2010年09月30日

廃校が芸術の拠点に(3331 Arts Chiyoda )

 今日も決算特別委員会の質疑。小坂は持ち時間44分のうちの残り時間21分は温存しました。

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 さて、昨日視察をした千代田区立練成中学校の廃校校舎を活用した「3331 Arts Chiytoda(リンク先も参照下さい)」についての御報告です。芝生が豊かで大木が素晴らしい練成公園に面しています。 

 今年6月に本格オープンをした際の動画がこちらに掲載されていますので、参考にご覧下さい。


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 地上3階、地下1階。屋上も使われています。上記写真は1階ロビー。23時まで使えるカフェレストランも併設されています。ふらっと散歩ついでに芸術に触れたり休んだりするのにとても良い環境です。

 施設の説明は以下、公式HPから引用しておきます。

「3331 Arts Chiyodaは、たくさんの表現と出会える場所」
旧練成中学校を改修して誕生した3331 Arts Chiyodaは、さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちがそれぞれの表現を自由に発信する場所です。最新のアートから、誰もが身近に感じられるものまで、そのテーマはいろいろ。

 1階ギャラリーでは、3331が注目するアートシーンを、展覧会として公開。また、従来の美術館に感じられた敷居の高さは思い切って取り払い、よりたくさんの人に心地よく過ごしていただけるアートスペースとなるべく、無料でお楽しみいただけるスペースも多く備えています。館内を歩き回り、かつて教室だったスペースに入居したアーティストやクリエーターたちの活動や展示をのぞくことができるのも、3331ならではの魅力です。

 たくさんのイベントや展覧会を行い、さまざまな表現を発信する3331は、東京だけでなく、日本各地や東アジアをはじめとする世界中をつなぐ「新しいアートの拠点」となることを目指します。

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 こちらは「トビムシのbaiten

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 都会と森林を結ぶアートの拠点になることを願います。

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 はんだづけカフェ。公式HPから引用すると「カフェは、電子工作のための道具や場所をシェアすることができるオープン・スペースです。 LEDを光らせたこともないような初心者から、電子回路を使ったインタラクティブな作品を作るアーティスト、 自ら基板を設計してしまうようなギークまで、様々な人が集まって、そこにいる誰かとちょっとした会話をしたり、買ってきたパーツをハンダ付けしたり、そういうことができる場所です。」とのことです。

 こうしたアートの拠点が地下1階から地上3階までぎっしりと入っています。子連れでも楽しめるスポットとなっています。

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 屋上には有機農園(貸農園も有り)

 荒川区では廃校となった旧道灌山中学校をベンチャー企業の入居スペースとして貸し出していますが、千代田区のこうした取り組み、とても興味深いものでした。

「3331」の場所はこちらの通り、末広町と湯島の間あたりです。どなたでも気軽に寄ってみると良いですよ!

small_ribon.gif地域に愛される廃校の活用であるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年09月29日

「パチンコ違法化・大幅課税の地方議員と国民の会」設立総会で若宮健氏の講演、決定!

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 今朝は荒川総合スポーツセンターで開催された「第18回 地域ぐるみ大運動会」(荒川区高年者クラブ連合会主催=700名近い方が参加)の開会式・パン食い競争に参加後、区役所で調べ物を少々。

 とある場所で自転車を停めると「HP、見てますよ!頑張って下さい!」と声をかけられました。これ程、励みになることは有りません。ありがとうございます。

 その後、 「打ったらハマるパチンコの罠 パート1、パート2」の著者である若宮健氏(こちらをご覧ください)と意見交換・打ち合わせ。大変意気投合し、気づくと2時間が経過していました。

 若宮健氏は「現代の日本は欺瞞と偽善に満ちている。この異常な状況に対して明確に声を挙げていくことが必要。」という認識や「女性専用車両は欺瞞そのもの。鉄道事業者にも導入当初抗議の声を挙げた」という姿勢など共通するものがとても多い方です。

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 8月12日のブログ記事に書いた「パチンコ違法化・大幅課税を求める地方議員と国民の会」の設立総会をできれば今年中に開催したいと考えており、準備中です。様々な立場の有識者、政界関係者(現職国会議員は無理そう・・・)、地方議員、パチンコ業界の内部告発者といった方々に「パチンコ違法化・大幅課税」に向けた問題提起をしていただく予定です。

 設立総会において若宮健氏から「韓国でパチンコを違法化できて、日本で何故できないのか?その背景や韓国の実情」などについて講演をいただくことも決定しました!場所や日時は今後の決定次第、ご連絡いたしますが、お知り合い、あるいはご自身が「こんな経験をした(方を知っている)・情報を持っている」という方がいらしたら、是非、ご連絡下さい。

 その後、自転車を飛ばし、廃校となった千代田区立練成中学校の校舎を活用した「3331 Arts Chiyoda」(詳細はリンク先をどうぞ!)をじっくりと視察して参りました。詳しくは後日のブログ記事でご報告致します。

 林英臣政経塾の関東講座の新たな場所として日本教育再生機構の会議室をお借りすることになりましたが、その打ち合わせやそれに伴う準備をし、その後、保育園に娘を迎えに行き、政務会合の準備。

 政務会合では「議会報告」に加え「マスコミが報道しない観点」について話をしたのですが、複数の方から「報道を見ていると、どうしても理解できない不思議なことが多いが、小坂の話で合点がいった」という感想をいただきました。
 今後も、しっかりと問題提起を様々な場で続けて参ります。

   「パチンコ違法化・大幅課税を求める地方議員と国民の会」の設立総会に向けて読者の皆様1人1人のお力をお借りできれば幸いです。どうぞ、宜しくお願い致します。

small_ribon.gif「パチンコ違法化・大幅課税を求める地方議員と国民の会」で声を挙げることから、大きなうねりにしていくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年09月28日

「あら坊」ナンバープレート実現かも・・・

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 昨日の決算特別委員会での質疑において、「職員互助会補助、東京都職員共済組合負担金への二重補助金は是正を!」という点と共に、少し時間を使って荒川区シンボルキャラクター「あら坊」の活用(ナンバープレートや子供向け啓発等)について問題提起をしました。ナンバープレートを交付する部署では前向きに考えています。こうしたキャラクターは公募をした上で生み出(こちらをご覧下さい)し、親しまれている以上、しっかり活用する意思がなければ勿体ないですよね・・・。

 今日も決算特別委員会は続きましたが、小坂は持ち時間44分のうち残り21分は温存。明後日以降の審議で活用する予定です。

(小坂からの質疑と答弁)
小坂:区で交付しているスクーターや軽自動車等のナンバープレートを荒川区らしい要素を盛り込むべきと以前の委員会(平成20年2月27日のブログ記事を参照下さい)でも求めてきた。その時に検討をしていくという答弁であったが、現状の検討状況は?

税務課長:地域独自の特色の有るナンバープレートについては、調布市(東京都)ではゲゲゲの鬼太郎玉野市(岡山県)では「ののちゃん」四日市市(三重県)ではゆりかもめなどを入れており好評を博していると聞いている。荒川区においても「あら坊」をナンバープレートに入れることなど、所管としては検討中である。


小坂:提示をされたようなキャラクターを入れたり、松山市では小説「坂の上の雲」の舞台に関連してナンバープレートは雲の形(平成19年6月22日のブログ記事を参照下さい)にしており、大変人気が有ると聞いている。荒川区でも「あら坊」を入れたり、都電の形をしたプレートなど導入すればかなり人気が出ると同時に、荒川区の認知度、区民の愛着も強まるのではないか。以前から検討をしているとのことですが、キャラクターを所管する企画部としての認識は?

