2010年11月30日

災害対策用バルクシステム、リスク分散に!

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 区役所前の銀杏もとても美しい黄色に。今年もあと一ケ月。年月の流れは速いものです。

 今日は本会議の後、総務企画委員会の放送による傍聴、打合せ、全員協議会、本会議という流れでした。

 さて、今日の埼玉新聞に荒川区の西尾久8丁目のマンションで災害対策用バルクシステムが設置されたニュースがこちらの記事の通り出ていますので、転載致します。

(以下、転載です)
 災害対策用バルクシステムを設置 サイサン

 サイサン(さいたま市大宮区)は「災害対策用バルクシステム」やLPガスを使用する非常用発電機を、東京都荒川区の大型マンション「グリーンパーク上中里」(全203戸)に納入、記念セレモニーが28日に行われた。

 バルクシステムは災害時に、バルク貯槽からLPガスを供給する設備システム。電気、都市ガスの供給が断たれた場合に、LPガスをエネルギーとして、非常用電源と合わせてライフラインを確保する。建築から25年を迎える同マンションの修繕計画の一環で、設置された。

 記念セレモニーで、西川太一郎荒川区長や川本知彦サイサン専務らが出席。西川区長は「設置された先進的なシステムは、時宜を得て素晴らしい」と評価、川本専務は「安全性に優れた震災型バルクシステムをはじめLPガスの供給に努めていきたい」とあいさつした。

 同社は、現在までにバルクシステムを30件設置。本年度は、さらに5件設置の予定。
(以上、転載終わり)

 災害用バルクシステムにLPガスを備蓄しておく訳です。もちろん、震災や火災でも安全性が確保された容器が使われていることが大前提です。ガスが無くなれば、専用車からガスを充填することもできます。

災害用バルクシステムについては、こちらの記事に詳しく書かれていますので、お読み下さい。★

 様々な場で震災に備えて「非常用電源」を設置している施設は多いですが、「ガスの備蓄」をしているところは少ないですね。

 実際に設置をされている現場や専門家の話を伺って、このシステムをどのような場で導入することがリスク分散になるかしっかりと研究をして議会でも問題提起をしようと考えています。

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2010年11月29日

12月1日、日本人としての良識の声を挙げましょう!

 今日は全員協議会と本会議(4人が一般質問)。明日も本会議です。

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 小坂が寄稿させていただいた「日本独立宣言」。芯の有る保守政党の確立について書いてます。多くの地方議員や有識者の記事も掲載しています。ご興味をお持ちの方にお渡しをしております。

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 そこにプロの方が書いて下さった、小坂の似顔絵が挿入されていました。少女マンガ風に美化して下さった模様。

 さて、いよいよ、12月1日に以下の街頭活動・集会が行われます。多くの方と声を挙げられれば幸いです。平日ですので、日中の活動への参加は難しい方も多いかと思いますが、集会も有りますので、是非、足を運んでいただければ幸いです。

こちらのページから抜粋です。

12/1(水) 民主党(菅)内閣倒閣宣言!12・1 国会・首相官邸包囲 国民大行進・国民大集会

民主党(菅)内閣倒閣宣言!12・1 国会・首相官邸包囲 国民大行進・国民大集会


期日:平成22年12月1日(水)

内容:◆国会・首相官邸包囲国民大行進
 11時30分 第二議員会館前 集合
         → 議員会館前、民主党本部前、首相官邸前での抗議行動
 15時30分頃 終了予定

※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい
 プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)

◆民主党(菅)内閣倒閣宣言!国民大集会
 会場 … ニッショーホール(日本消防会館)
 
 (銀座線「虎ノ門」駅 2番・3番出口 徒歩5分 / 日比谷線「神谷町」駅 4番出口 徒歩10分)
 16時30分 開場
 17時30分 開会
 20時30分 終了予定

《登壇予定》 登壇者 続々決定中! [11/30現在]
田母神俊雄、平沼赳夫、古屋圭司、衛藤晟一、高市早苗、山谷えり子、稲田朋美、西田昌司、城内 実、山田 宏、中山成彬、西村眞悟、赤池誠章、薗浦健太郎、梅原克彦、三宅 博、すぎやまこういち、百地 章、伊藤哲夫、小林 正、荒木和博、西村幸祐、三輪和雄、永山英樹、松浦芳子、saya、英霊来世、古谷経衡、葛城奈海、水島 総 他 地方議員多数

参加費:無料

主催:頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会、チャンネル桜二千人員会有志の会

ご連絡先:頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222

※ チラシ(PDF版)は こちら

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2010年11月28日

「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたか」に「違法化を求める会」の記述も!

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 ココ・ファーム・ワイナリー視察先(昨日のブログ記事を参照下さい)から昨日届いたワインや美味しいスープなど。今日、娘の保育園仲間とお母様方に我が家に来ていただき交流会をやったのですが、ワインの新酒、好評でした。

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 さて、タイトルに書いた通り、12月2日に若宮健氏の著書「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」が発刊されます。

 韓国政府が「パチンコは国民を不幸を生み出すもの」と認識して平成18年に、違法化を断行し、パチンコ台は廃棄、警察も取り締まりを徹底しています。闇パチンコも取り締まりを徹底しています。

 それに比べて日本は政治屋は利権、マスコミは広告収入を餌にパチンコの有害性に対してダンマリ。それどころか、政治屋はパチンコへの規制を緩和し完全合法化を進めようとする輩までいる始末。

 9月29日のブログ記事に書いた通り、若宮健氏から取材を受けました。8月12日のブログ記事に書いた「パチンコ違法化・大幅課税を求める地方議員と国民の会」の動きについても記事にしていただきました。

 こうした渾身の問題提起をしているジャーナリストの書いた本を是非、多くの方に読んでいただければと思っています。それぞれの地域の図書館に「購入要請をする」という手も簡単にできますので、様々な形で読んでいただければ幸いです。

 「パチンコ違法化・大幅課税を求める地方議員と国民の会」の設立総会への準備が遅れていますが、できるだけ早く総会開催がなされるように努めて参ります。

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2010年11月27日

知的障害者が活き活きと働く葡萄畑

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 昨日の「創新の会」の首長・地方議員で参加をした足利市の「こころみ学園」と「ココ・ファーム・ワイナリー」視察の御報告です。

 まずは、食堂にて説明を受け、質疑応答。
こころみ学園(こちらの記事もどうぞ!)とワイナリーについては公式HPから以下、転載しましたので、お読みいただければ幸いです。

(以下、転載)
 1950年代に、特殊学級の中学生たちによって開墾された葡萄畑が、私たちのワインづくりの原点です。この足利市田島町の急斜面の山で、当時、知恵遅れと呼ばれていた少年たちは、汗まみれになりながら夏草を刈り、寒風の吹きすさぶなかでお礼肥えの穴を掘ってきました。

 平均斜度38度のこの葡萄畑は、陽当たりや水はけがよく、葡萄にとっては最良の条件です。しかし、耕運機やトラクターが使えず、人間の足で登り降りするしかありません。剪定後の枝拾いや、堆肥を運びあげる仕事、一房一房の摘房作業、そしてかごをかかえての収穫・・・全ての作業が、自然のなかでの労働を通して、自らの力をつけ、その力をもとに自然の恵みを引き出していくことでもありました。そんな毎日の暮らしのなかで知恵遅れと呼ばれ続けてきた少年たちは、知らず知らずのうちに寡黙な農夫に、陽に灼けた葡萄畑の守護人に、醸造場の働き手になっていきました。

 1980年代のはじめに、知的なハンディを持つ人たちの自立を目指してつくられたこころみ学園のワイン醸造場も、1980年代の終わりにこころみ学園の園生たちが葡萄を植えたカリフォルニア・ソノマの葡萄畑も、まさに自然のなかでの労働と暮らしから、自然の恵みであるワインを享受していくことでした。

 現在、この葡萄畑から一望できるこころみ学園には90名の利用者がいます。そのうち85歳を筆頭に50歳をこえた人は56名。つまり、ここに働き暮らす人たちのうち、約2分の1が高齢の知的障害者です。草刈りに大がまを振るっていたA君も山のような洗濯物を干してきた I さんもだいぶ歳をとりました。彼らは今、ゆっくりとではありますが若い農夫と一緒に、あらたな葡萄畑の開墾に明日の夢をつないでいます。

 私たちは、伝統や名声を誇る外国のシャトーのように、潤沢な資金を持つことができません。大手のワインメーカーのように、大量生産することもできません。

 しかし、葡萄を育てワインを醸す仕事に、名もない(自分の名前さえ書けない)人たちが中心になって取り組んできたことを・・・どんなに辛くても、一年中空の下でがんばってきた農夫たちがいることを、ひそかな誇りに思っています。ここにご紹介するワインは、葡萄づくりに、ワインづくりにがんばってきた知的障害の仲間たちが、のんびりと葡萄畑で自分にあった仕事−草取りや、石拾いや、カラス追い−をしながら、自然に囲まれて、安心して年をとっていけますよう、そんな願いが込められています。
(以上、転載終わり)
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 生活の場である食堂の写真。ここで責任者の方から当日お聞きした話からご報告。

・以前は更生施設であったが、今は支援施設。

・昭和44年に社会福祉法人になった時の建物は補助金なしで立てた。園長が最初に言ったのが「貧乏でも働きながら助け合って生きていく施設にする」ということで、その原点を今も引き継いでいる。

・当時、千葉県でも施設の立ち上げに施設長として呼ばれたことがあるが、そこは当時としては立派すぎるハコモノ。来た時は目の輝いていた子供達も、どんどん目の輝きを失って来るような状況であった。その千葉の施設は夕方の5時になると職員は帰宅する。夜はさみしい施設であった。だから、今ここでは家族のようにいっしょに暮らして頑張っていくことにこだわっている。

・補助金をもらったら、くれたところに遠慮しなければならなくなる。一度頼ると、困った時に補助金に逃げてしまうという意識で以前は施設運営を行っていた。

・独身の職員は住み込みで働いている。障害者と共に家族のように暮らしている。障害者ももちろん自分でできることは全て自分で行う。

・洗濯係(知的障害者)は百数十名の洗濯物を毎日間違わずに届ける。そうした才能が有る。

・食事は130〜150食を作っている。90人の定員に94人が入所中。別途で短期入所に10人。あとは通ってくる人もいる。

・入所者は中学校卒業以降の方。入所は18歳以降。障害者手帳を持った方の為の施設。

・施設の利用料(給付費=国が9割負担、個人が1割負担)が大きな収入源。補助金は一時的な施設改修などに使う。

・こころみ学園で作ったブドウを「(有)ココ・ファーム・ワイナリー」が買い取る形にしている。生のブドウだけを扱っていた当初と比べると、世間の相場よりも安定した収入が得られるようになっている。学園でシイタケも10トン作って販売している。それらの売り上げはほとんど経費で消えるが、余剰が出ると障害者に配る。一人当たり年間十万円。

・「働ける障害者は入所施設にいてはいけない」という趣旨の自立支援法が有るので、ワイナリーで「働く」という形にできず、「就労訓練」の為の派遣と位置付けている。そのため、直接、個人に支給するのではなく有限会社と社会福祉法人でのやりとりとなっている。

・有限会社は20人のスタッフに給料が払える位にギリギリの経営をしている。社長は入所者の親がやっている。

・会社は昭和55年に立ち上げた。生のブドウだけを扱っていたが、生のブドウだけでは不安定なのでワインを作り始めた。酒造りの免許は障害者施設にはあげられないと、当時は言われていた。そこで、入所者の親が何人か集まり有限会社を設立した。そうした経緯の会社なので、会社の利益はなるべく学園に入れるようにしている。

・ブドウ畑はもともと彼らの訓練の場として設置をした。ブドウは1年間様々な作業が必要で手間をかけることが不可欠だが、「努力」が「成果」に繋がるので良いと思った。あと、ワイン作りという「カッコイイ」仕事をプライドを持って知的障害者にしてもらえれば素敵だという考えも有った。

・ここは市街化調整区域なので、大規模施設は建てられない。しかし、社会福祉団体であればできるので、学園が建てて、それを有限会社に貸している。ワイナリーが倉庫を作りたいと思ってもすぐに作れない。

・自立支援法によって、デスクワーク(事務作業)が著しく増えたのが問題。こうしたものはなるべく簡略化し、本来、スタッフは現場で障害者と向き合って働いていくべきなのに・・

・こころみ学園の人件費比率は70%。これ以上、職員を雇うことはできない。

・障害者自立支援法の縛りにしたがって人員配置をすると、人の確保が困難である。職員のローテーション確保が極めて難しい。

・社会福祉法人施設に職員の寮を施設内に置くことが国等から「不適切」と批判されたりする。

・自立支援法では、昼の事業の部、夜の事業の部と分けられている。昼の事業は原則週休2日。特例は有る。シイタケ栽培など毎日、作業が必要なのに、週休二日を基本的に法で強制され、その休みの分は施設は利用料を得ることができないという矛盾が有る。また、特例で認められる加算をつけるためには、事務作業がとても増える制度になっている。

・障害者自立支援法ができてから、外に出て作業を始める前に全てチェックして日誌もつけることとなり、ものすごい量のデスクワークが増えた。


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 傾斜38度の斜面に位置する葡萄畑。一年中、手入れをしなければ良い葡萄はできません。先週末には収穫祭で大賑わいだったそうです。こちらの記事もどうぞ。

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 こころみ学園では年間10トンのシイタケも生産。ホダ木を知的障害者の方が斜面を何度も運び、新鮮なシイタケを生み出しています。売店で生シイタケを売っていたので、今朝、塩焼きにしていただきましたが、とても美味! 

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 傘の下に幕が張っている状態がシイタケの食べごろだとか。

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 作業中。 

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 休憩中。とても活き活きしています。土曜日は自らが作った葡萄でできたワインを自由に飲む日だそうです。

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 ワインの醸造所も見学させていただきました。「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインは洞爺湖サミットや沖縄サミットでも使われる程、プロの評価が高いものです。

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 自閉症の方は、決められたことをきちっとやることに強いこだわりが有ります。ワインの瓶を決められた角度で回転させる作業を任せると分度器で計ったように正確に回転してくれるとか。
 また、ワインに使う葡萄を一粒一粒吟味して質の悪いものを除外する「選果」の作業も、最初から最後まで集中して続けられるのも強みだとか。

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 葡萄畑では除草剤は使わず、手作業での除草。農薬も極力使用しない。そんなこだわりが「障害者が作った葡萄だから」という理由でなく「真に素晴らしい葡萄でつくられた素晴らしいワインだから」という理由で多くのプロからも高い評価を得ています。

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 大変慌ただしい視察でしたが、葡萄畑を見渡せるカフェレストランなども有り、今度はゆっくりと家族で来たいものです。売店でワイン5本やカプチーノ仕立てのシイタケスープ15袋などを購入し自宅へ発送。

★「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインはこちらのネットショップから購入できます。自宅用に、またお歳暮などにも如何ですか?

椎茸スープはこちらから

★小坂の近所である東尾久1丁目のイタリアンレストラン「エノテカ・エクウス」でも「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインを使っています。住宅街の中のおしゃれなレストラン。

 障害の有る方が、その持ち味を活かして働ける場が荒川区においても広げていけるように、そしてその場が付加価値の高いものであれば素晴らしいと思いますので、そうした問題提起を今後も続けて参ります。

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2010年11月26日

報酬の二重支給について議運で提案説明・質疑を受ける!

 今朝は地域まわりを終えてから、11時より議会運営委員会(以下、議運)へ。小坂は議運のメンバーではありませんが、小坂から問題提起をした議会改革の提案のうち、「議運の議題」として取り上げられた項目が有ったので、その点について提案の趣旨説明をし、質疑を受けるために出席しました。

 小坂からは平成21年2月20日のブログ記事に書いたことをはじめ、多くの問題提起をしていますが、今日、取り上げられたのは「議員報酬と二重支給になっている各種審議会・協議会等の報酬の廃止」についてです。

 本音で言えば、他にもっと先に取り組んでいくべきことが多い(例えば平成21年9月24日のブログ記事に書いた議員定数8人削減など)のですが、そうしたことは議運の議題に取り上げられませんでした・・・。

★「議員報酬と二重支給になっている各種審議会・協議会等の報酬の廃止」については8月26日のブログ記事で詳細をお読み下さい★

 小坂から提案の趣旨として
「各種審議会・協議会等への出席に伴い、議員はそのたびに数千円から1万円程度受け取っているが、区職員は受け取らない形に規定されている。
 法的には区職員の給与とは別の位置付けとはいえ議員は生活給に等しい報酬を言論・政治活動を通じて受けている。
 行政に対し、様々な厳しい指摘をすることも多い議員がこうした筋の通らないものを受け取っているのでは、区民からも信頼を得られない。民間委員の方からも疑問の声も多く、早期に是正すべきと考え提案をした。」


 今日の議運では、質疑の後、各会派が持ち帰って会派としての意思を決めてくるとのことになりました。それぞれの会派がどのような結論を持ってくるか・・・。「正しい結論」が出されることを期待しています。
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 午後には、自転車を飛ばし北千住駅から東武特急に飛び乗り、足利市駅へ。

 足立区の駐輪場は料金改定をしたようで、今迄、一日100円だったのが、12時間で100円とされたとか。

 今日の視察先は栃木県足利市の山のふもとで、成人知的障害者が活き活きと働く「こころみ学園」とその父兄が始めた「ココ・ファームワイナリー」を訪れました。

 「創新の会」の首長や地方議員数名での視察です。山田宏日本創新党党首(前杉並区長)、中田宏日本創新党代表幹事(前横浜市長)、岡野俊昭日本創新党政策委員長(前銚子市長)、上田清埼玉県知事、安田真也吉川市議といった顔ぶれでの視察はとても中身が濃いものでした。

 今日の視察の御報告は明日のブログ記事で!

