2011年01月31日

林業再生へのモデル事例を視察(埼玉県のこだま森林組合)

DSC05250.jpg
 昨日行われました「日本を創新する会」主催のこだま森林組合の先進的林業の現場を視察しました。尾久駅から大宮駅まで東北線で、大宮駅から本庄早稲田駅は新幹線。駅から二十数名、バスで40分程で現地に到着。

 川下の都市部を支えている山間部の林業を知り、都市部の方々にその実態を伝え考えていただき、交流を進めていく責務が地方議員に有ると考えての参加です。

DSC05251.jpg
 埼玉県神川町のこだま森林組合は作業路網と高性能林業機械による素材(丸太)生産システムでコストダウンを図り、森林所有者に売上還元をしています。

DSC05253.jpg
 また、資源の循環利用の観点から皆伐・再造林が可能な造林システムを推進しています。手前に写っているトラックは丸太を効率的に運ぶ為に特注。3方向に荷台を傾けることができ、迅速に積み下ろしができる訳です。
 多くの林業の現場では、時速4キロで丸太を運ぶキャタピラで走る車を使っていますが、林道をしっかり整備した上でこうした特注車を活用すれば、はるかに効率的に出荷ができます。

DSC05257.jpg
 スイングヤーダと呼ばれる機械にも、森林組合独自で効率化の加工をして使っているそうです。

DSC05259.jpg
 相当、標高の高い場所で、兎に角寒かったです・・・。写真のようにトラックの入れる林道をしっかりと整備することで、1立米あたりのコストを大幅に下げています。森林組合でなんと3000mも林道を切り拓いて作ったそうです。

DSC05261.jpg
 杉を皆伐して、新たな苗を植えています。敢えて切り株はしっかりと残し、土に還るようにすることで栄養分とします。

DSC05264.jpg
 杉の花(?)が赤く色づいています・・・。これが東京に飛んできて排気ガスとの複合効果で花粉症を起こす訳ですね・・・。

DSC05265.jpg
 かなり太く育って立派な丸太。でもこれは太すぎて値が安くなってしまうとか。丸太を瞬時に柱に加工をする機械で加工をできる「特定のサイズ」のものが一番高く売れ、それ以上(機械に入らない)になると、特別な場所に運ばないと加工ができないので、値が下がってしまうそうです。

DSC05266.jpg
 写真では小さく写っている、下に積まれた細めの丸太。これ位の太さが一番高く売れるそうです。
 太さだけでなく、材質でA材、B材、C材と分別されるそうですが、ここでは値が高く売れるA材しか生産をしないように品質管理を徹底的に行っています。

DSC05267.jpg
 しっかりした投資を行い、伐採・運搬の合理化を行えば、相当競争力が出ることが理解できました。課題はこうした改革をしっかりと行う人材の育成と、林業の在り方を国がしっかりと示し、それを信頼して「将来を見越した設備投資」を森林組合や自治体がしっかりできる環境にすることだと確信しました。

DSC05272.jpg
 その後、浦和に向かい、埼玉県知事公舎にて上田清県知事、山田宏日本創新党党首、中田宏代表幹事と地方議員で鍋(全て埼玉県産の具材)をつつきながら、様々な議論を。知事や党首から、「知事公舎での写真を撮ってブログなどに載せて良い」と了承をいただき、写真をアップ。

small_ribon.gif林業の先進事例を踏まえながら、国全体の林業再生のビジョンを明確にすべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月30日

「日本創新党新春の集い」と「頑張れ日本日比谷公会堂集会」

DSC_0070.jpg
 昨日の御報告の続きです。東京国際フォーラムで開催された「日本創新党 新春の集い」百数十名が参加して下さいました。小坂は総合司会を担当させていただきました。

 山田宏党首からの挨拶、ゲスト講師の三宅久之氏の話、統一地方選に向けた公認・推薦候補(こちらに一覧有り)からの決意表明。

 それぞれの候補は芯がしっかりと感じられる同志ばかりです。全員当選に向けて共に戦っていかねば! 

 小坂からの決意表明は以下のようなことを述べさせていただきました。

「7年間無所属で荒川区議会議員として活動をしてきました。

 しかし、私がずっと掲げてきた3つのテーマ、「正直者が馬鹿を見ない社会に」「日本の誇りと歴史を守り引き継いでいく」「生き抜く力を損ねない政治」という軸を共有できる日本創新党が生まれたからには、これからの政治の中核を担う政党にしていかねばならいと考え参加をしている次第です。

 政治は今を生きる我々だけのものではなく、日本を守って来られた先人の想い、そしてこれから生まれ来る世代のことを常に忘れずに、守るべきものを守りながら旧弊は打破する姿勢で3期目に向けて活動を進めて参ります。」

 
 その後、皆様との懇親、スタッフの打ち上げに参加。その時に携帯電話に着信が。「ポスティングされていた活動報告を見て親子で感動・共感して電話をした。今度、是非会って話を聞きたい。」とのお電話を嬉しくお聞きしました。魂を込めて作った活動報告を同志のボランティアによって配布していだき、それを読んでご連絡をいただく。とても嬉しい「連鎖」です。週明けにお会いすることに。

DSC04059.jpg
 国旗の前で山田宏党首、中田宏代表幹事と。

DSC_74.jpg
 その後、「頑張れ日本」の日比谷公会堂の大集会へ。舞台袖から撮影。小坂からは平成22年8月12日のブログ記事に書いた「パチンコ違法化こそ国益の為取り組まねば!」ということを壇上から呼びかけ、多くの方から賛同をいただきました。

small_ribon.gif危機に気付いたものが立ち上がり日本を守っていかねばならない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月29日

障害者就労支援施設「スタート町屋」がスタート!

DSC_0063.jpg
 1月7日のブログ記事に書いた障害者就労支援施設「スタートまちや」の開設記念式典に娘と共に出席。
 荒川区出身の片岡鶴太郎氏から記念プレートを寄贈いただきました。御両親も式典に出席されていました。

DSC_0065.jpg
 施設の概要はこちらのブログ記事に記載の通りです。

 DSC_0066.jpg
 鉛筆の袋詰め作業。この時は、70種類の名前が書かれている鉛筆なので混ぜないように気を付けての作業です。

DSC_0067.jpg
 視覚障害の有る方も使えるパソコンも設置され、仕事や訓練に使われます。キーボードで打ち込むと音声で読み上げられます。文章だけでなく、エクセルのセルの位置など様々なものが即座に音声で示されるので、目の見えない方も慣れるととても早くパソコン作業ができるようです。

DSC_0068.jpg
 こちらはまごころ作業所の点字名刺作成。各種資料の点訳も行っています。

 受付・事務室はNPO法人心身障害者事業団が管理しています。

 施設・作業の見学と話を伺った後、役所で少し作業をしてから有楽町の国際フォーラムへ。「日本創新党の新春の集い」、そして「頑張れ日本の日比谷集会」への参加です。そのご報告は明日の記事で。

small_ribon.gif障害者就労の推進に力を入れるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月28日

荒川支部設立に向け、是非、日本創新党党員に登録を!

 午前中に会合の打合せ、午後は役所で平成23年度予算案についての事前説明や様々な打合せを行いました。

 さて、表題の荒川支部ですが、日本創新党(根底の理念はこちらをお読み下さい)で小坂と繋がりを持つ党員が30人以上となれば設立ができます。現在の党員はまだまだその数に及びません。近いうちに是非、設立したいと考えています。

 「自立」と「公(おおやけ)」を柱に持つ日本創新党の理念に共感をして下さる方、是非、こちらをお読みいただき「党員となり荒川支部に所属したい」と小坂までご連絡(お名前や御住所、電話番号等)いただければ幸いです。年間党費は4000円です。

 荒川区内の方はもちろん、区外の方も「小坂繋がり」ということで大歓迎です。

 また、既に党員登録された方でも「小坂と繋がりの有る」方で荒川支部に所属したい、という方もご連絡をいただければ幸いです。日本創新党 荒川支部設立に向けて、どうぞ、宜しくお願い致します。

small_ribon.gif日本創新党の理念に大いに共感する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月27日

必読!山田党首、中田代表幹事のラジオ出演発言

DSC_0054.jpg
 今朝は区役所前にて「荒川区コミバスさくら」利用者300万人突破の記念式典(1月15日のブログ記事でご報告した通りです)に参加。300万人目の利用者(2歳の男の子とそのお母様)に記念品授与。

DSC_0055.jpg
 また、京成バスの運転手さんにも安全運転をしてくれていることへの感謝状を渡しました。

DSC_0056.jpg 
 あら坊もくす玉割りに参加。あら坊は指が無く、くす玉割りの綱を持てませんので、綱が腕に括りつけられてました(笑)

 午後は役所で打ち合わせや質問の準備。夜は政務会合で様々な意見を寄せていただきました。新たに日本創新党の党員(こちらに記載の通り、募集中です!)になって下さるかたもおられ、大感謝です!