特命担当課長:「あら坊」は現在、人気が有るようだが、今後、定着していくか見極めていく必要が有る。その様子を見極めて検討していく必要が有る。


小坂:浅川議員からも「あら坊」の活用について質疑が有った。区が公募をしてまで生み出したキャラクターであれば、「定着するか見極めて、しなければ見捨てる」というものではなく、区としてしっかりと活用をしていく意思を持たねばならない。

 5歳の娘が我が家におり、様々な自治体のキャラクターを見せて反応を楽しみながら活用策を考えていた。親しみやすいキャラクターを使って、新宿区では「新宿しんちゃん」というやなせたかしさん(アンパンマンの作者)が作ったキャラクターが交通安全やマナーについて動画での啓発に使われており、娘もそこで多く学ばせていただき、ネット、学校、家庭で見た新宿区民からもとても好評と聞いている。

 あら坊を「子供への様々な啓発をする手段」として活用をすべき。あら坊のTシャツ、非常に好評で増産も行っているようですので、更に活用の範囲を広げてはどうか?

税務課長:所管の課長として申し上げると、若手の職員に「あら坊」ナンバープレートができれば、是非、取り付けたいという意見が多かった。ナンバープレートの交付を所管する部署としては「あら坊」ナンバープレートは是非、進めていきたいと考えている。

総務企画部長:「あら坊」は荒川区のイメージアップ、地域への愛着向上の為に作ったキャラクターであり、今受けた指摘を踏まえて検討をしていく。

small_ribon.gif折角、公募絵で生み出されて親しまれている「あら坊」を教育や区のPRに活用すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年09月27日

職員互助会補助、東京都職員共済組合負担金への二重補助金は是正を!

 今日の決算特別委員会は各項目別質疑において「総務費」から始まり「民生費」の質疑へ進みました。夜には消防団員として尾久消防団第六分団の操法大会都大会練習のお手伝いをする予定でしたが、雨で練習は中止に。

 決算特別委員会に参加する29人の議員は一人当たり44分(答弁を含む)の持ち時間を自由に使えます。今日は総務費において小坂から2点について23分を使って質疑をしました。小坂の持ち時間の残りは21分です。まず、1点目を下記、ご報告致します。

 過去に力を入れて問題提起したことについて文中のリンク先(詳しく問題提起してます!)も参照いただきながら、お読みいただければ幸いです。

 最初、平成17年に問題提起をし、小坂も長時間の取材を受けて、テレビ放送(平成17年6月7日に放送しました!テレビ朝日のワイドスクランブル)において大きく扱われた事項(平成16年12月29日の小坂のHP記事をご覧下さい!)ですので思い入れが有ります。

 区職員の福利厚生団体である「互助会」と「互助組合」への重複した補助金がこうした指摘やテレビ放送を受けて、23区全体での重複を廃止し、年間14億円が節減できることになり、区民生活に直結したことに使われるようになりました。

平成17年2月28日の予算特別委員会でも問題提起をして参りました。

 今回の問題提起は「3重の補助金支給が2重の補助金支給に改善された。しかし、この改善は道中ばであり、2重の補助金自体を1つに限るようにすべき」ということです。

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(小坂からの質疑と答弁)

★職員互助会補助、東京都職員共済組合負担金の二重の補助金は是正を!

小坂:職員互助会補助、東京都職員共済組合負担金について聞く。この2点に加えて23区の特別区職員互助組合への税金支出を三重(さんじゅう)の福利厚生であるとして以前、本会議で指摘をし、平成19年度からの特別区職員互助組合への補助金廃止を区長会で廃止を決断していただいたことが有り、それは西川区長の決断有ってのことと理解している。テレビ放送(こちらのブログ記事を参照下さい)でも大きな問題として扱われたことが印象に残っている。

3つの福利厚生団体についてはこちらをご覧ください

 しかし、平成21年度決算を見ても未だに職員共済組合負担金へ2422万円、職員互助会補助へ4280万円、という二重の補助金支給が行われています。平成22年度荒川区行政評価結果の228ページを拝見しても、この2つの組織への重複した補助金は「事業主への責任」として継続の旨が示され、見直しの意向が示されていない。

 福利厚生事業への公費負担は共済組合負担金のみで十分であり、互助会への補助を廃止すべきと考えますが認識は?


職員課長:互助会、共済組合への支出について重複しているとの指摘をされたが、雇用主である地方自治体の責務としてそれぞれ法に基づいて行っているものである。それぞれ性質が異なるものであり適正な支出であると考えている。


小坂:東京においては国立市では互助組合への補助など行っていない。
 長崎県などいくつかの県でも互助組合への補助金を全廃している事例も有る。そうした事例を踏まえて、荒川区も二重の補助金を止め、共済組合負担金の身に限り、互助会への補助は全廃して互助会の事業は掛け金のみで実施することとすべきではないか?

 二つの組織の福祉事業において、宿泊・レジャーへの便宜を図るなど似通った事業も有り、二重で区が支援する必要は無い。
(※東京都総務局のHPに詳細が掲載されていますので、参考にご覧下さい。)


職員課長:指摘をされた自治体で互助会等への補助を行っていない自治体、あるいは互助会等を設置していない自治体も有るが、あくまでそれは少数である。

 そうした事例があるからといって荒川区もそれに倣うということは無い。

 福利厚生で似通った事業と指摘をされたが、共済組合では対象となる宿泊施設の予約も抽選になってなかなか当たらない現実も有る。福利厚生事業は元気回復の為に欠かせない。

 今、互助会で行っている福利厚生事業を共済制度の中でやろうとすると事務的・会計的に不都合を生じることになる。福利厚生事業は互助会が中心で行うべきと考える。


小坂: 「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」(平成17年3月29日総務事務次官通知)等により、住民の理解が得られるものとなるよう点検・見直しを行い、適正に事業を実施することが求められている。

 互助組合への補助金を廃止したことは評価しますが、やはり、互助会と共済組合への補助金はやはり合理化をすべきではないか?共済組合と互助会、2つの団体の福利厚生事業にはかなり重複する部分が有り、二重の補助金支給はやはり区民の理解を得られないものと考える。

 通知に示された「住民の理解が得られる」状況にすべきではないか?

職員課長:地域の方の理解を得ることは重要であるが、事業主の責任を果たすことをもしっかりと行っていかねばならない。

小坂:「福利厚生について、ここで十分だ!」という線引きについての認識の違いが有る。原点に戻ると、常勤の区職員の福利厚生については給料や各種手当で十分に恵まれていると認識している。

 中小零細企業が大多数の区内事業者の福利厚生の状況を考えると二重の補助金は不適切であり、互助会は掛け金で賄えることに限定をすべきと今後も問題提起をしていく。「線引き」についての認識が異なっており、これ以上の質疑をしても平行線であるが、問題提起は続けねばならないと考えている。

職員課長:小坂委員指摘の考え方について、間違いとは言えない。ただ、他の自治体と比べて過重であるというのでなければ、見直しをすべきでは無い。職員の福利厚生水準が最低限で良いとは思っていない。荒川区は事業主の責任をしっかりと果たすべきと考えている。


小坂:区職員の福利厚生水準が最低水準で良いとは言っていないし考えていない。

 区民の多くの勤務条件と比べてみて、区職員は本給と手当で十分に生活保障をされており、共済組合で年金事業や福利厚生も十分満たされてる。その上で互助会への補助など不用だと再度申し上げる。区民への理解を得られない現状は是正すべきと考える。

