2010年10月17日

荒川遊園で紙芝居が定期的に!

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 今日は妻が荒川河川敷で行われるタートルマラソンで走るというので、応援に行き、北千住駅近くの河川敷の「虹の広場」でゴールを待ちました。12,000人が参加するマラソン、凄い迫力でした。好天で良かった!東京マラソンは3万人らしいですが・・・。

 その後、荒川区で政務会合や地域のイベントでじっくりと地域の方から話を伺い、こちらからも問題提起をさせていただきました。

 さて、昨日ですが23区唯一の区立遊園地である「あらかわ遊園」において「三代目紙芝居師 森下昌毅さん」の襲名披露紙芝居が行われました(産経新聞のこちらの記事をどうぞ)。これから毎月、第二土曜日に紙芝居をあらかわ遊園で披露して下さる予定です。

 昨年の10月の決算特別委員会で「あらかわ遊園で紙芝居事業実施を!」との問題提起の質疑(昨年10月7日のブログ記事に詳細を掲載してます。是非お読み下さい!)をした後、区とACC(荒川区地域振興公社)が意欲的にこうした事業を取り入れて下さったことはとても嬉しく思っています。

(昨年10月7日の委員会での小坂からの質問・答弁の一部を以下、再掲致します)

★荒川遊園などで紙芝居事業実施を!

小坂:先ほど話が出ていた、荒川遊園の夜の開放、私も賛成です。まずは試験的導入から始めていただきたいと思います。さて、区長からあらかわ遊園の在り方について総合的見直しの前の段階ででも、荒川区に深く根付いてきた紙芝居という要素を、子供達が多く遊びに来ている場だからこそ、組み込むべきではないかという観点から質問します。

 関連で聞きますが、ムーブ町屋で行っている紙芝居劇場に2、3回、娘とお邪魔しましたが、大変素晴らしいものでした(報告ブログ記事)。これはCBCメソッドという民間企業の自主事業ですが、3年前から続いている、この事業の実施回数、参加者数、現状、効果、課題を区にお聞きします。

区民課長:
ムーブ町屋での紙芝居劇場は毎年6回に分けてに7月から12月まで土曜日に開催している。2008年の実績を見ると6ケ月間、月1日、土曜日に、2回行い、各定員50人に48人位入っている。

 盛況である。CBCメソッドの事業となっているがその社長と懇意にしている「きらく座」という劇団が開催している。主催者は元放送作家。是非、子供の教育に紙芝居をと、「大人が物語を伝えないと子供に昔からの物語が伝わっていかない」という危惧から始められた。そうしたことで大人にも子供にも知ってもらうべく実施している。

 子供に紙芝居を読ませるワークショップの取り組みもしており、音読させることで前頭葉の発達に良い。国語教育にも良いとのことで、参加者からの要望でワークショップが始まった。この取り組みは公共の事業であり、きらく座は地域との繋がりも深く地域に根差した活動を進めている。地域としてはとても良い事業だと担当課長としては考えている。


小坂:
今、話をいただいた紙芝居については、今月にも熊野前商店街で紙芝居劇場が民間企業によって設置をされる動きも有ります。生の迫力の有る声で、様々な鳴り物や楽器を使って臨場感を出して演出し、聞く側も想像力を働かせながら物語に感情移入する。その中で、特に昔話では善と悪、生と死も考える機会にもなる紙芝居の文化を振興すべきと考えます。

 テレビゲームが全盛の時代だからこそ、紙芝居の良さにふれる機会を増やし、その文化を廃れさせないように、既に取り組みをしている企業や団体と連携して荒川遊園での定期的な実演も考えていくべきではないかと考えますが如何でしょうか?

ACC事務局長:
提案をいただいて、あらかわ遊園においては、ヘブンアーティストが入口近くで様々な芸を披露する取り組みも有る。そうした中で紙芝居も有っても良いと考えるので検討していきたい。

小坂:ヘブンアーティストのうちの一つという狭い位置づけではなく、もっと踏み出して欲しい。紙芝居を川の手荒川まつりや子育てフェスティバルなどの区のイベントへの組み込み、保育園、幼稚園、学校において児童・生徒も参加する形でのワークショップ開催などACCと区、教育委員会、更に劇場を設置する企業とも連携・分担して進めることを要望致します。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする