を象徴する庭として、かつての物見遊山のたたずまいを現代に復興します。」

★改修に向けての予定

 平成20年度 基本計画
 平成21年度 基本設計
 平成22年度 実施設計 ・調査
 平成24年度以降 工事・開園

 さて、小坂からは
・「既存の立派な樹木が多数有り、それを極力伐採しないで地域の宝として引き継いで行く姿勢を明確にして欲しい」

・「バリアフリーの観点からエレベーターには自転車(特に子供乗せ)も乗せられるように表示を明確にして欲しい。」

・公園内で土を露出しない場は少なくすると同時に、タイルやコンクリート舗装ではなく、都内で出た間伐材を使った優しい舗装(平成20年1月6日のブログ記事を参照下さい)。こうした主張は区の様々な施設の計画の際に申し上げて来たことです。

・「議会への報告を極力早く行い、そこで出された改善策が反映されるように心がけて欲しい」

 といったことを申し上げ、前向きに受け入れていただきました。

 夕方には自転車を飛ばし、政治家天命講座の会場である浜松町の海員会館へ。約40分で到着。

 林英臣政経塾の「政治家天命講座」の1年の講座は来月で区切りになり、来年1月からは第五期生が新たに学び始めます。

 今日はその五期生候補が講義と塾生・塾員との交流の為に多数参加。小坂の声掛けをした4人が来てくれました。また、参加の意向を持つ別の3人は「委員会視察」や「本人のインフルエンザ罹患」「家族が罹患し重篤化」といった理由で欠席ですが、講義の録音をお届けして林英臣政経塾への参加を決めてもらえればと思っています。

 保守の心を持つ地方議員の熱い連帯の輪は確実に広がっています。

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2009年11月08日

小さな発見

 今日の午後に、お世話になっている方が主催する写真展にお邪魔しました。個性にあふれ見るのが楽しい写真だけでなく、会場でワインを飲みながら見られ、そこで様々な初対面の方とも話ができる場なので、毎年楽しみにしています。

 さて、11月4日5日の文教・子育て支援委員会の視察で空いた時間に街を歩いて見つけた「荒川区でも参考になりそうなもの」を写真とリンクでご紹介します。

★4日(倉敷市)

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 宿泊先の近くを歩いていたら、このようなパネルが居酒屋さんに張ってありました。これは、市民や旅行者が怪我や急病で倒れた場合、助けを求められる「応急手当の心得が有る人」が常駐している場所を倉敷市消防局が認定して交付されるものです。

 事例1  事例2

 これは良いですね!こうしたパネルを近所の方が日常的に見ていて、「あそこに頼りになる人がいる」との認識を持っていたら、近所で倒れた人がいた時に周りの方が救急車を呼ぶと同時に、ここに駆け込んで助けを求める。少しでも早く応急手当てが受けられれば救命率が上がる・・・。東京都や荒川区でもこうした取り組みができないか問題提起をしたいと思います。

 こちらのページによると九州にも3つの自治体でこうした取り組みをしているところが有るようです。

 京丹後市(京都府)にも有るようです

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 市の中心部にあるフラワーポッケ(阿知)。市の公園課が民間企業に管理を委託してます。市街地で気軽に休める場です。

 こちらのページに詳しく書かれているように、倉敷市内の各所にこうした「花いっぱい」の場が有ります。

 荒川区も区内各所に地域の方にお世話していただく形での「お花スポット」が多数有ります。
 
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 商店街のFM放送局も。 

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 空き店舗前を寂しく無いように、ディスプレイ。和服の華やな記事をタペストリーのように垂らしたり、ベンチ、地域の情報などを置く場に。

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 商店街の中には、街づくりの拠点として、休憩所やトイレ、会議室の他、シルバーカーや車椅子の貸し出し(別の場所での乗り捨てもOK)も。
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★5日(松江市)

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 以前から小坂が「荒川区内にも設置すべき」と申し上げていた「水害が起きた際にどこまで水が押し寄せてくるかを示す表示」が各地の電信柱に明示。こうした形で、日頃から水害時の備えを忘れないようにするきっかけになると思います。

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 松江市におけるそれぞれの地域での歴史や伝承を伝える立て札。下の写真の通り、「ここにこのような内容で立て札を立てたい」という要望が有れば、答えてくれる仕組みがあるそうです。
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 松江駅前の駐輪場の表示。夜間のフラッシュに発光しているのですが、とても分かりやすいです。

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2009年11月07日

東トルキスタン独立記念行事へ皆様も是非!

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 写真は6日の自由視察(参考記事)で訪れた境港市の駅前の港に入ってきた海上保安庁の「おき」。とても凛々しい姿でした。

 支那(いわゆる中国)共産党に血塗られた植民地支配を受けている東トルキスタン国の独立記念行事と記念講演が以下通り行われます。
 小坂も参加者の一人として参加しますが、皆様も是非、ご臨席いただき、併せて東トルキスタン国と日本の関係も知っていただければ幸いです。

 過去の小坂のブログ記事で「東トルキスタン国」について参加した活動や事実の報告はこちらをご覧ください。

 「第二回東トルキスタン独立記念行事」 

【日時】  11月14日(土) 18:30-21:00

【場所】 
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B

【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授 

【内容】 
独立記念行事 18:30〜19:00
記念講演    19:00〜21:00   

関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」

【会費】 1000円 
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463

 1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。

 現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。

 この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。

 今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。

 関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援
した日本人についてお話をいただきます。

 中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た
影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。

 皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。

 日本ウイグル協会会長 世界ウイグル会議日本全権代表イリハム・マハムティ

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2009年11月06日

観光客2万人が172万人に(鬼太郎効果)

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 今日は文教・子育て支援委員会の視察3日目。といっても平成19年6月28日のブログ記事に書いた「実態(小坂の認識も併記)」の通り、常任委員会の視察3日目は「自由視察」となっているため、自分で問題意識を持って視察先を探して訪問をすることにしています。

 今年6月9日にも改善の申し入れをしていますが・・・。議会の因習の壁は厚いです。

 宿泊した松江市から近いところで、「先進事例」を考えて・・・。

 近年、「ゲゲゲの鬼太郎」の街というテーマで爆発的に観光客が増えた境港市(鳥取県)の「水木しげるロード」の現場と市役所も訪問しようと思い、8:05に松江駅を出発。米子駅で、JR境線(さかいせん)に乗り換えるのですが、境線自体も「ゲゲゲの鬼太郎」を徹底的に取り入れています。

 文中にリンクを貼っていますので、参照いただきながらお読みいただけると幸いです。
 駅のあちこちに看板や銅像、ポスターが貼られ・・・。こちらのページに記載の通り、境線の16駅の全ての駅名にも妖怪の名が付けられていました。

 それぞれの駅の様子はこちらをご覧下さい

 電車は中も外も鬼太郎のペイント。
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 電車のライトが目玉親父の目玉になっているのがポイント。
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 駅前で借りられる「妖怪レンタサイクル」は平日は一日借りて400円とお得。手荷物の預かりサービスもその金額に含まれています。土日祝日は500円。

 早速、水木しげるロード(約800m)を訪問。妖怪や鬼太郎にまつわるお店が多数。
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 この店は「油店」なのですが、品ぞろえを見ると鬼太郎グッズがメインになっています。

 驚くべき数字は、ブログ記事の題名にもなっていますが、平成5年の事業開始時に年間観光客数は21,000人だったのが・・・。

 平成20年にはなんと、1,722,000人にまで激増。

 そもそも最初は境港市役所が「市出身の妖怪漫画家、水木しげる氏に因んだ駅前の街造り」をすると決めたことがきっかけ。

 その当初、駅前商店街は来場者も少なく、シャッターが閉まった店舗も多い中、「妖怪などテーマにしたら、不気味な街になってますます寂れる」との反対の声も多かったそうです。

 しかし、水木しげる氏の全面的な協力に加え、民間の有志の尽力で運動が盛り上がり、地域のあらゆる主体を巻き込み、駅前商店街は活気づいています。

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 駅前には妖怪オブジェが120体。うち31体は企業・個人名をブロンズの近くに明示するスポンサーのような形で100万円の寄付をいただいて設置をしたものだとか。全国から予想を上回る応募だったとのことです。

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 水木しげる記念館も訪問。テーマの有る観光振興の先進事例として全国から視察が相次いでいるようで、どこかの地方議員の集団の姿も。

 年間入館者数は308,058人(平成20年)。運営費は6500万円、収入は1億5800万円。すごい黒字ですね・・。

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 館内には水木しげる氏の図書が読めるコーナーも。水木しげる氏の南方戦線の従軍経験を元に書いた「総員、玉砕せよ!」。読むのが辛い漫画ですが、お勧めです。

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 鬼太郎の仲間がパンになっている・・・。娘へのお土産に決定!