職員課長:理解を得られるようにしていくべきという視点は持っていく。職員互助会への補助も22年度予算では1000万円減額をしていく。社会情勢や地域の情勢に反映していく。

区長:先程来、職員課長が法令に則って答弁をするのは正しい姿勢。
 職員課長が示したのは認識の問題であり、区として間違っているとは考えていない。
 小坂委員が示した区内事業者の福利厚生事業の現状や企業がおかれた厳しい環境と区職員の福利厚生を単純に比較をして公務員は恵まれすぎと決めるべきではない。
 若く、有意な職員が新たに荒川区職員になっていただく為には、福利厚生も常識的な線でいくべきと考える。ただ、過去に区長会で互助組合への補助を廃止して見直しを進めて改正していったように、小坂委員から指摘をされた点について行政改革の一つのポイントとして考慮をしていきたいと考えている。 総務事務次官通知を引用されたが、国は自らを律するべきで、かつ、やるべきことは、「地方を抑えるのではなく活力を増進できるようにすること」、「国家主権をしっかりと守る」ということだということも申し上げておく。

小坂:国がやるべきことは「地方の活力を増すこと」、「国家主権をしっかりと守る」という指摘はその通りであるが、現状はそれと程遠く、連日怒りを感じているところである。今、区長から「行政改革の一つのポイントとして考慮をしていきたい」との答弁を受けたので、その検討状況について引き続き注視をしながら問題提起をしていく所存である。

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2010年09月26日

日本に誇りを持つ人達のネットワークSNS「my日本」で共に交流しましょう!

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 今朝は区立第一中学校校庭で開催された障害者運動会の開会式に出席後、スプーン競争にも出場。その後、区役所のフリマを見ながら役所の控室へ。控室で調べ物をしてから、自転車を飛ばし、浜松町方面へ。全速力で35分、東京グランドホテルに到着。

 東京グランドホテルでは「日本に誇りを持つ方のネットワークを繋げるSNS」であるの第一回の総会に「my日本(こちらから無料登録可!)」参加をさせていただいたのです。
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 国を愛するジャーナリスト西村幸祐氏の挨拶や航空幕僚長の職を不当に解任された後、講演活動を熱心に続けておられる田母神俊雄氏の講演・質疑応答(可能な限りツイッターで講演内容等をお伝えしてみました)。どちらのお話も熱を帯びていました。

 ★やまと新聞社のこちらの記事に当日の講演の概要や写真が掲載されています!必読です!★

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 その後のmy日本においてコミュニティーを作り活動をされている方からの呼びかけや報告、トークセッションも素晴らしいものでした。「国が自分に何をしてくれるかではなく、自分が国に何をすべきか」という観点から活動をされているからです。
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 総会終了後、懇親会に参加して意見交換したかったのですが、小坂は地元の政務会合が有るため、自転車を飛ばし荒川区へ戻りました。

 「my日本(こちらから無料登録可!)」の登録者は現在32,000人を超え、様々なコミュが自発的に作られ、日本の危機を広く知らせること、またそのための啓発活動、日本を愛する活動への支援活動をそれぞれの立場の方が自由意思で行うその情報交流の場として活用されています。



 「my日本(こちらから無料登録可!)」は誰でも登録して交流をすることができます。是非、登録して日本の現在を知り、共に問題提起を進める力になっていただければ幸いです。

 登録された方は、宜しければ「小坂英二のページ」をご覧いただき、フレンド登録をしていただけると交流できてとても有りがたいです。

 このSNSを基盤にして日本の現状に危機感を持つ同志との活動を広げて下さい!大きな力にしていきましょう!

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2010年09月25日

欺瞞に満ちた政治へ抗議する集会参加のご報告

 9月21日(火)に「頑張れ日本!全国行動委員会」主催で開催した「民主党政権・糾弾!」国民集会に小坂も参加して参りました。その動画が以下の通り6つに分割の上でユーチューブに掲載されましたので、ご紹介すると共に是非ご覧いただき、様々な有識者の意見を聞いていただければ幸いです。

 今回の尖閣列島における支那共産党の工作船による侵略行為とそれに対する民主党政権の媚中政策についての深層や戦後日本において自民党も民主党も「総骨抜きになっている」現状の打破を訴える方が多く、小坂も実に同感でした。

 尖閣列島への侵略問題と政府の国益棄損についての小坂の認識は昨日24日のブログ記事に書かせていただきましたので、お読みいただければ幸いです。

 国会議員はもちろん、有志の地方議員も10名弱が壇上で声を挙げました。

 下に引用した動画のうち、6つ目の動画の25分目あたりから約2分間、小坂も短く訴えををさせていただきました様子を見ることができます。

 お訴えした内容の要点は以下の通りです。

「小中学生のお子さん、お孫さんがいらっしゃる方は、学校で使っている地図帳を見て、台湾国と中国共産党支配地域の間に国境線がきちんと引かれているか、国土は別の色分けになっているか、チェックして欲しい。それが無ければ「存在する国境線を無視した、嘘の地図帳」である。

 ※こちらの「台湾は日本の生命線! 」の当該記事を是非、お読み下さい!

 また、歴史教科書、公民教科書が「日本悪玉史観」による「嘘」と「捏造」による記載ばかりでないか、チェックをしてほしい。
 許せない嘘や先人を嘘で汚す表記を確認したのなら、お住まいの自治体の教育委員会へ「嘘や捏造の教科書や地図帳で子供(孫)を洗脳するなど許せない!」と明確に抗議に電話、FAX,メール、来訪をしてほしい。戦後長い時間をかけて培われた異常な風潮を是正するには、まず声を挙げていきましょう!」














small_ribon.gif尖閣諸島への支那の侵略を引き起こすような政治が長年続けられてきたことを総括し、抜本的に是正すべき!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年09月24日

「覚悟」無き国家と国民は敗北と自滅への道しか無し!

 今日は決算特別委員会の審議後、打合せを何件か。合気道の稽古を娘としてから政務会合へ。政務会合へ参加して下さる方が増えてとても嬉しかったのですが、怒りが最後まで収まらないことが有りました。

 言うまでもなく、「日本国沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺の領海内で乱暴狼藉を働いた支那共産党の(漁船のふりをした)工作船の船長が拘留期限を残して釈放された」ことです。

 この事件は言うまでもないことですが「単なる漁船の領海侵犯」ではなく、「支那共産党の組織的な指示の下で引き起こされた国家犯罪」です。

 日本の主権を侵し、海上保安庁に戦いを挑んできた侵略者を、無罪放免で「送り返して差し上げる」民主党政権・・・。

 民主党政権の主権や国家への意識の欠如、現実を直視しないでファンタジーに基づいて政治を行うひどさは小坂のブログの読者の皆様はよく御存じかと・・・。

 しかし、尖閣列島の守りを怠って来たのはここ一年程度の民主党政権だけでなく、戦後長年政権政党であった自民党政権も同じこと。尖閣列島を自衛隊で要塞化し、昔から領海侵犯を徹底的に取り締まっていれば、そもそもこのような「支那共産党のカツアゲ行為」など発生しなかったのですから・・・。

 小坂の認識では「自民党政権も民主党政権も程度の差こそあれ、国益を守ることに正面から取り組んでこなかった」と捉えています。

 自民党政権も民主党政権も「国益や国柄を正面から見据えた意思決定をしない」状況にあっても国民の大部分は異議を挟まず、「如何に経済的利益を得られるか」「自分が得になる政治家は誰か」という視野狭窄の状態で投票行動を行って来た。