 さて、ラジオ大阪「中村俊一の教育BOX」という番組が有り、残念ながら東京では聞けなかったのですが、その番組に日本創新党の山田宏党首や中田宏代表幹事が出演した時の発言を掲載したブログ記事が以下、在ります。

 是非、お読みいただければ幸いです。

★中田宏代表幹事の出演時の発言記録

1)「横浜の教育改革」

2)「日本の教育改革」

SP「日本回復への道すじ」

★山田宏党首の出演時の発言記録

SP「日本よい国構想」

 2月もまた山田党首が出演すると聞いています。

small_ribon.gif日本創新党の理念に大いに共感する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月26日

緊急地震速報も屋外防災無線スピーカーから流れます!(4月より)

 今朝は4時起きでバスに乗り寒修行へ。8時過ぎに帰宅し娘を保育園に送り、10時から震災対策・危機管理特別委員会へ。

 議題は「新たな防災無線網の整備」と「全国瞬時警報システムが4月から荒川区でも稼働!」ということについてです。

「全国瞬時警報システム(J-ALERT ジェイアラート」については、こちらをご覧下さい。

動画での啓発資料はこちらからご覧になれます。

 大地震が来る直前に、「緊急地震速報」が屋外のスピーカーを通じて流されるシステムが今年の4月から荒川区でも導入されます。質疑でも問題提起をしたのが、

 「国からの情報伝達があってから20秒たたないと防災無線からその情報を音声で出すことができない。」
 
ということです。スリープ状態となっている防災無線システムが起動して、屋外スピーカーから音声を流すのにどうしても20秒かかるそうで、これは他の自治体も同じような状態だとか。機械の進歩を待つしかないのか・・・。

◎全国瞬時警報システム(J-ALERT ジェイアラート)の運用について

★気象庁から送信される気象関連情報や、内閣官房から送信される有事関係情報(緊急地震速報、弾道ミサイル情報等)を瞬時に地域住民に伝える警報伝達システムの運用を開始する。

★主な伝達内容

 ・東海地震予知情報「(上り4音チャイム)こちらは防災あらかわです。ただいま東海地震予知情報が発表されました。テレビ、ラジオの情報に注意下さい。」×3回。こちらは防災あらかわです。

 ・緊急地震速報「(緊急地震速報チャイム音)緊急地震速報。大地震です。大地震です。」×3回。こちらは防災あらかわです。

 ・武力攻撃等「(有事サイレン音)ミサイル発射情報。ミサイル発射情報。当地域に着弾する可能性が有ります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけて下さい。」×3回。こちらは防災あらかわです。

※今後、荒川区のHPにてサイレン音やチャイム音がどのようなものが聞けるように掲載するとのこと

 ・必要な場合に手動操作により情報を伝達するもの。
   気象情報(洪水警報、高潮警報)
   津波予報(大津波警報)

★経費 798万円(全額国庫補助)

★今後の予定
 平成23年2月 工事完了
      3月 区民等への周知等の広報活動
      4月 本格運用開始

small_ribon.gif有事情報が速やかに伝わるように不断の努力をすべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

区立施設での幼児教育の格段のレベルアップに尽力することを改めて誓う。

 今日は午前も午後も役所で活動報告の印刷や2月の本会議質問に向けた調査。昼前後の2時間は「荒川区私立幼稚園等協会」の新年会で現場の話を伺って来ました。

 新年会での祝辞として「私立幼稚園で行っているような高度な教育を区立保育園や幼稚園でもしっかりと受けられるように自治体が今迄にない努力をするように繰り返し求めて行く」と申し上げました。

平成20年9月8日のブログ記事「教育再生は幼児教育から(いずみ幼稚園視察)」を是非、お読み下さい!こうした素晴らしい教育は、お金をかけなくてもできる筈です。

平成20年9月22日のブログ記事「総括質疑で「幼稚園で漢字教育」を求めました。」も関連記事としてどうぞ!

 今後の議会質疑においても、こうした「幼児教育の抜本的レベルアップ」を求めて参ります。

small_ribon.gif幼児教育をしっかりと底上げすることが学級崩壊防止への一つの対策にもなる筈、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

「my日本」、草の根の危機感で日本を正常化していく同志に感謝!

 昨日は「my日本」という国を愛する方が集うSNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)の有志の方が、国の危機を問題提起するチラシと共に「小坂の活動報告」をポスティング(各戸配布)して下さいました。実に多くのチラシを有志の方が配布して下さったこと、本当に感謝、感謝!

 ポスティング オフ会打ち上げに参加させていただきましたが、「日本の今も未来も危ない!」という危機感で自発的に集まった志の高い方ばかり。

 こうした草の根の運動が日本を正常化していくと改めて確信しました。地方議員という草の根の有志の一人として一層、小坂も尽力して参ります。

 既に4万人を超える多くの方が参加している「my日本」。誰でも無料で登録でき情報交流や活動を盛り上げて行くことができるSNSですので、是非、皆様も参加していただければと思います。様々なイベントの情報も得られますよ!

 ★平成22年9月26日のブログ記事「日本に誇りを持つ人達のネットワークSNS「my日本」で共に交流しましょう!」(設立総会のレポート)も是非、お読み下さい!★

 頑張れ日本!全国行動委員会、チャンネル桜・・・。様々な愛国の動きが加速しています。この動きは衰えることは無いと思いますし、衰えさせてはならないと考えています。国を守る動きがしぼんでしまうことで、様々なものを壊してしまうと、今を生きる人々だけでなく、先人へも、子孫へも申し訳有りませんから・・・。

 日中の地域周りでも、今夜の政務会合でも、危機について多くの方と問題意識を共有でき、それを広げていかねばと考えております。

small_ribon.gif草の根の有志の拡大で日本は正常化していかねば!という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

教育から「偽善」の追放を!

 日本の社会、教育を覆う「偽善」。昨年の区議会本会議でも「偽善でなく生き抜く力を育てる教育を」(詳しくはこちら)と求めてきました。

 昨日、日本文化チャンネル桜のメルマガで代表の水島総氏が巻頭エッセイで書かれていたこと、正にその通りで、日本の根源的問題をとてもわかりやすく書いておられるので、以下、転載して皆様に読んでいただきたいと思います。


【巻頭エッセイ】

「戦後日本を呪縛するもの」

日本文化チャンネル桜代表 水島 総

「話し合えば、きっと理解しあえる」
この言葉は果たして正しいのか。

もう十五年以上前になるが、私がまだ「現役」の脚本家、映画監督として、テレビドラマや映画に関わっていた頃、ロケ撮影で使用した長崎県島原の小学校で、教室の壁の額縁の中に、この言葉が 掲げられていた。
恐らく担任の教師が書いたのだろう。

見た途端、ああ、ここでも子供に嘘を教えていると溜息が出た。

自分の女房や子供、親兄弟、友人、恋人、何でもいいから冷静にちょっと思い出してみればすぐわかる。
話し合って理解しあえるなんてのは、ほとんど嘘っぱちなんだと、どなたでも完璧に了解出来るはずである。

現実には、「(人間同士はほとんど)理解し合えないから、(必死で、ある時には命懸けで)話し合うのだ」というのが真実だろう。
理解し合うために話し合えと教えるのは良いが、話し合えば理解し合えるなどと子供たちに教えるのは、嘘であり、偽善であり、罪悪である。

もうひとつ、「理解し合うのは困難だが、愛し合う事は出来る(可能性がある)」と小さな声で呟いておこう。

しかし、戦後六十数年、日教組によって、こういった大嘘と偽善の教育がずっとされて来た。
そのツケが今、恐るべき結果となってテレビメディアの人々の心に浸透している。

私はこれまでメディアの偏向の原因を、現場のディレクターやプロデューサーの偏った左翼イデオロギーの意志で起こされていると考えて来た。
しかし、それは一面的には正しいが、全てではないことを改めて理解した。
戦後六十六年、戦後日本全体が、冒頭の言葉に象徴されるような偽善と嘘の世界観、人間観で形成されて来た、その土壌が原因であったことに気づいたのだ。

簡単に言えば、日本国憲法である。
特に、憲法前文の内容は、余りに能天気で、偽善の権化の如き文章である。
戦後日本の諸悪の根源と言っても良い。

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」

この一文の「精神」が、一切の戦後日本と日本人の偽善と似非世界観を形成したと言っても言い過ぎではないだろう。

その矛盾を見事に露呈させた「事件」が年末に起きた。

十二月十九日深夜、日本最西端の島、沖縄県与那国島の久部良港から、一隻の漁船が出港した。
船名「早希丸」5.9トン、乗員は請倉清一船長と新嵩喜八郎氏の二人である。
二人は、尖閣諸島付近で正々堂々漁師として当然の漁を行って、尖閣諸島が領土であるだけではなく、漁場としても日本固有のものであることを示したいと考えていた。

