2010年10月31日

11月11日19時、美味しい米粉パスタやおつまみを食べながらオフ会!

 来年4月に娘も小学生。自転車で北千住駅から日光街道を右に曲がってしばらく行くと有る「大峽製鞄株式会社」へランドセルの実物を家族で見に行きました。

 ランドセルは大手メーカーの製品よりも、地域で地道に頑張っている鞄屋さんの製造直売で買いたいとネットでチェックしていました。荒川区のお隣足立区にはランドセルを作っている鞄屋さんが複数であり、いずれも製造直売をしています。

 その中で、愛子内親王殿下も学習院小学校で使われているランドセルを作成している「大峽製鞄株式会社」では娘が好きな飾りがついたデザインの水色のランドセル(これ!)も作っているので、試しに背負って納得、そこで買うことに決めました。

 さて、3年前の6月9日12月13日一昨年の7月8日12月15日昨年の7月14日12月1日今年の6月29日に続いて、定例では第8回目のブログ読者オフ会を11月11日19時から開催致します。

 今日の昼食を家族で食べたのは、以前から食べてみたいと考えていた町屋駅近くの「米粉 生パスタの店 かくれん穂 (お店のツイッターページはこちら)」。店内で米粉100%で製麺された生パスタはモチモチでおいしい!しかも、安い!

★国産米粉の活用を!「米粉倶楽部」のHPをどうぞ!

★食料自給率の向上に関連してこちらのページもご覧下さい。

 食料自給率向上に繋がる米粉パスタが主力の店ですが、メニューを見るとおつまみお酒も充実してました。これは、「小坂英二ブログ読者 ブログオフ会」で使うしかない!と確信。

 今迄、臨時のオフ会も含めると通算10回目。

 ブログオフ会、年に2度開催するのが恒例になりました。区内の方も区外の方でもどなたでも、お気軽にご参加下さい。


 参加される方は、コメント欄ではなくブログ右上に表示のメールアドレスまで「御名前」と「連絡先」を事前にご連絡いただけると助かりますが、「連絡してないけど、当日時間ができたので、来た!」という方も大歓迎です。

 区政をはじめ社会のことでも何でも、ざっくばらんにお話しましょう!

 以前ブログにこうしたコメントをいただいたことがきっかけで始まったのですが、始めるきっかけを作って下さった方に感謝です。概要は以下の通りです。

日 時:
平成22年11月11日(木) 
    19:00開始(途中からの参加も大丈夫です)
    お店は22時30分が閉店時間となります。

 ※小坂は18時頃から店の座席にいて本や資料を読んだり、パソコンを使っている予定です。早く来られる方は18時頃来て下さってもOKです。先に飲み始めながら話をしましょう。

場 所:米粉パスタ かくれん穂(メトロ千代田線 町屋駅近く=地図はこちら 店長のブログ

会 費:当日飲む量・食べる量に応じて会費が決まります・・・。
    (つまり割り勘です。多分4000円前後かと・・・)

※店には「小坂英二」の名前で予約をしておきました。店は一目で見渡せる広さで窓際の席を予約してあります。

 「米粉で作ったJ麺」やおつまみを食べながら様々なことを語り合いましょう!

 当日の連絡は小坂(090-1432-9069)までどうぞ!

※御注意:オフ会の座席は完全禁煙とさせていただきますので、それが守れる方に御参加をお願い致します。

 毎回、十名前後での開催です。これは人集めが目的の会では無いので、「面白そう」と思った方に気軽に参加していただければと思います。
 また、小坂が演説をする為の場ではなく、参加者からの質問や問題提起について、他の参加者も含め皆で意見を出し合ったり小坂の意見を述べたりという感じの場です。気軽にどうぞ!

 毎回それぞれ初対面で参加して、その場で打ち解けて参加者同志も話を交わすという感じですので、一人でもお仲間とでも気軽にどうぞ。連絡、お待ちしております!

small_ribon.gifブログオフ会のような場を今後も設けるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年10月30日

11月7日は日本創新党のセミナー・懇親会。皆様是非お越しを!

 昨晩は久々に合気道の光道場で稽古に参加できました。娘と共にジュニアの部に出た後、大人の部の稽古にも参加。合気道の素晴らしさに益々引き込まれていきます。

 さて、ブログ題名に書いた通り、11月7日に以下の通り、「創新フォーラム」および懇親会を開催致します。

日本創新党が目指しているもの(こちらを是非ご覧ください)が今こそ日本に求められています。

 混迷する日本の政治の中、真に取り組まねばならない課題は何か、日本創新党の山田宏党首を始め多くの方と共に考えて行く良い機会になると思いますので、是非、御参加下さい。小坂と共に!!

 セミナーにあたる創新フォーラムでは司会は小坂が担当致します。



★創新フォーラム

日時:平成22年11月7日(日)15:00から17:00(14:30開場)

会場:六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール
※いわゆる六本木ヒルズの49階です。

会費:2,000円

基調講演:山田宏(前杉並区長、日本創新党党首)

決意表明:中田宏(前横浜市長、日本創新党代表幹事)

ゲスト(予定、順不同、敬称略):平沼赳夫(たちあがれ日本代表)、上田清司(埼玉県知事)、上甲晃(志ネットワーク代表)


★懇親会

日時:平成22年11月7日(日)17:30から19:30

会場:六本木アカデミーヒルズ49 ライブラリーカフェ

会費:10,000円

出席者:山田宏党首、中田宏代表幹事

*創新フォーラムと懇親会のセット割引券(10,000円)も有ります。

*なお、フォーラム、懇親会とも、予告なく出席者に変更が生じる場合がございます。

*この催物は、政治資金規正法第八条の二に規定する政治資金パーティです。

★お申し込み方法
 下記の内容をFAXかevent@nippon-soushin.jpまでメールにて送信してください。
 − お名前(フリガナ) − ご住所
 − 電話番号 − メールアドレス
 − お申し込み枚数と合計金額

*日本創新党公式HPでのセミナー案内ページでは「お申し込みは10月29日締切」となっていますが、当日券も有りますのでこれから参加をしようと考えた方も大歓迎です。極力、上記の日本創新党事務局に事前に連絡をしていただけると助かるとのことです。

*更なるお問い合わせは、日本創新党事務局(03-6273-3780)までご連絡ください。

 また、明日の情報ですが、以下の通り山田宏党首が講演をします。誰でも聞けますので、是非、足を運んで耳を傾けていただければ幸いです。

日本企業経済新聞のこちらの記事も是非お読みを!!

★学習院大学大学祭にて山田宏党首が講演します

・輔仁会弁論部 講演会

ー「日本病」への処方箋ー

日時:平成22年10月31日(日)13:30から14:30(13:00開場)

会場:学習院大学西2号館201教室(定員350名程度)

入場方法:西2号館201教室にて受付(入場無料)

small_ribon.gif日本創新党の掲げた国を守る覚悟と改革への意気込みが今こそ必要とされている、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年10月29日

プレミアム付き区内共通お買い物券、12月4日発行!

 今回で3度目の発行となるプレミアム付き区内共通お買い物券。
 荒川区商店街連合会が、区内商店街の活性化を図るため発行することに対して区から補助を行って商店街振興を図ります。

 発行日は12月4日(土)です。「平日が発行の初日(売り切れる販売所が多い)では会社勤めの人は買いにくい!」との声(こちらのブログ記事へのコメント)を以前いただき、産業振興課へもその点の配慮を求めていたところですが、土曜日が売り出しの初日となりました。

 概要は以下の通りです。是非、日々の買い物に活用をしていただければ幸いです。

1 発行内容 (過去2回と同規模)

(1)発行総額 1億1千万円(うちプレミアム分10%、1千万円)

(2)発行総数 1万組(22万枚) 1組=1万1千円(額面500円×22枚)

(3)発売日  12月4日(土)

(4)使用期限 平成23年5月31日

(5)販売場所 区内の商店街 (26か所)

(6)取扱店舗 区商連加盟店(約1,100店)

(7)その他  発売に際し、各商店街・商店では、ポスター・チラシ等による区民等への積極的な周知と、お客様サービス、セール、イベントなど独自の販売促進事業を行う。

2 区の助成額

(1)プレミアム相当額  1千万円(補助率10/10)

(2)お買い物券・取扱店舗一覧の印刷経費  約114万円(補助率2/3)

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2010年10月28日

荒川区民総幸福度向上を目指して

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 娘が昨日保育園のいも掘りで収穫したサツマイモ。今朝、早速いただきました。

 今朝は自宅事務所でたまった事務や調べものをした後、午後に荒川区自治総合研究所の設立1周年講演・シンポジウムに参加。

 「荒川区自治総合研究所」についてはこちらのページをご覧ください。

 電子メモの「ポメラ」を持参し、要点をメモしながら。

 サンパール荒川の小ホールは有識者、地域の様々な団体の方、区職員、議員、全国各地の自治体関係者で満員でした。

 その講演、シンポジウムの中で印象に残った言葉などをご報告致します。

○神野直彦東大名誉教授・地方財政審議会会長の講演

 今の日本は幸福を奪い合う社会になってしまっている。その根底には地域社会の崩壊が有る。

 日本では社会の中で他者を信頼する人の割合が世界で一番少ない。

 コミュニティーで支え合う意識が低くなっている。

 フランスのように税は連帯して世代間で支え合う手段であると国民の共通認識を持つべき。

 日本では教育の目的が「金儲けができる大人になる」ことに成り下がってしまっている。
 
 人間は信頼し有った方が圧倒的な力を発揮でき幸福にもなれるという事実を否定するような社会になってしまっている。

 人間は「存在欲求(自然や人間とのふれあいの中で存在すること)」と「所有欲求」を持つ。工業社会は「所有欲求を充足する」のが前提とされていたが、今後のあるべき社会は「存在欲求」を目的とせねばならない。

 所有欲求の充足を目的とした社会は大量生産、大量消費・廃棄へ繋がり、持続可能でなくなっている。
 スウェーデンの学校で使われている教科書でこう書かれているが、日本においてもおなじことが言える。

 所得と幸福を感じる度合いは、一定程度まで比例関係にあるが、ある一点(例えば三重県の調査では年収800万円程度)を超えると逆に幸福を感じる度合いは落ちていく。

 日本は産業構造の転換とともに、福祉において「現金支給」から「サービスの実施・提供」に重点をおいていくべき。
 現金給付を中心にした福祉制度は「不正受給」「もらう人とそうでない人の格差」が生じてしまう。

 福祉のサービス給付についても、全国一律ではなく、「地域の実情に応じた形」で行うべき。その点からも地方分権は有意義。

(講演におけるメモは以上)

 大東亜戦争についての自虐史観に漬かった認識や社会保障と経済成長の関係の説明(根拠とする資料が部分的)については賛同できない話もなされていました。

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 続いてコーディネーター(阿久戸光晴 聖学院大学学長)と4人のパネリスト(西川太一郎荒川区長、月尾嘉男東大名誉教授、広井良典千葉大学教授、坂田一郎東大教授)によるシンポジウム。

 テーマは「あたたかい地域社会を築くために〜基礎的自治体からはじめる意義〜」

 具体的な政策を交えながら長時間のシンポジウムの中から、印象に残った言葉をいくつかご報告致します。

 坂田氏「社会と幸福実感の構造変化は3点。地球の持続可能性、社会の高齢化、次世代のグルーバル化。

 ただ、高齢化はマイナス面ばかりで捉えるべきではない。

 行政と実感をつなぐ仕掛け、幸福実感の急速な構造変化を反映・先取りするしかけづくりが必要。

 地域社会において幸福・不幸の鎖は伝染する。コミュニティーへ貢献することは単に与えるということではなく、自分自身の為にもなると言える。」

広井氏「高齢者がゆったりと過ごせるような場所が街の中にあることは、ある意味で福祉施設等をつくることと同等かそれ以上に重要な意味を持ちうる。

 歩行者空間と座れる場所の確保が重要。

 福祉政策と都市政策を融合していくべき。

(※正に小坂が平成21年10月5日の決算特別委員会での質問で「街を歩行者の手に取り戻せ!」との観点で、可能な場所では自動車締め出しと豊かな歩行者空間とすべきと主張した視点と同じ!)