 大東亜戦争終結後、米国による7年間の占領期で「日本人の覚悟と矜持」は徹底的に骨抜きにされ、昭和27年の主権回復後も「骨抜き状態でも銭儲けができればOK!」との軽薄な風潮を現在まで世代を超えて再生産してきた国民の多くが今回の「ゴロツキ国家の工作員(船長)釈放」を行うような政権を作り上げてきた訳です。

 社会的洗脳から解放する活動を進め、「覚悟」や「矜持」をしっかり持つ国民が増えるようにしていかねば、いつまで経っても、仮に自民党政権に復帰しても、「弱腰売国外交」は継続するでしょう。

8月15日の記事に「戦ってでも守る覚悟」について書きました

 そう、正に「政治は国民の鏡」。大多数の国民に「覚悟」や「矜持」が無ければ、それを欠く政治屋が跳梁跋扈するのは必然かと。

 今回の「ゴロツキ国家の工作員(船長)釈放」は「民主党政権が弱腰で敗北」しただけでなく「戦後の日本国民の覚悟と矜持の欠如により、日本人総体も支那に敗北した」ものです。

 「覚悟」も「矜持」も持たない国民が多数の民主主義国家は、「敗北」を続け自滅への道をひた走るのは歴史上の必然です。

 その悪しき風潮を是正するのが、「戦後日本社会の異常性」、「持続不可能なファンタジーを基盤にしたあらゆる制度」、「国柄・国益の護持の重要性」に気付いた国民、そして地方議員、国会議員だと考えています。

 是非、共に声を挙げていきましょう!その声が社会の一角にしっかりと認知されるまで、広がりを作ることが、「まともな政治勢力」がきちんと確立される大前提だと信じ、尽力して参ります!

small_ribon.gif日本人一人一人が「覚悟」と「矜持」を持たねば没落と敗北、そして国柄の喪失への道を歩むのみ!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年09月23日

食と命に向き合うきっかけに、こちらの動画をどうぞ

 昨日の決算特別委員会総括質疑での「食と命に向き合う教育の本格実施」(ブログで御紹介してます)に関連して動画をいくつか紹介しますので、クリックして御覧いただければ幸いです。

★映画「命のたべかた」のダイジェスト映像


★映画「命のたべかた」ヒヨコ選別


★ブタさん、命をありがとう(前編) ※お子様と御一緒に御覧下さい。


★ブタさん、命をありがとう(後編)



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2010年09月22日

「命と食に向き合う教育の本格実施」を!

 今朝から決算特別委員会が始まりました。まずは、各会派からの総括質疑です。会派所属人数に3分47秒を乗じた時間が答弁を含めた持ち時間です。小坂の所属する日本創新党は1人会派なので、答弁を含めて3分47秒。

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総括質疑は荒川ケーブルテレビにて10月4日〜10日の7日間連続で1日2回、9:00〜11:00と18:00〜20:00に全会派の質疑が放送されます。小坂はその2時間の最後あたりに登場しますので、ご覧下さい!

 9月19日のブログ記事に書いた通り「命と食に向き合う教育の本格実施」について質問しました。答弁は積極的とは言い難いものですが、同じ問題意識を持ち前に進めていく意思を共有することはできました。今後も、こうした視点で問題提起をして参ります。小坂からの質疑と答弁の概要をご報告致します。

(以下、小坂からの質疑です)

小坂:食糧輸入大国であると同時に凄まじい量の食糧廃棄も行っている日本の現状は実に罪深いものです。

 食べ物を生み出す過程に直に触れて心から感謝する精神を家庭と同時に学校教育においても養う必要が有ります。

 今こそ、命と食に向き合う教育を本格実施すべきです。

 例えば、高級ホテルの小人数部屋に泊まり、京都、奈良見学に体験学習を加えた現行の画一的・高コストの修学旅行((この実態は平成17年9月9日のブログ記事をご覧下さい))を止め、3日間農畜産業を営む方の元に泊りド真剣に命を生み出す仕事の体験をする形に変えて「食と命に向き合う学びの旅にしてはどうでしょうか。

 その受け皿となる農畜産家、宿泊施設は地方に多く整備されています。杉並区立和田中学校の修学旅行は3日間、みっちりと就農体験を行っています(報告記事はこちら)。

 また、そうした機会に鶏を中学生自身が絞めて夕食として食べるということも食と命の繋がりを実感できるのではないでしょうか。これを残酷だと文句をつける親が出て来そうですが、「命をいただいて自分は生かされている」事実と向かい合うことを否定するのは実に軽薄かつ偽善に満ちています。

 「軽薄な偽善」と「事実から目を逸らす」風潮が戦後の日本を蝕んできましたが、こうした風潮に毅然として対処することも行政の使命であり勇気を持って進めるべきと考えます。

 松阪市立天白小学校で行っているのは牧場体験の後で、屠畜場を見学して「食肉が生まれるまでの現実」を学び「牛の慰霊碑」にお参りをするという命をいただいている現実を知る教育(こちらの記事を参照下さい)なども有意義かと思います。
 
 また、近隣県にある休耕田を借り受け、専門家の指導の下、荒川区内小中学校34校が共同で稲作を行ってはどうでしょうか?現在、行っている食育教育だけでは不十分であり、本格実施が不可欠と考えます。

 言葉だけで「食に感謝」と言っても生徒達は実感がわきません。だからこそ、実体験で五感を通して「命をいただくことの大変さ、つらさ、そして有り難さ」を感じて、自分の体を作る食への感謝の気持ちが確立される考えますが認識を伺います。

教育部長(答弁要旨):宿泊を伴う農業体験、近隣での田畑を借りての農作業は一部の学校で行っている。委員の指摘をふまえ今後も、命と食に向き合う取組の充実に向けて学校を指導していく。

小坂:日本での食を取り巻く環境は、歴史的、倫理的に見て異常な状態が続いており、社会全体での見直しが不可欠ですが、教育の場において公立学校特有の横並び意識から脱却し、命の重み、生きている有りがたさを実感できる機会が設けられるようにしっかりと問題提起をして参ります。

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2010年09月21日

押印廃止に関して検討を進めてます。

 lifewall.jpg
 10月6日(水)に開店予定のスーパー「ライフ」南千住店の敷地内にあった、「千住製絨所の歴史的な煉瓦塀」が写真のような状態でかろうじて残されました。

 歴史的価値の有る「千住製絨所の歴史的な煉瓦塀」の保存について、本会議一般質問等で問題提起(平成21年8月25日のブログ記事をご覧下さい)をしてきましたので、もう少し残して欲しかったという気持ちが強いです。
2209life.jpg

★工事前の状況については平成21年1月8日のブログ記事をご覧下さい。

 今日も好天。朝5時から質問準備。今朝は役所で打合せ等を午前中に済ませてから、午後は溜まった仕事を自宅事務所で。夜は合気道道場へ寄ってから政務会合へ。

 さて、7月21日のブログ記事に書いた「区役所窓口での三文判ハンコ要求廃止を!」(まずはこちらのブログ記事を参照下さい)について、担当課長を中心に検討中です。これから各部署の状況を持ち寄り、精査をしていく方向です。

 役所の窓口での押印廃止については平成3,4年度に検討も有り、平成10年には国が「押印見直し」を閣議決定したことを受け区役所でも押印省略を再検討しました。

 その結果、

平成10年時の全書式1,348件のうち、496件(36.8%)で省略を実施。平成3年から10年度にかけて時間をかけて省略を進めてきたそうです。

 百円ショップでも買えるという本人確認に無意味な三文判を書類に必須とする「形式主義の責任逃れ」が役所から追放されるように、今後の庁内のPT(検討プロジェクトチーム)の議論も随時、確認をしていきます。 

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2010年09月20日

先人へ感謝!長寿慶祝の集い

220920keirou2.jpg
 荒川区では毎年敬老の日に75歳以上の方を御招待して「長寿慶祝の会」をサンパール荒川大ホールで開催しています。

 一昨年までは地区別に3回の開催をしていたのですが、昨年からは4回開催で今年もそうでした。小坂も感謝の気持ちを込めて式典に4回出席させていただきました。

9時~ 町屋・荒川地区 対象者 6,396人
11時20分~ 尾久地区 対象者 5,796人
13時40分~ 日暮里地区 対象者 4,573人
16時~ 南千住地区 対象者 3,911人

 上記の合計は20、676人ですが、体の具合や参加意思、日程の重複などで来ない方がいるので、大ホールに入れる人数を想定し経験則で4回に分けて開催している次第です。 

keirouall.jpg
 朝一番の式典の際はぎっしり満員。式典冒頭の国歌斉唱では、本日いらしている人生の先輩、健康面等で都合によりこられない方々、そして、英霊を始めとする既にお亡くなりになった先人への感謝を込めて斉唱させていただきました。
 
220920keirou.jpg
 4回の式典で、それぞれ御高齢の方からの挨拶があり、自分の人生を語っていただきました。大東亜戦争当時、泰緬鉄道建設に携わった方の話も有りました。「英国が鉄道敷設を検討した時に20年間かかると試算して諦めたのに、日本軍はわずか1年で完成をさせた」と話されてました。

 荒川区での最高齢者は女性で107歳、男性で102歳。100歳以上の方は67人おられます。
 
 人生の先輩が安心して暮らせる地域社会造り、そして何よりも先人が守ってこられた日本の素晴らしいものを次の世代に引き継いでいけるように尽力して参ります。

hirariarabou.jpg
荒川区のシンボルキャラクター「あら坊」と社会福祉協議会のキャラクター「ひらりちゃん」もお祝いに来てました。いつもは歩きまわっている二人、今日は微動だにしてませんでした・・・。

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2010年09月19日

総括質疑で「命と食に向き合う教育の本格実施」を問題提起します!

DSC_twincity.jpg
今日は尾久の原公園の東側に有る高層マンション「ツインシティー」前で「ツインシティーフェスタ」にお邪魔させていただきました。様々な方と話をする機会で多くの激励や意見をいただきました。

iwabuchisima.jpg
 その後、自転車を飛ばして荒川河川敷を走り、岩淵水門の横にある小島へ。とても癒される空間でお気に入りのスポットです。

suimon.jpg
 小島へは旧岩淵水門に設置された橋を渡っていきます。背中のリュックにはフル充電したモバイルパソコンが。早速開いて、仕事開始。22日の決算特別委員会の初日に行われる総括質疑などの資料集めや準備をしました。

obuje.jpg
 自宅事務所とは全く異なる環境ですが、仕事が捗りました。あっという間に夜。小島に設置されているオブジェを夕暮れ時に撮影しました。

 総括質疑では聞きたいことは沢山あるのですが、総括質疑は会派の所属人数に応じて時間が配分されるので、小坂の持ち時間は3分47秒(答弁含む)。短い時間ながらも毎回質問できるのも利点かと。
 質問項目として決めたのは

 「命と食に向き合う教育の本格実施を!」です。

 例えば、高級ホテルの小人数部屋に泊まり、京都、奈良見学の修学旅行(荒川区立中学校はこの状態 こちらの5年前のブログ記事で詳細な報告をしてます!)を止め、3日間ド真剣に就農体験をする形に変えて「食と命の修学」ができる旅行にすべきという具体案などで提案しようかと。

 食事は鶏を中学生自身が絞め生徒の夕食に唐揚げにして食べるとか。これを残酷だという親が出て来そうですが、「命をいただいて自分は生かされている」という事実と向かい合うことを残酷などと文句をつけるのは実に軽薄かつ偽善に満ちています。偽善と軽薄な風潮に毅然として対処することも行政と政治の使命かと。

 杉並区立和田中学校(民間人校長がいます)での修学旅行で3日間就農体験をしたそのレポートがこちらに掲載されています。帰る前には別れが辛くて涙を流す生徒も出るとか。荒川区立中学校でも是非、実現したいものです!
 
 真っ暗な荒川サイクリングロードを走るのも、とても気持ち良いものでした。岩淵水門まで20分程度で到着するので、こうした爽やかな環境の場で質問を纏めるなどパソコンを使ってできる仕事をするのも良いなと思っています。雨に降られると悲惨ですが・・・。

kusakari.jpg
 さて、先程の岩淵水門の小島に有る大きな碑。「農民魂は 先ず草刈りから」と書かれています。その説明が碑の下に書かれていますので、以下、転記致します。こうした歴史も伝承していきたいですね。

 岩淵水門に足を運ばれた際には是非、注目してみて下さい。

(以下、碑文から転記します。原文に句点を挿入しました)
由来記

 草刈は日本農民の昔ながらの美風で農民魂の訓練であり発露である。

 金肥の流行につれて草刈りが衰え始めたので、有畜農業の普及は却って益々草刈りの必要性を認めたから草刈り奨励の薦め有志相集まり幾多の曲折を経て漸く男女、青年団、農学校、壮年団と四組に分ち全国に亘って町村大会、郡大会、都道府県大会と選手を選抜し、最後に全日本草刈選手権大会を昭和13年8月よりこの地に前後6ケ年開いた。

 鎌を競う選手4万余名、熱戦各2時間に亘り、両岸に観衆溢れ、旗指物なびいて一世の壮観であった。

 大東亜戦のため止むなく中止したが草刈魂を永遠に伝ふるため農業団体其他篤志家の寄附を仰ぎ草刈りの碑を建立した。

 農は国の大本、草刈堆肥は土を作る農業の根本だからである。

昭和33年10月

全日本草刈選手権大会理事長 横尾堆肥居士 撰

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2010年09月18日

区施設の禁煙推進徹底を求めていきます!

