2010年10月11日

バングラデシュとの絆を深めるべし!

 221010banglaall.jpg
 昨日の15時過ぎから夕方にかけて訪問した飛鳥山公園(北区の王子駅近く)で行われたバングラディッシュ祭(概要はこちら)。一人でふらっと訪れましたが、とても楽しめました。

221010banglaclothe.jpg
 民族色豊かなドレスや地場産品の販売や・・・

221010banglafood.jpg
 バングラディッシュ料理を中心に南アジア地域の料理も堪能できました。アルコールは無し。

221010naan.jpg
 持ち運びできる「ナン焼き釜」。満腹を超える程、いろんな料理をいただきました。今年、飛鳥山で初めて開催されたバングラディッシュ祭は以下の経緯もあってこの場で開催されたとか。

(以下、公式HPより抜粋)
 バングラデシュ育ちの詩人・思想家タゴール(1913年、アジア初ノーベル文学賞を受賞)が1916年に日本に信頼をよせ、初めて来日しました。

 当時、大正初期の大蔵官僚、実業家(第一国立銀行や王子製紙・日本郵船・東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父とも言われる)である渋沢栄一氏がタゴールと出会い、飛鳥山邸に招待しました。

 84歳の渋沢栄一氏は、財政界の人々など40名余をこの飛鳥山邸に招き、タゴールと一緒に茶話会を催しました。

 同氏は、タゴールを「人格も脱俗的で気高く、思想も高遠の人」と評しています。

 ですから、在日バングラデシュ人にとって東京都北区飛鳥山公園は、日本とバングラデシュ2国間友好の歴史的な場であると言っても過言ではございません。

 タゴールと渋沢栄一両氏の絆を記念に、東京都北区飛鳥山公園をバングラデシュ祭の会場として、決定いたしました。
(抜粋終わり)

221010banglastage.jpg
 日本の常任理事国入りを南アジアでいち早く支持したのもバングラデシュ。また緑地に赤という日本の日の丸と似た国旗を持つことも、以下のようなエピソードが有ると伝えられています。

(以下、こちらから抜粋)
そこで、自由主義史観研究会にEメールを送りました。その内容は、バングラディッシュの国旗の由来についてです。

以下、研究会の返答

 名越二荒之助(なごし ふたらのすけ)先生の本の中にバングラデシュの国旗についての記述を見つけましたので要旨を記載します。本の名は展転社発行「昭和の戦争記念館、第4
巻、大東亜戦争その後」です。
 
 緑の国土に昇りゆく太陽は独立の熱意を表す。緑はイスラムの色とのことです。
国旗の制定事情について駐日大使館の広報担当官は「私の国では国旗の意味を特定していない。解釈は自由である」とし、「日本への憧れである」と答えたとのことです。
 更にバングラディッシュのうんだ3人の偉人として、「ノーベル文学賞受賞者のタゴール、インド独立に命を賭けたチャンドラ・ボース、東京裁判で正論を貫いたラダビノッチ・パル判事の名をあげ
、この3人はいずれも日本と深い関係にある」と答えたそうです。
 又建国の父ラーマン首相も、独立時日本の早川崇国会議員を団長とする訪問団に同様のことを述べたとのことです。
研究会 杉本幹夫

以上が研究会からの返答でした。

(抜粋終わり)
 インド独立の父であり、日本と共に連合国と戦ったチャンドラー・ボース氏はベンガル出身。ボース氏の遺骨は東京都杉並区の日蓮宗蓮光寺で眠っています。


また、バングラディッシュ大使館のHPの表紙部分には以下のような記述が有ります。

(バングラデシュ大使館HPより抜粋)
 バングラデシュにとって、日本は最も重要な開発パートナーであります。日本はバングラデシュのインフラ設備に著しい量のODAを支援しています。その結果、 近年の貧困縮小及び生活基準の向上にも表れています。バングラデシュ最大のジョムナ橋やチッタゴン・シャージャラル国際空港なども日本の資金提供で建設されました。 従いまして、この重要な時期に我が国民の皆様の幅広い理解を得て、日本との文化、経済及び学術等を含む総合的な国際交流を展開したいと考えております。

(以上、抜粋終わり)
 莫大なODAを受けながら知らんぷりしてきたどこかの大国とは違い、状況を正しく記載されていますね。

 日本に強い親近感を持ち、良好な関係を望んでいるバングラディッシュを初めとする南アジア諸国と深い関係を築いていく必要性を感じた夕方でした。

small_ribon.gifバングラデシュとの繋がりを深めるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

統一教会荒川教会で「息子と正常なコミュニケーションを取らせて・・・」両親の悲痛な叫び!

221010touitugoudou.jpg
 今朝は荒川区の西日暮里5丁目(場所はここです!)にある統一教会の荒川教会へ。息子さんが統一教会に6年前から入信して教会に住み込んだり、近所に住んだりして以来、正常なコミュニケーションがとれなくなってしまった状態が続いたため、街頭での手相勧誘阻止活動をしてこられたエイトさん(こちらのブログをご覧ください)と悪質手相勧誘撲滅委員会さん(こちらをご覧ください)、小坂と御両親で「息子と実家でしばらく話をする時間を欲しい」と交渉に乗り込みました。10時40分頃でした。


 統一教会の違法行為と戦う勇士である、同行したお二人のブログも是非、御覧下さい。
★(エイトさんのブログ

★(悪質手相勧誘撲滅委員会さんのページ

★「やや日刊カルト新聞」も貴重な情報源です。

 統一教会の街頭での「手相勧誘阻止」や「拠点の存在とその悪質性をビルの家主に知らせ退去に向けていく」活動を小坂はしてきましたが、統一教会の欺瞞を公にし、苦しんでいる方の為に少しでも役立ちたいと思い、交渉に臨んだ訳です。