 国分市のプレイセンター・ピカソは神社の社務所を活用した地域保育の試みと世代間交流のような取り組みを進めていくべき。

 足下だけ見て幸福感を上げるだけではなく次世代のあるべき姿を見据えた上で考えていくべき」

月尾氏「米国は一日に130億円の食料廃棄、120億円のダイエットにかける費用、260億円の肥満治療が行われる矛盾した社会。こうしたアメリカ的な矛盾が世界を覆っている。

 先住民インディアンのように100年先のあるべき姿を予測して、そのためになにをすべきか考える(バックキャスティング)視点が必要。土地も空気も子孫からの借り物であり分かち合うということが必要。

 モンゴル地域では先住民族が土地を共有していた時には持続的放牧が成り立っていたが、中国のもとで土地を所有させたらすぐに荒れ地になってしまった。」

西川氏「無駄になってしまっている資源を活用していける区政にしたい。

 地域の行政において、「不幸を減らすこと」にしっかり取り組む。自殺者を減らすこと、子供の貧困問題、高齢者の社会的孤立による不幸を減らすことをに力を入れていく。

 子供たちが自らの幸福感を育めるような環境を整備していくことも重要。」

阿久戸氏「「それぞれの方が見守られていることを実感すること」と「自立支援」が幸福へのキーワード。
 あるべきコミュニティーの姿を先取りして行政が取り組むことを期待する。

 チリの鉱山で救出されたメンバーの姿は「分かちあい社会」そのものであり見習うべきものが多い。」

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2010年10月27日

岩見沢保健所(北海道)で自殺対策の聞き取り

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 今日は福祉・区民生活委員会視察の三日目最終日。今朝も雪が降りしきる中、旭川市から岩見沢へ電車で移動。

 岩見沢保健所(4市5町=18万5千人が管内)にて自殺予防策の説明を受け、質疑応答。

 保健所と長沼町(SSRは160)の検討会議にて、先駆事例の学習、データ分析、今後の取り組み検討をしたところ、男性は中高年の自殺が多い、女性の自殺も多い。

 自殺予防策に関する資料に書かれていた気になる言葉は「うつ病で治療する人は少しずつ増えてきているが、自殺した人でうつ病治療をした人は少ない」という話。

 小坂から質問で「具体的なデータが有れば、知りたい。また、SSRIなどの薬物漬けになることで自殺が引き起こされるという例も有ると聞くがその点の現状認識はどうか?うつ病治療を経て改善する事例が多いのか?」と聞きましたら

 「調査対象となった長沼町は農家世帯が多い。亡くなった方が治療をしていたかどうかは国保のレセプトで確認したのでは。管内全体での死亡を見ると、精神科にかかっていて亡くなる方もかなりいるので、医療機関との情報交換をさらにしていく必要あると考えている。指摘のような薬物が引き起こす自殺は有りうるとは思う。」とのこと。  

 自殺予防ゲートキーパーリーダー養成研修(岩見沢で200名が受講)で「死にたい」と相談された際の対応についてもロールプレイングをしているとのこと。

 また自殺ハイリスク者へのアプローチについても話が有りました。自殺ハイリスク者とは自殺未遂者、企図者、念慮者、自死遺族。こうした方々に対して家庭訪問や相談(面接・電話等)による支援をしているとのことです。自死遺族の会は札幌や帯広に有る。ハイリスクの方へのアプローチについて詳しく聞くと「一週間、半月毎に訪問している。帰り際に次の訪問日程を必ず決めて繋がりを絶たないようにしている。」とのこと。

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 当日岩見沢保健所で配られた資料の中にも、精神科で使われるSSRIなどの薬物は「自殺を引き起こす可能性」がはっきりと書かれていました。

 視察の公式日程は以上で終わりとなり、現地解散。小坂は新千歳空港に行く前に札幌で下車し、北海道大学を訪れました。

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 北海道大学では10月25日(月)から「サスティナビりティー・ウィーク」(詳しくはこちらをご覧下さい)と称して様々な事業を行っていましたので、地域と大学の関わり方や強毒性鳥インフルエンザの研究(丁度発表の場も有り。帯広でも感染鳥の糞が発見されたタイミングでした。)を聞かせていただきました。

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 大学の正門横には地域と大学を結ぶ施設「エルムの森」(詳細はこちら)が。

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 地域に開かれた北海道大学総合博物館。三階建ての建物の中に実に多彩な展示が。

 こちらに記載の通り、新型インフルエンザなどの「人獣共通感染症」の発表・展示が有りそこで詳しく話を聞かせていただきました。

 その時に聞かせていただいた話。国立感染症研究所では、バイオセーフティーレベルという危険度を4段階に分けた感染症研究の施設のうち最高レベルの危険性を持つウィルスの研究ができる施設(P4施設)を茨城県に作ったのですが、地域住民の反対で稼働できない状態だとのことです。同レベルの施設は先進国には必ず有って稼働して、それぞれ研究に励んでいるそうですが、日本だけはそれができないそうです。
 日本のハイレベルな研究が進められない状況は、実にもったいないことです。先進各国では何故受け入れられているのかを突き詰めて考えて何とかこうした施設における研究ができるようにして欲しいものです。


 こちらの動画で展示・説明の様子を知ることができます。

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 展示をじっくり見るとかなりの時間がかかる規模。公園のようなキャンパスにこうした博物館が地域に開放されているのは素晴らしいですね。

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 ロウで作られた皮膚病患者の部位の模型なども展示。子供の見学はご注意を!と入口に警告が有りました。余りにリアルで気持ち悪く感じる方も多いような展示でしたが、恐ろしい皮膚病の現実を知っていただくべく敢えて展示しているとか。
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 その後、元北海道庁の赤レンガ庁舎の中に有る「赤れんが北方領土館」へ。様々な資料映像、写真が豊富で北方領土が日本の領土で有ることが疑い無いことや、その経緯を詳しく知ることができます。
 札幌の赤レンガ庁舎は観光名所になっていますが、そうした建物の中にこのような施設(部屋)を設置した北海道庁の姿勢は良いですね。観光が目的で来た方にも、北方領土の不法占拠の現状について考えていただくきっかけになりますので。

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 国会に提出する署名も受付け中で、小坂ももちろん署名してきました。一昨日の朝まで東京にいたのに、飛行機で羽田につくと久々に帰って来たような感覚でした。

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2010年10月26日

旭川市の介護保険事業と市民交流プラザCoCoDe視察

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 昨日に引き続き福祉・区民生活委員会の行政視察です。今日もこの記事視察先での「パソコンを使ったメモ」を仕上げて滞在先のホテル(旭川グランドホテル)で投稿しました。
 北見市から旭川市まで3時間程電車移動。車窓からは雪景色と吹雪。

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旭川駅は今年10月10日にリニューアルオープンしたばかり。駅構内には寄付を下さった方の名前を刻んだ木製プレートが無数に設置されていました。市のマイクロバスで旭川市役所へ。

 市役所で旭川市での介護保険事業の説明・質疑応答。東京ではデイサービスやショートステイの施設は特養ホーム併設が多いのですが、旭川では単独の施設が有るとのことで、どのような運営がされているかを見ることも目的の一つとのことです。

 旭川市(高齢化率は荒川区と同程度の22%)では夜間対応型訪問介護(タクシー会社が運営。ホームヘルパーが夜間に定期的または通報により家庭を訪問し介護、日常の世話、緊急時の対応を行うもの)が1ケ所。小規模多機能型居宅介護年に2回、施設開設の受付をしている)は現在18ケ所。介護保険の報酬基準が低いことも有り、荒川区にはこの事業をやっている事業所は一か所も有りませんが、旭川市では他の福祉サービスと合体する形で進めている事業者が多いとのこと。開設に伴う建設補助は無し。最近の開設は施設敷地内及び階上に高齢者下宿(有料老人ホーム)を併設するケースが多いとのことです。

 グループホーム(月額入居12万円〜14万円)はなんと84ケ所(約1370床=ほとんど入居で埋まっている!)設置されており、十分な施設数が満たされているので新規の設立は受け付けていないとのこと。

 18法人が運営している小規模多機能型居宅介護は小規模な住居等で「通い」を中心としながら「訪問」や「泊り」を組み合わせて、入浴、排泄、食事等の介護や日常生活上の世話、昨日訓練を行います。一か月の費用は要介護1(11,430円)〜要介護5(28,120円)に食事代、おむつ代、日常生活費が別途自己負担になります。

 特養ホームは現在850床有りますが、あと200床増やす予定(待機者が約700人いるとのこと)、有料老人ホームは300床を整備する予定とのこと。施設を作れば作る程保険料が高騰する仕組みになっている現状が有る為、その兼ね合いを考えながら整備をしています。

 資料を見ると、図書館の事業として65歳以上の方で1人で来館困難な方に対して「図書宅配サービス」という図書館の図書・雑誌・CD・ビデオ等をボランティアが届けるサービスを実施しているそうです。

 介護保険や行政の監視の枠外となっている「高齢者下宿」も増えている現状にどう対応していくかも課題とのこと。

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 更に「市民交流プラザCoCoDe」へ移動しの運営状況について説明を受け質疑応答、現地視察。

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 施設の目的は以下の通りです。

★市民活動の総合的な支援
 ・市民活動に関する情報の収集及び提供
 ・市民活動に関する相談・コーディネート
 ・市民活動に関する学習の機会の提供(講座・研修会等の開催)
 ・会議室等施設の貸出、コピー・印刷機など事務機器の貸出

★市民活動団体やまちづくりに関わる色々な団体との交流や協働の促進

 114の団体がここを拠点に活動をしているとのことです。生涯学習系、福祉、環境団体が多い。とのことです。

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 情報閲覧コーナー。市民活動に関する書籍や団体を紹介する資料などが有り、情報収集に活用されています。
 
 こちらの施設では貸室について「一時間単位での予約」が可能です。試験的導入とのこと。荒川区のふれあい館等の予約は一日を4区分(午前、午後1、午後2、夜間)に区切っており一時間毎の利用は受け付けていません。以前から、もっと柔軟な施設利用をできるように問題提起をしてきましたが、こちらの施設の試みは大いに取り入れるべきと思います。質問をしたら特段のトラブルも無いそうです。時間ぎりぎりに施設予約をしがちになっているという話もありますが・・・。

 また、この施設は割増料金と遅れての予約開始という制約を設けながら営利企業の利用や物販も認めているそうです。内容を聞いてみると「事務機展示」、「企業研修」、「軽自動車の展示」などの利用実績があったそうです。市民活動団体の物販などもイベントや講演に付随して行われているとか。

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 ホールでは旭川市受託事業として「中高年のためのウェスタンカウボーイライフ講座」が行われていました。

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 様々な大きさの会議・研修室。煉瓦造りの旧国鉄の工場であった建物を極力活用しているこの施設、建物の内部からも煉瓦造りの味を堪能できます。

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 市民団体の活動で使うものを預かる貸しロッカー室。一か月単位で契約できるそうですが、まだ契約は3,4件程度だとか。和裁を行う団体ミシンを預けたりしているとのこと。

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 貸出される備品はこちらのリンク先に記載の通り、実に多岐に渡ります。荒川区でもこうした貸出をできるようにしたいですね。 