 14日の福祉区民生活委員会で審議予定であった「区施設における受動喫煙防止対策の新たな方針の策定」は委員長の仕切りで次の委員会で議論をすることに。当日配布された資料にて概要をまず御報告します。

 区の286ケ所の施設が下記の資料のどれに分類されているかの一覧表が議員に配布されていなかったので、次の委員会までに資料を議員に渡すように求めました。

 小坂が求めてきた全面禁煙に向けて一歩前進ではありますが、まだまだ突っ込みどころが満載かと。かなりの量の質問を用意したので、次の質疑を実施した際に答弁と共に御報告致します。

 「区職員の勤務時間中の喫煙は禁止すべき」(平成21年2月27日のブログ記事を参照下さい)という点を始め関連質疑もせねばなりません。

関連記事として、思わず絶句する「税金でのたばこ配布」についてもこちらの平成22年2月21日のブログ記事と文中のリンク先をご覧下さい。

(以下、配布された資料)

◎区施設における受動喫煙防止対策の新たな方針の策定について

★官公庁の完全禁煙化などを求める厚生労働省からの通知を受け、より徹底した対策を講ずる必要があるため、区施設における受動喫防止対策の新たな方針を策定する。

★受動喫煙防止対策の新たな方針
 厚生労働省通知を受け区施設における受動喫煙防止対策の新たな実施方針は次の通りにする。
  @区施設は原則「屋内禁煙」
  A子供への影響など特に配慮を要する施設については敷地内禁煙
  B全面禁煙化にあたっては、その旨の表示や利用者への適切なPRなど必要な措置を講じる。
  C全面禁煙化完了の最終期限は、平成24年3月31日

★施設別方針及び方針達成状況
 上記方針を前提として、各部において設定した施設別方針の概要及び達成状況は下記の通り。

◎施設別方針  ( )内は21年10月調査

・敷地内禁煙施設 192(134)施設

・屋内禁煙施設 61(85)施設

・完全分煙 ―(65)施設

・その他(区立公園) 33施設

 合  計   286(284)施設


◎方針の達成状況  ( )内は方針達成率

・達成施設   220(87%)施設

・未達成率    33施設
 (うち23年3月までに達成予定) 10施設
 (うち24年3月までに達成予定) 23施設

◎なお、サンパール荒川及びグリーンパール那須については、利用の実態等を勘案し、利用者からの求めがある場合は、当分の間、宴会場としての利用に限り、貸出施設内の喫煙を認める。

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2010年09月17日

今年の新型インフルエンザ(A/H1N1)の予防接種、御案内

 今日は決算特別委員会に向けての資料集めと整理の後、娘を合気道の道場に送りました。その後、地域周りを行った後、消防団の操法大会(都大会)に向けての練習のお手伝いをしてきました。

 尾久消防団が6つの分団が有る中で、今年の大会で第六分団が優勝しました。その優勝分団が10月9日の都大会に向けて連日、練習をしています。通行量の少ない道路を一時的に通行止めにして練習をします。

 さて、14日の福祉・区民生活委員会で報告された今年のインフルエンザ接種の予定について以下、資料より御報告致します。

◎平成22年度 新型インフルエンザ(A/H1N1)の予防接種について

★平成22年10月から接種が開始される予定の新型インフルエンザ(A/H1N1)予防接種について、現在までの動向及び区としての費用助成方針を報告

★新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンに関する国の動向

 (1)今季のインフルエンザワクチン
    季節性ワクチンは、新型が入った3価ワクチン「2価(季節性)ワクチン+1価(新型)ワクチン」となる。

 (2)新型インフルエンザワクチンの接種制度
    22年度の新型インフルエンザの予防接種については、10月1日から21年度と同様に国の接種事業として開始し、予防接種法改正法案が可決された後は、「新臨時接種」(法定接種)に移行させる計画で動いているが、法案成立時期は不明。

★区における費用助成の方針

 (1)高齢者インフルエンザ予防接種事業(二種定期接種)
   @接種対象者
     65歳以上の高齢者及び60歳から65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能障害等が有り、身体障害者手帳1級又は同程度の障害の有る方。

   A助成対象者=対象者全員

   B自己負担額 生活保護世帯=無料
          その他=2,200円

 (2)高齢者以外へのインフルエンザ予防接種

   @接種対象者=全区民
 
   A助成対象者=生活保護受給者と1歳〜13歳未満の子供

   B自己負担額
     生活保護受給者=無料
     1歳〜13歳未満の子供=1回について1,500円
     13歳〜65歳未満=        3,600円

 ※全国一律で定められている接種費用1回目3,600円、2回目2,550円(1回目と異なる医療機関で接種する場合3,600円)のうち、1回目2,100円、2回目1,050円(異なる医療機関の場合2,100円)を助成することにより、1回1,500円で受けられるようにする。

★助成実施方法

 (1)国と契約した23区内の協力医療機関で区の予診票を使用し、接種を受ける。(23区相互乗り入れの調整が整った場合)。

 (2)区民は、接種後に、自己負担額を協力医療機関に支払う。

 (3)区は、医療機関等からの請求に基づき、助成額を支払う。

★接種(助成)期間 平成22年10月1日〜23年3月31日まで

★区負担見込み額 
 追加予算所要額(高齢者インフルエンザを除く)  3,600万円程度
 国・都補助額                  2,800万円程度
 区負担額(1−2)                 800万円程度
  ※接種率30%程度として算出

★今後の予定
  9月末まで 助成対象者
  10月1日 接種開始(区報及びHP掲載)
  11月〜 補正予算案の提出

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2010年09月16日

学校給食で玄米を主食に!

 9月22日から連日、決算特別委員会が始まります。22日は総括質疑で3分47秒(質疑と答弁)で1つの項目について質問します。10月初旬に荒川ケーブルテレビで7日間に渡って一日二回、各会派の質疑映像が放送されますので、またその際は御報告します。

 総括質疑の持ち時間は会派1人当たり3分47秒。小坂は毎回質問できる替わりに、毎回こうした短い時間での質疑となります。

 昨年の決算特別委員会総括質疑はパネル等を使って、怒号の中、「議員8名削減で4億円有効活用」の提案を質疑!」しました。平成21年9月24日のブログ記事に詳しく書いてますのでお読みいただければ幸いです。

 その総括質疑の後は、議員1人当たり50分の持ち時間を何回かに分けて質問できる「各項目別質問」の時間となります。10月初旬まで続きます。ここで問題提起をしようと考えているうち一つが題名に書いた「学校給食で玄米を主食に!」ということです。

 学校給食については、以前にも、「完全米飯給食の実施」など求めてきましたが、その米飯も「栄養価の高い玄米」をメインにすることで、健全な体の形成と共に、教育効果の向上も図ってはどうかと考えています。

玄米の力

 千葉県の野栄町(現在は匝瑳市)では玄米給食を導入後、「授業の荒れ」がかなり改善したとか。イライラやすぐキレるという現象はミネラルや栄養の不足が強い影響を持っており、「精神病とされているものもこうした食生活に左右されている面も大きい」との指摘も聞いています。

 小中学校に加え幼稚園、保育園でも導入をすべきと考えます。玄米はよく噛まざるを得ないので、あごの発達に寄与します。

 福岡市早良区にある「高取保育園」では、玄米給食を導入しているそうです。ついには玄米給食を元にしたレシピ本も出版するまでに。

 夜の政務会合に向かう頃には、やっと雨も小ぶりに。明日は晴れで暑くなるとか。

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2010年09月15日

精神医療の問題を正面から洗いださねば・・・

 ツイッター(小坂のページはこちら。フォローを宜しくお願いします!)でのやり取りがきっかけで知り合った方の御案内で「精神医療パネル展」にて直接話を聞く為に文京シビックセンターへ。移動はもちろん自転車。

 午後に訪問する前に、「モバイルパソコンを開いて、決算特別委員会総括質疑準備」などをできる場所として東京大学構内のベンチを利用。シビックセンターへの道すがら寄って、屋外で仕事ができるなんて便利な時代ですね。

 東大の構内で大木の下に有るベンチに座って作業をしていると、様々な人が通って行きました。下見に来た女子高生の集団、近所の方らしき人々、集団でやってきてやたら記念撮影する支那人の団体、犬の散歩、小さなお子さんを連れて公園代わりにしてくつろいでいるママ集団。大学が地域に溶け込んでいるようでとても素晴らしい雰囲気でした。