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 トイレの表示も鬼太郎・・・。

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 公衆電話も鬼太郎の家がモチーフ。とにかく徹底しています。郵便局にも交番にも歩道上のポールにも鬼太郎が・・・。

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 鬼太郎のヘアーサロン・・・。どんな髪型にされるのだろう・・・。
 
 水木しげるロードから徒歩10分程度で境港市役所が有りますので、この観光振興策についての資料といくつかの質問をすべく訪問。

 観光行政はこちらの分庁舎で。突然の訪問に担当係長さん(名刺にも鬼太郎が!)も快く対応して下さり、資料と説明への回答をしてくださいました。

 係長さんの名刺にも鬼太郎が・・・。
 
 その資料と質疑を元に今日の記事を書いています。
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 その後、昼食は地元の食材(境港はマグロの水揚げ量日本一!)を使った「鬼太郎まぐろラーメン」をいただき、

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 鬼太郎をテーマにした「カッパの泉」公園(宝くじの普及宣伝事業として整備されたもの)でパソコンを広げ、ブログの下書きをしながら、そこでくつろぐ観光客の会話を聞き「水木しげるロードへの多くの方の認識」を掴もうとしました。
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 倉庫の壁にも妖怪・・・。

 明確なテーマの元に官民があらゆる主体を巻き込んで街づくりをすれば、全国から人が集まる街づくりが可能であることを見せていただきました。

 境港市自身も、当初は「地元の人が集まる商店街」にすることを考えて努力されていたようですが、それが、全国から注目され、人が集う場になったのです。

 境港市の試算では平成20年分の報道件数が2,123件。広告費換算額にするとなんと26億8千万円!

 旅行業者とのタイアップで旅行商品を造成したこともヒットの一因のようです。

 その後、妖怪列車に乗り、米子空港駅で下車、米子空港から羽田空港経由で荒川区に帰り、夕方の政務会合に参加して参りました。

small_ribon.gifテーマの明確な地域振興を更に研究して荒川区振興に活かして欲しい、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2009年11月05日

総合型地域スポーツクラブ(松江市)視察

 今日も滞在先のホテル(ホテル・アルファーイン松江)の一室からのブログ更新です。

 今朝は文教・子育て支援委員会の視察2日目の為、倉敷市(岡山県)から特急に乗り松江市(島根県)へ。視察先で37歳の誕生日を迎えました。

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 特急の車内で読み終えたのはGNPとは異なるGNH(グロス・ナショナル・ハッピネス)についての辻信一氏の編著の「GNPからGNHへ」 。荒川区がシンクタンクで研究をしているGAH(グロス・アラカワ・ハッピネス)の参考に読ませていただきました。

 内容はかなり左翼的な視点が多いものの、賛同できる点も多数有りました。

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 松江駅前には韓国に不法占拠されている「竹島」(詳しくはこちら)についての啓発看板が目立つ場所に設置してありました。

 松江駅前から市のマイクロバスで、総合型地域スポーツクラブを運営しているNPO法人しんじ湖スポーツクラブを視察しました。地域で総合的にスポーツに取り組む枠組みである総合型地域スポーツクラブ(荒川区には現在、有りません)は平成12年に行政主導で設立されました。それを現在、NPO法人による住民主導の運営を行っています。

総合型地域スポーツクラブについてはこちらをどうぞ

NPO法人しんじ湖スポーツクラブについてはこちらをご覧ください!

 地域のクラブ登録ボランティア153名に支えられて運営されています。(有資格者63名、資格を持たない指導者60名、運営ボランティア30名)

 平成21年の会員数は764人。

★運営の原資(平成20年度)は以下の通りです。
・市補助金       582,000円
・委託金・助成金 20,700,000円
・会費・参加料   2,650,000円
・寄付金        100,000円
・施設利用料    4,468,000円
  合  計   28,500,000円

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★クラブ設立による成果は以下の通りとのことです。

・設立により、今までスポーツをやりたくてもできなかった人(低学年の子供、主婦層、高齢者、初心者)にスポーツの機会を提供できるようになった。

・これまで行政主導で行ってきたスポーツ教室の運営や大会運営、事務作業が地域の指導者やボランティアスタッフによって自主的に行われるようになった。

・チーム支援をすることで活動の幅が広がり、自分達の活動に初心者を受け入れ、教室や大会運営を開くなど、地域スポーツに貢献する意識が見られるようになった。

・クラブ事業に参加することによって、新たな人々の出会いが生まれ、仲間同士で教室に参加したいサークルをつくって定期的にスポーツを行う人々が増えた。

・会員が増えることで会員が受ける特典が広がった為、受益者負担意識が定着。

・チーム会員間の横の繋がりが深まり、地域で支え合い協力しながらクラブ事業を展開していく意識が定着してきた。

★中学校の部活動を活発にする、あるいは存続させる為にも、総合型スポーツセンターで小学生の頃から様々なスポーツに接することは有意義だとのこと。

★「どようあそび塾」を月1回、土曜日に開催し、おやじさんと一緒に昔の遊びをする場なども有ります。
  缶けり、ケンパ、どろけい、ろくむし、川遊び、竹細工、創作活動、探検、縁日、正月遊び などなど

★運営側の思いだけで教室を開設しても、人が集まらない。しかし、利用者の意見を聞いてからそれに沿った教室を開設すると人が集まったとのこと。

★松江市には5つの総合型地域スポーツセンターが有るが、NPO法人による運営は「しんじ湖スポーツクラブ」のみ。

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 現場として公民館の体育館で行われたスポーツ教室を見学させていただきました。

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 23区では現在11区で地域総合型スポーツセンターが設立されています。荒川区も平成22年度の設立に向けて調整を行っているところですので、今日の視察を活かし、生涯スポーツの振興の為に問題提起をしていきたいと思っております。

 視察現場の公民館の前にはバレーボールをする狸の石像が。
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 説明、質疑応答、現場視察の後、松江駅前に戻り、夕食までの1時間程度、自由時間が有りましたので、松江市内の商店街などを歩いて見て回りました。そこでの発見についてはまた後日、ご報告致します。

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2009年11月04日

放課後子供教室(倉敷市)視察

 今日のブログ記事は倉敷市のホテル(こちら)の一室に持ち込んだパソコンからの現地報告です。
 
 今日は新幹線に乗り、倉敷市(岡山県)へ。小坂の所属する文教・子育て支援委員会の行政視察の一日目として「倉敷市の放課後対策事業」の説明を市役所で受け、その後2ケ所の小学校を訪問。

 市役所はホテルのような洋館風・・・。
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 市役所で説明を受ける際も、持参したパソコンでメモを取りました。
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 放課後子ども教室(以下、正しい日本語として放課後子供教室と表記)に関連して1時間余り説明と質疑応答のうち概要や気になる点を書いてみました。

 荒川区では日曜日・祝日を除く毎日行っている事業で、事業も業者に委託をする形ですが、倉敷市はボランティア(謝金有り)の力を借りて行うという運営方法が異なる形です。


・「文部科学省の補助事業」放課後子供プランのうち、「放課後児童クラブ」(いわゆる学童クラブ)と共に「放課後子供教室」を設置している。

・いわゆる学童クラブ(詳しくはこちらをご覧下さい)は市内の63小学校区中、59小学校区に72クラブ設置であり、今回の視察先はこの事業とは全く別の枠組み。6年生まで受け入れは可能とされているが、現場では「小学校5,6年生になると自分達で独自に遊ぶので参加しない」という事例が多い。

・事業の概要は「放課後や週末等に小学校等で勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動」というもの。

 例:算数教室、スポーツ広場、楽器と遊ぼう、将棋教室、民謡教室、サッカー教室、などなど。

・現在の市独自事業である「いきいき子ども(以下、子供と表記)支援推進事業」(土日を中心とした週末の事業)から「放課後子供教室」への移行を拡大するとのこと。

・平成14年度から実施してきた今までの「いきいき子供支援推進事業」は平成21年度は49小学校区で実施しており、平成20年度以降に新たな枠組みである「放課後子供教室」に移行したのは現在9小学校区。

・9小学校区での平成21年度予算額は674万3千円(コーディネーター等謝金 506万8千円ほか)。国の補助は3分の1で残りは市の財源。

・今後、実施小学校区を拡大していく。拡大の最大の課題は「コーディネーター等の確保」

・新たな枠組みへの移行は国が示した、以下の3つの事業を満たすことができる小学校区から順次行っている
 「年間一定回数を超える活動を定期的に行うこと」
 「コーディネーターを配置すること」
 「活動場所が原則として学校内であること」

・平成21年度「放課後子供教室」の実施計画について
 「9ケ所での年間実施回数は506回」
  内容は倉敷市の「こちらのページ」をご覧下さい。
 
・この事業は特定の専用室を持たず、その時に空いている教室や体育館を使っている。

・コーディネーターを含む地域ボランティアに資格要件は定めていない。
  ※謝礼金の金額
   ・コーディネーター:1時間720円
     (1名)

   ・安全管理員:1時間360円
     (2名=教室内での活動は2名、体育館・運動場では4名)

   ・学習アドバイザー:1時間540円
     (2名=各学習活動について2名、
      実技を内容とする学習活動で、
      副指導者を必要とする場合は副指導者1名)

・児童の参加は無料。ただし、保険加入は保護者負担(年間500円)、飲食代、材料費も自己負担。

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 現場としてまず、市立水島小学校の「放課後子供教室」の現場を訪問。全校児童数に対する参加率はおおむね8割程度。体育館でスポーツ事業を開催中でした。放課後、1時間程度、活動をするそうです。

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 次に市立第三福田小学校の「放課後子供教室」の現場を訪問。こちらは地域のボランティアに教えてもらいながら、将棋を皆で楽しんでました。倉敷市では市立小学校は全て制服だそうです。小学生の男児が詰襟を来てました。議会事務局の方に聞くと、岡山県内では大方、公立学校でも制服が有るそうです。ちょっとびっくり。

 この後、夕食までの時間、1時間余りの自由に使える時間がありましたので、倉敷駅前の商店街を中心に歩いて「荒川区政へのヒント」を探しました。これについては別のブログ記事で御報告したいと思います。

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2009年11月03日

区立小中学校の全クラスに電子黒板

 さて、10月28日の文教子育て支援委員会での8つの議題のうちの一つをご報告します。

 末尾に小坂の質問とそれに対する答弁を掲載しました。来年4月には全国でも稀な「区立小中学校全校の全ての教室での電子黒板の授業での活用」が始まります。

 導入にかかる費用に見合うだけの効果がでるように、導入後もしっかりと問題提起をしていきたいと考えています。

 電子黒板については、11月16日に区立尾久第六小学校(数年前から導入済みでノウハウを蓄積している学校)で研究発表も兼ねての公開授業が14時から予定されており、その様子も含め、再度ご報告致します。

◎「スクールニューディール構想」関連補正予算に係る事業実施について

★区議会第三回定例会において可決された、国の「スクールニューディール構想」に係る一般会計補正予算について、その後の国庫補助の動向と荒川区における事業実施の方向性について報告する。

★学校のエコ改修の推進
 1.事業概要(区補正予算の内容)
   次の条件を満たす7小中学校に20kw程度の太陽光発電を設置する。
   (国庫補助金50%、臨時交付金45%を充当)

    ・築45年以下の学校
    (補助要件が「15年以上の使用」となる見込みであるため)
    ・屋上の活用に支障の無い学校
    ・20kw程度の発電能力のある装置を設置することができる学校

   補正予算額
  歳入 1億7290万円(一般財源=区の独自予算910万円)
  歳出 1億8200万円(1kw当たり130万円×20kw×7校)

 2.国庫補助金の動向
    国庫補助金(50%分)、臨時交付金(45%分)については変更無し。

★学校ICT環境整備事業
 1.事業概要(区補正予算の内容)
    小中学校全校の普通教室に電子黒板付デジタルテレビ及び実物投影機各1台を配置する。
    これにより指導効果を高め授業の質の向上を目指すとともに、併せて授業準備の効率化を図り、教材研究や子供と向き合う時間を創出し、確かな学力向上に資する。
    (国庫補助金が半額)
 補正予算額
  歳入 1億8837万7千円(一般財源=区の独自予算が1億8838万円)
  歳出 3億7675万7千円(369台を購入する)
    (電子黒板機能付TV 小学校2億6365万5千円 中学校9667万4千円)
    (実物投影機 小学校1202万1千円 中学校440万7千円)

 2.国庫補助金の動向

  ・第一次募集分内定済み事業については、変更無し。

  ・第二次募集分については、電子黒板の整備を除き、執行を可とする。
    ※荒川区の申請は2次募集分の為、こちらに該当。

  ・デジタルテレビ整備相当分の補助を受け、不足分について一般財源(荒川区の財源)を充当することにより、電子黒板機能付きデジタルテレビの整備を行う。

  『補助金額等の変更』=国から予定されていた補助のうち8620万8千円が政権交代によって無くなり、その分を区の財源で負担する。


★今後の予定

21年11月 第四回定例会契約案件上程(学校ICT環境整備)
       契約締結(学校エコ改修)
   12月 契約締結(学校ICT環境整備)
22年 3月 整備完了(学校エコ改修、学校ICT環境整備)

(小坂からの質疑・答弁)

小坂:太陽光発電装置を7校にそれぞれ20kw程度のものを設置するとのことだが、学校によってはもっと大きくできないか?売電を行わない理由は?

教育施設課長:指摘のように、例えば汐入小学校の屋上は広いので30kwの装置は置ける。しかし、売電を行わないので、その前提で無駄にならない程度の発電量を考えて20kw程度とした。売電を実際に行うと変電設備の改修を行う必要が出る。工期が長くなり経費もがかかる上、実際に売電ができる(=電気が余る)のは土日祝のみであり、それ以外の平日は電気を使いきれるので、費用対効果で考えると売電のメリットが少ないと考えた。


小坂:
今回のエコ改修は今後15年以上使う学校とのことだが、例えば尾久八幡中学校のように近いうちに建て替えを予定している学校については、今後の建て替え時に太陽光発電装置などをしっかりと設置をする予定になっているのか?新築時にそうした設備の設置を同時に行うよう強く求める。

教育施設課長:尾久八幡中学校の建て替えは基本設計に入っている。環境に合う形で考えていく。


小坂:電子黒板導入後のソフト購入などの年間のランニングコストはどの程度か。

学務課長:
ソフトはフリーソフトが多数有り無償で活用できると考えている。既にパソコンを活用するにあたりソフト購入なども行っている。

小坂:電子黒板については教科書会社で実際の使い方を見たが、教育効果向上には有効と考える。ただ金額が多額であり、他の取り組み、例えば、学級崩壊やいじめの現場にきちんと対処できる人材を派遣するといったことなどもしっかりと行なうことを強く要望する。

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2009年11月02日

1年間の農村留学!研究の価値有り!

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 昨日の午前中は娘を連れ「尾久っ子ワクワクまつり」へ。式典に参加の後、各ブースで様々な交流の遊びを教えてくれる方に娘がお世話になりました。

 高校生ボランティアと話をしたのですが「子供達が喜んでくれるのが嬉しくて運営側として参加している」と話していました。頼もしい限りです。

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 会場となった西尾久の区民運動場から隅田川を挟んでは、10月17日のブログ記事で報告した来年3月に開店予定の「島忠」の建設中店舗が見えます。

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 尾久図書館に寄った後、「国立科学博物館」へ。小坂はリピーターズパス(年間フリーパス)を持ってますので、散歩がてら気軽に寄れます。年間1000円で入館し放題!特別展も割引に!お薦めです!