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 単独型ショートステイ施設「いなほの郷」を訪れました。介護認定を受けた方と、市が緊急性が有ると判断した方が利用します。

 ショートステイ(自宅で介護を受けている方が一時的に宿泊して滞在する介護施設)とデイサービス(毎日車で送迎して)の両方を行っています。

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 大きな施設では徘徊が出る高齢者でもこうした小さなでは空間認知ができるので徘徊をあまりしなくなるとか。

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 ショートステイ(最長30日間)の居室では、どうしても貸して欲しいという場合以外はテレビを置かないそうです。テレビを個室に置くと入居者が部屋にこもり、交流空間に出てこないからです。
 写真は送迎に使う福祉車両(一般の自動車を特注で改造したもの)車いすからスムーズに乗り換えることができます。

 明日は岩見沢保健所へ移動し、自殺予防策の現状について視察をして荒川区へ戻ります。

small_ribon.gif先進事例を大いに参考にして荒川区で活かして欲しい、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年10月25日

共生型ふれあいホーム視察(北海道北見市)

 今日は福祉・区民生活委員会行政視察で北海道に来ています。宿泊先の「ホテル ドーミーイン 北見」の部屋からご報告です。

 視察先は北見市の「共生型ふれあいホーム」3ケ所です。まずは北見市役所で事業の概要説明を受けてから現場へ。

 見学した「共生型施設」は障害者、高齢者、子供に対して一体的サービスを行う事業の拠点となるものです。

 国の補助事業である「地域介護・福祉空間整備等交付金」の対象となり施設整備に3000万円を限度に補助金が出されています。更に初年度の備品購入費300万円も補助が出ます。

 厚労省からは「既存の施設の有効活用を」という指導もあるそうです。

 北海道ではこの制度を活用した施設が69施設有り、北見市に4施設が運営中で現在5施設目を整備中とのことです。

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 平成22年6月に開設された「医療・福祉人材育成事業しゅんこうハウス」を見学。運営は「NPO法人とむての森」。近くに日赤看護大学が有る地の利を活かして学生用賃貸住宅を2室。今はまだ空き室ですが、入居されたら学びながら障害者や高齢者と日常的にふれあいながら「看護を学ぶ大学生」が地域福祉への意識・意欲を強く持つことができるのではないかという認識のもとで行っています。

 高齢者の居室2部屋、障害者の日中一次支援や児童デイサービスを提供する部屋も地域供用スペースとするとのことです。

221025tomute.jpg
 二か所目に訪問した施設は同じく「NPO法人とむての森」が運営する複合施設を見学。

 「ホームヘルプサービス どんぐり」「移動支援サービス事業所 とろっこ」「ふれあいホーム のびのび1号館(賃貸住宅)」「就労支援事業所 すてっぷ」「地域助け合い&とむてサロン「きっじゅ」」「小さな森の焼きたてパン屋さん」が一つの建物に入っています。

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 高齢者や障害者が福祉制度を利用しない自由な形で暮らす共生型のグループホームを核に、地域の高齢者、障害者、子供が集い触れ合うことのできる地域交流サポートサービスを一体的に提供する共生型サービスの活動拠点です。
 その一部である障害者の就労の場となっている「小さな森の焼きたてパン屋さん」は月間の宅配売上はなんと67万円。店舗での売り上げを加えると100万円だそうです。

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 時間で管理をしない共生型グループホームで障害の有る入居者もとても安定していくそうです。パン造りの指導は体調を崩してフルタイムでは働けないけど技術をお持ちのプロのパン屋さんとのことです。

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 3ケ所目に視察したのは「ふれあい@あったかホーム」。ふれあい・共生型住宅には高齢者1室、母子家庭1室、障害者1室の賃貸住宅。子育て親子が気軽に集える子育てふれあい・つどいの広場や研修施設も入っています。

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 とてもおしゃれな「カレーショップ&バーSarsa」も運営しています。こちらもプロのシェフの力を借りて運営しています。店舗の休憩時間中に運営NPO法人の代表から詳しい話を伺いました。

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 明日は旭川市へ移動します。視察項目は「旭川市での介護保険事業」「市民交流プラザCoCoDeの運営状況」です。

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2010年10月24日

汐入おもちゃ図書館子育て交流サロン」開設へ!

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 今朝は尾久消防団員として7時半に尾久の原公園に集合して、「荒川区消防団合同点検」の事前訓練に参加し10時から同じ場所で合同点検を実施。消防団員がそれぞれ持ち場を決めてその実演をするのですが、小坂は区民消火隊の消火作業の側面支援が役割ということで参加しました。
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 急いで着替えてから、あらかわ遊園の開園60周年感謝祭りの式典に参加。式典参加後、妻と娘と合流し「あらかわ遊園」を楽しませていただきました。23区で唯一の区立遊園地、これからも紙芝居などの要素を取り入れながら素朴な楽しみ方のできる遊園地として発展していくようにしたいですね。
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 あらかわ遊園で様々な記念行事を行っており、工作教室に参加。右端が娘です。没頭してます。

 夜は政務会合で、様々な問題提起や意見交換をさせていただきました。

 さて、子育て家庭が増加している汐入地域で活発に利用されている「汐入図書サービスセンター」(平成19年9月8日のブログ記事「汐入にミニ図書館、開設!」をご覧下さい)。

 その機能を拡張すると同時に隣接敷地に「汐入おもちゃ図書館子育て交流サロン」を開設します。その概要を以下、ご紹介致します。

後日追記:こちらの記事に記載の通り、12月18日(土)午前10時に開設することが決まりました!

★設置場所等
(1)住所 荒川区南千住8−12−5べるぽーと汐入東館1階

(2)面積 約57平米(おもちゃ図書館子育て交流サロンと図書サービスステーション拡張部分の合計

★(仮称)汐入おもちゃ図書館子育て交流サロン
@子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
A子育てに関する相談・援助の実施
B地域の子育て関連情報の提供
C子育て及び子育て支援に関する講習等の実施
D様々な玩具による遊びの提供

★運営方法
 荒川区社会福祉協議会が運営し、区は開設準備経費及び運営経費を助成する。

★経費及び財源(平成22年度)
 開設準備 420万円(全額を安心こども基金から)
 運営214万7千円(107万3千円は次世代育成支援対策交付金)

★汐入図書サービスステーション(拡張)
@児童図書の拡充(現行3,400冊を7,600冊へ)
 ・現行の汐入図書サービスステーション内に有る児童図書も拡張スペースに移す。なお、児童図書の選定は柳田邦男氏に依頼する。

A一般図書の充実(現行4,100冊を5,000冊へ)
 ・現行の汐入図書サービスステーション内においては、児童図書の移転スペースを活用して一般図書を充実するとともに、貸し出しカウンター及び予約図書取り置き棚を拡張する。

B経費(平成22年度)
 開設準備 1669万円
 運営 361万円

C子育て交流サロンと図書サービスステーションの連携
 (1)児童図書と玩具の両方が借りられるスペースとする。
 (2)親子で本を読んだり遊んだりできるスペースとする。
 (3)図書と玩具を使った多彩な子育て交流事業を展開する。

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2010年10月23日

「報酬の二重取り禁止」を改めて主張

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 昨日の朝は荒川区高年者芸能大会の開会式典にお邪魔。70団体で1000人が日頃の練習の成果を発揮されるということで、時間の許す限り最初の4団体の芸を拝見。「この団体は71歳から94歳まで広い方が参加してます」といったアナウンスを聞くと、体を動かして一つのことに打ち込むことがどれだけ健康に繋がるかを実感します。

 その後、荒川区勤労者福祉サービスセンターの評議員会へ出席。8月26日のブログ記事「報酬の二重取り禁止の為の条例改正を提起。」(まず、お読み下さい)に書いた「議員の報酬二重取り」は組織形態変更(一般財団法人への変更)を契機に止めるべく規定整備をすべきと小坂から改めて問題提起をしました。

 評議員会に参加している議員と共に議員でない評議員の方から「議員がこうした会議で別途報酬を受けているとは知らなかった。無くすのが社会常識」との賛同の声をいただきました。

 荒川区において議員が参加している審議会などの外部団体の会議体が13有ります。

 行政は過剰な「議会への配慮」などせず、筋の通る形態に改めるように「議員への審議会報酬廃止」をすることを求め今後も問題提起を続けて参ります。現在、この問題を「議会改革」の議題として議論の俎上にやっと挙げることができましたが、早期に結論を出さねばなりませんね!

 23区のうち22区が設置をしている勤労者サービスセンター。豊島区と北区が対等合併することを決めています。小坂はこうした合理的な合併を通じて広域的サービスはコスト削減ができるようにすべきと以前も問題提起をしてきましたが、この問題について荒川区勤労者福祉サービスセンターは「メリット、デメリットを総合的に判断して結論を出す」との発言でした。

 午後は地域まわりの準備をしてから、地域からの聞き取り、印刷物、会合の準備などを進めました。娘を迎えに行き合気道の道場に送り、地域まわりを少しして着替え、消防団の訓練へ。24日10時から尾久の原公園で行う荒川区消防団合同点検の事前訓練です。24日、見学自由ですので時間が有ればどうぞ!

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 訓練終了後、急いで着替え、政務会合へ様々な意見をお聞きして帰宅すると日付は変わってました・・・。

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2010年10月22日

歴史を学ばずイメージや洗脳に流され根拠無く先祖を貶めるのは人の道を外れた事です!

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 昨日の朝は学校公開週間の最中である区立赤土小学校を娘と共に見学した後、保育園に送り、区役所で打合せ、その後「平成22年度 荒川区戦没者追悼式」に参列し、指名献花させていただきました。「感謝の誠を捧げ、日本の大事なものを戦ってでも守る覚悟」を誓いながら。

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 追悼演奏に「ふるさと」「赤とんぼ」。祖国日本の故郷を思いながら戦地で命を捧げられた方々の気持ちを思うと胸がいっぱいになります。

 毎年、お土産に「いなり寿司とかんぴょう巻き」をいただくのですが、平穏な環境でこうした食べ物をいただけることに感謝しながら昼食にいただきました。

 小坂が日々情報発信をしているツイッターサイト(フォローを宜しくお願い致します)にて「尖閣への支那の組織的侵略」に対して「日本人は怒りの声を上げ続けねばならない。」と書いたところ以下のような返事が有りました。

 「日本が悪くないと言い切れますか。日本が歴史の中で中国、朝鮮にしてきたことが許されていると思いますか。これは国の良し悪しを言ったところで解決する問題ではないように思えます。」

 尖閣諸島の領有権が日本に有ることは史実を踏まえれば明らかなことで、「日本が歴史の中で中国、朝鮮にしてきたこと」とは全く関係の無い話です。

※尖閣諸島への支那の侵略への小坂の認識は「9月24日のブログ記事 「覚悟」無き国家と国民は敗北と自滅への道しか無し!」をお読み下さい!

 それを踏まえた上で、今日は記事を書きます。

 それは「支那(いわゆる中国)や朝鮮に対して日本は悪いことをしたから、今もこうした国に遠慮しなければならない」という日本社会、特に教育において植え込まれてきた洗脳を解き、8月15日のブログ記事に書いた「大事なものは戦ってでも守る覚悟」を持つ国民を増やさねばならないと痛感して、改めてこうした「洗脳被害者」に向けて再考いただくきっかけにすべく記事を書きます。

 分かりやすく書く為に、ちょっと記事が長くなりますが、お読みいただければ幸いです。

※歴史の流れを中心に書きますので、個別の事案については文中リンク先の詳細記事やネット検索をしてみて下さい。

◆歴史を振り返る際に「現在の価値観や世界状況を当てはめて当時を断罪したり善悪を振り分けるのはナンセンス」


 質問1「大阪夏の陣と冬の陣。豊臣と徳川が戦いましたが、どっちが善でどっちが悪?」

 質問2「西郷隆盛が九州に帰り、元武士と共に明治政府を相手に戦いました。「良い者」は西郷隆盛?明治政府?「悪者」はどっち?」

 質問3「織田信長は武力で天下統一への道筋をつけました。戦いでは多くの死傷者が出ます。天下統一をしたければ「話し合い」で天下統一を目指すべきでないのか?」

 こうした質問を作ってみました。皆様はどう答えられますか?

 私は質問1,2に対して「善悪のレッテルを張ることは無意味。歴史の大きな流れの中でそれぞれの持ち場の中でそれぞれの役割を全うするために双方が戦ったという「事実」でしかない。」と答えます。
 
 また質問3に対しては「織田信長の時代には、天下を平定するためには武力と様々な策動、人心掌握を組み合わせることが不可欠であり「話し合い」で武力無しの統一などあり得ない。」と答えます。

 上記の3つの質問は荒唐無稽だとすら思えますよね。いずれも「歴史の流れや当時の「常識・歴史的背景」を無視して現在の価値観で当時を断罪したり善悪のレッテルを張ることはナンセンス」なことが明らかです。

 上記の例は四百年以上前あるいは百数十年前のものです。今と歴史的背景・常識は全く異なります。

 同様に大東亜戦争を戦った日本を取り巻く70,80年前の歴史的背景・常識も現在とは全く異なります。現在のアジアの地図はほとんど独立国(チベットや東トルキスタンは現在も支那の植民地支配下ですが・・)です。しかし70、80年前のアジアの独立国は実質的に日本とタイ王国のみ。アジアの残りの地域は帝国主義国の植民地でした。

 そうした環境の中で我々の先人は、どのような葛藤をしながら時代を乗り越えてこられたか。当時の常識・環境を理解しながら考えねばなりません。「軍隊を日本国外で動かしたから日本は悪い」という幼稚な批判をすることは、「織田信長は武力を使ったから悪者」という理論を同じくナンセンスです。


◆旧連合国に植え付けられた「日本の過去を否定するのが善」という洗脳

 前の項目に書いたことを前提として明治以来の歴史の主要な部分を振り返ってみましょう。

★日韓併合は悪? 
 1910年より前の朝鮮をめぐる状況を平易に書くとこうなります。
  ・明治維新以来、力をつけてきた日本
  ・凍らない港が豊富な朝鮮半島を支配下におきたいロシア
  ・弱体化したとはいえ東アジアの大国「清」
 この3国に囲まれた朝鮮半島はどのような状況かというと、極めて歪な奴隷制度が有ると同時に労働を卑下する支配者層が利権確保ばかりに汲々としていた。

 また朝鮮半島は独立国ではなく、長年清の属国という歴史の積み重ねが有った。

 飢餓が蔓延し経済は破綻。自ら国として自立し得ないので、上記3国のどこかにすがろうとして、それぞれの派閥が権力闘争をしていた。そうした中で日本は、改革派を支援し「朝鮮半島がロシアの支配下に落ちたら日本の独立すら危ない。朝鮮には独立できる力をつけてもらわねば・・」という形で改革派を支援していました。

 しかし、朝鮮ではロシア、清などにすり寄ったり、日本に機嫌を伺ったりとフラフラするばかりで、経済も政治も腐敗を続けるばかり。そうしている間にロシアが迫って来た為に、日本はロシアの脅威が日本に直接触れるのを避けるためにも日露戦争を戦った。

 日露戦争後もロシアが迫りくる中、「自己統治能力がほぼ皆無の朝鮮を「明治維新以来、亜細亜で強い国力をつけた日本ブランド」に属することで朝鮮の民が暮らしていけるようにしたい」という朝鮮人と「ロシアが迫る中、自己統治ができない朝鮮をこれ以上放置すると自国(日本本土)の安全が確保できない。」と考える日本政府主流派の意見が合致し、日韓併合が行われたのです。

 日韓併合を「植民地支配」という人もいますが、それは誤りです。

 正しくは「朝鮮半島を日本本土と同じく教育水準を向上し民政が安定し、豊かな暮らしができる地域にした」のです。

 日本の皇室から朝鮮王朝に嫁ぎました。欧米では有り得ないことです。英国の王室から「植民地」下のインドのマハラジャの下に嫁いだりしません。

 朝鮮半島で当たり前に続いていた児童売春を禁止し、小中学校を整備し、学校ではハングルを教えていました。

 ダムを造り鉄道を引き、はげ山に植林、たちまち人口は2倍に。日本の進んだ技術を熱心に伝授しました。


「日本人の意識」としては「朝鮮人を下に見る差別意識」が無かったとは言えません。しかし、日本が合理的理由なく構造的に朝鮮人を差別することはしませんでした。軍の大将、中将に十名程度朝鮮人がいます。「朝鮮半島が植民地」であればこんなこと有り得ません。

 朝鮮名を名乗ることも許容してました。日本の一部とする形で朝鮮半島を併合したのですから、日本語を学校で教え日本文化を教えることは当然ですが、現地の風習や言葉は尊重もしてました。

 こうした日本の努力があったからこそ、戦後の韓国は驚異的な経済発展を遂げることができたのです。

※朝鮮半島統治について豊富な資料が掲載されている「ぢぢ様のサイト」やその文中リンクから当時の様子を是非調べ始めていただければ幸いです。

★日本と支那(いわゆる中国)が泥沼の戦いに陥った経緯

 日本が支那に戦力をおいていたのは、現地に在住する日本人を守る為。得に清朝が崩壊して、「国民党による政府」ができたと教科書に書かれていても、実質的には「軍閥」なる地域ボスがそれぞれの地域を勝手に支配した土地がバラバラに存在するような「国家主権が存在しない」ような現状であったのです。

 支那の開発や経済取引の為に現地に滞在した日本人は日々、馬賊、匪賊といった無法者集団(北斗の拳の世界を思い浮かべるとイメージ合うかも)の略奪に怯えながら、暮らしていました。国民党政府は統治能力など無いので日本人を守ってくれません。

 そこで日本軍が「現地の日本人を守るため」といった程度の装備と人数で駐屯していました。しかし、そうした中でも通州事件や様々な虐殺事件が繰り返し発生し、更には国民党軍と日本軍の押さえている場所の間で発砲事件まで起き全面的な衝突への契機となりました。

 これは日本軍、国民党軍、どちらも先に発砲したわけではなく、共産党軍が両者を戦わせて消耗させ、漁夫の利を得られるように仕組んだ発砲だったことが後世、明らかになっています。

 共産党の謀略(世界組織であるコミンテルンが指令を出す)に嵌められ、日本は軍の増派をせざるをえなくなり、全面戦争に。

こちらのサイトを是非、御覧下さい。

★日本と米国、そしてロシア
 米国は明治以来の日本の躍進に危機感を持ち、なんとか「東洋の猿」である目障りな日本を叩き潰したいと思っていました。

 日本が堂々と掲げる「民族自決」「亜細亜解放」のスローガンやその為の活動は、亜細亜・アフリカ地域を一方的に収奪(資源や奴隷)していた欧米主要国にとって「邪魔者」そのものでした。そうした欧米の国々が「ABCD包囲網」という形で日本を経済的破綻に追い込もうとしたので、日本は戦わざるを得なくなりました。

 日本殲滅を目指す米国に対して戦い、亜細亜の植民地支配下にあるインドネシアやインド、インドシナなどを支援しながら独立させると同時にそうした国々の資源も日本自立の為に使おうという思惑も有って南方戦線に拡大。

 戦術、作戦の面で多くの犠牲を出すことが多かったのも事実です。しかし、後世の人間が見て「あのときの作戦を講師ていれば良かった」と後付けで論評するのは簡単ですが、歴史はそんな単純なものでは無いと思います。

 日本は米国に物量で適わないまでも、堂々と戦い、祖国や国柄、そして故郷、家族・・・そうしたものを守る為に命を捧げてきました。硫黄島での戦い、海上、海中、空中での特攻に代表されるように、死を恐れず立ち向かって来る戦士が日本にいたから、恐れをなした米国は終戦時まで本土に米軍が上陸してこられなかったのです。

 常に日本の歴史の中心に有り、国難の折にも人々の心の中心にあった皇室。米国は東京大虐殺(東京大空襲)の後、原爆が実用化するまで技と日本が降伏できないように、「降伏後は皇室の存在を認める旨の姿勢はとらない」ことにしました。極めて高いハードルを設けたのです。

 空襲をせずに実験場として確保をしておいた都市のうち広島と長崎に原爆を2つ投下して原爆の威力をソ連に見せつけると同時に人体実験のデータ(終戦後、詳細に集めている)を集められる状況にしてから、ハードルを下げ「皇室は何とか残すから降伏したら?」と迫りました。

 日本政府においても皇室の存続に望みが出たこと、これ以上の戦闘継続は困難になったことから敗戦を受け入れました。

 よく、「皇室なんてどうでもいいから、早く降伏すれば原爆落とされずにすんだのに」という人がいますが、皇室の素晴らしさ、とてつもない力の存在を考えない、教えれらていないからそう考えてしまうのです。

 世界で唯一の2000年以上の歴史を持つ皇室。国民の幸せを祈り続けられ、伝統を守り日本人の魂の奥底で日本人の芯を作って来られた存在でもあります。日本は世界で唯一

・血筋(皇室の男系で一貫して守って来られた)

・祈り(2000年前も現在も神道という同じ神を崇めている)

・言語(日本語)

・国民(日本人)


 の4つが一致して来た国です。奇跡です。だから日本人はいつの時代も底力があり、時代を果敢に切り拓いてくる力が有ったのです。その奇跡を支える源は皇室です。だから大東亜戦争末期に敗色が濃くなっても何とか「皇室=国体」は残さねばと軍部も末端の兵士も戦ったのです。皇室を一度失えば、未来永劫、再建はできません。偽物ならともかく。それは後世への罪だとも言えます。だからこそ、命をかけても守ろうとしたのです。

WGIP(ウォーギルト・インフォーメーション。プログラム)という洗脳についてこちらの記事をご覧ください


★戦後の「歴史教育」の大罪
 
 重要なことは、「米国による7年間の占領期間」が有ったことです。この占領期間に米国は「日本の戦前は悪そのもの」と米国が戦った正当性を主張するために「嘘の歴史」をラジオを通じて繰り返し流し、「日本の正しい歴史を裏づける資料や書籍をことごとく燃やす」、「米国に都合の悪い事実は徹底的に隠蔽する」ことと徹底的に行いました。日本が米国に二度と立ち向かわないようにキバを抜く為に。

 最大の歴史捏造は「南京大虐殺」です。有りもしない「大虐殺」を捏造して広めることで中国政府は、「こんな悪い日本軍をやっつけた我々中国政府は素晴らしい!」と宣伝でき米国も「東京・広島・長崎を始めとする確実に存在した大虐殺」を相対化すると同時に「こうした悪辣な日本人をやっつける為に原爆はやっぱり必要だった」と主張できるのですから。

南京大虐殺は嘘であることはこちらのサイトから御確認下さい。

 さらに米国は占領期間中に「常識の有る日本人」を徹底的に公職から追放しました。そして共産主義や社会主義に染まった人間、外国と繋がる人間を公職に差し替えました。東大の総長を始めとする国内の要職を。そうした連中は過去の資本主義や日本の伝統といったものを絶ちたいと考えている連中です。米国内の共産党スパイの暗躍も有り、米国は上記のような連中を使ってでも日本全体を弱体化させようとしました。
 そうした連中が弟子を組織にいれ、その弟子が新たな構成員を組織に入れるという「偏った人間」が要職に就き続ける再生産が行われてきました。学界でもマスコミでも政府でも。