 今迄の活動については下記のブログ記事を参照下さい。今日の交渉を何故しなければならなかったか、その前提が分かると思います。

平成20年6月30日「注意!西日暮里にカルト教団(統一教会)拠点」

平成20年7月3日「カルト拠点2つ目、補正予算可決」

平成20年9月4日「統一教会の拠点、日暮里にさらに3つ!」

平成20年9月7日「統一教会の街頭勧誘の阻止活動に参加」

平成21年1月14日「日暮里駅前でも霊感商法勧誘が→阻止」

平成21年4月2日「本日夕方テレビ放送、日暮里の統一教会施設も出ます」

 交渉の前に、統一教会が定期的にソウルで開催している「合同結婚式」のネット中継式典が荒川教会にて百人以上の信者の前で行われており、その様子を見ながら終わるのを待っていました。

 中継が終了し、荒川教会独自の式典に移ると、「今日は新しいお客様にも来ていただいてます」との前振りで、突然前触れも無く「エイトさん」「小林さん」「小坂英二荒川区議」と3人の紹介が皆の前でなされ、更に小坂に「皆の前で一言挨拶を!」と振られました。

 突然のことでびっくりしましたが、これ幸いとばかりに小坂は以下のように信者の前で話をしました。

 「私は合同結婚式を祝福しに来たのでは無いことをまず申し上げる。

 息子さんが入信し、長年、両親とまともな意思疎通ができない状態が続いているとのことでご両親から相談を受け、実態を把握した上で教会と交渉をする為に来た。

 宗教の在り方は様々だと思うが、「手相の勉強をしている」と声をかけて街頭で勧誘し、ビデオセンターに朝まで監禁し、言葉巧みに信者に仕立て上げて行くというやり方一つとっても、まともな宗教とは言えない。そのことを、信者の皆様は正面から考えるべき。

 また、日本人としての正気を取り戻してほしい。私達は歴史と断絶した存在ではなく、先祖から連綿と命が引き継がれてきて初めて今が有る。その「命の繋がり」そのものである親や親戚が心配するような形、あるいは家族が引き裂かれる形で「信仰」などと言ってもそれは真実の信仰では無い。

 家族が崩壊する、また、高額の壺や水晶を買わせるようなことを行って存続している教団に皆様、冷静になって果たして正しい姿か正面から考え直して欲しい。

 正しい信仰、幸せな家族とはこのような形で築けるものではない。突然の指名であったが私からは以上、申し上げる。」

 こんな話をしました。信者さんは静かに聞いていました。それにしても、抗議・協議をしに来た人間を、いつの間にか「来賓もどき」に仕立て上げて、皆の前で紹介したり、挨拶させるとは恐れ入りました・・・。

 その後、教会長からの挨拶で「正しい信仰はいつでも迫害される。正しい信仰はそれでも残る」という「小坂は迫害者」といったことを匂わせる挨拶をしてました・・・。

 そうこうしているうちに12時半過ぎ・・・。

★今日の「合同結婚式のチラシ」については「やや日刊カルト新聞」のこちらの記事に掲載されていますので、御覧下さい。

 その後、荒川教会のソ・ヨンドク現教会長と熊谷前教会長、そしてご両親、息子さん、エイトさん、悪質手相勧誘撲滅委員会さん、小坂で話し合い。

 息子さんが「専門学校に行く」と言って親から受け取った100万円を教会に献金していたこと、街頭で違法勧誘(手相を見ると言って宗教に勧誘する)を続けていたことについての話や、兎に角、じっくりと両親と話をする気持ちと時間を持つように繰り返し話をしていきました。

 最終的には今日、ご両親と息子さんは共に実家へ戻りある程度の話をし、その後もゆっくりと実家に帰る時間を確保することで合意し、ご両親と息子さんを西日暮里駅まで悪質手相勧誘撲滅委員会さんもご一緒に見送らせていただきました。

 両親を騙して献金した100万円についても、明確に詫び、働いて少しずつ両親に返すとのこと。

 しかし「街頭で違法勧誘」をしていたことについては、悪いとは思っていないとのこと。統一教会の無反省な姿勢が信者の多くに徹底されていると言わざるを得ません。

 前教会長との話では「手相勧誘をきっかけに幸せな信仰に入れた人がいるから良いんだ」「高額の物品の販売についても認識が違うだけ」「家族に理解されなくてもそれは仕方ない」という、小坂の認識とは全く異なる、いや、常識とかけ離れた答えが返って来るばかりでした。未だに、「悪いことをしている、またはしてきた」という反省の言葉が出ずに、論点ずらしばかり。

 ご両親と息子さんが真に理解し合える日まで、厳しい道のりが有るかと思いますが、家族の絆で乗り越えて欲しいと心から願います。

221010banglaall.jpg
 15時過ぎに西日暮里駅で御家族を見送りをした後、昼食を兼ねて王子の飛鳥山公園で開催されているバングラディッシュ祭りに向けて自転車を漕ぎました。所用10分で到着。

221010banglastage.jpg

 記事がすっかり長くなりましたので、バングラディッシュ関連の話はまた明日の記事で書きます。

small_ribon.gif手相勧誘と嘘をついて良識が無い宗教に引き込む姑息な手段は許されない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 19:59| Comment(10) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

今日から健康週間!

221009kenkouhyousyou.jpg
 今朝は荒川総合スポーツセンターで行われた「荒川区健康週間行事」オープニングイベント(概要はこちら)の開会式にまず参加。

 小坂は「健康であることが目的」の人生が良いとは思っていません。念の為。

 しかし、本人が持つ志を果たす、また家族を守る為には自らの健康が「手段として不可欠」であると考えます。それは多くの人にとって共通の事実の筈であると捉え、「明らかに健康を破壊する要素を社会から無くしていく」必要が有ると考えています。
 
221009kouenn.jpg
 その後、「生活習慣と癌」をテーマに津金昌一郎氏(国立がんセンター 予防研究部長)から講演が有り、聞かせていただきました。

221009graph.jpg
 数字を交えての講演は問題点を的確に理解できるもので良かったです。

★がんセンター予防健康部長講演から何点か

・「がんの発生率は日本で伸びているが、高齢化で高リスク群が増えているため。女性の平均年齢が高いのは喫煙者が少ないため。男性の高い喫煙率が平均年齢を下げている。」

・「喫煙者のがんリスクは非喫煙者の1.6倍。この数字は広島原爆の爆心地から一キロ地点の発がんリスクと同じ」

・「お酒は適量であれば心筋梗塞のリスクを下げる。ただ、脳出血のリスクは上がる。1日にビールは大瓶1本、日本酒は1合程度に抑えるのが望ましい。運動不足もがんのリスクを上げる。」

・「欧米は肥満が多いが、日本は痩せすぎで高リスクの人が意外に多い。」

・「ベータカロチン、ビタミンA、ビタミンEを取りすぎると、かえって発がんリスクを上げる。サプリに頼るのは止めるべき。」

 今日から始まった健康週間(15日まで)において、様々な取り組みがなされ、例えば区内約80店舗、約110メニューの飲食店においてこの22日までに2ヶ所において「満点メニュー」を食べるともらえるシールを所定の用紙(こちら)に貼って持参・郵送すると抽選で500人に1000円の区内共通買い物券が当たるなど(詳細はこちら)。

 体が喜ぶ「満点メニュー」各種はこちらに記載の店で食べられます。是非、ご利用下さい。

small_ribon.gif志のある者こそ、体に気を使いいざ戦うべき時に備えねばならない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

「尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件に関する意見書」29人の議員が提出者に

 昨日からの「林英臣政経塾」の合宿(御徒町のホテル朱鷺に宿泊)での同志間の議論は朝まで続き、小坂は朝4時過ぎに眠りにつきました。猛者の中には7時まで話し込んでいた人もいたとか・・・。

 さて、10月1日のブログ記事に書いた「尖閣諸島海域における中国漁船の領海侵犯と不法衝突事件」に関する意見書」。小坂と浅川喜文区議から出した文案に加え、自民党や共産党からも独自の案が出されました。それらを勘案して以下の文章でまとめられ、荒川区議員31人のうち29人が提出者となり、13日の本会議で議決されることになりました。

 小坂と浅川区議から提出した「こちらの意見書案」に比べれば、かなり甘いと言える文案ですが、議会の大多数の最大公約数ということで意見書を通すことも必要と考え、この下記の意見書の提出者となりました。

 日本は支那から着々と侵略行為を受けているという現実をしっかりと踏まえて、国民一人一人も声を挙げて行くことが必要と痛感します。

(決定案)
尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件に関する意見書

 9月7日、尖閣諸島沖の日本領海内で中国漁船衝突事件が発生し、那覇地方検察庁は24日、公務執行妨害容疑で逮捕された中国人船長を処分保留のまま釈放しました。
「尖閣諸島は日本固有の領土で領有権の問題は存 在しない」というのが政府の見解です。過去の経緯を見ても中国や台湾が領有権について独自の主張を行うようになったのは、1970年以降であり、それ以前はどの国も異議を唱えたことはありません。
しかし今回、中国は、船長が逮捕されると、閣僚級以上の交流停止や国連総会での日中首脳会談の見送り、そして日本人4人の身柄を拘束するなどの対抗措置をとり、中国人観光客の訪日中止など日本の各種産業にも悪影響が出ている状況にあります。
このような流れの中で、船長を釈放したことは「中国の圧力に屈した」との印象を与えました。今後同様の事件に関しては、国内法に基づいて厳正に対処していく姿勢を貫かなければなりません。また、このような結果は、国際社会にも誤ったメッセージを与え、現政権与党の国家主権に対する認識に疑問を抱かざるを得ず、極めて遺憾です。
よって、荒川区議会は、国会及び政府に対し、下記の事項を実現し、毅然とした外交姿勢を確立されることを強く要請します。



1 「尖閣諸島は日本の固有の領土である」との態度を明確に中国及び諸外国に示し、今後同様の事件が起こった際は、国内法に基づき厳正に対処すること。

2 海上保安庁が撮影した衝突時のビデオの公表を含め、事実関係の解明に努めること。

3 政府は、検察当局の判断も含め、臨時国会の場で国民に対し説明責任を果たすこと。

4 中国からの謝罪や賠償の要求には応じず、日本が被った損害を請求すること。

5 海上保安庁による尖閣諸島の警備体制を充実・強化すること。

(衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・法務大臣・外務大臣・国土交通大臣・内閣官房長官


small_ribon.gif支那による日本侵略を許さないぞ!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

荒川区の「盲ろう者生活支援推進事業」

 今日は昼過ぎまで事務作業を急いで済ませ、自転車を飛ばし国立劇場の小劇場へ。古典派の日本舞踊を拝見しました。家元の芸も素晴らしかったですし、名取の小学生5年生(知人の娘さん)の踊りも頼もしく拝見しました。先人から引き継いできたこうした文化をしっかりと引き継いでいきたいですね。

 17:30から林英臣政経塾の準備、各自の発表へ。関東講座の担当責任者となりましたが、多くの方の力を借りて無事講座は終了。その後、宿泊して徹底討論や会議。夜明けが近くなるのが毎度のパターンですが・・・。

 さて、今日は9月末に荒川区から発表をした「盲ろう者生活支援推進事業」について御報告致します。自治体として新しい取り組みなのでNHKなどからも取材が有りました。


★以下、資料から御報告致します。

[課題]
 盲ろう者の生活支援について区として以下の課題がある。

@コミュニケーションの困難により、盲ろう者に対する福祉サービス等の情報が、本人のもとに届かない。

A障がいの程度や状態・どのような過程でその障がいになったか等の経過によって、コミュニケーションツールが異なるため、対応できるヘルパーがいない。

[経過]
 22年7月、盲ろう者とのコミュニケーションの現状を知るため、東京都の補助金を受けて運営している「東京都盲ろう者支援センター」に訪問した。

[東京都盲ろう者支援センター]
「東京都盲ろう者支援センター」は、触手話・指点字等の通訳介助者派遣や訓練、相談、専門人材養成等の事業を実施している。
しかしながら、区などとの連携ができず、認知度が低いため、東京都内で障がい認定されている盲ろう者約900名のうち、通訳介助者派遣事業の利用者は90名程度に留まっている。

[内容]
 区としての課題およびセンターの現状を踏まえて、区内の盲ろう者に訪問調査を実施し、実態を把握したうえで、盲ろう者への生活支援を進めることとした。
訪問にあたっては、障害者福祉課のワーカーと通訳介助を担当するセンター職員とが同行し、区とセンターの福祉サービスを紹介するとともに、必要な支援についての意見を聴く。

 対象者:区内の盲ろう者18名

@東京都盲ろう者支援センターと連携し、盲ろう者の日常生活・社会参加を支援する。

A盲ろう者を理解してもらうために講演会を実施

B介護従事者向けの研修会を実施


small_ribon.gif荒川区の盲ろう者支援策を評価する!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

荒川区土地開発公社の解散で「土地取得は当初から議会で議決する本来の形」に!

 今日は決算特別委員会の最終日。4つの外郭団体の決算について会派所属人数×3分間(答弁時間は別)の持ち時間で質疑を行いました。小坂は一人会派の「日本創新党」の議員として3分間を活用して「荒川区土地開発公社は解散を!」と問題提起の質疑を行いました。

 持ち時間が3分間と短いので、「質問は簡便」に、「答弁でしっかりと」という姿勢で臨みました。

 土地開発公社については多くの自治体で解散が相次いでおり、既に役割を既に終えていることに加えて「議会審議を通さずに大変高額の土地を購入すること」が最大の問題だと考えています。

 区が必要だと思った土地を荒川区土地開発公社が「銀行からの融資」を使って、速やかに購入し、その土地を後ほど区が利子負担金をプラスして買い上げるのです。公社への銀行の融資は区が債務保証するので銀行は安心して融資できるという仕組み。

 区が公社から土地を買い上げる時には「議会の議決」が不可欠ですが、その前の段階の「公社による土地取得」には議会の議決は不要。しかし、「公社の土地購入」は実質的には「区の意思が有って行われる」ものであり、「公社で買ったけど、区が買い上げない」という事例は有りません。

 議会と行政は車の両輪であり二元ですから議会軽視でなければ「公社であれ区が直接であれ、最初に土地を購入する時に議会審議を経て議決で決める」形にすべきです。そうした意味からも財源の手当てができれば、区が直接土地取得するのが望ましいと言えます。

 この問題については、今後も他自治体の同志地方議員と情報交換・連携をしながら解散に向けて働きかけていきたいと考えています。

 さて、今日の夜の政務会合でも、お伝えするのですが、9月22日に3分47秒(質問と答弁時間合計)を使って「「命と食に向き合う教育の本格実施」を!」(9月22日のブログ記事で詳しくご報告しております)について質問をした決算特別委員会総括質疑が以下の日時で「荒川ケーブルテレビ」において放送されています。

 総括質疑放送時間
 10月4日〜10日の7日間連続で1日2回
  9:00〜11:00
 18:00〜20:00

 に全会派の質疑が放送されます。
 小坂はその2時間の最後あたりに登場しますので、ご覧下さい!

(小坂からの質疑と答弁)

★荒川区土地開発公社の解散を!

小坂:土地取得で土地開発公社を通した場合と区が直接取得する場合、それぞれの「メリット」「デメリット」は?

事務局長:「区で直接土地取得をする場合(いわゆる直買い)は予算措置が必要で区内部での十分な準備、議会での審議が必要となる。また銀行に支払う利息は不用である。しかし、区による直接取得は予め予算を確保する必要が有り弾力性に欠けるデメリットも有る。
 一方、公社が土地を先行取得して区が原価に銀行の利息を加えて買い戻す方法は迅速に動ける。

小坂:公社を通す場合の最大のデメリットは何でしょうか?

事務局長:公社を通した土地取得は最大のデメリットは金融機関から融資を受けて用地取得することで、利払いの必要性が生じることと考える。


小坂:私の認識は違う。最大のデメリットは土地取得の際に「議会において土地取得の是非や関連した議論及び議決」を経ることなく、全職員が区職員兼任の公社、つまりは区単独の意思で土地取得が進められること。そのデメリットが有っても、公社の先行取得を経て土地取得すべきと区はお考えか?

事務局長:土地開発公社の評議員会では議員10人に参加をいただき意見を聞いている。そこで事前のチェックを一定程度果たしている。大規模土地取得については区議会に事前に報告・相談をしている。
 公社で取得する目的は、区で直接に土地を取得する際に国や都の補助が得られないことが有るという面も有る。


小坂:23区では千代田区、江戸川区、多摩地区においては八王子市、そして東京都も土地開発公社を設置していない、又は廃止していると聞く。公社を持たない自治体の土地取得について、その実態を調査しているか、また、公社を通さないことで何か不都合が生じているのか実態はどのように把握しているのか?

事務局長:所有する土地が含み損を抱えた公社が問題となり、地方債活用して償却している自治体があることは聞いている。
 荒川区では道路事業を積極的に行っており、国の補助を受けているので、公社を活用する意味が有る。都は公社を持っていないが荒川区とは財政規模が違う。
 他の地方自治体の状況は新聞報道で承知している通りである。

小坂:「公社が無い自治体の状況」について新聞報道で聞いている通りのことしか把握していない、というのでは不足であり、「公社を持たない」選択をした自治体での土地取得の状況を荒川区として調べ、それを示すべきと考えるがどうか?

事務局長:そうした自治体の現状については、調べた上できる限り示していきたい。


(※土地開発公社を解散した自治体:大阪市、栃木市、逗子市、北上市、志木市・・・。検索しただけで多数出てきますので挙げれば切りが有りません)


小坂:公社を通さずとも土地取得がしやすくなる法や制度の改正があったと聞きますがどのようなものでしょうか?

事務局長:特に把握していない。


小坂:昭和63年の公社設立以来、公社が先行取得した土地は何件有り、そのうち区が購入しなかった例は有りますか?

