
今朝は荒川総合スポーツセンターで行われた「荒川区健康週間行事」オープニングイベント(概要はこちら)の開会式にまず参加。
小坂は「健康であることが目的」の人生が良いとは思っていません。念の為。
しかし、本人が持つ志を果たす、また家族を守る為には自らの健康が「手段として不可欠」であると考えます。それは多くの人にとって共通の事実の筈であると捉え、「明らかに健康を破壊する要素を社会から無くしていく」必要が有ると考えています。

その後、「生活習慣と癌」をテーマに津金昌一郎氏(国立がんセンター 予防研究部長)から講演が有り、聞かせていただきました。

数字を交えての講演は問題点を的確に理解できるもので良かったです。
★がんセンター予防健康部長講演から何点か
・「がんの発生率は日本で伸びているが、高齢化で高リスク群が増えているため。女性の平均年齢が高いのは喫煙者が少ないため。男性の高い喫煙率が平均年齢を下げている。」
・「喫煙者のがんリスクは非喫煙者の1.6倍。この数字は広島原爆の爆心地から一キロ地点の発がんリスクと同じ」
・「お酒は適量であれば心筋梗塞のリスクを下げる。ただ、脳出血のリスクは上がる。1日にビールは大瓶1本、日本酒は1合程度に抑えるのが望ましい。運動不足もがんのリスクを上げる。」
・「欧米は肥満が多いが、日本は痩せすぎで高リスクの人が意外に多い。」
・「ベータカロチン、ビタミンA、ビタミンEを取りすぎると、かえって発がんリスクを上げる。サプリに頼るのは止めるべき。」
今日から始まった健康週間(15日まで)において、様々な取り組みがなされ、例えば区内約80店舗、約110メニューの飲食店においてこの22日までに2ヶ所において「満点メニュー」を食べるともらえるシールを所定の用紙(こちら)に貼って持参・郵送すると抽選で500人に1000円の区内共通買い物券が当たるなど(詳細はこちら)。
体が喜ぶ「満点メニュー」各種はこちらに記載の店で食べられます。是非、ご利用下さい。