 彼らには「連合国が植え付けた日本悪玉史観」が都合良いので、「日本悪玉史観」も現在まで再生産されてきました。世間も騙され続けています。
 
 日本人の祖先がやってもいないことで悪玉にされている事例は無数に有りますが、代表的な例をいくつかリンク付きで紹介します。反論も大歓迎ですが、それはきちんと読んでからにして下さい。

・「従軍慰安婦は性奴隷というのは嘘。極めて高給の単なる職業売春婦

・「日本は朝鮮半島からハングルを奪ったという話も嘘。女子供のくだらない文字としてまともな教育に使われず結果として文盲率が高かった朝鮮半島でハングル教育を日本語教育と同時に進めたのは日本政府です

・「朝鮮半島で創氏改名は日本が強制したというのも嘘。朝鮮半島からのかねてからの要請があって認めたものでしかも自由意思

・「「朝鮮半島などから「強制労働として奴隷のように働かせた」という嘘。「日本の本土でも国民の義務とされていた徴用での労働」や「高給目的の出稼ぎ」に過ぎなかった」。
 在日朝鮮人の大部分は強制労働の為に日本に移住させられた、という嘘。徴用で日本に来ていた朝鮮人で希望者は全員朝鮮半島に戻っており、現在日本にいる朝鮮人は経済移民、不法入国の子孫



★我々がなすべきこと

 こうした状況において現在に生きる日本人として心がけねばならないこと。

 それは「歴史の事実を学ぶと同時に、先人が犯してもいない罪は「冤罪だ!」という事実を広める。

 また、先人が残した功績が多大なものがあるのにそれが隠蔽されたり、引き継がれないような状況を変えるべく責任感を持って次代に引き継ぐこと。

 そして、「歴史は自分自身と無関係に存在するものでなく、自分自身の一部である」と自覚すること。

 「先人がやってもいない罪をおしつけられ、悪いことばかりしてきた輩である」という誤った認識を植え付けられている現状に、無関心、無批判に流されることは「自分自身を傷つけ、貶めること」です。

 例えば「自分の実の父」が明らかにアリバイも有り、やってもいないのに「人殺しをした」と言われ続けていたら、怒りを感じると同時にその冤罪を晴らすように動くでしょう。

 しかし、今の風潮では、2〜4世代前の我々の先祖が「明らかにやっていないこと」の罪人にされ「素晴らしい功績を残してきたのに悪事ばかりしてきた」と言い降らされ、皆がそう思いこんでいても本気で怒ったり、濡れ衣を晴らそうとしません。

 「歴史問題を語ると中国が怒って貿易もうまくいかなくなるから・・・」という人は多くいます。

 その言葉を平易に書くと「商売の邪魔になるなら先人の歴史なんてどうでもいい。悪者扱いにしておけば商売に差しさわりが無いのならそれでいいや!」ということです。

 先人の名誉を汚し続けていることに目をつぶり、商売しか考えない。これは人の道に外れているとしか言えません。

 先人の名誉を汚して商売することが平気な人間が大多数の民族はその次世代に生まれた子供達から「あなたたちの名誉などどうでもよいから金になりさえすれば良い。ついでに自分の名誉もどうでもいいから金さえあれば良い」とどんどん劣化した民族に成り下がるでしょう。現在の日本がそうなりつつあるように思えて仕方有りませんが・・・。

 小坂は何としてもこうした「民族の劣化」を防がねばならないと考えていますし、「先人の名誉を汚して平然としている社会風潮」とは正面から戦っていく覚悟です。同志と共に。確実に同志が増えている手ごたえが有りますが、まだまだ力をつけねばなりません。毎日精進して参ります。

 一気に書き上げたので、長文になってしまいましたが、最後までお読み下さりありがとうございました。

small_ribon.gif歴史を正面から学び、時代背景の元で先人がどのような労苦を乗り越えてこられたかを踏まえて学ぶべき!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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2010年10月21日

宇都宮駅前の自転車愛好者向け施設視察

 昨日は視察の帰途の個人行動として宇都宮駅で途中下車し、10月2日に新規オープンした駅前の「自転車愛好家向けの施設」である「宮サイクルステーション」を視察してきました。

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 因みに宇都宮駅前の市営駐輪場はどこも4時間の駐輪まで無料です。駐輪場管理の指定管理者は宇都宮市シルバー人材センター。荒川区もせめてこれくらいの時間、駐輪無料にすると良いと思います。

 平成21年1月25日の「駐輪無料の長野市営駐輪場」のブログ記事に書いた通り、小坂は駐輪の容量を確保した上で駐輪場の無料化が一番望ましいと考え問題提起をしてきました。 
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 「宮サイクルステーション」の概要説明として下野新聞のこちらの記事の引用を下記、お読み下さい。

「自転車のまち」と呼ばれる宇都宮市は、スポーツバイクの魅力を伝えようと、このほどJR宇都宮駅西口に「宮サイクルステーション」を開設した。無料で休憩やメンテナンスはもちろん、レンタサイクルの利用も可能。地域密着型自転車プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」によるバイク講座も予定されている。

 同ステーションは建物面積が約55平方メートル。室内には競技用ロードバイクなどが展示され、来場者の目を楽しませる。トイレやロッカー付きシャワー室を完備し、専門の修理工具も豊富にそろえ、ファンにとってはたまらない魅力がある。

 正面玄関横には、ロードバイクやミニベロなどスポーツバイクがずらりと並び、身分を証明するものを提示すれば、500〜1000円でレンタルを楽しめる。施設職員や週1回滞在するブリッツェンの選手が、乗り方をアドバイスしてくれるため、初心者でも安心だ。

 月に1〜2回、ブリッツェンの選手によるバイク講座が開かれ、ストレッチや栄養指導など基本的なことを受講者に伝授する。最終講では選手と一緒に市内をツーリングできる。ブリッツェンの広瀬佳正キャプテンは「ここはスポーツバイクの入り口になるポイント。自転車を通じて健康促進など、みなさんの生活に少し変化が生まれれば」と期待している。 (2010/10/16-05:26)

(以上、引用終わり)

 宇都宮市が設置し、商工会議所が中心となった「NPO法人宇都宮まちづくり推進機構」が運営をしています。

 宇都宮市は「餃子の街」と「ジャズの街」に加えて「自転車の街」を掲げています。宇都宮市の自転車プロレーサーチーム「宇都宮ブリッツエン」は学校や地域で自転車の安全教室や様々な講座に協力をしています。宇都宮市民なら知らない人はいないのでは?と言える位、地域に密着した活動をしているそうです。

「サイクルシティー宇都宮2010」のページもご覧下さい。

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 施設内には「宇都宮ブリッツエン」の自転車が壁に展示。自転車関連の書籍を読めたり観光情報も得られます。

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 また、スポーツタイプの自転車が一日1000円、4時間で500円という価格でヘルメット付きでレンタルできます。10月2日の開設以来、50人位が使われたそうです。

 いわゆる「ままチャリ」のレンタサイクルは全国でよくありますし、宇都宮駅前でも「宮サイクルステーション」の隣の市営駐輪場でも一日100円で行われています。

 そうではなくクロスバイク、折りたたみ式自転車、ロードレーサーを借りられれば、市内を迅速に移動することができ、観光客などにとても便利です。スポーツタイプの自転車の魅力を感じることもできます。

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 ロビーで本を読んだり休憩するのは手続きはいらないそうですが、レンタサイクルを借りる際など、身分証を示し登録証を作ることになります。

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 登録証を作ると、自転車工具を無料で借りられますし・・・

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 シャワー・ロッカー・更衣室も無料で借りられます。

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 ロードレーサーなどの自転車はスタンドを付けていない場合が多いです。そうした自転車をひっかけて駐輪するバーや固定スタンドも有り、自由に使えます。

 今度の土日は世界中から自転車レーサーが集まり競う「ジャパンカップ サイクルロードレース宇都宮」レースが宇都宮で行われるそうで、宇都宮の地域プロチームも参戦するそうです。街中にはイベントの告知、チームの応援の旗やポスターが実に多く目立ちました。

 荒川区で以前、南千住の汐入地域で自転車レースを開催しようという動きが有ったのですが、警察の協力が得られず断念したことが有りました。今回、長距離のルートを回る競技コースに加えて、短い距離を何度も周回するレース(クリテリウムと言うそうです)を宇都宮市の中心市街地で始めて開催するそうです。現場がどのような場所が見て来ました。

(公式HPからクリテリウムの説明を引用します。)

 火花散らすクリテリウム 宇都宮市街にスピードとスリルが炸裂する

 長い距離のコースで争われることが多いロードレースに対し、市街地に設定された短い距離の周回コースを走るレースがクリテリウムだ。コース一周の距離は1km〜5km程度と短く、コーナーの多いコースを決められた周回数走るため、観客たちは目の前を猛スピードで走る選手たちの姿を何度も観ることができる。
選手たちに求められるのはスピードと自転車を操るテクニック。数十人の選手がわずか数十センチの間隔でひしめき合いながら大集団で走る様はとてもスリリングだ。

 レースの勝負を決めるのは数人のグループでの逃げか、大集団でのゴールスプリント。風圧を受けながら逃げるのは不利だが、瞬発力に秀でた選手に有利なゴールスプリントに持ち込ませまいとする選手たちがレースを活性化させる。大集団でのゴール勝負になれば、スプリンターたちが火花を散らすゴールスプリント合戦を披露することになるだろう。

 宇都宮市街中心部に設定されたジャパンカップ・クリテリウムはコースが約1.6kmと短く、20周で争われる。コースが見渡せるため展開が分かりやすく、手に汗握るバトルが繰り広げられるはずだ。

(以上、引用終わり)

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 23日(土)に開催予定の「ジャパンカップ サイクルロードレース宇都宮」の場所はJR宇都宮駅からまっすぐ伸びている片側3車線のメインストリートです(場所はこちらに記載)。交通量も極めて多い場所ですが、警察も地域振興に大いに協力をしたようですね。

 折角「餃子の街」に来たので、毎日、日替わりで7つの店の餃子が選んで食べられる(1週間で約30店舗が循環)「来らっせ」で2種類の餃子をいただいてから帰途につきました。

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2010年10月20日

那須高原の区関連保養施設(板橋区、北区、荒川区)の比較視察報告報告

 昨日は福祉区民生活委員会の行政視察として那須高原に有る荒川区民保養施設「グリーンパール那須」の在り方について考える為に那須高原に有る3つの自治体の保養施設を訪れました。

 まず、小坂の考えを書いておきますが、行政が区民向けに税金を使って保養所を持ったり多額の補助金を支給することは止めるべきです。行政が本来やるべき仕事から逸脱していると考えます。

 7月15日のブログ記事「区の保養所は売却すべき」(福祉区民生活委員会での質疑)にも「グリーンパール那須」の現状や小坂の問題提起を書いてますのでお読みいただければ幸いです。
 
 8:30に荒川区役所前をマイクロバスで出発。那須高原に11時頃到着。まずは、板橋区の協定保養施設「那須高原ホテルビューパレス」を視察。

 今回の視察は3つの形態の異なる保養所を比較できる形。

 板橋区はこちらのHPに詳細が書かれている通り「以前区が所有していた保養所を民間に売却したという経緯が有る指定保養施設(3施設)」と「板橋区と協定を結び、宿泊施設は宣伝にもなるし、板橋区民は少し割引を受けられるという協定保養施設(25施設有ります。区からの補助などは無し)」「姉妹友好都市のパートナー保養施設(交流都市6つの自治体の観光協会や温泉・旅館組合に加入する施設)」の3つが有ります。