 娘のお気に入りは「シタター360」。地球の歴史や環境がド迫力で学べます。

 写真に移っているのは特別展「大学サイエンスフェスタ」。3期間に分けて、3つか4つの大学の展示や実験への参加ができるブースが多数で、娘も楽しく科学を学ばせていただきました。
 詳しくはこちらをご覧ください。 

DSC02309.jpg
 東京農工大学からロボコンに出場した迷路脱出ロボ。一度通った道は記憶して、その後は最短距離で移動します。 

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 子連れで科学に親しむには最適の場です。また、散歩がてら寄ってみたいと思います。 

 さて、題名に書いた「農村留学」は一昨日の「よい国つくろう!日本志民会議」の後に小坂を含む地方議員3名と地域活動家で話をしている際に出てきた話題です。

 荒川区では友好都市の鴨川市に「農村体験」を夏休みに3日間程度、小学生を受け入れていただいており、とても有意義だと評価しています。

 題名に書いた「農村留学」はそうした数日間のものではなく、1年間、農家にホームステイし大家族的な雰囲気で暮らし、あるいは宿舎のようなところに児童が入って農村で暮らし、動物の世話や農作業の手伝いもし、その地域の小学校に通う、というものです。NPO団体などが仲立ちとなり、かなり行われているそうです。
 1年間、親元を離れることやもともと暮らしていた地域の学校での友人関係など本人にとっては、心配も多いかもしれませんが、多感な時期に農村で1年間暮らすことは、その心配を上回るだけの効果があるかも知れません。

具体例はこちら

こちらに更に詳しい情報が
 
 ここまで社会が荒れているのは、都市が「土」や「農業」とかけ離れた暮らしをしていることも一因かと思います。荒川区の友好都市とこうした観点でもどのような連携ができるのか、まだ具体的な提言ができるまで研究をしていませんが、今後現場を訪れて見るなどして、その意義を確かめてみようと考えています。

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2009年11月01日

よい国つくろう!日本志民会議に参加

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 昨日の朝は区立第三峡田小学校の創立90周年式典・祝賀会に参加させていただきました。式典では児童の合唱や多くの琴を含む合奏が素晴らしかったです。

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 金管バンドの出しものもありました。区立第三峡田小学校は区内で唯一、「きこえとことばの教室」(48人)が有ります。通常学級は114人ですが、昭和5年頃には2444人も在籍していたとか。

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 学校の祝賀会を途中で失礼して、地下鉄で虎ノ門駅へ。中田宏前中田市長、山田宏杉並区長、中村時広松山市長が政治家としての代表発起人となって、今日、設立総会が開かれた「よい国つくろう!日本志民会議」に参加して参りました。

 1500名が入る会場は満員。設立総会の全てはこちらのページでネットライブ中継がされており、現在も、同ページから録画動画を見ることができますので、是非、御覧下さい。

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 代表発起人の上甲晃氏を含む6人の「志民」から今迄の取り組みについて報告が有りました。

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 長谷川功一家による「アートでつなぐ日本の輝く未来への志」というコミュニケーションアートの話も有りました。

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 代表発起人4人から、それぞれ熱いメッセージがありました。

 多くの報道機関が取材に来ており、設立総会の報道は以下の通りです。

 時事通信日経新聞毎日新聞 などなど


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 今後、全国キャラバンも展開していきます。当日採択された「志民憲章」における

「本物の政治とは、国家の命運を拓き、国民の幸福を実現するための、国民の手による崇高な国家経営であるべきと考え、その実現のため、現在の国民の衆知を集めるだけでなく、過去や将来の衆知をも集め、「真の民主主義の栄える国・日本」を創る」

という姿勢が今のほとんどの国会議員には欠けているのがとても残念です。

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 締めの挨拶は中村時広松山市長。この後、「志民登録」(年間3600円)と冊子20冊(2000円分)がセットで5000円でお得(中田前市長談)な「スターターキット」を入手しました。 

 保守の心を持つ地方議員で連携を強める活動を有志で以前からしていますが、この「志民会議」にも積極的に参加して盛り上げていきたいと考えています。

 皆様もこちらに記載の理念に賛同いただき、「志民登録」をしていただければ幸いです。ネットでの入会も近日中、受付開始だとか。共にそれぞれの持ち場で日本の為に尽力していきたいですね。

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