 さて、今日訪問した「市民人権擁護の会 日本支部」が主催しているパネル展示会は文京シビックセンターの「1階展示ギャラリー2」で16日(木)、17日(金)11:00~18:00にも開催してますので、是非、話を聞いて考えていただければ幸いです。

 向精神薬が持つ副作用によって問題行動や自殺に結びついていること、そもそも「診断基準」も無く「主観的判断」によって根拠無く薬を処方することが公然と行われていること、製薬会社の利益の為に、「精神疾患」が次々に作られていること・・・。

 事前にこうした点について扱っているDVDも見ていましたが、数時間に渡り会場の責任者の方から話を伺いました。この問題について様々な資料を集めて問題点を見極めていきたいと考えています。

 荒川区での生活保護受給者で「精神疾患」だと診断を受けている方は多くいますが、本当にそうした「疾患」なのかという点、また診断を受けたことがきっかけで薬漬けになり、益々自立から遠のいていることが無いかという点も精査せねばならないと考えています。

 また教育現場において約1割の子供がADHDだと言われていますが、それが「商業利益の為に作られた病」のレッテル貼りに過ぎない可能性は無いか、しっかりと調べて参ります。

 最後に、「サ イ ク バ ス タ ー が 精 神 医 学 の 実 態 を 暴 く! 」のページ(御一読の上、考えてみて下さい!)より、「向精神薬服用後に凶悪犯罪、猟奇犯罪を犯した事例」転機しておきます。
(以下、転記です)
(順不同)
・大阪池田、国立池田小学校に乱入し児童を殺傷した事件
・寝屋川、母校の小学校に乱入し教諭を刺殺した事件
・宇治、塾講師による小6女児殺害事件
・会津若松、母親の首をのこぎりで切断し殺害した事件
・横浜、2歳の女児をいきなり襲った事件
・池袋、東急ハンズ前での通り魔事件
・アメリカ、大学構内での銃乱射事件(複数件発生)
・西鉄バス、バスジャック・乗客刺殺事件
・全日空機内、ハイジャック・機長殺害事件
・川崎、マンション15階から子供を投げ落とす事件
・奈良、幼女誘拐殺人事件
・秋田、自分及び友だちの子供を殺人した事件
・長崎、少年による駐車場から幼児を投げ落とす事件
・長久手、自宅に篭城し警察官を射殺した事件
・豊中、中学生らがカマを持った自転車の男に襲われた通り魔事件
・渋谷、、少年による金属バット通り魔事件
・下関、駅で8人に包丁で切り付け、5人を殺害した事件
・御代田、妻による一家殺人事件
・吹田、千里郵便局員によるタクシー運転手殺害事件
・延岡、男に高校生5人組に刃物で襲われ死亡した事件
・習志野、息子が逃げる両親を追いかけて路上で殺害した事件
・佐世保、スポーツクラブ内での銃乱射殺人事件
・品川区、商店街で男子生徒が両手に包丁を持ち通行人5人に襲いかかた事件。
・八戸、長男が母親・次男・長女を刃物で殺害し、アパートに放火したした事件。
・徳島、長女が母親と弟・妹などを包丁で首などを刺して殺傷した事件。
・相模原、57歳の女性が、自宅で子供を殺害した事件。
・文京区、42歳の女が、2人と遊んでいた小1女児に突然包丁で切りつけた事件。
・坂戸、12階建てマンションから、26歳の双子姉妹が飛び降り死亡した事件。
・藤沢、33歳の主婦が我が子を投げ落とした後、自らも飛び降りた事件。
などなど・・・ まだまだあります。

(以上、転記終了)
「精神の病により引き起こされた事件」なのか「製薬会社の思惑通りの薬漬けによって壊された人格によって起こされた事件」なのか?

 小坂の今迄の感覚として、「最近は何でも病名をつけて、それで責任を逃れたり、医療費増大の原因になっている事例ではないか?」と感じる機会が多かったのは事実です。
 こうしたことこそ、事実を踏まえた国民的議論が必要だと痛感しました。

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2010年09月14日

荒川区地域振興公社は近隣と大合併を

 まず、昨日の外国人参政権反対陳情の「議決不成立」の件について産経新聞の東京版こちらに記事が掲載されていますので紹介致します。

1284424908308(1).jpg
 さて、今朝は福祉区民生活委員会の前に荒川区本庁舎の耐震補強工事の現場視察(総務企画委員会主催)に参加。

 荒川区役所は昭和43年建築の古い建物で耐震基準を満たしていませんが、「免震レトロフィット工事」を行い、あと数十年、使い続けることをにして、現在工事が進行中です。施工は大成建設鰍ナす。

荒川区役所の免震工事についてはまず、こちらの記事をご覧下さい。

こちらの工事概要もどうぞ。

1284425386284.jpg
 免震レトロフィット工事は躯体の柱の地下部分の一部を鋼板で補強した後、切り取り、その場所に免震部材を設置します。こうした免新部材を77の柱に全て設置してから鋼材を取り除き、耐火被覆等を行います。

 完成予定は来年9月15日です。
1279613476967.jpg
 区役所本庁舎の1階ロビーに免震部材の実物大模型が展示されてますので、機会が有ればご覧下さい。

 小坂が所属する福祉区民生活委員会では2つの議案と5つの事務事業説明について質疑を行いました。

 その中で今日、御報告するのは財団法人荒川区地域振興公社(以下、ACC)の今後の在り方についてです。平成24年に公益財団法人に移行する前の段階での中間報告への質疑を行いました。

ACC事業の3本柱は以下の通りです。

 1.区民の芸術文化活動への支援

 2.芸術文化鑑賞機会の提供

 3.芸術文化情報の提供

 小坂からは「こうした事業は荒川区だけに限った組織ではなく、有る程度の広域組織で行うべき」との問題提起を行いました。

 同種の事業を行っている区出資の法人をそれぞれの特別区は設置していますので、「荒川区、足立区、墨田区、台東区、北区」で同種の法人を合併して事業を行うと、良い相乗効果が有ると思います。

 様々な事業の広報は現在、自区内だけに対して独自の広報紙などを通じて行っていますが、それが「ある程度の広域(広すぎても駄目だと思います)」で行われることは実施主体にとっても区民にとってもプラスだと思います。組織も効率化が可能かと。

 区の答弁は消極的なものでしたが、「指摘を踏まえて更に検討していく」とのことですので、引き続き問題提起をして参ります。

 質疑の中でも触れたのですが、区が出資して設置している勤労者サービスセンター(特別区では22区で設置)については、既に北区と豊島区が合併をすることを発表(こちらに詳細)しています。こうした合併を言いだすことは自治体にとって勇気がいることだと思いますが、荒川区の決断に期待しております。

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2010年09月13日

外国人参政権反対陳情、議決結果を出せず・・・

 昨日のブログ記事に書いた「外国人参政権反対陳情」。「僅差での採択」は残念ながらなりませんでした。

 本会議での議員の「採択起立」の方が多かったのですが・・・。 

 30人の議員(議長を除く)のうち、15人(自民、正論、日本創新党=小坂)が採択、12人(公明、共産)が不採択、意思表示無しが3人(民主・市民、元気)。

 賛成=15人、反対=12人なので、賛成の方が多いのですが・・・。いずれも過半数に達しないという形で「議決が成立せず」という結論に・・・。

 地方自治法第116条で「議決は出席議員の”過半数”で決すること」「可否同数の場合は議長が決する」という条文が有ります。

 今日の本会議では30人の議員のうち、「採択に賛成のもの」15人が賛成の意思表示。丁度半数なので、その次に、「不採択に賛成のもの」で採決をとり、12人が起立。

 3人は採決に参加せず座ったままで投票権を棄権。

 30人のうち15人は過半数ではない。しかも、不採択に起立したものが12人で地方自治法に定められた「可否同数」ではないので、「議長の出る幕」は無し。その結果、「議決が成立せず」という結論で終了。