 今回訪問したのは2番目の分類である「協定保養施設」。区と宿泊施設の関係はとても弱い形です。25の宿泊施設と区の間でお金のやり取りは無し。若干安くなる板橋区民料金があるのですが、この協定を使って宿泊する板橋区民は極めて少ないとのことでした。 

 次に訪れたのは北区の教育施設である「那須高原学園」を学校で使わない時に広く一般から安く宿泊を受け入れている「北区しらかば荘」。学校で使う時期は7月、8月。この区立施設は指定管理者という運営代行を民間に任せる形で「ニッコクトラスト」が運営しています。その支配人は兎に角、「学校で使う時はそのモードにして備品を素早く移動し、一般のお客様が来る時は普通の宿泊施設のサービスを提供できるように素早く模様替えをする」という姿勢が徹底していました。

 メリハリをつけて使えるものはしっかりと活用するその姿勢はやはり民間の企業の良さだと思います。

 「学校で林間学校として使う日」にはある大部屋を畳敷きの宿泊部屋として使い、一般の方が宿泊する(高齢の女性が連泊することが多いそうです)日にはそこにブロック型カーペット(小さなカーペットを組み合わせて使うもの)を畳の上に敷く。長椅子やカラオケセット、机も運び込む。ロビ―コーナーもお土産店を開店。すっかり様変わりする訳です。

 小規模設備改修なども含め、9200万円を北区がニッコクトラスト鰍ノ支払いながら、それに加えて施設利用者払うの宿泊費等(21年度は8818万円)の合計1億8千万円程度で指定管理者が年間運営しているとのこと。

 利用者からも高い評価を得ているそうです。「教育施設」という枠に囚われずに、北区民を中心に施設を有効に利用していただいている柔軟な姿勢は評価に値すると思いますが、やはり毎年9200万円(教育的な利用も含む)も区の持ち出しをして、宿泊施設を保つことに一定の違和感も感じざるを得ません。

 最後に荒川区の保養施設「グリーンパール那須」を訪問。建築後27年が経過していますが、改修されており綺麗です。老朽化に伴うメンテナンスの経費増、平成24年に1890万円、平成25年にも同額を払って温泉使用権の更新があることなど考えても、売却へのタイミングを可能な限り早く見つけるべきです。保養所以外の有効活用の策も同時に考える必要もあるかと思います。

 平成14年度から日本ビューホテル事業鰍ノ無償貸し付けをして運営をしてもらい、荒川区在住在勤者が1人宿泊すれば3000円の補助を区が出す仕組み。荒川区在住在勤でない場合は補助は当然出ません。現在、利用者の内訳として荒川区在住在勤と区外の方は半々です。それにしても、集団で宿泊する際には代表者のみ身分を確認して、同行者は「私は荒川区在住在勤です」と言って住所氏名を書くとそれはそのまま信用するのみ。身分確認はしないそうです。

 「保養所に泊るのに全員の身分確認をするのはなじまない」という声もありましたが、小坂は「今の保養所としての運営をするのであれば、身分確認は全員すべき」と考えます。一人当たり区民の税金を1人当たり3000円の補助として「荒川区民向けサービス」として出すのに「本当に区民かどうか確認しない」のはおかしいと思います。

 グリーンパール那須の運営にあたっての現状や課題を詳しく聞き、活発な質疑応答がなされました。

 23区について「行政が区民向け保養所をどうしているかの資料から簡単に書くと以下の通りです。

・17区=保養所を持っている。ただし、区の職員が運営している例は無く、業者に施設を貸与して運営してもらうか、指定管理者として運営を代行してもらっている。

・3区=独自の保養所を持たず、既存の民間宿泊施設の部屋を必要数借り上げ、それを安く区民に開放している。

・3区=保養所を廃止した。(台東区、世田谷区、足立区)


 タイミングを見て保養所は売却処分をすべきであり、行政はこうした「本来やるべき業務」と異なる仕事から手を引くべきと考えます。売却ができるまでの間は、「他の自治体の保養施設との住民の相互利用」などを暫定的に行ったり、真に行政としてやるべき施設に転用をできないか真剣に考えていく必要が有るのではないでしょうか。

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2010年10月19日

明後日の週刊新潮に尖閣デモ関連3ページで掲載(小坂のコメントも)

 昨日、週刊新潮の記者から電話取材を1時間程受けました。10月16日のブログ記事でご報告した「尖閣諸島への侵略に抗議するデモ」についての取材です。

 明後日21日(木曜日)に発売予定の週刊新潮にて3ページの特集記事で東京での尖閣抗議デモと支那国内での反日暴動・官制デモについて書かれるとのことです。小坂のコメントも掲載予定ですので、是非、お読み下さい。

 さて、様々な心ある方やメディアが16日のデモを報道しています。そのうちいくつかを下記、ご報告いたしますので、ご覧いただければ幸いです。

やまと新聞さんのこちらの記事は必見です。当日の集会・デモの動画も多数。地方議員の挨拶も収録。素晴らしい記事をいつも書かれます。

 以下、チャンネル桜の動画。3本に分けて当日の様子がわかる動画がアップされています。






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2010年10月18日

「都立施設で古本の回収=施設で活用」にご協力を!

 家庭で読まなくなった本、本棚に眠っている本を有効活用する取り組みへの参加を、今年から多くの国民に対して行うことになったそうです。

 東京都も以下の通り、この事業に協力します。

「東京都は、「言葉の力」再生プロジェクトの一環として、財団法人出版文化産業振興財団(略称JPIC)が実施する社会貢献事業「ブックリボン」に協力いたします。
 「ブックリボン」とは、「読書の喜び」を多くの方々と分かち合うため、ご家庭の「読み終わった絵本」や「本棚に眠っている本」を寄贈いただき、財団法人出版文化産業振興財団を通じて、児童福祉施設や矯正施設、在外日本人文庫などに届ける活動です。」
都のこちらの記事から抜粋です)

 ブックリボン事業についてはこちらをお読み下さい。

 東京都における回収場所は以下の4種類の施設です。荒川区においては首都大学東京の荒川キャンパスが有りますよ!是非、「もったいない精神」でご協力をいただければ幸いです。

★回収場所

1.都庁舎(平日のみ。1・2階受付付近に回収箱を設置)

2.都立文化施設(開館時間中のみ。別紙「都立文化施設受付時間等一覧」参照)

3.都営地下鉄各駅の駅長事務室(押上駅・白金高輪駅・白金台駅・目黒駅・都営新宿線新宿駅を除く。)

4.首都大学東京(南大沢、日野、荒川キャンパス、別紙「首都大学東京受付時間等一覧」参照)
 
★回収期間
 平成22年11月15日(月曜)〜平成22年11月30日(火曜)

 また、話は変わりますが、今度の金曜日に都電荒川線に新色バイオレット登場が登場、10:30〜11:00に荒川車庫で撮影会をした後、営業運転開始だそうです。また、12月25日には更に2色が登場して現行のローズピンクも含め合計4色が揃うそうです。

 詳しくは都のこちらのページを参照下さい!

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2010年10月17日

荒川遊園で紙芝居が定期的に!

221017turtlemarathon.jpg
 今日は妻が荒川河川敷で行われるタートルマラソンで走るというので、応援に行き、北千住駅近くの河川敷の「虹の広場」でゴールを待ちました。12,000人が参加するマラソン、凄い迫力でした。好天で良かった!東京マラソンは3万人らしいですが・・・。

 その後、荒川区で政務会合や地域のイベントでじっくりと地域の方から話を伺い、こちらからも問題提起をさせていただきました。

 さて、昨日ですが23区唯一の区立遊園地である「あらかわ遊園」において「三代目紙芝居師 森下昌毅さん」の襲名披露紙芝居が行われました(産経新聞のこちらの記事をどうぞ)。これから毎月、第二土曜日に紙芝居をあらかわ遊園で披露して下さる予定です。

 昨年の10月の決算特別委員会で「あらかわ遊園で紙芝居事業実施を!」との問題提起の質疑(昨年10月7日のブログ記事に詳細を掲載してます。是非お読み下さい!)をした後、区とACC(荒川区地域振興公社)が意欲的にこうした事業を取り入れて下さったことはとても嬉しく思っています。

(昨年10月7日の委員会での小坂からの質問・答弁の一部を以下、再掲致します)

★荒川遊園などで紙芝居事業実施を!

小坂:先ほど話が出ていた、荒川遊園の夜の開放、私も賛成です。まずは試験的導入から始めていただきたいと思います。さて、区長からあらかわ遊園の在り方について総合的見直しの前の段階ででも、荒川区に深く根付いてきた紙芝居という要素を、子供達が多く遊びに来ている場だからこそ、組み込むべきではないかという観点から質問します。

 関連で聞きますが、ムーブ町屋で行っている紙芝居劇場に2、3回、娘とお邪魔しましたが、大変素晴らしいものでした(報告ブログ記事)。これはCBCメソッドという民間企業の自主事業ですが、3年前から続いている、この事業の実施回数、参加者数、現状、効果、課題を区にお聞きします。

区民課長:
ムーブ町屋での紙芝居劇場は毎年6回に分けてに7月から12月まで土曜日に開催している。2008年の実績を見ると6ケ月間、月1日、土曜日に、2回行い、各定員50人に48人位入っている。

 盛況である。CBCメソッドの事業となっているがその社長と懇意にしている「きらく座」という劇団が開催している。主催者は元放送作家。是非、子供の教育に紙芝居をと、「大人が物語を伝えないと子供に昔からの物語が伝わっていかない」という危惧から始められた。そうしたことで大人にも子供にも知ってもらうべく実施している。

 子供に紙芝居を読ませるワークショップの取り組みもしており、音読させることで前頭葉の発達に良い。国語教育にも良いとのことで、参加者からの要望でワークショップが始まった。この取り組みは公共の事業であり、きらく座は地域との繋がりも深く地域に根差した活動を進めている。地域としてはとても良い事業だと担当課長としては考えている。


小坂:
今、話をいただいた紙芝居については、今月にも熊野前商店街で紙芝居劇場が民間企業によって設置をされる動きも有ります。生の迫力の有る声で、様々な鳴り物や楽器を使って臨場感を出して演出し、聞く側も想像力を働かせながら物語に感情移入する。その中で、特に昔話では善と悪、生と死も考える機会にもなる紙芝居の文化を振興すべきと考えます。

 テレビゲームが全盛の時代だからこそ、紙芝居の良さにふれる機会を増やし、その文化を廃れさせないように、既に取り組みをしている企業や団体と連携して荒川遊園での定期的な実演も考えていくべきではないかと考えますが如何でしょうか?

ACC事務局長:
提案をいただいて、あらかわ遊園においては、ヘブンアーティストが入口近くで様々な芸を披露する取り組みも有る。そうした中で紙芝居も有っても良いと考えるので検討していきたい。

小坂:ヘブンアーティストのうちの一つという狭い位置づけではなく、もっと踏み出して欲しい。紙芝居を川の手荒川まつりや子育てフェスティバルなどの区のイベントへの組み込み、保育園、幼稚園、学校において児童・生徒も参加する形でのワークショップ開催などACCと区、教育委員会、更に劇場を設置する企業とも連携・分担して進めることを要望致します。

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2010年10月16日

尖閣を始めとする国益を守る為に戦う!3200人の同志と集会・デモで声を挙げました!

221016demotopkosaka.jpg
 今朝はいくつかの作業を終え、遅い昼食の後、自転車を飛ばし乃木坂駅近くの都立青山公園へ(全速力で35分で到着)。昨日のブログ記事で呼びかけをした「10月16日(土)中国大使館包囲 尖閣侵略糾弾! 緊急国民行動」へ参加し、ありったけの声を挙げて参りました。

 主催者発表3200人(水増し数字無しの数です)がネットを中心とした呼びかけで集まりました。日本人は怒ってます。

 海外のメディアを中心に今回のデモはかなり取材が来ていたようです。上記の写真の一番右側が小坂です。デモ隊のシュプレヒコールの様子ですが、AP通信のこちらの記事に掲載されていました。

201016park.jpg

 デモに先だって、14時から都立青山公園において、抗議集会が開催。実に多くの有識者から「日本の国益を守る」為に必要なことについて様々な観点から問題提起が有りました。

 地方議員も十数名参加し、壇上で一言づつ述べました。時間が押していたのでいたので、手短にということでしたので、小坂からは


「国益を脅かす大きな敵は2つだと考えています。一つは「現在尖閣をめぐって直接侵略をしてくる血塗られた膨張主義国家のような目に見える分かりやすい敵」。二つ目はの敵は「大事なものを守る為に戦う覚悟を失った国民が大多数であること」です。この二つの敵と戦う同志の皆様とともに、声を挙げ続けて参ります。共にそれぞれの持ち場で尽力しましょう!」

とのみ発言しました。

 もう少し持ち時間が有れば、以下のような挨拶をしようと考えていましたので、ここに書かせていただきます。

(小坂が予定していた挨拶)
 今日は血塗られた膨張主義国家へ侵略は許さないぞ!そして、侵略に対し断固戦うぞ!という意思を示すべく自転車で駆け付けて参りました。

 今回の尖閣侵略への民主党政権の弱腰は、昨年8月に政権の座が転がりこんできた民主党政権だけの問題では有りません。大東亜戦争の戦闘行為において敗北をした日本が、7年間の米国占領の下で、完全に骨抜きにされ、朝鮮や支那の言いなりになるような洗脳教育すら再生産され誇りも奪われてきました。

 「大事なものを守る為には必要が有れば戦う」という昭和20年までは当たり前のことが、「危険な思想である」がごとき扱いを受け続けています。その戦う覚悟無しに政権を長期間担ってきた自民党の安全保障における無策、そして、現在その総括・反省が未だにされていないことが大変残念ですが、「国民一人一人が「戦う覚悟」を取り戻す必要が有る」という世論を喚起していく重要性を痛感しています。その前提無しに、危険な隣国に対して毅然と国益を守る政治など行われる筈が有りません。

 長い日本の歴史の中で、国家が危機に瀕した時には、先人は常に戦いを恐れず守って来られました。戦後65年、日本において大規模な戦闘が起きるようなことが無かったのは運が良かったに過ぎないという認識も必要だと思います。

 国益を脅かす大きな敵は2つだと考えています。一つは「現在尖閣をめぐって直接侵略をしてくる国家のような目に見える分かりやすい敵」。二つ目はの敵は「戦う覚悟を失った国民が大多数であること」です。
最大の福祉である国防を成り立たせるには、国民一人一人が「侵略」に対して主体的に戦う意思を持つ必要が有るということを広く訴えながら、危機に目覚めた同志と共に声を挙げ行動して参ります。

 それぞれの持ち場で、祖国を守る為に尽力して参りましょう。
(予定していた挨拶の紹介終わり・・・)

 今後、様々なネット有志が当日の弁士の話を動画等で報告されると思いますので、また後日そうした動画も紹介したいと思っています。

221016demo.jpg
 集会終了後、デモへ。整然と、堂々と日本の国益、国土を守る覚悟を持って皆様参加をされていたと感じる素晴らしいデモです。はためく多くの日の丸が実に美しかったです。

221016chinese.jpg
 デモに乱入してきた不逞過激派2名。沿道から文句を言うだけならともかく、デモ隊の前に飛び出してきて大暴れ。警察に対しても暴れ、逮捕されてました。

 デモ終了後、各自の意思で支那(いわゆる中国)大使館前へ抗議に。日本の警察は支那(いわゆる中国)大使館前には決してデモ隊をそのまま歩かせません。支那の日本大使館前では自由に抗議活動をされているのに・・・。

 日本の警察は支那大使館前への抗議者を5人ずつに分け、手荷物検査(小坂もリュックの全てのチャックを開けられチェックされました)の後、その5人を数分かけて、警察はノロノロと大使館前に誘導し、1、2分程度抗議させるだけ。その後、次の5人が来るという流れですが、数千人が後ろに並んでいるのにそうした対応。これでは何時間かかるやら・・・。後程、主催者の抗議を受け、警察も荷物検査を省略し、順次流すようにしたそうですが・・・。

 日本の警察は何故、そこまで「中国様」に直接デモ隊を見せないようにするのか?本当に卑屈な警察の対応に日本の置かれた状況を改めて認識しました。

★NHKもいやいや報道している感じ。ネガティブイメージ満載での報道動画はこちら

産経新聞の報道はこちら

 多くの抗議者に現状を伝えながら自転車をおいた公園に戻り、一路荒川区へ。娘を連れ2つの政務会合に参加し区政報告に加え今日の抗議集会・デモの様子を話ました。その後、娘と共に西尾久の梅の湯さんへ「ふれあい入浴」でお邪魔してきました。

 梅の湯さんの天井には後十数年前に書かれたカルタや国旗の絵が描かれていて見ていてとても楽しいですし、銭湯は寛げますね。銭湯は広々して子供と楽しめるので良いですね。

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2010年10月15日

16日は血塗られた膨張主義国家の大使館に向けて抗議デモ・集会へ!

 さあ、いよいよ16日(土)の14時から支那共産党の尖閣列島への侵略行為へ抗議する集会・デモが10月2日の渋谷での活動(詳細はこちら)に続いて行われます。2日には参加できなかったので、16日は参加して大いに声を挙げて参ります!!

 16日の集会・デモについての案内動画をどうぞ。



 概要は「頑張れ日本!!全国行動委員会」のHPから以下、転記の通りです。是非、小坂と共に声を挙げていただければ幸いです。天気が良さそうで何よりです。

10月16日(土)中国大使館包囲 尖閣侵略糾弾! 緊急国民行動

時間と内容:
14:00 抗議集会 集会場所:都立「青山公園」南地区
         (千代田線「乃木坂」駅下車、徒歩3分)
15:30 デモ行進 出発

デモ終了後 中国大使館前にて抗議行動

登壇予定:
田母神俊雄、西村眞悟、クライン孝子、土屋たかゆき、富岡幸一郎、赤池誠章、小林正、黄文雄、イリハム・マハムティ、山村明義、西村幸祐、三輪和雄、永山英樹、三宅博、小倉麻子、松浦芳子、水島総 ほか 地方議員・文化人・知識人多数
※10月13日現在
(逐次、細部情報をUPします)

お願い:
日の丸以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。
(なお、中国に弾圧されている国の国旗は可能です)

主催:
頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会

連絡先:
頑張れ日本!全国行動委員会 TEL:03-5468-9222

チラシ(PDF版)は こちら

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2010年10月14日

志士政治家と共に歩む政経倶楽部の千葉県支部設立!

 今朝は158回目の成分献血をさせていただきました。健康な体で献血ができることに感謝です。

 その後、事務作業などを終え、ホテルニューオータニ幕張へ。政経倶楽部連合会(本部は東京)の千葉県支部の設立総会に林英臣政経塾の関東講座の責任者として出席させていただきました。林英臣政経塾から同志6人が参加。

★意欲有る企業経営者が政治参加を志して設立した政経倶楽部についてはこちらの公式HPをご覧下さい。

★政経倶楽部の基本ビジョンは以下の3つです。

1.政経倶楽部は、日本のみならず世界を託すことのできる「1000人の坂本龍馬」を育て、国政の場に送り込むことで総理大臣を輩出し 「日本創生」を実現します。

2.政経倶楽部に集う経営者は、日本創生のため大局的視点で国家経営に参画し、社会の公器としての使命を果たします。

3.政経倶楽部に集う政治家と経営者は、対等の立場で一致団結し、日本創生のための政策立案を行います。


 開会挨拶として吉田平 政経倶楽部連合会 千葉県支部長・副理事長から
「企業がいくら業績をあげても国が悪ければどうにもならない。政経一体で国を良くしていく集団がなければならないと確信して東京を拠点に6年前から政経倶楽部を運営してきた。千葉県から日本を変えるべく千葉県支部を立ち上げた。先祖は軍人であり日本を守ってきたが、今の日本は危機に瀕しており我々で守らねばならないと考えている。

 今日は100人規模で千葉県支部を設立したが、今年中に福岡支部を、今年度中に京都支部を立ち上げる予定である。

 経営者が一体となって若手政治家を応援している。政治と経営が一体となって日本を良くしていく第一歩として千葉県支部を設立した。自分自身の事業も大事にしながら公の為に、自分自身を賭して尽力する。力を貸して欲しい。」
 との話が有りました。

 ゲスト講師 村上憲郎氏(グーグル竃シ誉会長)より『クラウド化の流れと地域IT産業の振興』について講演の後、政経倶楽部から物心両面の支援をいただいている林英臣政経塾の林塾長から講演。レジュメを中心にその話を報告させていただきます。

 林英臣先生紹介:昭和32年浜松市生まれ。松下政経塾一期生。東洋・日本思想家。林英臣政経塾塾長。松下幸之助翁の直弟子とし「政治家天命講座」を主宰し、その指導の下、和泉市長、鎌倉市長をはじめとする多数の若手政治家が育っている。的確な将来予測は、時代を先駆ける経営者の指針とされ、また論理的かつ情熱的な講義には定評が有り、昨今では平成の安岡正篤や中村天風ともよばれる。

◎企業経営者の方がこの記事を読んでいらしたら是非、政経倶楽部(こちらに詳細)に参加していただければ幸いです。

★政経倶楽部連合会主席顧問 林英臣氏 講演
 
 情報をどのように役立てるかで一番重要なのは「志」である。最も志を持たねばならぬのは企業のトップ。

 組織の立ち上げには勢いが有ることが多いが、持続することにエネルギーが不可欠となる。千葉県支部が発足したが、ここからが本当に大切な時期である。様々な会を見て来た。発会式は盛り上がるが、後は下り坂という会が多い。そうした轍を踏んではならない。政経一致しての集まりはなかなか他には無い。経団連は大企業中心であり中小企業中心の政経倶楽部の役割は大きい。

 リーダーは内骨格(芯に硬いものが有り、まわりは柔らかい)でなければならない。外骨格(中はフニャフニャで外部だけが固い)ではダメ。芯を持ちながら、衆知を集めてく必要が有る。

◆「君子は和して同ぜず」(論語・子路編)
 「和」と「同」の違いとは ~ 和には共通の志が必要
 「和」=トップとトップの足らざるを補う側近の役割がうまく分担できている。
 「同」=側近はトップにへつらうだけ。トップの志を理解せず表面的な同調だけをしている。
 
側近向けのセミナーで「トップの志を一言で言えるか?」と聞くことが有るが、すぐに答えられない例が多い。
 トップと側近は共通の志を持たねばならない。でなければ情報の共有化もできない。

 孔子が尊んだのは「仁」。「仁」は二人の人が入っているが、具体的に相手のことを指している。具体的な相手に対して何を支え補うかを実践するのが「仁」。空想的な思いやりでは無く具体的なものである。

◆「志は気の師」(孟子)=志が立つと気が力を持ち充実する。
 「志立たなざれば、天下なるべきの事なし」(王陽明)
   自分を磨けば磨くほど、世の中の役に立っていく。

◆トップの志は企業のDNA~連続性の基本
 日本は「タテイトによる連続性」を持った国=世界のお手本!
 神話・信仰・言語・国民が一致している奇跡の国が日本
 形の継承「即位の礼」と魂の継承「大嘗祭」

