17:30から林英臣政経塾の準備、各自の発表へ。関東講座の担当責任者となりましたが、多くの方の力を借りて無事講座は終了。その後、宿泊して徹底討論や会議。夜明けが近くなるのが毎度のパターンですが・・・。
さて、今日は9月末に荒川区から発表をした「盲ろう者生活支援推進事業」について御報告致します。自治体として新しい取り組みなのでNHKなどからも取材が有りました。
★以下、資料から御報告致します。
[課題]
盲ろう者の生活支援について区として以下の課題がある。
@コミュニケーションの困難により、盲ろう者に対する福祉サービス等の情報が、本人のもとに届かない。
A障がいの程度や状態・どのような過程でその障がいになったか等の経過によって、コミュニケーションツールが異なるため、対応できるヘルパーがいない。
[経過]
22年7月、盲ろう者とのコミュニケーションの現状を知るため、東京都の補助金を受けて運営している「東京都盲ろう者支援センター」に訪問した。
[東京都盲ろう者支援センター]
「東京都盲ろう者支援センター」は、触手話・指点字等の通訳介助者派遣や訓練、相談、専門人材養成等の事業を実施している。
しかしながら、区などとの連携ができず、認知度が低いため、東京都内で障がい認定されている盲ろう者約900名のうち、通訳介助者派遣事業の利用者は90名程度に留まっている。
[内容]
区としての課題およびセンターの現状を踏まえて、区内の盲ろう者に訪問調査を実施し、実態を把握したうえで、盲ろう者への生活支援を進めることとした。
訪問にあたっては、障害者福祉課のワーカーと通訳介助を担当するセンター職員とが同行し、区とセンターの福祉サービスを紹介するとともに、必要な支援についての意見を聴く。
対象者:区内の盲ろう者18名
@東京都盲ろう者支援センターと連携し、盲ろう者の日常生活・社会参加を支援する。
A盲ろう者を理解してもらうために講演会を実施
B介護従事者向けの研修会を実施



