2010年03月03日

全面禁煙でも明示の無い公園、是正へ!禁煙徹底も求めました。

 今朝は尾久消防団員として割烹「熱海」での防火訓練に消防署と共に参加しました。
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 さて、昨日の予算特別委員会で各議員が持つ項目別質疑の持ち時間52分間のうち最後の残り12分間を使って「禁煙施策推進や現状の怠慢」について質疑を行いました。

 受動喫煙による健康被害に加え、煙草に起因する疾病による本人のみならず家族の苦しみと悲しみ、病気により大黒柱を失うことによる経済的損失、福祉費の増大、煙草に起因する火災、そうしたものを総合すると煙草税による税収の何倍にもなる損失となると国も関連団体も試算をしています。

 この現実を踏まえて区として、実効性と説得力の有る禁煙施策の実行が行政として不可欠です。

★喫煙についての小坂の認識は平成21年10月10日ブログ記事を参照下さい★

 荒川区の全ての児童遊園(71ケ所)は「全面禁煙」と規定され、それ以外の比較的大きめの公園については、禁煙と分煙の両方が有るとのことなのに、児童遊園において「禁煙」の張り紙や掲示がなされているのを見たことが無い。そんな状況に疑問を持ち、質疑に臨みました。以下、お読みいただければ幸いです。

(以下、小坂からの質疑と答弁です)
◎区施設での禁煙徹底を◎
小坂:健康づくりに欠かせない禁煙推進施策の推進は何ページのどこの予算項目に入っているのか?

健康推進課長:117ページの「地域ぐるみ健康づくり」事業に含まれている。


小坂:その事業の中でどのようなものが「禁煙推進施策」に該当するのか?具体的な事業は何か?

健康推進課長:禁煙については「禁煙チャレンジャー」事業で禁煙に取り組む方100人に補助を行うもの。あとは受動喫煙防止の事業。


小坂:こうした禁煙推進施策だけでは弱い。健康推進を行う意思が有るのであれば、もっと充実をすべきである。それでは関連して公園施設について聞く。
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(写真は一昨日の東郷公園の様子。東郷元帥の邸宅跡地の寄贈を受けて作られた公園。)
 一昨日、千代田区立の東郷公園に行ってきたが、公園全体が禁煙となっており、園内の各所にも立札やベンチへの張り紙という形で禁煙が明示されていた。北区においても、公園施設は禁煙にする方向であると一昨日、報道がなされた。荒川区の公園施設は、どのような状況か?

公園課長:荒川区においては児童遊園は全て禁煙。その他の公園は分煙と禁煙となっている。


小坂:児童遊園においては全面禁煙ということだが、それが現場の公園において張り紙や掲示で示されているのか?

 私も公園をよく利用しているが、そのような張り紙等を私は見たことが無い。

 児童遊園の全体数がいくつであるか、その中で「禁煙」ということが現場の公園で明示されているのは何か所か数字を示して欲しい。

公園緑地課長:区内の児童遊園は71ケ所有り、そのうち、実際に地元の意向によって吸わないで欲しいという場合や、以前存在した灰皿を撤去後も、吸殻が相変わらず捨てられている状況である場合などは掲示等を行っている。

小坂:今の答弁では分かりにくいが、事前に確認したところ、「地域から特段の働きかけが有った場合のみ、「禁煙」の掲示や張り紙をしている」ということで、ほとんどの児童遊園では「全面禁煙」と規定されているにも関わらず、それが明示されていない。それが現状であると認識しているが間違いは無いか?

公園緑地課長:その通りの現状である。


小坂:まずは、児童遊園の現場に「この公園は全面禁煙」という既に決められているルールを名jし、同時に分煙とされている公園においても、「このエリアは禁煙」ということを全ての公園の現場で明示しないと、区の定めたルールが全く周知されないことになる。

 私は公園は全面禁煙にすべきと考えているが、分煙についても吸って良い場所とそうでない場所の明示が無い。

 これではルールは決めてないのと同じ状態である。何故、掲示等をしないのか?

 公園に明示していなければルールが伝わるわけもなく、それをやってこなかったのは怠慢と言える。この点は張り紙や掲示で全児童遊園においてすぐに行なうべきと考えるがどうか?

公園緑地課長:禁煙としたところだが、利用者の声を聞くと「昼休み位煙草を吸いたい」という方もいる。トラブルの無い形で場を設けることも必要かと考える。


小坂:もう、持ち時間が少ないのだから、聞いていることに答弁をしてほしい!

 聞いていることは「既にルールとして全面禁煙と定められている全ての児童遊園の現場でそのルールの明示がなされていないのを、誰が見ても分かる形で明示すべき!」ということ、それをこれからやるべきと考えているのか?

公園緑地課長:その旨を明示するようにしたい。


小坂:公園は子供の健康と安全を守る視点がもっとも重要である。

 全面禁煙と先ほど答弁があった児童遊園において、想像して欲しい。

 3歳位の子供と0歳の赤ちゃんベビーカーに乗せて公園に連れてきて赤ちゃんとベンチに座っているお母さんが煙にさらされる。

 天気も良いし、食事やおやつをベンチで食べたいけど、子供が煙草の煙にさらされる害の及ぶところで食べたくない。

 どのベンチも煙から逃れられない、でも子供二人を連れて別の公園に移動するのも大変・・・。困ったなあ、というケースを。私も子供と共に何度もそうした目に有ったことが有ります。

 公園施設について質疑をしたのは、全面禁煙と規定されている施設においても、施設管理の所管部署に任せているだけだと、ルールが全く伝わらないような状況であることを知っていただくためです。

 健康部においては、区施設の禁煙化を生涯健康都市に相応しい状況にすべく指導力を発揮することを期待すると同時に、今の公園の事例のように、現場の所管部署に任せるのではなく、健康部で全ての部署の施設について「施設での掲示等、ルールの明示がどうなっているか」また「現場の実情」更には「現在の決められたルールをもっと禁煙を徹底した形にすべきという点から、今一度、総点検をすべきと考えるがどうか?

健康推進課長:公共施設の禁煙化について国から通知が出て来たので、この通知を元に区内の所管部署にも通知した上で検討していきたい。


小坂:厚労省からの公共施設は「全面禁煙にすること」との指針が示される中、荒川区立施設の禁煙状況について数字で示せるものが有ればお示し下さい。公園についても全て全面禁煙としている自治体も増えているが、23区の中ではどのような状況か(進んでいるのか、遅れているのか)?

健康推進課長:荒川区施設における分煙の達成率は85%。他区との比較のデータは分からない。荒川区施設における禁煙についての数字は無い。


小坂:午前中の区長の答弁において「今後あらゆる問題に対してクイックレスポンスをする。」との話が有りました。世界の中でも、また23区の中でも遅れをとっていると言わざるを得ない、荒川区の禁煙施策について、どのように充実をしていくのか、部長の決意を聞く。

健康部長:基本的には禁煙が望ましいと考えている。禁煙が個人的に難しい方がいることは理解している。小さい子供の時から吸わないように教育をしていくことが重要である。禁煙は強制的にやれるものではなく、特に大人は難しい。方向性としては禁煙にしていきたい。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感


posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする