2010年10月21日

宇都宮駅前の自転車愛好者向け施設視察

 昨日は視察の帰途の個人行動として宇都宮駅で途中下車し、10月2日に新規オープンした駅前の「自転車愛好家向けの施設」である「宮サイクルステーション」を視察してきました。

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 因みに宇都宮駅前の市営駐輪場はどこも4時間の駐輪まで無料です。駐輪場管理の指定管理者は宇都宮市シルバー人材センター。荒川区もせめてこれくらいの時間、駐輪無料にすると良いと思います。

 平成21年1月25日の「駐輪無料の長野市営駐輪場」のブログ記事に書いた通り、小坂は駐輪の容量を確保した上で駐輪場の無料化が一番望ましいと考え問題提起をしてきました。 
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 「宮サイクルステーション」の概要説明として下野新聞のこちらの記事の引用を下記、お読み下さい。

「自転車のまち」と呼ばれる宇都宮市は、スポーツバイクの魅力を伝えようと、このほどJR宇都宮駅西口に「宮サイクルステーション」を開設した。無料で休憩やメンテナンスはもちろん、レンタサイクルの利用も可能。地域密着型自転車プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」によるバイク講座も予定されている。

 同ステーションは建物面積が約55平方メートル。室内には競技用ロードバイクなどが展示され、来場者の目を楽しませる。トイレやロッカー付きシャワー室を完備し、専門の修理工具も豊富にそろえ、ファンにとってはたまらない魅力がある。

 正面玄関横には、ロードバイクやミニベロなどスポーツバイクがずらりと並び、身分を証明するものを提示すれば、500〜1000円でレンタルを楽しめる。施設職員や週1回滞在するブリッツェンの選手が、乗り方をアドバイスしてくれるため、初心者でも安心だ。

 月に1〜2回、ブリッツェンの選手によるバイク講座が開かれ、ストレッチや栄養指導など基本的なことを受講者に伝授する。最終講では選手と一緒に市内をツーリングできる。ブリッツェンの広瀬佳正キャプテンは「ここはスポーツバイクの入り口になるポイント。自転車を通じて健康促進など、みなさんの生活に少し変化が生まれれば」と期待している。 (2010/10/16-05:26)

(以上、引用終わり)

 宇都宮市が設置し、商工会議所が中心となった「NPO法人宇都宮まちづくり推進機構」が運営をしています。

 宇都宮市は「餃子の街」と「ジャズの街」に加えて「自転車の街」を掲げています。宇都宮市の自転車プロレーサーチーム「宇都宮ブリッツエン」は学校や地域で自転車の安全教室や様々な講座に協力をしています。宇都宮市民なら知らない人はいないのでは?と言える位、地域に密着した活動をしているそうです。

「サイクルシティー宇都宮2010」のページもご覧下さい。

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 施設内には「宇都宮ブリッツエン」の自転車が壁に展示。自転車関連の書籍を読めたり観光情報も得られます。

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 また、スポーツタイプの自転車が一日1000円、4時間で500円という価格でヘルメット付きでレンタルできます。10月2日の開設以来、50人位が使われたそうです。

 いわゆる「ままチャリ」のレンタサイクルは全国でよくありますし、宇都宮駅前でも「宮サイクルステーション」の隣の市営駐輪場でも一日100円で行われています。

 そうではなくクロスバイク、折りたたみ式自転車、ロードレーサーを借りられれば、市内を迅速に移動することができ、観光客などにとても便利です。スポーツタイプの自転車の魅力を感じることもできます。

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 ロビーで本を読んだり休憩するのは手続きはいらないそうですが、レンタサイクルを借りる際など、身分証を示し登録証を作ることになります。

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 登録証を作ると、自転車工具を無料で借りられますし・・・

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 シャワー・ロッカー・更衣室も無料で借りられます。

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 ロードレーサーなどの自転車はスタンドを付けていない場合が多いです。そうした自転車をひっかけて駐輪するバーや固定スタンドも有り、自由に使えます。

 今度の土日は世界中から自転車レーサーが集まり競う「ジャパンカップ サイクルロードレース宇都宮」レースが宇都宮で行われるそうで、宇都宮の地域プロチームも参戦するそうです。街中にはイベントの告知、チームの応援の旗やポスターが実に多く目立ちました。

 荒川区で以前、南千住の汐入地域で自転車レースを開催しようという動きが有ったのですが、警察の協力が得られず断念したことが有りました。今回、長距離のルートを回る競技コースに加えて、短い距離を何度も周回するレース(クリテリウムと言うそうです)を宇都宮市の中心市街地で始めて開催するそうです。現場がどのような場所が見て来ました。

(公式HPからクリテリウムの説明を引用します。)

 火花散らすクリテリウム 宇都宮市街にスピードとスリルが炸裂する

 長い距離のコースで争われることが多いロードレースに対し、市街地に設定された短い距離の周回コースを走るレースがクリテリウムだ。コース一周の距離は1km〜5km程度と短く、コーナーの多いコースを決められた周回数走るため、観客たちは目の前を猛スピードで走る選手たちの姿を何度も観ることができる。
選手たちに求められるのはスピードと自転車を操るテクニック。数十人の選手がわずか数十センチの間隔でひしめき合いながら大集団で走る様はとてもスリリングだ。

 レースの勝負を決めるのは数人のグループでの逃げか、大集団でのゴールスプリント。風圧を受けながら逃げるのは不利だが、瞬発力に秀でた選手に有利なゴールスプリントに持ち込ませまいとする選手たちがレースを活性化させる。大集団でのゴール勝負になれば、スプリンターたちが火花を散らすゴールスプリント合戦を披露することになるだろう。

 宇都宮市街中心部に設定されたジャパンカップ・クリテリウムはコースが約1.6kmと短く、20周で争われる。コースが見渡せるため展開が分かりやすく、手に汗握るバトルが繰り広げられるはずだ。

(以上、引用終わり)

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 23日(土)に開催予定の「ジャパンカップ サイクルロードレース宇都宮」の場所はJR宇都宮駅からまっすぐ伸びている片側3車線のメインストリートです(場所はこちらに記載)。交通量も極めて多い場所ですが、警察も地域振興に大いに協力をしたようですね。

 折角「餃子の街」に来たので、毎日、日替わりで7つの店の餃子が選んで食べられる(1週間で約30店舗が循環)「来らっせ」で2種類の餃子をいただいてから帰途につきました。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする