さて、昨日も決算特別委員会。小坂の持ち時間44分間(答弁含む)のうち温存しておいた21分間も4項目の質問で使い果たしました。あとは10月4日(月)に各項目別質問が引き続き有り(小坂は持ち時間が無く、質問できませんが・・)、終了次第、締め括り総括質疑(44分の枠とは別の持ち時間=会派所属人数×2分間=小坂は一人会派なので2分間(答弁時間は別))で質問します。2分間といっても答弁は別なので、手短な質問をして答弁でしっかりと答えてもらうようにしたいと考えています。
昨日の質疑の半分をまず、ご報告致します。
(以下、小坂からの質問と区からの答弁ご報告(前半部分))
★オートバイ駐輪場の設置を!
小坂:以前から問題提起をしてきた「バイク駐輪場設置」について聞く。自転車置き場の余ったスペースを活用してバイク駐輪場を西日暮里駅前等に整備すべきと申し上げて来たが、検討状況は?
土木管理課長:検討中である。放置防止条例においては、原付までが対象となっている。大型スクーターなどが放置されている現状が有る。要請が国からも来ている。西日暮里にも空きスペースが有る。原付の撤去が、児童二輪についても警視庁からも話が来ている。状況確認偽、西日暮里において、その2つについて状況を考えていく。
小坂:具体的に何時頃、実現をできるのか?
土木管理課長:バイク駐輪場へ活用を検討している自転車駐輪場の土地はJR東日本から借りているものであり、JRとの調整が必要となるが、実現に向けて動いていく。

小坂:多くの方からバイク駐輪場設置の希望が有る。マナー、ルールの問題も有るが、駅前の駐車場という「受け皿」が無いのという理由も有る。不法駐輪を減らす為にも早期の整備をお願いしたい。町屋駅前から少し路地に入った場所に十数台のバイクが駐輪場が設置されたが、ご存じか(上記写真)?

土木管理課長:バイク駐輪場「CUBE町屋」について認識している。
小坂:西日暮里駅前に設置をした際には、その広報の際に、数少ない民間のバイク駐輪場の場所や概要も区HPなどに掲載をして利用の促進を図るべきと考えるがどうか?
土木管理課長:民間のバイク駐車場のPR等についても考えていきたい。検討をする。
小坂:民間企業の力を借りながらバイク駐輪場の整備・誘致をしっかりと進めていただくことを重ねて求める。
★自転車専用道の整備
小坂:ドナウ通りに設置予定であった自転車専用道が中止になったが、中途半端なものを作る位なら中止はむしろ良かった、と考えている。そのかわり、しっかりとした認識を持って、自転車道を交通体系の中に位置づけるという認識のもと、歩行者、自転車、自動車のそれぞれの導線を安全にする為にも、自転車専用道をしっかりと整備すべきと考えるが区の姿勢はどのようなものか?また、東京都と連携をする必要が有るが都の姿勢はどのようなものか?区として具体的に何時、計画を作る意向か?
道路課長:ドナウ通りにおける自転車専用道は諸事情が有り整備を断念をした。現在、区としては、全体的なネットワークを整備していくべきと考え、検討をしているところである。国、都、警視庁と連携していく。国が指針をまとめ、都としても整備の方針を定めている。その方針・計画を踏まえた上で関係都市との連携をしながら区独自の計画を定めていく。都の方針も決まったばかりであり、明確なと同の指針も無いので、都と連携していかなければネットワークも昨日しないので、時期はまだ示すことは難しい。
小坂:自転車専用道の整備は良質な公共事業としても、交通安全推進の観点、環境交通推進など複数の利点が有るので、既存の道路改良の際には常に「自転車の導線をどうすべきか」という点を忘れてはならないと思うが、土木部としての認識は如何か?
道路課長:自転車の走行路としては、3つの形が有る。荒川区は道路の幅員が狭い場合が多いので、その状況を踏まえてどれが適切か考えていく必要が有る。ケースバイケースで判断することになる。
小坂:そうした中で違和感を持ったのが、以前は意見したコツ通りと南千住駅を結ぶ補助331号の設計概要の図です。ドナウ通りにおいて歩道の上にペイントをしただけの「似非・自転車道」「自転車道もどき」が有り、そこでは歩行者との接触など危険も生じ、歩行者・自転車にとっても不都合の多いことが実証されている。それと同じような「自転車道もどき」を設置するような図になっていたが、そのような整備を進めるのか?こうした機会こそ、自転車道を車道の位置にしっかりと整備すべきではないか?
道路課長:補助331号線の計画の上ではそうなっているが、道路幅員から言えば、車道上の自転車道整備は可能と考える。コツ通りとの連結をする道路として適切な形で
小坂:私が以前から「道路整備の際に自転車の導線の安全性を確保すべき」と指摘していたのは、こうしたおかしな「自転車道もどき」を設置しないで欲しいということです。歩道と自転車道は明確に分けられているべきであり、それが可能な幅員の道路では整備の段階でしっかりとそれを盛り込んで欲しい。
区長:自転車道については「交通手段としての自転車道」「健康・観光の自転車道」が有る。「健康・観光の自転車道」は隅田川河川敷に整備をしていくと良いと思う。「交通手段としての自転車道」も環境交通の視点からも「荒川区は自転車の街」であるから整備していきたいと考えている。
小坂:区長からの力強い答弁は区として自転車専用道整備に向けて力を入れていく意思表示だと認識した。今後、区としての自転車が安全に走れる導線をしっかり確保すべく、総合的な計画を都と連携して作ることを重ねて要望していく。