事務局長:具体的数字は手元に無いが、公社が取得した土地は全て区が買い上げている。


小坂:答弁の通り、公社が買えば必ず区が買い上げる実態です。二元代表制の一角で有る筈の議会での審議を経ることなく土地取得をするという「手続きとして本来あるべき姿と異なる」形を今後も続けるのではなく、公社は廃止し、必要な土地取得は規模や特性に応じて議会審議を経て購入をするべきと考えるが区の認識は?

区民生活部長:公社を活用することについて、メリットについては先ほどから、事務局長から申し上げて来た通り。土地高騰の際には先行取得するメリットは特に大きかった。公社を通じて購入することについて、デメリットは感じていない。現在の土地先行取得の方法や内容は身の丈に有った先行取得をしていると考える。


小坂:荒川区が公社に対して行っている債務保証の上限額は?(小坂注:区の保障額の範囲内で銀行は喜んで融資をしてくれます)

事務局長:21年度は60億円。平成22年度は17億円。


小坂:公社が銀行に支払う利息はここ数年どの程度か推移を示して欲しい。
小坂注:平成21年度の支払い利息は一千万円弱)

事務局長:細かい年度別の利息額のデータはすぐ示せないが、一般的に1年の短期利率は1.475%、5年の長期利率は1.625%となっている。


小坂:区が基金の活用をして直接土地取得することで、利子負担も無くすことができ、土地管理も「公社」と「荒川区」の2つから一元化できると考えるが如何か?

事務局長:基金を活用した土地取得が望ましいかどうか、ここでは答えにくいが、公社が弾力的な土地取得をしていることに制約がかかるようなことが無ければ良いと考える。


小坂:実際問題として必要な補正予算を毎年、数度組んでいる実態や、今後、議会開催も通年議会を通じて迅速に行うことが可能になると考えます。そうした環境も考えると、「土地取得の意思を区が持ち、「公社を通して」実質的に実行するのではなく、土地取得の前に議会で迅速かつ十分な議論を通じて行うこと」は可能ではないでしょうか?
 地価上昇基調に有った設立当初の目的を終えた公社は解散すべきと求め、最後に西川区長の認識を伺います。

区長:土地開発公社という制度も歴史的に効果が有った。小坂委員の議論を聞いていて一番のポイントは「議会と行政の二元代表制」としての問題であると感じた。

 小坂委員は一人会派であること、評議員に入っていないこともあって情報が十分得られていないとお感じなのかもしれないが、担当部署から議会に対してよく説明をするように言っている。当面、議会にしっかり説明をしながら土地開発公社として丁寧な仕事をさせてもらいながら、「土地開発公社としてのメリットも有る」ことをふまえ、維持していこうと考えている。その中で具体的な問題が有れば、ご指示・ご教授をいただきたい。「土地開発公社を廃止すべき」との意見が議会においても多く出れば議会制民主主義のもとでそうすることも考えうる。

 議会の意思を尊重し、議会を軽視しない形で土地取得を進めていきたい。

小坂:議会を尊重する意思は受け止めたが、制度として議会と両輪で有る形に是正すべきと求めていく。

small_ribon.gif荒川区土地開発公社は解散すべき!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

廃止した「ひろば館」が認証保育所になります

 今日は全員協議会が12:45から行われ、13:00から本会議。もともと、会議はこの時間で通知が来ておりましたが、全員協議会では「議論をしない」ことが前提となっている時間配分です。現状の全員協議会は実に無意味な時間でしかないです・・・。

 この点については平成21年6月1日のブログ記事「23区内でも形骸化著しい荒川区全員協議会」で他の自治体(活発に議論している自治体も多数!!)との比較もしながら問題提起をしておりますので、是非、お読みいただければ幸いです。

 今年の7月7日のブログ記事でご報告した「旧南千住五丁目ひろば館が保育園に!」するために、事業者に対して建物を無償譲渡する議案が付託され、その後、文教・子育て支援委員会が開催されました。

 因みに運営事業者に決まったのは「学校法人 三幸学園」(概要はこちらをどうぞ)です。8月に公募を行い10社の書類審査の後4社を選定。その4社でプレゼンテーションや現場の視察などを行い決定しました。

 廃止した区施設に新たに設置される認証保育所の詳細は上記リンク先の通りですが、来年2月頃開設となります。荒川区HPや区報でご案内をします。

 夜は娘と合気道の稽古へ。仕事とは全く違うこうした時間を大切にしたいですね。

small_ribon.gif老朽化した区施設の有効利用を進めるべき!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月04日

議員の天下り率7割の選管委員の高額月額報酬是正を!

★10月2日(土)にお隣の墨田区で行われた「すみだ祭り」の阿南町ブースでキノコを買った方、毒キノコ(毒性強し)の可能性有りですので、御注意を!まずは、確認を!詳しくは、こちらを参照下さい。

 さて、今日も決算特別委員会。各項目別質問が引き続き有り、終了後に締め括り総括質疑(44分の枠とは別の持ち時間=会派所属人数×2分間=小坂は一人会派なので2分間(答弁時間は別))を行いました。
P1140147.jpg
 その後、特別会計の質疑を経て、一般会計・特別会計の両方、全ての決算は委員会において認定されました。

 締めくくり総括質疑では2分間を使って小坂から質疑したのは「実質的に議員の天下り先(23区で見ると天下り率はなんと7割!)となっている選管委員の高額月額報酬是正を!」という点についてです。

 今日の質疑は

平成21年2月26日のブログ記事(予算特別委員会総括質疑)で実態を示しながら問題提起)

平成21年6月21日のブログ記事(議員有志で高額報酬を是正する条例改正案を提出)を提出したものの自民党・公明党などの反対で否決・・・。)

平成21年7月1日のブログ記事(上記の議員提案が否決された本会議での報告)

 上記のような経緯を経て、「是正が当然のことが放置されていては、行政と議会への信頼など成り立ちえない」という観点から質問を致しました。

 今日の質疑に関して問題の根本や異常な常態を理解していただく為には、上記のリンク先のブログ記事を、是非、お読みいただきたいと思います。

 「選管委員」という仕事は対象業務の範囲も極めて狭く、裁量範囲も公選法という悪法(平成22年8月2日のブログ記事を参照下さい)の範囲内で他自治体と実質的に横並びの業務を行っていると言わざるを得ず、限られた時間に限られた裁量の中でしか動けません。