 夕方には荒川区に戻り、政務会合で様々なご報告や質疑応答をしてきました。

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2010年11月25日

荒川区の青パトが4両体制に

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 今朝は荒川区功労者表彰式・懇談に出席。区の振興・発展に特に功労があった方々に対してその功績を讃え、区民のふるさと意識を高める目的で実施しています。

 さて、荒川区で独自にまわしている青パト(青い回転灯を付けながらパトロールしてます。)が3両から4両体制になります。以下、資料から御報告致します。

★安全・安心パトロールカーの共同使用について

◎荒川防犯協会が所有する「安全・安心パトロールカー(青パト)」を、区と荒川防犯協会で共同使用する。

内容
1 車両概要
(1)車種
   ダイハツ・ミラ(660CC、3速AT、4人乗り、ガソリン仕様)
(2)仕様
   ・青色パトカー仕様(白黒塗装、青色回転灯、拡声器装備)
   ・車体には「荒川防犯協会」のペイント  
(3)その他
   本車両は、(社)東京都警備業協会から荒川防犯協会への寄贈車両

2 協定書骨子
  共同使用にあたり、次のとおり協定書を締結するものとする。
(1)相手方
   荒川防犯協会会長 志賀 信忠
(2)共同使用期間
   平成22年12月2日から平成25年11月7日まで
(車検期間満了日)
※ 双方で異議のない場合、1年間の自動更新とする。
(3)経費負担

区  分:負 担 者
車両使用料:無料
燃料費及び修繕費:使用者
自賠責及び車検費:荒川防犯協会
任意保険:荒川区

3 運用
  協定書締結後、本件車両を安全・安心パトロールカー(現在3台)に編入し、4台体制で運用する(運用のイメージは下表のとおり)。これにより、青パト車両の更新(買い替え)期間を3年から5年に延長するものとする。

・緊急事案対応
・緊急広報
・キャンペーン
・協会行事(協会使用)

4 導入効果
  本件を実施することにより次の効果が期待できる。
(1)緊急事案(ひったくりや放火等)等の対応車(上記(B))を新設することにより、より一層の安全・安心パトロールの充実を図ることができる。
(2)区の青パトの車両更新期間を延長することにより財政的負担の軽減を図ることができる。
(3)荒川防犯協会の青パト車両を有効に活用することができる。

5 今後の予定
  平成22年12月 2日 出発式(同日運用開始)

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2010年11月24日

ネット経由のご縁拡大に御協力を!多くの媒体が有ります!

 今夜の政務会合では多くの方から激励や具体的な応援の提案をいただき感謝。縁とは本当にありがたいものです。

 さて、縁と言えば、地域での直接の人間関係や政治理念を通じて直接有って同志となり縁を強めたりということも有りますが、ネットを通じた「縁」も大切にして広げていきたいと考えています。

 ネットを通じた縁が、実際に会って絆を強めることもあれば、一度も会ったことが無くても、毎日小坂のブログを読んで下さりとても熱心な応援者になって下さった方もいます。

 小坂は多くのネット媒体を通じて情報発信、縁を広げるように心がけております。そこで、皆様には以下の媒体を通じたご協力、また知人に「小坂英二という議員がいて、こんな媒体を使って情報発信している」ということを広めていただければ幸いです。

 以下のリンク先を御覧になりながら、どうぞご協力を宜しくお願い致します。


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 ブログを愛読いただくと同時に、その存在を多くの方に広めていただければ幸いです。


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2010年11月23日

身近な方の命を救えるように、救命講習を受けませんか?

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 今朝は尾久消防団員として上級救命技能再認定講習を受講。大人、子供、乳幼児への救命法を復習しつつ詳細も確認させていただきました。

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 上級救命講習をはじめ様々な講習はどなたでも、最寄の消防署等で受講することができますので、是非、お仕事や学業の合間に受けて見て下さい。身近な方が心肺停止した時に、救命措置を近くにいた方がとれるかどうかで、助かる確率は何倍も違ってきます。 

 ★こちらのページからネット予約できます!

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 尾久消防署の階段踊り場に消防団の活動の写真が展示してありました。良く見ると・・・。

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 11月11日の消防訓練(こちらに記載)に参加した時の小坂が筒先を持っている写真を発見。その写真を思わず撮影。完全にカメラ目線です。

221123rainbow.jpg
 着替えに帰宅すると、北の方角に美しい虹が。

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2010年11月22日

12月1日、国を想う同志と集わん!

 溜まった事務を一つづつ済ませてから、日本創新党の公認予定候補の打合せへ。同じ理念を共有しながらも、各候補(現職を含む)のそれぞれの活動の進め方は色々で、参考になります。打合せ後、有志で懇親会へ。

 さて、12月1日、「頑張れ日本!全国行動委員会」の主催で街頭活動と大集会を予定しております。小坂も参加予定ですので、是非、皆様もともに足を運び共に声を挙げていただければ幸いです。

(以下、こちらのページから引用します。)

【東京都港区】 12/1(水) 首相官邸包囲国民大行進 & 菅内閣倒閣宣言!国民大集会
12・1 首相官邸包囲国民大行進 & 菅内閣倒閣宣言!国民大集会


期日:平成22年12月1日(水)

内容:◆首相官邸包囲 国民大行進
 13時00分 第二議員会館前 集合
         → 議員会館前、首相官邸前での抗議行動
 15時30分頃 終了予定

◆菅内閣倒閣宣言!国民大集会
 会場 … ニッショーホール(日本消防会館)
 
 (銀座線「虎ノ門」駅 2番・3番出口 徒歩5分 / 日比谷線「神谷町」駅 4番出口 徒歩10分)
 17時30分 開会
 20時30分 終了予定

《登壇予定》 登壇者 続々決定中! [11/22現在]
田母神俊雄、平沼赳夫、衛藤晟一、古屋圭司、稲田朋美、城内実、山田宏、中山成彬、西村眞悟、赤池誠章、薗浦健太郎、すぎやまこういち、伊藤哲夫、荒木和博、西村幸祐、三輪和雄、永山英樹、松浦芳子、葛城奈海、saya、水島総 ほか 地方議員多数

参加費:無料

主催:頑張れ日本!全国行動委員会、草莽全国地方議員の会

ご連絡先:頑張れ日本!全国行動委員会

TEL 03-5468-9222
チラシ(PDF版)は こちら

 尚、当日、頑張れ日本!全国行動委員会・地方支部の総会も開催を予定しております。ご出席の検討を宜しくお願い致します。
(以上、転載終わり)


 こちらは10月の街頭行動・デモの様子を美しい歌に乗せて纏めた動画です。お気に入りです。

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2010年11月21日

荒川総合スポーツセンターに子供用運動施設を設置!

221121enbu.jpg
 今日は朝から荒川区総合スポーツセンターへ。荒川合気会の光道場で今年5月末から娘と稽古に通ってましたが、今日は荒川合気会の演武大会。

 開会式には西川太一郎荒川区長からも御挨拶をいただきました。演武会では自らの演武は反省することしきりですが、多くの先輩の素晴らしい技をじっくりと見られたことが良かったです。

 演武終了後、直会にお邪魔してから、お世話になった方の写真展を拝見してから、光道場の打ち上げへ。

 演武会の会場となった荒川総合スポーツセンターの(仮称)キッズルーム等の整備についてご報告致します。17日の文教・子育て支援委員会で報告された資料から。

★荒川総合スポーツセンターに幼児向け体育遊具を備えた「(仮称)キッズルーム」を整備する。また、「自販機コーナー」を設置し、入館者の飲食物等購入の利便性を確保する。

★概要

1(仮称)キッズルーム
 
 幼児向け体育遊具を備えた「(仮称)キッズルーム」を旧食堂スペースに整備する。
(1)対象 幼児(4〜6歳)、乳幼児(0〜3歳)とその保護者

(2)内容 @幼児スペース:幼児向け体育遊具(平均台、トランポリン、滑り台、うんてい、クライミングウォール等)を使って運動ができるスペース。
  A乳幼児スペース:保護者が傍らについて、乳幼児が安全な遊具(ウレタンブロック等)を使い身体を動かせるスペース。

(3)運営 指定管理者職員が室内の管理を行うこととし、利用は無料とする。なお、指定管理者は一定時間を有料の幼児教室として活用できるものとする。

(4)整備方法 @改修工事:床・壁面・トイレ改修、授乳室・空調設置等
          工事費:1290万円(予定)
        A遊具設置:幼児向け体育遊具の購入設置等
          備品費:1380万円(予定)
    本件整備については国の交付金が全額補助で交付される。

(5)完了時期 平成23年3月(予定)

2 自販機コーナーを旧売店スペースに設置する。
(1)飲料に加え、食品等の自販機を設置する。
(2)設置時期 平成23年1月(予定)

★今後の予定
 平成22年11月 工事契約準備
      12月 工事契約・工事実施
 平成23年 1月 体育遊具購入契約
       2月初 工事完了
       2月 体育遊具等設置
       3月 (仮称)キッズルーム開設
   
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2010年11月20日

娘と共に靖国で英霊に感謝の祈り

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 今朝は8:30に集合して東京都消防庁の「平成22年度 震災消防訓練」に消防団員として参加。手押しポンプを隅田川河畔に押して運び、隅田川から取水して分岐器具などを使い一斉放水。
 東京都全体の消防署が24時間にわたって本格的な震災訓練(東京湾北部で直下型地震が起きたと想定)をする一貫です。埼玉県、千葉県などの消防署からも訓練に参加してもらいながら、消防団、災害ボランティアもそれぞれの役割を果たす訓練です。

syoubourrainbow.jpg
 土曜日の朝からずっと消防ヘリがやたら飛んでいると思われた方もおられると思いますが、それはこうした訓練の一環だったのです。
 晴天の下行われた放水では、美しい虹が消防団員のまわりにかかっていました。

221120yasukuni2.jpg
 その後、靖国神社で行われた「秋のめぐみ親子の集い」に参加。靖国神社の目の前にある、操業昭和8年の洋菓子の老舗「ゴンドラ」の御主人、細内進氏の御指導にて、親子でケーキの飾り付けをする催しに娘と参加。
 細内進氏は平成8年に現代の名工にも選ばれ、菓子と料理の世界では初めて親子二代で選ばれました。

221120yasukuni.jpg
 出来上がったケーキを英霊の御神前にお供えして、全員で昇殿参拝。娘には「英霊が命を捧げられたからこそ、今の自分達がいること」「日本の為に戦われた方への感謝を決して忘れてはならない」ということを、何度も繰り返し伝えました。

 その後、自分で飾り付けたケーキを会食。
221120cake.jpg
 細内進氏が作り、御神前に供えられたケーキを事前に撮影。その後、靖国神社遊就館のクイズラリーに娘と参加。

 夜は政務会合2つの後、今年最後の「ふれあい入浴の日」で娘と銭湯に。

 先人への感謝を込めて、以下、2つの動画をご紹介致します。是非、御覧下さい。




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2010年11月19日

中学生の消防操法大会実施も!