◆会社の志と国の志を重ねよう

 これからの「国是」三綱領
1.相手を認め互いに必要とし合う「共生文明の創造」
人と自然、国と国(民族共同体と民族共同体)、東洋文明と西洋文明

2.国民の意識レベル向上させる「高徳国家の建設
 個人のひとり立ち、地方のひとり立ち、外交のひとり立ち

3.世の為人の為に働ける「公益経済の確立」
 天本主義経済=天地自然の働きを生かした循環型経済
 地本主義経済=「地域経済生態系」を基本とする地産・地流・地消経済
 人本主義経済=人が幸せになる為の互恵繁栄経済

※志=具体的にしたいことがあり、それへ向かって動こうとする精神
※国是=国家が定めた大方針=国の志
※社是=会社が定めた大方針=会社の志
 また、理念とは「こうありたい」という考え方の基準、価値観の基本となるもので、国の志と国家理念、会社の志と社会是と企業理念は、概ね意味として重なっている。

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2010年10月13日

「朝鮮学校への補助廃止」「戦う決意と覚悟を涵養する教育実施」など本会議で求める

P1140761.jpg
 今日は全員協議会(無意味で空疎な会議=実態の詳細はこちら)の後、本会議。平成21年度決算の認定について各会派から討論が有りましたが、小坂からは以下のような今後の積み残された課題について問題提起をしながらも賛成の討論を致しました。決算特別委員会では持ち時間が限られていたため、討論の中で問題提起をした次第です。

 以下、問題提起の詳細について、過去のブログ記事にて文中にリンクを貼っていますので、参照いただきながらお読みいただけると幸いです。

問題山積で旧態依然の議会体質の打破

・放課後子供事業や保育園事業を教育委員会の所管へ

保育園、幼稚園における幼児教育の徹底的な充実

荒川区独自の英語教育を止め、日本語教育を

現在の犯罪的な教科書採択の見直しを

朝鮮学校等の外国人学校へ通う保護者への補助金は廃止を

「大事なものを守るために戦う決意と覚悟」を涵養する教育を


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(小坂からの討論)
 日本創新党として認定第一号、平成二十一年度荒川区一般会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場で討論を行います。

 各分野において財政の健全化を行いながら区民本位の施策の着実な展開を図った平成二十一年度決算をおおいに評価するものであります。その上で、決算特別委員会で指摘しきれなかった「留意していただきたいこと」「今後の課題」を何点か申し述べます。

 まず、細菌性髄膜炎を防ぐヒブワクチンへの区の独自補助については、区として非常に積極的な取り組みをしていただき、私も多くの区民も評価をしています。平成21年度の利用実績は2,976人にも上ります。

 荒川区が公費補助を早い段階で決断し、多くの自治体もそれに続いていることが国をも動かしつつあります。これからも肺炎球菌ワクチンなど真に健康を守るに不可欠なワクチン接種を国に先駆けて推進する施策を充実していただくことを強く求めます。

 議会費においては相変わらず是正すべき事項が山積みです議員定数32名から24名への削減断行、議長、副議長の異常な高額報酬の引き下げ、理由が不明の辞任を繰り返すことによる役職たらい回しの根絶、視察に名を借りたバス送迎付き競馬ツアーを止めること、各種審議会での議員への報酬支払を無くすこと、議会及び全員協議会での議論を活発に行えるように本会議や全員協議会での時代錯誤の発言規制を撤廃し、言論の府として活発な議論を行う場とする適正なルールを作りを求めます。

 教育・子育て支援においても何点か申し上げます。まず、かなりの自治体で導入が進んでいる取組みとして、放課後子供事業や保育園事業を教育委員会の所管に移して、一元的な態勢でしっかりと政策を実行できるようにすべきと求めます。

 また、給食を日本人古来の伝統的食生活に可能な限り戻すことを強く求めます。学校の外での食事が洋食化、ジャンク化している現状の中、せめて学校給食においては、完全米飯給食、米飯も発芽玄米などを使うことや、命と食に向き合うべく修学旅行の就農体験化などを進めていただくことを求めます。

 また、幼稚園・保育園において、漢字学習、素読、算数、明確に目標を決めての体育活動を推進することを重ねて求めます。一部の私立幼稚園で行われているこうした取組を行うことは難しいことではなく、区の明確な意思があれば可能な筈です。42.195キロのフルマラソンを走る幼稚園も有るそうです。誰でもやればできるとのことです。子供の潜在能力は実に大きなものです。

 吸収する力が極めて高く、また、学習の習慣をしっかりつけることが効果的な幼児期に十分な対応をせずに、小学校入学以降に「小学1年生問題」とか「学級崩壊」などと騒ぐのは実に滑稽な話であり、幼児教育にもっと注目をし、持てる力をしっかりと伸ばせる取組みをしっかり行う意思を持っていただくことを求めます。

 また、全ての学習の基礎となり、日本人らしさを形成する基盤となっている日本語こそ小中学校でしっかりと行うべきで、荒川区が独自に行う英語教育は止め、日本語をしっかり学ぶべきと確信を持って申し上げます。

 世田谷区の教科「日本語」の授業を見て愕然としました。小中学校で9年間しっかりと「日本語」を学んできた生徒とそうでない生徒は大きな違いができることを確信したからです。日本人としての核が形成されにくい社会風潮の中だからこそ、学校教育においてもっと日本語をしっかりと教えるべく「教科 日本語」を導入すべきと申し上げます。

 また、子供達に教える教科書の採択においても、偏ったイデオロギーで社会を規定し「外国の政治宣伝」を検証も無く圧力や雰囲気で鵜呑みにした教科書を採択することは「未来社会の守護者」である子供達への犯罪と言えます。採択においては日本人が歴史や社会の真実、何が本当に大切な価値なのかををしっかりと取り戻せる教科書を採択すべきということも重ねて申し上げます。

 ほとんどが朝鮮学校に通う親に渡される外国人学校保護者補助金(月額7000円)は、教育内容が極めて偏り日本を敵視の観点や事実の捏造、個人崇拝を行う朝鮮学校へこのような高額の補助を行うことは止めるべきであります。破壊活動防止法の監視対象である朝鮮総連という北朝鮮の出先機関の下部組織である朝鮮学校への実質的補助金はとても区民の理解を得られるものではなく、国益すら損ねることになる為、廃止を求めます。

 また、本来は一条校に通うことを義務付けられている日本人児童までも、一条校でない外国人学校保護者補助金の支給対象に加えられたことも大きな問題です。就学義務を無視しての補助金支給は違法行為であり廃止をすべきです。
 
 最後に「大切なものを守るために戦う覚悟」についての教育をすべきであり、それを怠り続けると国を滅ぼしかねないという点についても申し上げます。
 争いや戦争は避けるべきなのは言うまでもありませんが、どうしても避けられないことも有ります。また、力を使わねば大事なものが守れない局面は国でも個人においても直面する可能性が有ります。

 そうなった際に「自分自身は何を守るべくどう行動をすべきか」ということまで突き詰めて考えることを怠り、「暴力はダメ」「軍事について考えるのも危険」という倒錯した教育が行われ社会もそうした風潮に染まってしまいました。

 考えてみればおかしなことばかりです。例えば、よく聞く言葉である「不戦の誓い」は個人レベルで言えば「仲良くするよう努力したけど駄目で争いがおこり争いの中で娘が強姦され、妻が銃殺され、親が海に投げ捨てられていても、私は平和主義者なので「乱暴は止めて」とつぶやくだけで指をくわえて見ています。」と誓っているのと同じです。

 武力等によって日本の国柄や国益、先人から受け継いできた素晴らしいものが壊されるような事態になった場合、私は同志と共に言論のみならず、武器を取ってでも戦います。最新兵器を使った戦いが主流の現代に個人で何ができるかという点も有りますが、少なくともその気概を持って活動をしています。

 こうした気概の欠如した「偽善と欺瞞に満ちた」教育や社会風の集大成が尖閣諸島沖における中共の工作船による侵略事件への民主党政権の覚悟と決意が皆無の圧力におびえ媚を売る奴隷根性の対応です。数千年にわたって血塗られた膨張と分裂を繰り返してきたチャイナから見れば、「「覚悟と決意」の欠けた教育が行われ、そうした社会風潮にそまった国民が大部分で、そうした有権者に選ばれた政治屋が政権運営をしている日本」など武力や圧力で脅せば簡単に屈服できると馬鹿にしていることでしょう。

この状態が続けば尖閣を取り巻く問題だけではなく、あらゆる国益損なわれ、膨張主義国家におびえながら暮らす社会になり下がることが必定です。

 歴史を学べば学ぶ程、現代の日本社会は欺瞞と偽善の上に立つ「砂上の楼閣」だと痛感します。今こそ、区としても「大事なものを守るために戦う決意と覚悟」を涵養する教育を学校教育においてしっかりと行うべきであり、国に対しても明確な位置づけを求めていくべきです。こうした根本的問題を地方議会の現場において問い続けて参ります。

 最後に区長初め理事者には、平成二十三年度の予算編成に当たり、日本創新党が、この決算特別委員会及び各委員会において指摘しました事項について十分ご留意の上、より一層の特化・重点化を図り、効率的で効果的な施策を盛り込んだ予算編成に取り組まれるよう要望しまして、本決算についての賛成の討論といたします。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月12日

荒川区議選は来年の4月24日に決定!次も「街宣車」「事前ポスター」無しで行きます!

 こちらの報道の通り、10月8日の閣議で、平成23年の統一地方選の投票を、4月10日と24日とする臨時特例法案を決定したそうです。

 荒川区議選は統一地方選の後半に行われますので来年の4月24日(日)に決まりました。

 平成15年、平成19年の選挙でも小坂は以下のやり方を通して来ました。

選挙期間中は名前の連呼ばかりで迷惑行為にしかならない街宣車は使わず、駅前での街頭演説と商店街等で歩きや自転車での遊説を中心に行う。

街の景観を汚す事前活動ポスター(弁士2,3人の名前と写真が掲載されたもの)は使わない。議員としての活動や理念を詳しく書いた新聞を事前に徹底的に配布することを通して、有権者が「信を問う」際の判断材料としていただく。

 平成23年も同じ姿勢で臨もうと考えています。

※街宣車を使わない理由について、平成19年4月26日のブログ記事「問:街宣車の費用は誰が負担? 答:税金」をお読みいただければ幸いです。


 「事前活動で活動報告のポスティング配布など手伝うよ!」


 「選挙前や選挙期間中も街頭活動手伝うよ!」

 活動のボランティアに参加して下さる方は、是非、メールをいただければ幸いです。

 それにしてもネット選挙解禁は統一地方選前に実現されるのでしょうか?それがなされれば、活動の幅も期間中も広がるのですが・・・。

 参考記事として「いびつな公職選挙法」の是正私案を作成!(8月2日のブログ記事)もお読みいただければ幸いです。現行法が如何に馬鹿げた状況か理解していただけると思います。

 また、このブログの存在を広めていただいたり、ツイッター(こちら)のフォロー、mixi(こちら)でのマイミクもお願いできれば幸いです。

 今、平成19年4月14日のブログ記事「明日から区議選です!」(選挙期間直前でブログは次の日から投票終了時まで更新できなくなる日の記事)の記事本文に加え、多くの方から激励をいただいたコメントを読み返しておりました。多くの方の支えで区議会議員と言う公職を続けていられることに改めて感謝し、戦いに向けてとても気が引き締まる思いです。

  日本を守る為に荒川区の地方議員として大局観を持ってしっかりと取り組んで参ります。

・正直者が馬鹿を見ない社会に

・日本の歴史や誇り、国柄をしっかりと次世代に引き継ぐ

・日本人が生き抜く力を損ねない政治を
 

 というテーマを今迄通り前面に掲げて取り組んで参ります!選挙期間の活動以前に、日頃の活動をしっかりすることが何より重要ですね。

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