 これは「3人が棄権」したからこそ、生じた事態です。

 仮に採択に起立が15人、不採択に15人起立という「可否同数」であれば、「議長の出る幕」となり、議長の所属会派から考えて採択の意思をとる筈です。そうすれば、採択に賛成が16人となり、31人のうちの過半数となり、議決は成立するのです。

 つまり、採択の起立の方が不採択の起立よりも多いのに、議決を棄権する3人の存在により「議決不成立」に持ちこまれた訳です。

 とても残念な結果でした・・・。

 議会の会議規則(変更には議決が必要)で明確に「投票棄権は反対票と見なす」と規定すべきです。最大会派の自民党が是正の意思を持ってくれれば・・・。世論の後押しも必要かと。必要そうすれば、今回のような矛盾した結果を招かずに済みます。同様の状況は今後も有り得ますので・・・。

 「棄権」という無責任な対応によって、本来なされるべき議決が成立しないのは実に不合理です。

 荒川区議会においては、平成21年9月20日のブログ記事に書いた「議会改革申入書」に書いたような「課題」も有ります。問題提起をしても、大会派はほとんど議論の俎上に載せずに無視。

 また、仲間の地方議員に話すと「そんなの有り得ない」と言われた以下の現状も荒川区議会独特のものです。

・本会議での委員長報告への質問は禁止(幹事長会という大会派の談合組織で勝手に決めた「ルール」)

・本会議での陳情・請願への討論は禁止(同上)

 正に「本会議ですべきことを封じること」を小坂のような1人会派へも「強要」しているのが自民党、公明党といった大会派。

 でも、そうした「議会で何もしないこと」を強要したり、当然なされるべき「是正」もやろうとしない議員達を選んでいるのは荒川区の有権者。有権者はもっと見る目を養わねばなりませんし、私からも「荒川区議会の異常性」について区民へしっかり知って頂けるように尽力して参ります。

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2010年09月12日

外国人参政権反対陳情、「順調なら」明日本会議採択(荒川区議会)

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 今朝は消防団員として、東尾久五丁目仲町会の防災訓練に参加。消火器を使った初期消火の実演などを小坂は担当。また、D級ポンプを使った消火訓練も行いました。酷暑の中、訓練に参加された地域の方々、お疲れ様でした。
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 こちらは、道路の下に有る消火栓。いざという時の消火の水源になりますので、近所でその場所を確認されることをお勧め致します。

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 熊野前商店街から直結する公園が工事中。この鉄骨は何だと思いますか?公園の地下に埋める防火水槽(40トン)の一部(と以前書いてましたが、違いました。失礼しました)ではなく「土留め」で工事終了後撤去するそうです。公園は平成23年3月には完成予定。

 さて、7月16日のブログ記事(この記事中のリンク先も是非お読み下さい)に書いた通り、荒川区の自民党が日和見の態度を取りながらもなんとか、「外国人参政権反対陳情」が最終的には総務企画委員会で採択されました。

外国人参政権の危険性はこちら(荒川区や各地自治体の現状を踏まえ具体的数字を満載した記事)をお読み下さい

 明日の本会議で、この陳情が「順調にいけば」14時頃に採択される筈ですが・・・。この件について、今朝の産経新聞の東京版に以下の記事(こちら)が掲載されていますので、転載させていただきます。

(以下、転載です)
外国人参政権反対の意見書決議を求める陳情 13日に荒川区議会で採択審議

 民主党などが推進する永住外国人への地方参政権付与の法制化をめぐり、荒川区議会は13日の本会議で「反対する意見書の決議を求める陳情」を採択するかを審議する。同様の陳情は23区すべてに出されており、同区議会は23区で初めて委員会で採択したが、議会全体では賛否の人数が拮抗(きっこう)しており、賛成の議員が1人でも欠席すれば不採択となる情勢だ。

 議会事務局などによると、法制化に反対する意見書の決議を求める陳情が1月に区議会に出され、7月の総務企画委員会で採択された。

 だが、区議会全体では賛否の人数が拮抗。議長を除く議員30人のうち、陳情採択に賛成するのは自民13人、創新など2人の計15人。反対は公明6人、共産6人、民主・市民2人、諸派1人の計15人。賛否同数の場合は議長裁決となり、議長が自民のため可決される公算が大きい。

 ただ、千葉県市川市では1月、同様の意見書採択を委員会で可決したが、在日本大韓民国民団(民団)が主な議員を訪ねるロビー活動を展開した結果、本会議で否決されるケースがあった。このため賛成議員の中には、欠席や遅刻の形で翻意する議員が出ないかと気にする声も多い。
 ある自民党区議は「自民党区議団は民団と極めて友好的な関係を築いているので、そのようなロビー活動自体があり得ないと思う」と話している。

 同種の陳情について、港▽豊島▽北▽板橋−の4区議会は不採択。台東▽墨田▽江東▽目黒▽大田▽世田谷▽中野▽足立▽江戸川−の9区議会は継続審議とした。

 千代田区議会は陳情を受けてではなく、独自に反対の意見書を国に提出した。残りの区議会は特に対応していない。都議会では不採択となっている。

 意見書 地方自治法第99条に基づき、地方自治体の公益に関することについて議会の意思を国会や関係省庁に伝達するため提出する文書。発案は議員が行い、議会に諮って決定。議長名で関係機関に提出する。
(以上、転載終わり)
 明日の本会議採決の結果はまた、御報告致します!

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2010年09月11日

消防団員募集活動に参加。本業に加え消防団員になりませんか?

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 今朝は尾久消防署・消防団の合同で行われた熊野前駅前にて「防災救急フェアに」消防団員として参加。インカムマイクを付け、腰にスピーカーを付けて「消防団員の募集呼び掛け」を2時間程。

「18歳以上の健康な男性・女性で意欲のある方、私達といっしょに消防団活動に参加しませんか!」

「入団すると、救命技術などを学ぶことができ、地域の人間関係、絆も深まります。仕事や学業の合間に訓練を重ね、震災や火災といういざという時に備えるのが消防団員です。」

「大震災が起きた時に、消防団がしっかり活動しなければなりません。しかし、現状は定員割れです。是非、皆様のお力をお貸し下さい。」

 といった呼びかけです。

 ★「消防団」についてはこちらを是非、御覧下さい。★

 少しでも御関心をお持ちになりましたら、気軽にメールをどうぞ。
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 娘も「ティッシュやチラシ配りを頑張る」と張り切ってましたが、いざとなると恥ずかしかったようで・・・。そりゃ確かに、大人でも恥ずかしいかもしれませんからね・・・。

 救命技術を教わるコーナーも有り、多くの来場者が体験してましたが、娘もそこでしっかり学んでました。

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 合気道の光道場のバーベキュー大会、保育園の縁日大会に一緒に出た後、荒川仲通り商店街の阿波踊りの会場へ。

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 夜は荒川自然公園で行われていた「鳴く虫を聴く会」へ。鈴虫をいただき、自宅の水槽(以前はカブトムシの住みかだった・・・)に入れると、良い声で鳴き始めました。
 娘も折に触れて「良い声で鳴いてるね〜」と言ってます。残暑厳しいですが、秋ですね!

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