 今朝は震災対策・危機管理調査特別委員会。議題は下記の「荒川区並びに荒川・尾久消防署との覚書の締結」について。区と消防署の独自協定は23区初だとか。

 今までも防火・防災において連携をしてきましたが、それをより明確に規定し、さらに緊密に連携をしていく契機となると理解し、歓迎しています。概要と小坂からの質疑・答弁をご報告致します。夜は娘と合気道の稽古に。今度の日曜日の演武会に向けて娘も緊張していたようです。

(以下、資料からのご報告です)

1 覚書(案)

 荒川区並びに荒川消防署と尾久消防署が相互の連携、協力に基づく防火防災事業を重点的に推進することにより、荒川区民の生命と財産を守り、もって「安全安心都市あらかわ」の実現を図るため以下のとおり確認する。

⑴荒川区並びに荒川消防署と尾久消防署とは、ハード及びソフト両面にわたり防火防災事業に相互に力を尽くし、積極的かつきめ細かく取り組むとともに、具体的な事業展開の方針、内容等について協議し、協力体制を構築する。

⑵荒川区並びに荒川消防署と尾久消防署とは、各々の防火防災事業の円滑かつ効果的な推進を図るため、情報交換を密にするとともに、施設、資機材、人員の相互の応援及び連携を図る。

2 連携の重点事業
 ⑴ 相互の協力・支援
  ア 防災に関する事業

★地域防災リーダー養成講習会の実施【新規】=(区)町会の防火防災部長等を対象に防災等に関する講習会を開催する。
                     =(消防署)各種訓練の指導を実施するとともに、防災意識の高揚を図る。

★災害時における区施設等の有効活用【新規】=(区)災害発生時、区が所有する施設、資機材を消防隊に提供し、区民の安全を図る。
                  =(消防署)区施設等を活用することにより迅速な消防活動を実施する。

★防火防災教育の推進【新規】=(区)小中学校に配備したD級ポンプやAEDを活用した防火防災教育を推進する。
              =(消防署)D級ポンプの取扱い訓練指導をはじめ、防火防災教育の普及

啓発を図る。

★家具類の転倒・落下防止器具設置促進事業【充実】=(区)震災に備え、家具類の転倒・落下防止器具の設置促進を支援する。また、器具等の斡旋及び広報を行う。
                       =(消防署)震災に備え、家具類の転倒・落下防止の設置促進及び普及啓発を図る。

★町会へのD級ポンプ配備【充実】=(区)町会に配備したD級ポンプを活用した訓練を促進する。また、資機材の保守点検を実施する。
                =(消防署)D級ポンプの取扱い訓練指導を行い、防災力の向上を図る。

★避難所開設訓練の実施【充実】=(区)地震時に区民の避難所となる小中学校を会場に避難所開設訓練を行う。
              =(消防署)訓練指導及び防災知識の普及啓発を図る。

★消防団活動拠点の整備【充実】=(区)新設、改修のふれあい館に消防団格納庫を整備する。(平成23年4月に峡田ふれあい館に新設整備)
               =(消防署)消防団の活動拠点の支援を行うとともに、技術指導を行う。

★AEDの設置及び取扱訓練【充実】=(区)24時間営業の事業所にAEDを設置し、救命体制の充実を図る。
                 =(消防署)区施設や事業所等でのAEDの取扱いを指導する。

 イ 防火に関する事業

★住宅用火災警報器設置促進【充実】=(区)区報・HP等を活用し、住宅用火災警報器の設置促進を広報する。
                 =(消防署)住宅用火災警報器の設置指導及び普及啓発を行う。

★放火対策の推進【充実】=(区)放火されない防火対策の普及啓発及び広報等を実施する。
            =(消防署)放火されない防火対策をはじめ、火災予防運動を実施し、区民の防火意識の高揚を図る。

★荒川区HPによる区民への情報提供【充実】=(区)消防署から提供される緊急情報及び防災情報をHPを活用し速やかに広報する。
                     =(消防署)防火に関する情報を迅速かつ的確に区や区民へ発信する。

⑵ 相互の連携・強化

ア 区長、荒川・尾久消防署長の連絡会議の随時開催

イ 防火防災に関する担当者連絡会の設置(四半期ごとに1回開催)

ウ 東京消防庁の住宅防火対策事業の広報(区報、HP等)

エ 区や東京消防庁のイベント等への相互協力

オ その他必要な事項

3 その他

⑴ 平成22年12月中に覚書を締結する。

⑵ 平成23年1月の「防災とボランティア」週間のイベントとして、消防署長による講演会及び地域防災リーダー講習会などを実施する。

(小坂からの質問・答弁)
★防火・防災教育に関連して
小坂:新規事業として防火防災教育の推進が書かれているが、具体的にどのような形で、どれ位の規模で行う予定か?

防災課長:学校において児童・生徒の発達段階に応じて、防災意識・技術を育んでいきたいと考えている。学校の防災訓練の際にD級ポンプ技術の習得をし、また消防団の協力もいただき、生徒によるD級ポンプの操法大会も実施していいきたい


小坂:区内の一部の小学校では地域の消防団の団員を呼んで防火防災教育に共に取り組んでいる事例も既に有るが、今後更に、消防団が地域の学校等での防災教育に協力をしていく形を目指していくことお願いしたい。

 11月3日の毎日新聞で足立区の小学校が消防署と連携して、児童の防災意識向上に取り組んでいる、総務省消防庁が推進する「地域防災スクールモデル事業」について紹介をされていた(こちらの記事)。荒川区の学校では「地域防災スクールモデル事業」に参加しているのか?

防災課長:「地域防災スクールモデル事業」に荒川区の学校が入っているかどうかは教育委員会に聞かねば分からないが、具体的な防災教育は現時点でも行っている。



★24時間営業事業所へのAED設置、訓練に関連して
小坂:24時間営業の事業所にAEDを設置していくとのことだが、現状と今後の予定は?

防災課長:24時間営業の事業所等には12ケ所配置している。拡大していきたい。今年度の予算は既に使い設置し終えたので、新年度に新たに配置していきたい。


小坂:区施設だけでなく、民間施設におけるAED設置の情報を、区独自の調査、民間からの情報提供を通じて区HP等に掲載すべきと申し上げて来たが、その準備状況は如何か?

防災課長:民間施設におけるAED設置状況については調査中であり、新たな防災マップを作る機会、区HPの改定の際にはその情報を掲載できるように準備を進めている。


小坂:区施設におけるAED等の訓練について、区の職員は救命講習を受けているので良いが、区施設における指定管理者(民間の企業や団体)の職員への講習を施設の現場で行われることを期待するが、どうか?

防災課長:区の各施設においては、これまでも防災訓練にて指定管理者の職員にも講習を行ってきた。

 
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2010年11月18日

学生、地方議員と山田宏日本創新党党首の教育講演・語らい

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 今朝は区立町屋幼稚園60周年記念式典へ。園児の歌と出し物、頑張ってる姿が可愛い!

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 親御さんやPTAのOBによる歌の出し物も。絆の強さを感じます。

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 手作りのクリスマスツリーが多数飾られてました。松ぼっくりでできてます。

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 隣接する第七峡田小学校のグランドでソーラン節や花笠音頭の出し物を園児が披露。

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 エコ改修が行われた第七峡田小学校にはビオトープも有ります。

 午後は溜まった事務を行い、160回目の献血を行った後、夜は新橋まで電車でへ。
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 山田宏日本創新党党首から大学生(教員を目指している方がほとんど)二十数名が講演を聞く勉強会に出席。杉並区長として教育改革に取り組んできた経験を大学生に話をする場ですが、その後の懇親会で地方議員2名も加わり意見交換や議論を行うということで、小坂も参加させていただきました。

 将来の教育を目指す大学生との語らいはとても素晴らしい機会でした。

 小坂は日本新党学生部で多くの方にお世話になったことがあります。今度は学生さんに「地方議員の立場から伝えられること、手伝えること」を「お返し」できればと思ってます。

 杉並区での教育改革についての講演内容を一部、ご報告致します。

(以下、山田宏日本創新党党首(前杉並区長)からの講演です)
「日本を良くするには国会だけでなく、首長という道も有ると、地域の方からの手紙で気づかされた。いざ、区長になると驚くことが多かった。」

「もっと驚いたのは保護者からの手紙「中学校の中一の英語教員が英語を一度も話をしなかった」という内容。全てテープで教育していた。とのこと。「英語をしゃべらない英語教師」を変えるべき、と教育長に行ったが、教育長は「努力する」と答えた。しかし、二学期が過ぎても変わらなかった。区の教育長に再度確認したら「東京都の教育委員会が人事異動を年度途中でできない」とのことでそのままであった。そこで、区長から都教育委員会に直接働きかけるとなんとか変更することができた。」


 「教員の人事異動の際に、都教育委員会から「優秀な教員を杉並区の学校で受け入れるなら、レベルの低い教員も受け入れて欲しい。杉並区の学校に優秀な教員ばかりを入れたら、他の自治体の学校にダメな教員ばかりが集まってしまう」と言われた。都の理屈はそうかもしれないが、杉並区長としてはとても受け入れられない。だからこそ、杉並区独自の教員育成に力を入れた。」


 「区立学校の通学範囲自由選択制を導入した。公立学校は横並びで努力が足りないと感じていた。努力を促し選ばれる学校を目指してもらった。学校が選ばれる立場におかれるという状況を全体で共有すれば、みんなで学校を良くしていこうという雰囲気ができると考えた。」

 「区立学校の学校選択制について、教師が一番反対した。また、町会の役員も「地域と学校の絆が切られる」として反対されることも多かった。逆に積極的な評価をしたのが保護者であった。」

 「教育委員会は制度の趣旨通りになっておらず、形骸化している。首長は選挙で選ばれているので、教育行政においても実質的な権限が有る。このような状況であれば教育委員会を現在は法的義務として全ての市区町村に設置しているが、それを自治体の判断で置くか、置かないか決められるようにすべき。」

 「学校選択制導入時に選ばれなくなって入学者が減った学校は、教員もPTAもとても努力をした。そこで出されたアイデアを区長として応援をした。そうした良い面が有った。」

 「しかし、学校選択制は風評やマイナス情報、単なる施設の新しさで選ばれることも多く、学校の努力が報われないような点も有った。しかし、学校が努力を怠らない制度としてやはり実施をして良かった。」

 「教育委員会で良い課長を任につけると、職場はガラッと変わった。リーダーが変われば職場も変わる。」

 「杉並区立和田中学校の校長となった藤原氏。古くからの友人でリクルート出身。学校長となり、前職から給料は10分の1に減った。この人事を東京都教育委員会に認めさせるのに5人の面接をした。それくらい珍しいケースで、都教育委員会の慎重さと閉鎖性を表している。」

 「藤原校長は「世の中科」を設置した。学校で学ぶことと実社会でどう役立つかをリンクさせて学ぶ授業を外部のプロを呼んで行った。」

 「その外部講師の一人として、自分も話をした。杉並区の学校ではクーラーをつけなかった。23区中、22区は既に設置済み。しかし、自分が区長の間、議会からつけるようにしつこく言われるたが、最後までつけなかった。一番暑い時期は夏休みとなっていること、暑さに耐えていくこと。それが生き抜く力を強めることだと中学生に授業で話をした。
 
 「一つの学校に全教室にクーラー設置すると4000万円がかかる。この費用を他に活かせないかという観点で中学生に自分のこととして考えてもらった。様々なアイデアが出され、クーラーよりもそうした別の用途に使いたいと答えた(35人中8人のみクーラーを希望)。後ろで様子を見ていた父兄もそれに納得せざるを得なかった。」

「和田中学校の藤原校長は地域の組織で学校の運営を決めて行くようにした。その中で出て来た一つのアイデアが「夜スペ」。予備校と地域の団体が契約をして夜に子供の補習を行うシステム。新聞に出るまで事前に区長は知らなかった位で、地域と学校で決めていた。保護者からは喜ばれたが、都教育委員会は怒っていた。「公立学校に予備校を入れるな!」と。教職員組合もとても反対した。和田中以外の学校からも異議が出された。地域、保護者からの反対論はゼロであった。」

 「夜スペを東京都が止めさせようと様々な圧力をかけてきたが、裁判をしてでも貫け!と校長に支持をした。公立学校は突出したことを極端に嫌う。どの学校でも同じ教育を受ける権利が有ると、他の学校や教職員組合が主張する。一見、その通りなのだが、その通りにすると低いレベルで平等になる、また、今までなってきた。多少の凸凹が有っても、全体が底上げされる形にすべきと区長としての意思を示した。最低限の水準を確保した上で、あとは各学校で向上をするというのが有るべき姿と考える。」

 「競争をしない組織、社会は必ず腐敗する。共産主義陣営の崩壊がその典型。」

 「民間校長が各自治体で採用されたが、今はダメになっている学校が多い。「教員がやらねば駄目だ。そらみろ!」と教員や教育委員会が今言っているような状態。教師出身の校長が悪い訳ではないが、民間校長を導入する際は複数同時に入れる位にしないと周りの圧力や偏見に負けてしまうケースが多い。」

 「学校が良くなるかどうかは、教師の質による。その為、杉並区独自でお金を出して区で採用した教員を使うことがやっと認められた機会に全国で初めて「師範館」という教師育成の場を作った。準備に1年半かかった。原点を明確にするために、「趣意書」を作るのも力を入れた。一年間、30人を育成する。途中で1,2人脱落する。授業料は9万円で土日に学ぶ。杉並区の教員として採用されたら9万円は免除される。元職は消防士、学生、教師など様々。面接で小学校教諭としての採用を決める。その判断基準は教育への熱意。四六時中子供達のことを考えられるような人材を選んだ。」

 「子供の努力や良い点をを認める教師の下では、子供も頑張るようになる。幼稚園にいくのが苦痛でしかたなかったが、「子供のほめるところを探し沢山の簡易表彰状を出してくれる先生」のもと小さなことも頑張るようになった。とても良い先生に巡り合えたことに感謝している。」
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(山田宏党首が今も大切に持っている「簡易表彰状」の写真。)

 「松下政経塾は政治の宮本武蔵を作ることを松下翁が目指していたが、杉並師範館は教師の宮本武蔵を養成することを目指していた。教員は世の中に存在するあらゆるものを材料にして学びに結び付けていくべきと考えている。単に教科書や業者の教材を使っているようではダメ。」

 「教師を目指す皆様には、自分の教育の流派を生み出す位の気概で取り組んでほしい。」

 「子供の能力は偉大。10歳になるまでが勝負。年少の時に人格向上の教育を行えば、学力向上に繋がる。こうしたことを次の勉強会があればそこで話をしたい。」

 「人間は認められるとどんどんのびる。批判をされると益々ぐれてダメになっていく。教える人が一番教えられる。与える人が一番与えられる。それが世の中の原理。」

 「松下政経塾に入ったのは人物養成の塾を作りたいと自分で考えていたから。自分がやりたいと思っていたことを松下翁がおこなったから入ってみた。

 人物養成塾を作りたいと考えるきっかけは、ロッキード事件を見て、一番いやだったのが、そこで問われた政治家が責任を転嫁し、逃げ回っていたのにほとほと嫌気がさした。その時に勝海舟の著書「氷川清和」を読んだ。幕末から明治までの人物評価を読んで、現在の政治家と明治の政治家の違いに愕然とした。

 松下塾に入った時は政治家を目指していなかったが・・・・。今は落選をしたものの、様々な方と向き合って人物養成にも取り組めている。

 目指したものに必ずなれるかというと、それはなんとも言えない。しかし夢に向かって真摯に努力する姿勢を見ている誰かがその夢の実現に力を貸してくれ、道が開けることも有る。」

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2010年11月17日

来年4月、荒川遊園に「下町都電ミニ資料館」開館!

 今日は冷たい雨が降ったり止んだり。夜の政務会合に運ぶ荷物が多い日に限って何故か、雨に降られる気が・・・。

 さて、今日の建設環境委員会で報告された「荒川遊園における(仮称)下町都電ミニ資料館」設置について、以下、資料を元に書きます。

★区の観光資源の一つである「あらかわ遊園」の魅力アップと集客力向上のため、「のぞみ会」、都交通局等の協力を得て、(仮称)「下町都電ミニ資料館」を設置する。
★経緯
・「のぞみ会」(会長:伊藤信男氏、西尾久4-15-12)は、空家を賃借し鉄道模型の常設運転場や各種鉄道模型の展示などを行っている。(こちらもご覧下さい

・テレビ、新聞、雑誌等にも度々取り上げられ、鉄道ファンのみならず、子供から大人まで、多くの来場者が有る(土日祝、約6,000人=年間)(※こちらの記事もご覧下さい

・しかし、その会場は平成23年3月末までに立ち退きを迫られ、継続が難しい状況になっており、区に対して相談があった。

・区としては、直営化に向けて荒川遊園の魅力アップと集客力向上を検討している最中であり、その目的達成の一つとして設置を検討した結果、ふれあいハウス内の1階部分において実施可能であると判断した。

★内容

1.設置場所 あらかわ遊園・ふれあいハウス1階(床面積60平米程度)
※園内にある既存の建物「ふれあいハウス」の1階を活用するもので、新たな建物を設置する訳では有りません。


2.運営方法 区の直営で運営。 
 「のぞみ会」には、運転場や都電の模型を、区に寄贈(寄託)していただくとともに、今後の運営についてもご協力いただく。

3.実施内容
 ・常設:ボール紙都電・都電部品等の展示、鉄道模型の運転場
 ・企画事業:例=写真展、ビデオ上映会、ペーパークラフト教室 など

4.その他
 ・都交通局、(財)東京都交通局協力会から展示に関する支援有り
 ・平成23年元旦放送の「出没!アド街ック天国」が都電特集を放送予定

★今後の予定 平成22年12月〜 必要な施設整備
   23年 4月 (仮称)「下町都電ミニ資料館」オープン

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2010年11月16日

抜け穴だらけ!区施設の新たな受動喫煙防止策

 今朝は、四時半起床で事務作業を行い所属の福祉区民生活委員会へ。6つの議案事前審査と4つの報告事項について議論を行いました。

 その中で、以前から問題提起をしてきた、区施設の禁煙徹底について「受動喫煙防止策」という形で実施方針についての概要と小坂からの質問・答弁をご報告致します。


★喫煙についての小坂の認識はこちらに詳しく書いてますので、まず、是非お読みいただければ幸いです。★

 この議題だけで小坂の質疑・答弁が3,40分有るので報告は一部省略し、要旨のみにしておきます。とても荒川区の姿勢はまだまだ甘いと言わざるを得ません。

 夜は娘と合気道の稽古に励み、その後、政務会合2ケ所に出席。今度の日曜日は娘とともに荒川スポーツセンターで演武会に出ることになってます。

◎区施設における受動喫煙防止対策の新たな方針の策定について

★官公庁の完全禁煙化などを求める厚生労働省からの通知を受け、より徹底した対策を講ずる必要があるため、区施設における受動喫防止対策の新たな方針を策定する。

★受動喫煙防止対策の新たな方針
 厚生労働省通知を受け区施設における受動喫煙防止対策の新たな実施方針は次の通りにする。
  @区施設は原則「屋内禁煙」
  A子供への影響など特に配慮を要する施設については敷地内禁煙
  B全面禁煙化にあたっては、その旨の表示や利用者への適切なPRなど必要な措置を講じる。
  C全面禁煙化完了の最終期限は、平成24年3月31日

★施設別方針及び方針達成状況
 上記方針を前提として、各部において設定した施設別方針の概要及び達成状況は下記の通り。

◎施設別方針  ( )内は21年10月調査

・敷地内禁煙施設 192(134)施設

・屋内禁煙施設 61(85)施設

・完全分煙 ―(65)施設

・その他(区立公園) 33施設

 合  計   286(284)施設


◎方針の達成状況  ( )内は方針達成率

・達成施設   220(87%)施設

・未達成率    33施設
 (うち23年3月までに達成予定) 10施設
 (うち24年3月までに達成予定) 23施設

◎なお、サンパール荒川及びグリーンパール那須については、利用の実態等を勘案し、利用者からの求めがある場合は、当分の間、宴会場としての利用に限り、貸出施設内の喫煙を認める。


(小坂からの質疑・答弁)
小坂:健康推進を前面に掲げている区の喫煙への捉え方について健康部長にまず確認する。喫煙は「趣味や嗜好」であるのか「ニコチン中毒という体をむしばむ病」なのかどちらと捉えているのか?

健康部長:既に吸っている方はニコチン中毒になっていると言える。ただ、歴史の中で嗜好として位置づけられてきたということも有る。


小坂:自分は「喫煙は中毒性の病」で有ると認識しており、その認識の下で聞く。受動喫煙防止対策がやっと体系的にまとめられたことは評価したい。これはゴールではなく、スタートで有り、まだまだ不十分な点が有るので厳しくせねばならない点が多数有ると考えていることをまず申し上げる。

小坂:区役所本庁舎が全面禁煙とのことだが、庁舎内の喫煙コーナーは消えると理解して良いか?

生活衛生課長:今の喫煙室をどうするかは管理部で決める。屋内禁煙24年3月にするということだけ決まっている。

経理課長:区役所本庁舎の対策としては、耐震化に伴うエレベーター工事の為に5,6階の喫煙所を撤去している。この新たな実施方針を定めるにあたって新たに設置しないことと位置付けた。3,4階に残っている喫煙室は周知期間を設けた後に撤去。2階のベランダと1階の屋外では喫煙所を置く。


小坂:区役所5階の議会フロアも各会派の控室まで含めて禁煙を徹底すると理解して良いか?

経理課長:そう考えている。(※後に、自民党議員(喫煙派)の質問で異議を申し立てられ、「議会内の合意に期待する」と事実上の答弁の訂正をしました・・・)

小坂:健康増進法の趣旨、通知の主旨に添っても議会フロアだけ例外とするのはそれこそ、「議員だけ逃げている」「何故、議員フロアだけ例外なのか」と議会の順法意識を疑われることにすらなりかねないので、その旨を徹底してほしい。


小坂:サンパール荒川、グリーンパール那須で宴会場として利用する場合に限り、使用団体の申し出が有れば、喫煙を認めるとのことだが、具体的に受動喫煙防止の主旨から逸脱していると感じるが?「宴会の主催団体の役員が喫煙を認めたら、人間関係の悪化を恐れて「吸わないで下さい」とは言えない。いわば「受動喫煙を強要する同調圧力」が存在する。そうした状況があるから公の場所の禁煙をす推進しているのに、このような例外を作る意味がわからない。明らかに指針を逸脱していると言えるが認識は?

健康部長:大勢の方が集う屋内であればタバコを吸わない形にすべきと健康部は認識している。

小坂:今年2月の厚労省通知で受動喫煙防止防止策を講じるべきと位置付けられている場として「集会場」「飲食店」等が挙げられていますが、サンパ―ル荒川やグリーンパール那須の宴会場はまさにこの「集会場」、「飲食店」にあたると解するのでは?区が「当面、喫煙を野放しにする」というのは無責任かつ通達に反するのでは?

区民課長:サンパール荒川は原則禁煙。1階大ホール入口の灰皿も撤去する。禁煙化を進める。方向性としては健康部の姿勢に近づけるようにしたいと考えている。


小坂:これらの施設は行政の責任として完全に禁煙化を早期に行うべきである。今回の指針が平成24年3月までに達成するべき内容とされているが、上記の宴会場の禁煙化は、それ以降も行わないという姿勢を区はとっている。いままで散々受動喫煙が野放しになってきたのに、それを「当面の間」という形で時期も定めずさらに放置するのか?周知期間が必要だというのなら、平成24年3月までで十分ではないか?

区民課長:宴会上も禁煙化にしたいとは考えているが、利用者の意向も有る。いつ宴会場を完全禁煙にするかはまだ時期を決めていない。

小坂:区が健康推進戦略本部と銘打って区の特別職や部長が参加しているが、その一員である副区長に聞く。今までの答弁を聞いていると、健康部の禁煙推進の姿勢を各施設所管が落とし込んで実施するというよりは、各所管に単にアンケートをとって方針を出させたように感じる。区として「健康推進」の姿勢を明確にしていく意思が有るのか?区の明確な方針として決めたものなのか?強い疑問を感じる。

副区長:今回の方針は健康推進に向けて改めて区の方針として決めたものである。

小坂:受動喫煙を今後も区は黙認し続けるという姿勢は許されるものではない!平成24年3月にすら禁煙化をする姿勢を示せない区施設があるなど論外。副区長、本当に健康推進を区として行う気が有るのか?明確に時期を区切って禁煙化をさせるよう所管に命ずるべきではないか?

副区長:今年に厚労省が示した方針が有り、禁煙をはっきりと示したことは評価してほしい。現に喫煙者がいて法で認められて税金をいただいている。今回の方針を実現するにあたって、お互いに納得をする形でないと最後の押しができない。現在の方針がギリギリできるところだと認識している。なるべく早くこうするという指針を示していきたいが、相手が有ることなので・・・。禁煙を進めるべきという声と、もっとゆっくりとという声も有る。一定の遅くない時期に明確にするべきと考えている。


小坂:現在の屋内禁煙施設で喫煙所を設けているところで、日々見かけて来たのが、屋外に喫煙所を設けているが、人がよく通る導線、入口のすぐそばに喫煙所が置かれているような事例を何度も見かけて、その度に施設の管理をする担当課長に是正を求めて来た。荒川遊園本体、遊園のプールわき、荒川図書館など。こうした状況は区施設全体ですぐにチェックして明日にでも是正をまずすべき。

健康推進課長:指摘の点についても平成24年3月に向けて実現していく。灰皿の場所についてはこうした指摘を各施設に通知し、徐々に働きかけていく。


小坂:児童遊園は以前から禁煙であったが、やっと最近その旨を公園内に掲示をするようになった。しかし、その掲示がされている場所も、表示の大きさもとても遠慮がちであった。堂々とベンチの真上に大きな掲示をしている千代田区の公園とは実に対照的な印象を持った。区の受動喫煙防止対策徹底の姿勢を新す為にも、現在の児童遊園のような目立たない小さな形表示ではなく、禁煙の旨は全施設の目立つ場所に多めに明示をすべきと考えるが認識は?。

健康推進課長:児童遊園は禁煙であり、公園緑地課からポスターを作ってくれないか?という依頼も有り、実際に分かりやすい形で表示をしていくことにしている。


小坂:職員の勤務時間中の喫煙を禁止すべきと以前の委員会でも度々、指摘をしてきた(平成21年2月27日のブログ記事を是非、お読み下さい)。多くの自治体でも禁止をしているが、今回の新たな方針策定をきっかけに明確に勤務時間中の禁煙を徹底すべき。

職員課長:社会通念上、勤務時間中に喫煙が認められるかどうかが最終的な判断基準である。勤務時間中はできるだけ喫煙しないようにしていく方向性が正しいと考えている。現時点で勤務時間中の喫煙を禁止するとまでの判断に至っていない。ただ、喫煙が職員の健康に及ぼす影響が大きいことは留意せねばならない。

小坂:今まで何度も質問で述べて来たので繰り返したくないが、勤務時間中の喫煙は明らかに「職務専念義務違反」。そうした認識の下で勤務時間中の喫煙を禁止している自治体は多数有る。勤務時間中に「携帯電話に付属したゲームで遊んできまーす!」といって5分間程度職場を抜け出したら、怒られる。でもその理由が喫煙なら許されるのは誰が考えてもおかしい。しかも、区は健康推進を掲げているのだから、勤務時間中に職員が喫煙をしているようでは区の姿勢が疑われるばかりである。

小坂:度々指摘をしているにも関わらず、区役所地下1階食堂の自販機ででタバコを販売している。健康増進を掲げながら毒物を区役所内で販売するとは正に二律背反、マッチポンプではないか。
本庁舎耐震工事で食堂が一時閉鎖されるのも良いきっかけなのでこの際、タバコ自販機を撤去すべきではないか?これを放置すると区の健康増進への意思は本気とは思われないだろう。


経理課長:区役所地下食堂のタバコ自販機については、職員互助会に場所を貸しており、互助会が業者にタバコ自販機管理を委託をしている。区では口をはさめない。

小坂:区役所地下食堂は区の施設の一部である。「区は口をはさめない」ではなく、区の「健康推進・受動喫煙防止」という観点がしっかりと活かされねばならないのではないか?健康部の認識は?

健康推進課長:区の施設の中でタバコを吸うことと、区施設内で販売することは違うと理解をしている。

職員課長:タバコ自販機を地下食堂に設置し、利便に供している。区として抑制していく姿勢を持っているが社会通念として販売が禁止されているとは考えていない。販売を止めるということまで求められない。ただ、指摘のように耐震工事で地下食堂が一時閉鎖されるので、その後の設置の在り方につて考えるきっかけにするということも考えられる。


小坂:荒川区のコミバスのバス亭に関連して聞くが、厚労省の指針としてバス停はどのように位置付けられているか?コミバスのバス停についても、禁煙にすべきと考えるが、バス停について他の交通事業者がどのように位置付けているか情報を掴んで入れは示して欲しい。

健康推進課長:厚労省の指針ではバスターミナル・駅については健康推進法25条では禁煙に、と定められている。バス停については位置付けられていない。


小坂:次に審議する請願文の中でも引用されているが、日本財団の試算では煙草から得られる税収は2兆2千億円、それに対して健康被害で煙草による火災被害等の煙草による損害は7兆4千億円とされている。
 煙草の話をすると、よく「税金を払っているのだからいいだろう」という話が出てくるが、上記のような試算、また、厚労省の試算でも金額は異なるが、煙草による損害の試算は税収の2倍程度はある。そうした数字を禁煙推進に向けてもっと前面に出して区民に周知をしていく必要が有る。そうした観点を持っているのか?
 煙草を野放しにすることによって、日本国民の多くが受けている被害が出ていること1人1人が考えていくべき。

健康推進課長:健康の問題については、健康週間のオープニングイベントだけではなく、常に情報を発信しいかねばならない。今までのPRにおいて、今、指摘をされてきたようなお金のことは入っていなかったことが多い。健康被害等の金額についても周知について取り組んでいきたい。

小坂:区施設における施設別方針案を今回策定したことに一定の評価をするものの、極めて不十分である。区の286件の全ての公共施設を欧米のように敷地内全面禁煙とすべきと強く申し上げる。

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2010年11月15日

補正予算で生活保護費約11億円増額・・・。

 11月末からの第四回定例会で荒川区補正予算案が提出される予定です。6項目に亘って13億1697万円の補正予算。(以下、1万円未満は四捨五入します。)

 その大部分の10億7864万円が「生活保護費の増額」なのです!今年の9月末に5582人と予想していた生活保護世帯が5807人と予想以上に増加したからとのこと・・・。

 以前から生活保護制度について問題提起をしていますが、安易な生活保護依存を進めるような制度設計を抜本的に見直さねば、税金がいくらあっても足りません。

 若年層は有期保護で期間を限るのは当然だと思いますし、働く能力が有るのに仕事が無いというのなら農場や林業での寄宿舎生活で働くことを義務つけるべきです。居住の自由を制限するのです。

 現在の生活保護制度はあらゆる自由が保障され、義務は有りません。今のままでは額に汗を流し、歯を食いしばって生きている人との公平性が著しく阻害されます。

 生活保護の制度は国が決めており、荒川区でできることはチェックの厳格化など限られているのが現状ですが、地方自治体の現場から声を挙げて行かねばならないと考えています。

 以下、今回の補正予算の6項目の概要です。

1.生活保護に係る扶助費の増額 10億7864万円
 被保護者の増加に伴うもの。

2.障害者福祉に係る扶助費の増額 1億5558万円
 利用者実績の増加に伴い、障害者移動支援事業及び自立支援医療支給事業に係る扶助費を増額する。

3.都市型軽費老人ホーム整備促進事業実施 27万円
 事業者に整備費の一部を補助。この27万円は補助の1%を先に払うもので後の補助額は2700万円となる。
 場所は西尾久8丁目の上尾久保育園西側の土地で運営主体は北都医療生協。

4.新型インフルエンザワクチン接種等費用助成 2021万円
 13歳未満の子供及び65歳以上の高齢者等について、新型インフルエンザ等のワクチン接種に係る費用を助成する。

5.日本脳炎の定期予防接種費の増額 4698万円
 日本脳炎ワクチンの接種者数の増加に伴い、ワクチン接種に係る委託料を増額する。

6.尾久八幡中学校の建設 1529万円
 新校舎等の建設工事に先立ち、22年度中に仮設運動場等の整備を実施する。
 また、新校舎等の建設工事については、工期が24年度にわたるため、債務負担行為を設定する。(債務負担限度額 38億7432万円)

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2010年11月14日

恐怖!日教組の政策が連合の政策、そして民主党の政策に!

 今朝は5時起き。事務を少ししてから自転車を全力で漕ぎ、一路、新橋駅近くの勉強会場へ。自宅から丁度30分間で到着。

 午前中の勉強会は講師として上田清埼玉県知事。参加者は山田宏日本創新党、中田宏代表幹事、斉藤弘政策委員長、岡野俊明前銚子市長、清水哲前印西市議、工藤裕一郎横浜市議と阿久津皇氏(世田谷区日本創新党予定候補)、小坂、そして事務局の方々。

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 上田清埼玉県知事は「日本を創新する会」の代表呼びかけ人です。

 上田知事が常に意識されている「虫の目、鳥の目、魚の目」、いずれかの視点に偏った目で見ていては真実は見えてこないということで、具体的な事例を挙げて説明をされていました。講演を聞きながらメモした中から一部ご報告致します。

 記事の最後のあたりに赤字で書いた「日教組単独の政策が、連合の政策となり、それが民主党の教育政策になる」という恐ろしい構図についての上田清埼玉県知事の話は正にその通りの状況であり、恐怖を感じざるを得ません。民主党の極左政権の構図が良くわかります。

(以下、上田清埼玉県知事からの話より)

 「役人からは単年度主義で説明をされることが多く、首長も議員もそれに騙されていることが多い。長期的な推移、他団体との比較という視点が本当は不可欠である。」

 「埼玉県において納税率が低い部分は市町村民税と共に徴収をしている個人県民税の収納率が低かったので、埼玉県内の市町村の個人県民税収納率を一覧にして、市町村の徴収意欲を向上させた。各自治体の意識が上がり改善がなされた。」

 「役所はやったふりが得意。実態を細かく「虫の目」と同時に鳥の目で調べていくと実が挙がっていないことが多い。埼玉県の「緑のトラスト基金」なども、かつてそうした状態であった。名前だけでなんとなくやった気分にさせる制度であった。やるべきことには、本気で手間もお金もかけて実行せねばならない。本気で取り組んだ例として芝川(鳩ヶ谷市、川口市)の河川再生など具体例は多数有る。」


「共助の世界をどれだけ作りきるかで、どこまで日本が良くなるかが決まると考えている。河川再生についても、共助として地域でそうした活動をする地域団体などがなければ、県として補助や工事をしない姿勢をとっている。」


「元気な老人が元気でない老人を支える枠組みも作った。時給800円の草むしりを秩父市などで募集して、300円は事務局が受け取り500円を地域通貨で渡す。その地域通貨で地域の加盟店で使えるようにしている。こうした取り組みに対して県は立ち上げの資金は多く出し、徐々に補助を減らしていく。補助金は永続的なものにはしない。商店街への補助も同様の姿勢で行っている。自立を助けるが、依存心を高めることは行わない姿勢。」

「魚の目は水の流れ(=時代の流れ)を捉えることができる。政治においても、そうした時代の流れを読む魚の目は必須。」

「埼玉県内における不登校の出現率も市町村別にまとまた表を作成し、それぞれの市町村の教育長に送り、しっかりとした対応を市町村に求めた。不登校の10人のうち5人は教師や友人の声掛けや同行登校といった比較的難しくない形で解決できる。残りの5人はそれぞれ個別の課題をかかえ、丁寧な対応が必要になる。「簡単な事例」を先に解決すれば「丁寧な対応が必要になる事例」へきめ細かい対応が可能になる。」

「地方自治体が臨時財政対策債を発行する形で日本全体で隠れ借金が増えていく。それを減らすには自治体での歳出を絞るしかない。21年度から22年度にかけて臨財債がとりわけ増えている。今後、相当の荒治療をせねばならない。」

「本格的な地方分権実施は24年の1月1日に全てスタートさせられるだろう。地方自治体が様々な制度を選べるようにする。」


「TPPについては参加は不可避である。自由化によって日本の農業においても競争力と創意工夫が高まり、海外でも流通が進むようになった。生活保護世帯には米を配り主食の現物支給をすべき。県内の農家からも特段の反論も無い。果物や野菜への関税は現状でも無いがそれでも農業への配慮はもちろん必要ではある。都道府県知事でTPPに賛成しているのは5,6県。残りの都道府県は慎重姿勢という現状は有る。」


「地方議会の議員内閣制については、課題はあるものの、議員が責任をもって行政内部で必要なチェックをし、実行する側として判断をするのは有意義。ドイツなどの州政府では議員内閣制が機能しており、優秀な大臣は国の政府に引き抜かれるようなことも有ると聞いている。」

「高校生の中途退学を減らすべく埼玉県の高校では「不登校の生徒に実社会での体験学習を1週間させる」ことで学ぶ意欲を喚起している。」

「民主党最大の支持基盤である「連合」の物事の決め方は、各産業別組合の意見を丸のみする形で決まっている。

 教育政策であれば日教組の意見を丸のみして「連合の教育政策」としている。連合加盟のゼンセン同盟などが日教組の教育政策がおかしいと考えていても、連合内で意見を戦わせることが無い。

 いわば「政策の相互不可侵条約」を結んでいる。

 連合の構成産業別組合が全体で話をしない仕組みになっている。産業別組合の個別利害が全体の意思になっている。

 そして、民主党最大の支持組織である連合の政策が民主党の政策に極めて強く反映される。」


「政治家として自立をするには「君なら信頼できる」と自分を信頼をしてくれる後援者をしっかりと作ることが重要。その上で組織の応援はプラスα位に捉えて考えて取り組めれば、組織に引きずられない。」

 その後、熱心な質疑応答が行われました。 

 勉強会参加者で打ち合わせ、昼食の後、午後も民間企業経営者からのレクチャー・質疑応答。
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 終了後、簡単な打ち合わせをし、解散。自転車で皇居のそばを通り帰宅。皇居前の銀杏がとても美しかったです。ゆっくり自転車を漕ぎ45分程度で帰宅。
  
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2010年11月13日

区立小中学校の学校選択、兄姉優先枠復活を!

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 今朝は区立第六瑞光小学校の創立70周年記念式典に参加。児童の挨拶運動も清々しいものでした。

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 式典と祝賀会の間に披露された、マーチングバンドも素晴らしいものでした。平成22年度全国小学校バンドフェスティバル東京大会金賞を受賞だそうです!
 
221113hukushimatsuri.jpg
 祝賀会終了後、荒川総合スポーツセンターで開催されていた福祉まつりへ。様々な立場の方と話をさせていただきました。

221113kiku.jpg
 区役所前展示場では毎年恒例の菊花展が開催されてました。素晴らしい菊を拝見し主催者に展示施設の使い勝手など聞き取りなども同時に。

 夜は新橋にて、志の高い首長やその経験者、地方議員等、十人程度の少人数で意見交換の懇親会へ。有意義な意見交換や出会いが有り、こうした場に出られたことにも感謝です。

 学校関連の情報と問題提起を。来年4月に小中学校へ入学予定の各家庭から出された各学校への「入学希望者数」が荒川区HPに掲載されています。以下、リンク先をご覧下さい。

 荒川区の小中学校では学区はあるものの、学区を超えて学校を自由に選択することができます。

小学校の希望校申込結果及び抽選の実施について
 入学希望者が15人の第六日暮里小学校から92人の第三日暮里小学校まで人数にバラツキが有ります。なお、162人の汐入東小学校、138人の汐入小学校は学区外からの希望者を当初から受け入れない前提となっています。 

中学校の希望校申込結果及び抽選の実施について
 入学希望者が40人の第四中学校から260人の諏訪台中学校まで様々です。

 かつて学校選択制が始まった頃に、「兄姉優先枠」が有りました。先に兄姉が入学している学校には翌年以降、同じ学校(学区外)を選択した際に弟や妹も「学区内の児童」の次の優先枠で入れるという制度です。

 小坂はこうした枠は必要だと考えます。しかし、数年前に議会で数名の議員が「こうした枠は不公平だ」「学区外の入学希望者は一律に抽選にすべき」との発言を続け、地域の親御さんからもこうした声がよせられているとのことで、兄姉優先枠は廃止されてしまいました。

 しかし、一律の抽選では兄弟姉妹で別の学校に通うことになりかねず、「兄姉優先枠の復活」が必要と訴えて行きます。

 教育委員会の学務課長は「最初のお子さんが通う学校に学区外を選ぶのは、弟や妹と別の学校になってしまうリスクも織り込んで選ぶべき。」との認識で、最後まで話は平行線・・・。兄姉優先枠は見直す必要は無いのが教育委員会の姿勢。

 父兄の方からも「優先枠を復活すべき」との要望も聞いており小坂は「兄姉優先枠」は合理性の有る優先・区別であると考えていますので、議会質問等を通じ粘り強く復活を求めて行きます。
 
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2010年11月12日

盛況のオフ会、感謝!人権擁護法案演説もどうぞ!

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 昨晩、18時過ぎから22時半過ぎの閉店まで町屋駅前の国産米粉100%パスタの店「かくれん穂 (ツイッターページ)」の窓際の席を借りて行った「米粉パスタを食べながらのオフ会」は小坂も含め12人で開催、様々な話ができました。

 米粉パスタは皆さんにもとても好評でした。自給率向上にも繋がり、エコマイレージも低く(高いと環境に悪い)何と言っても美味しくて、お手軽な値段。また、お邪魔しようと思います。

 オフ会には荒川区の方で、小坂のブログをあるきっかけで見てからずっと読んで下さって応援して下さる方、最初は反感を持ってブログを読んでいたのに、応援する立場になって下さり、知人にも声をかけて一緒にこられた方など、オフ会に参加された方のきっかけは様々です。

 区外からも参加された方も。5年前の平成17年6月19日の人権擁護法案反対の大集会(2000人近くが日比谷公会堂に集まりました)での小坂の演説(こちらでご報告してます!)を聞いて共感・応援をして下さっている方、愛国運動を熱心に続けてこられた方、相模原市議選に出馬される方など。

 ※関連情報として、尖閣問題で国民に目くらましをしている隙に、民主党政権は人権擁護法案と同様の法律を通そうと虎視眈眈と狙っています。

 下記をクリックしてその危険性を訴えた小坂の演説をお聞きいただければ幸いです。



 昨日は一次会を閉店時間を過ぎても続いていたので、二次会へ。町屋駅近くの和民にて7人。お店の閉店時間は今朝3時なのですが、気付くとそれも過ぎていたのでオフ会終了。

 様々な方との縁から様々な話ができたことに感謝しております。こうしたオフ会はまた開きますので、気軽にご参加いただければと思います。 

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2010年11月11日

共に消防団員として災害に備えましょう!

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 今朝は西尾久の割烹「熱海」にて消防団員として「消防演習」に参加。銀色の防火衣を着用して放水をする役(店を水浸しにする訳にいかないので、水は出しませんでしたが・・・)を担当。

 平日の午前中なので、消防団員でも参加できる方は限られていますが、「生業としての仕事を別に持ちながら、いざという時に備えて訓練や研修をしたり、地域の防災活動に参加をする」消防団員という位置付けですので、本業が優先されます。

 荒川区には2つの団が有ります。荒川消防団(8つの分団)では定員300名に対して303名が活動中で充足率は100%を超えています。
 しかし尾久消防団(6つの分団)では200名の定員に対して現在団員は現在183名で定員割れを起こしています。

 ★消防団員の活動や待遇などこちらのページをお読み下さい

 消防団員募集中です!是非、上記のリンク先をお読みいただき、ご一緒に消防団員として活動しませんか?疑問点などありましたら、メール等できいていただければ幸いです。

 消防団員の活躍が一番期待されるのは、大震災の時だと思います。都市部では日常の火事は消防署の職員である消防署員が速やかに駆けつけて消火に当たられるため、消防団は補助的な役割です。
 しかし、大震災時には消防団も主体的な役割を果たさねばなりません。その自覚をもって訓練に取り組んでいますので、お仲間に加わっていただければ嬉しいです。

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 午後は介護標語コンクールの表彰と介護事業従事者の表彰に出席。あら坊(売り切れだったぬいぐるみが入荷したそうです!)も参加してました。

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 表彰終了後、認知症を地域で支えて行く取り組みについて講演が有りました。程度の差に寄らず認知症患者にとって「家族はもちろん、街ですれ違う通行人ですら「とりまく環境」として本人の行動に影響を与える。地域で関心を持ち暖かく迎える姿勢が重要」という視点、正にその通りだと思いました。

 他にもいくつか重要な指摘をいただいたので、今後の議会質疑に活かして参ります。
 
 表彰終了後、区役所で調べ物や打合せを終え、10月31日のブログ記事で書いた「米粉パスタを食べながらのオフ会」へ。その報告は明日の記事で。

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