 昨年1月に滋賀県選挙管理委員の報酬について、大津地方裁から「勤務実態を見れば高額の月額報酬支払いは地方自治法違反である為、支払いは止め、勤務した日に応じて払う日額報酬にすべき」との妥当な判決が出されています。

 全国の自治体で選管について月額でなく日額で報酬を支給している自治体が増えています。

 また、日額報酬で行っている自治体において選管業務において何か支障が生じているのかというとそのようなことは何も有りません。「日額報酬」で支障が無いのであれば、地方自治法で「原則は日額報酬」と規定さいれているその趣旨に合った形に是正をすべきです。

 昨年2月の予算特別委員会の総括質疑で「荒川区として大津地裁で示された日額報酬が適切との判決を重く受け止め、月額報酬を日額報酬に二十三区で先駆けて改め、こうした二十三区共通の悪習に風穴を開け報酬の適正化を他の特別区、ひいては全国の自治体にも波及させてはどうでしょうか。」と問題提起をしました。

 今回、こちらの記事の通り、新宿区が先駆けとなり、法の趣旨に合う形で是正をすることとなったため、遅ればせながらでも是正に向けた真剣な取り組みを進めるべきと考え質問を致しました。

 。また、行政委員の全般の在り方について、現場の自治体として選管委員はもちろん、教育委員、監査委員の業務や報酬の在り方について国に対しても、「モノ申す」姿勢が必要と考えます。

 行政が議員OBひいては将来の議員OB予備軍である現職議員への遠慮、あるいは「おもねり」の為に、実態と乖離した月額二十数万円という高額報酬を温存するのであれば、議会と行政が緊張関係をもって区民の為に働く二元代表制とは乖離したものとなってしまいます。

 今日の質疑に対する答弁で区長から「指摘された点について見直しを進める」旨の答弁が有りました。この答弁の通り見直しが進むように「常識の通じる議会・行政」にすべく、世論の後押しも力にしながら問題提起を続けて参ります。

(以下、小坂からの質問と区からの答弁ご報告)
★実質的に議員の天下り先となっている選管委員の高額月額報酬是正を!

小坂:昨年の予算特別委員会でも問題提起し、その後、議員有志で条例改正案も提出した「選管委員の月額高額報酬」是正について、新宿区では、額は高いものの、法の趣旨に合致する日額報酬制度へ行政の側から是正をする動きがあったが、見直しに向けて荒川区の検討状況は?

総務企画部長:行政委員については大変重要な役割を果たしており、その専門性、役割、他区とのバランスを考え報酬体系も現行制度となっている。地方自治法230条の2項にも基づいて条例制定をしており、手続き上問題無いと考えている。こうしたことについては重要な課題とは思うが、現状でふさわしいと考えている。


小坂:選管報酬の現状がふさわしいという認識はとても理解ができるものではない。
 荒川区の行政の取り組みは素晴らしいものが多く、区民からも高い評価を受けている。しかし、選管委員が実質的に議員OBの天下り先に成り下がり、行政が「法の想定した例外」を濫用する形で高額の月額報酬を支給している現状は、せっかく良い行政を行っていても行政自体への信頼を損なうばかりである。
 昨年の大津地裁判決や杉並区の監査委員への月額報酬支給も東京地裁で法の趣旨に反すると判断され、選管委員報酬について東京新聞での特集記事も有り、区民の関心も高まっている。

 「法令の範囲内だから良い」などという、法を盾に異常な常態を放置することは区民への背信行為と考える。
 こうしたことについて、そもそも、区民に知らせているのか?また、この実態で区民の理解を得られると考えているのか?

総務企画部長:杉並区においては報酬の日割り支給の問題として認識しており、同様の事項は荒川区でも改善している。この問題については区報でも周知してきた。区民の理解を得られると考えている。

小坂:選管委員・委員長の月額28万円余りや24万円という高額報酬に加え会議ごとに一日3000円も支給される状況は極めて不正常である。平成20年の実績では勤務時間は年間144時間、月平均ではわずか12時間(一か月でですよ!)(再掲ですが、こちらに詳細有り!)の勤務でこうした高額報酬を得ているという実態が理解を得られると訳が無い。

 試算では選管委員報酬を全国の自治体で是正すれば実に100億円の財源を生み出せると聞いている。荒川区においても、昨年、第二回定例会に議員有志で提出した日額報酬の金額にすれば、10年間で1億円の財源を生み出すこともできる。首長のリーダーシップを持って是正をしていくべきだが、是正に向けた姿勢を区長にお示しいただきたい。
 
区長:見識を有し行政の気づかない点について指摘をする為に議員に参加してもらっている会議も有る。選管委員に議員OBが就いているのは「天下り」とは違う(会派からの推薦を受けた委員がたまたまOBであったと認識)と考えているが、小坂委員指摘の点は大変重要なことだと考えている。選管委員などの行政委員は、区民の理解を得れらる透明な処遇でなければならず、法外な報酬、理由の無い負担をしてはならないと考えている。その点を踏まえしっかりご意見をしっかり受けとめていく。

小坂:区長から前向きな答弁が有ったが、その言葉通り進めていくことを求める。
(ここで時間切れ・・・)

small_ribon.gif選管委員報酬は常識の通じる形に是正せねば!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

荒川自然公園の拡張、隅田川の岸辺の活用について質疑!

220928afrikaaii1.jpg
 まず、写真の説明。小坂が娘と通っている「荒川合気会」の「光道場」の道場長から「中央アフリカに有る荒川合気会の道場の写真だよ」と見せてくれたものを了承を得て掲載したものです。

220928afrikaaiki2.jpg
 日本で3段を取得された中央アフリカ道場の道場長の下には55人が稽古に励んでいるそうです。ちょっと変わった感じの畳も現地で独自に作ったそうです。こうした道場は各地にあるとか。

220928afrikaaiki3.jpg
 中央アフリカでは合気道を国ぐるみで振興しているそうです。大統領の弟さんも稽古に励んでおり、大統領本人は顧問だとのことです。日本の文化が世界でこうして広まり大事にされていることはとても嬉しいものですね。

 今日は母、兄夫婦と我が家で墓参りへ。時の経つのは早いものです・・・。

 さて、一昨日の決算特別委員会における小坂から質疑について以下、御報告致します。

(以下、小坂からの質問と区からの答弁ご報告(後半部分))

★荒川自然公園の拡張を早期に!
小坂:荒川自然公園を娘とよく利用させてもらっている。大変素晴らしい公園だと認識している。水道局と連携をして、さらに覆骸部分(下水処理場の上の部分に蓋をしてそこに公園を設置)を広げて、普段は憩いの場に、そして震災時には安全確保の拠点として活用できるようにすべきと考えるが、区の姿勢及び都とどのような相談をしているのか?具体的なスケジュールがおおまかにでも示して欲しい。

公園課長:かなり前に東京都下水道局に8項目の要望をしている。その中で隅田川に連携をすべく整備をする構想を持っている。隅田川に防災船着き場を設置もすることになっている。

区長:都議の時代から取り組んできた問題である。下水道局に対しては「荒川区にとって迷惑施設である」として便宜を図るように申し入れている。エレベーター設置、第五中学側の鉄橋の脇のコミバスバス停近くの道路拡張もその一環で進められている。東京商工会議所荒川支部からも強い申し入れが有り、スーパー堤防を当該部分に整備する方向。ただ、時期については未定である。下水道局が往時に比べて予算を半分に削られているため、動きがとりにくいようである。鋭意詰めていく。


小坂:荒川自然公園北側の集合住居跡はどのように開発されるのか?

公園課長:東京都としては工事用ヤードとしてまず使うと聞いている。区としては公園利用者の駐輪場として活用させて欲しいとお願いをしている。


小坂:自然公園の北側駐輪場は傾斜が有り、よく自転車が将棋倒しになっている。子供載せ自転車など重い自転車も多く、立て直すのも大変な状況である。区民利用に長期的に使える部分をしっかりと交渉していくと同時に、早期に平地での駐輪場として使えるように調整をお願いしたい。

★隅田川の水辺活用について
小坂:国の方針、東京都の方針として河川の岸辺利用を進めていく姿勢が示されている。区としてもしっかりと活用すべきと考えるがどのような意向か?

区長:河川空間の利用についてはスーパー堤防の活用を考えている。写生大会、弁当レシピ大会、川俣教授が進めている芸術事業「東京 in プログレス」「レガッタの復活」など
様々な取り組みを進めていく。

(ここで「小坂の持ち時間」は全て使いつくした形となりました・・・)

※墨田区で今年8月を中心に川辺にカフェを設置していました。荒川区でも区内事業者で設置、撤退が簡便にできる形でカフェを試行してみるのも面白いと思います。
 汐入公園と隅田川の間、尾久の原公園北側河川敷など曜日と時間を工夫して更に賑わいの場として川辺が活用されるのではないか、ということも考えています。

small_ribon.gif荒川自然公園の拡張、隅田川河畔の活用を進めるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

バイク駐輪場、自転車専用道整備を質疑!

 今日は東尾久保育園の運動会(赤土小学校校庭)へ。朝7:30の会場準備からお手伝いに伺いました。雨にふられることなく娘も大活躍していました(笑)。実家から母も応援にかけつけ久々の3世代団欒の場所となりました。

 さて、昨日も決算特別委員会。小坂の持ち時間44分間(答弁含む)のうち温存しておいた21分間も4項目の質問で使い果たしました。あとは10月4日(月)に各項目別質問が引き続き有り(小坂は持ち時間が無く、質問できませんが・・)、終了次第、締め括り総括質疑(44分の枠とは別の持ち時間=会派所属人数×2分間=小坂は一人会派なので2分間(答弁時間は別))で質問します。2分間といっても答弁は別なので、手短な質問をして答弁でしっかりと答えてもらうようにしたいと考えています。

 昨日の質疑の半分をまず、ご報告致します。

(以下、小坂からの質問と区からの答弁ご報告(前半部分))

★オートバイ駐輪場の設置を!
小坂:以前から問題提起をしてきた「バイク駐輪場設置」について聞く。自転車置き場の余ったスペースを活用してバイク駐輪場を西日暮里駅前等に整備すべきと申し上げて来たが、検討状況は?

土木管理課長:検討中である。放置防止条例においては、原付までが対象となっている。大型スクーターなどが放置されている現状が有る。要請が国からも来ている。西日暮里にも空きスペースが有る。原付の撤去が、児童二輪についても警視庁からも話が来ている。状況確認偽、西日暮里において、その2つについて状況を考えていく。


小坂:具体的に何時頃、実現をできるのか?

土木管理課長:バイク駐輪場へ活用を検討している自転車駐輪場の土地はJR東日本から借りているものであり、JRとの調整が必要となるが、実現に向けて動いていく。

bikeall.jpg

小坂:多くの方からバイク駐輪場設置の希望が有る。マナー、ルールの問題も有るが、駅前の駐車場という「受け皿」が無いのという理由も有る。不法駐輪を減らす為にも早期の整備をお願いしたい。町屋駅前から少し路地に入った場所に十数台のバイクが駐輪場が設置されたが、ご存じか(上記写真)?

bike.jpg
土木管理課長:バイク駐輪場「CUBE町屋」について認識している。


小坂:西日暮里駅前に設置をした際には、その広報の際に、数少ない民間のバイク駐輪場の場所や概要も区HPなどに掲載をして利用の促進を図るべきと考えるがどうか?

土木管理課長:民間のバイク駐車場のPR等についても考えていきたい。検討をする。

小坂:民間企業の力を借りながらバイク駐輪場の整備・誘致をしっかりと進めていただくことを重ねて求める。


★自転車専用道の整備
小坂:ドナウ通りに設置予定であった自転車専用道が中止になったが、中途半端なものを作る位なら中止はむしろ良かった、と考えている。そのかわり、しっかりとした認識を持って、自転車道を交通体系の中に位置づけるという認識のもと、歩行者、自転車、自動車のそれぞれの導線を安全にする為にも、自転車専用道をしっかりと整備すべきと考えるが区の姿勢はどのようなものか?また、東京都と連携をする必要が有るが都の姿勢はどのようなものか?区として具体的に何時、計画を作る意向か?

道路課長:ドナウ通りにおける自転車専用道は諸事情が有り整備を断念をした。現在、区としては、全体的なネットワークを整備していくべきと考え、検討をしているところである。国、都、警視庁と連携していく。国が指針をまとめ、都としても整備の方針を定めている。その方針・計画を踏まえた上で関係都市との連携をしながら区独自の計画を定めていく。都の方針も決まったばかりであり、明確なと同の指針も無いので、都と連携していかなければネットワークも昨日しないので、時期はまだ示すことは難しい。


小坂:自転車専用道の整備は良質な公共事業としても、交通安全推進の観点、環境交通推進など複数の利点が有るので、既存の道路改良の際には常に「自転車の導線をどうすべきか」という点を忘れてはならないと思うが、土木部としての認識は如何か?

道路課長:自転車の走行路としては、3つの形が有る。荒川区は道路の幅員が狭い場合が多いので、その状況を踏まえてどれが適切か考えていく必要が有る。ケースバイケースで判断することになる。


小坂:そうした中で違和感を持ったのが、以前は意見したコツ通りと南千住駅を結ぶ補助331号の設計概要の図です。ドナウ通りにおいて歩道の上にペイントをしただけの「似非・自転車道」「自転車道もどき」が有り、そこでは歩行者との接触など危険も生じ、歩行者・自転車にとっても不都合の多いことが実証されている。それと同じような「自転車道もどき」を設置するような図になっていたが、そのような整備を進めるのか?こうした機会こそ、自転車道を車道の位置にしっかりと整備すべきではないか?

道路課長:補助331号線の計画の上ではそうなっているが、道路幅員から言えば、車道上の自転車道整備は可能と考える。コツ通りとの連結をする道路として適切な形で


小坂:私が以前から「道路整備の際に自転車の導線の安全性を確保すべき」と指摘していたのは、こうしたおかしな「自転車道もどき」を設置しないで欲しいということです。歩道と自転車道は明確に分けられているべきであり、それが可能な幅員の道路では整備の段階でしっかりとそれを盛り込んで欲しい。

区長:自転車道については「交通手段としての自転車道」「健康・観光の自転車道」が有る。「健康・観光の自転車道」は隅田川河川敷に整備をしていくと良いと思う。「交通手段としての自転車道」も環境交通の視点からも「荒川区は自転車の街」であるから整備していきたいと考えている。


小坂:区長からの力強い答弁は区として自転車専用道整備に向けて力を入れていく意思表示だと認識した。今後、区としての自転車が安全に走れる導線をしっかり確保すべく、総合的な計画を都と連携して作ることを重ねて要望していく。


small_ribon.gifバイク駐輪場と自転車専用道の整備を期待している、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

「尖閣諸島海域における中国漁船の領海侵犯と不法衝突事件」に関する意見書を提出!

 今日も決算特別委員会。小坂からの質問は明日以降のブログ記事で御報告致します。

昨日、荒川区議会事務局に「あらかわ正論の会 浅川喜文議員」と「日本創新党 小坂英二」の連名で意見書(案)を提出しました。
 
 政府と国会に「もの申す」手段の一つが意見書なのですが、可決には自民党と公明党が賛成してくれれば3分の2を超える賛同者がいるということで可能になるのですが、両党がどう対応をするか・・・。
 
 その結果については、随時、御報告致します。


「尖閣諸島海域における中国漁船の領海侵犯と不法衝突事件」に関する意見書(案)

 9月7日、尖閣諸島沖の日本領海内で中国漁船衝突事件が発生し、那覇地方検察庁は24日、公務執行妨害容疑で逮捕された中国人船長を処分保留のまま釈放しました。

 「尖閣諸島は日本固有の領土で領有権の問題は存在しない」というのが政府の見解である。過去の経緯を見ても中国や台湾が領有権について独自の主張を行うようになったのは、1970年以降であり、それ以前はどの国も異議を唱えたことはありません。

 しかし今回、中国は船長が逮捕されると、閣僚級以上の交流停止や国連総会での日中首脳会談の見送り、そして日本人4人の身柄を拘束するなどの対抗措置を通じ圧力をかけてきました。

 このような流れの中で、船長を釈放したことは、中国の圧力に屈し、尖閣諸島の領有権を主張する中国の言い分を認めたというメッセージを内外に与えました。

 現政権与党の国家主権に対する認識の甘さには疑問を抱かざるを得ない。極めて遺憾である。今後、同様の事件に対して、厳正に対処していく姿勢を貫かなければ領土・領海は守れません。

 よって、荒川区議会は、国会及び政府においては、下記の事項を実現し、毅然とした外交姿勢を確立されることを強く要請します。

1、わが国の中国漁船拿捕の正当性を明らかにするため、事件発生時に記録されたビデオテープを全て速やかに公開すること。

2、外務省は、竹島と同様、尖閣諸島がわが国固有の領土であることを明らかにする公正な資料を開示し、広く国際社会にアピールすること。

3、海上保安庁の警備体制を強化し、今後とも中国漁船による領海侵犯には毅然とした取締まりを行なうこと。

4、領土・領海警備体制の強化のため、自衛隊を尖閣諸島および周辺海域、さらに与那国島、沖ノ鳥島に配備するとともに、領土・領海警備を法的に根拠づける領域警備法を早急に制定すること。

(衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・法務大臣・外務大臣・国土交通大臣・内閣官房長官)

small_ribon.gif国益を踏まえ荒川区議会においても上記の意見書は当然可決されるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする