陳情・請願の説明・議論は長くなるので省略します。「次世代育成支援行動計画(後期計画)」への質疑と陳情の扱いについての小坂からの指摘への答弁をご報告致します。今夜も政務会合。
(小坂からの質疑と答弁)
小坂:詳しい資料の配布が前日の午後と遅いのは残念であり、今後このようなことが無いようにお願いしたい。
今日もこうして委員会の議論に関心を持ち、6人の方が傍聴にお越しになっていますが、傍聴される方には議題を書いた紙が1枚しか渡されない。以前から求めている(6月17日のブログ記事参照)ことだが、議長に改めてお願いしたいのは、分厚い資料は無理でもせめて、それぞれの議題の説明資料をきちんと傍聴される方にお渡しするようにしていただけないか、改めて検討をお願いしたい。
議長:重要な資料を直前に配布するようなことは議会軽視とも言え、適切な対応を求めていく。傍聴者への基本的な資料配布はしていく方向で考えていく。
小坂:前向きな答弁をいただいたので、早期に傍聴者への資料配布がきちんとなされることを期待する。
小坂:保育園において規律を持った形での学習機会をきちんと設けること、幼稚園においても幼児の柔軟な頭脳だからこそ吸収できる時期に相応しい漢字教育や国語教育などをしっかり行うことを求めて来たが、そうした観点が後期計画にはせめて盛り込まれるべきと考えるが、入れる方向か?
計画課長:保育園の内容は意見を踏まえ、検討をしていきたい。幼稚園については教育委員会。
指導室長:幼稚園においては、教育要領、保育指針に従って適切に行う。
小坂:幼児段階での教育をしっかり行えば、小学校に入ってからの学級崩壊などもかなり抑制できる筈である。「小学校に入ってから、学級崩壊を起こさない対策を行う」というのではなく、幼児の段階から、基礎的な学習態度やしっかりとした学習機会を設けることで、小学校に入ってからの生活や学力の伸び城を伸ばすべきと考えるがどうか?
教育長:幼稚園教育においては集団の中で関わっていくことが基本になっている。国の指導に沿ってやっているが、その中で小学校に入る時にギャップが出ないように対策を行う。突出して「論語素読」などを行うところまではいっていない。人との関わり合いをしっかりできるようにしていくことが学級崩壊を防ぐ為に重要。
小坂:人との関わり合いが重要であるのは、無論のことだが、基本的な学習態度を身につけて小学校に入る子とそうでない子が混在することで混乱も起きており、是非、しっかりとした対策をお願いしたい。
★陳情(幼稚園・保育園の在り方について13件)
小坂:今回13件の陳情が一括で審議されることになりましたが、平成19年6月に出された陳情まで含まれているわけです。2年5ケ月もたなざらしにされてきたわけですが、これでは議会の存在意義が疑われます。
委員長を通じて議長にお伝えいただきたいと思いますが、以前から申し上げている通り(6月17日のブログ記事参照)陳情・請願については、受理した後、何カ月以内に必ず議論の後、結論を出すというルールを確立すべきと考えるが、そうした意向は持っているか?
委員長:自分自身は委員長として早期に結論を出すべきと考え、一括で審議することとした。議長は本日、公用で中座したが、小坂委員が以前から「陳情請願の結論を早期に出すべき」との趣旨で発言しているが、本日の指摘も議長に伝える。
陳情・請願を受理した際には早期に結論を出すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。