翌朝、尖閣諸島魚釣島付近に到着した彼等は、カジキやマグロのトローリング漁をしようとしているのを海上保安庁のセスナ機に発見され、尖閣南小島付近で海保巡視船「みずき」の臨検を受けた。

同海域は日本領海だが、国や県、海保などには日本漁船の接近を歓迎しない空気がある一方、中国の密漁船などが無法行為を繰り返していることで知られる。

このため、同船は「日本領海で日本漁船が漁をできないのはおかしい」と判断。
「強盗中国 我々の領土を荒らすな」という垂れ幕を掲げて操業していた。

すると、同日昼ごろ、巡視船「みずき」など海保の艦船2隻が近づき、海上で約2時間にわたって立ち入り検査や事情聴取が行われた。
乗船して来た海保職員の長時間の事情聴取や船内捜索、繰り返される停船命令等によって、彼等は全く漁の出来ぬまま、海保巡視船による監視の中、与那国島に戻って来た。

翌日も、海保職員による船内捜索や事情聴取が長時間行われ、忍耐強い二人も終に怒りを爆発させた。

その十日前、石垣市議の仲間均、箕底用一両氏が、尖閣諸島南小島に上陸していたから、海上保安庁は、再度の上陸行為を警戒したのかも知れない。
しかし、彼等は海保に発見される前、既に尖閣諸島に到着しており、上陸しようと思えば出来た。
彼等の目的は、あくまでも、与那国の漁師として、尖閣諸島周辺で漁を行う事だった。

しかし、八重山群島の漁業関係者として当然の権利を行使した今回の行動は、地上波テレビで全く報道されなかった。
石垣市議二人による尖閣上陸「事件」の方は、フジテレビを中心に、ニュースとして各地上波テレビや新聞等で報道されている。

この違いは何なのか、テレビメディアのニュース価値判断の基準が何処に在るかを考えてみる好例だろう。
恐らく、単純に尖閣に上陸したかしないかでニュースの価値判断をしたのだろう。

しかし、ちょっと考えてみれば、今回の行動が、日本にとって、最も合法的で平和的に、日本の尖閣諸島実効支配を世界にアピールできる最善の民間行動だったことがわかるはずである。
同時に、尖閣諸島周辺で行われている本末転倒とも言える海上保安庁による日本漁船の漁業活動に対する妨害行為を明らかにする報道が出来たはずなのである。

それをテレビメディアは気づかなかった。
気づいていたかも知れないが、知らぬふりをした。

日本のマスメディアは、戦後日本の「平和思想」=日本国憲法の前文の思想に拠っているからである。

戦後日本人は、「平和を愛する(はずの)諸国民(中国・朝鮮・ロシア・米国)の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
はずなので、海保はその通りの行動をして、平和を愛し、公正と信義を重んずるはずの外国(中国)の怒りを呼び起こしたり、トラブルを起こすかもしれない日本漁船の方を、取り締まろうとしたのだ。
マスメディアも同様に、だから報道しなかったのである。

すなわち、彼等は日本国憲法を守ろうとしただけということになる。

「平和を愛し、公正と信義を重んずる」中国を信頼して、「われらの安全と生存を保持しようと決意した」以上、漁業が出来なくても、領土が奪われても仕方ないということになる。

この本末転倒、倒錯した国防安全保障の状況が、今回の事件である。
本来は日本漁船の漁業活動を保護し、守るべき日本政府と海上保安庁が、日本国憲法の精神に従って、中国との「外交的トラブル」の発生を恐れ、本末転倒の日本漁船の活動妨害をした。
同様にマスメディアも、報道しなかったのである。

一月八日、その顛末を私の経営する衛星放送「日本文化チャンネル桜」は、三時間番組「緊急尖閣スペシャル 今、日本が守るべきもの」という形で放送した。
この放送によって、現在の尖閣諸島を巡る「警備状況」や八重山群島(石垣、与那国、西表、宮古島等)の漁業が事実上、政府と海上保安庁の「警備」と称する妨害によってほとんど行えなくなっている状況が明らかになった。

つまり、尖閣諸島周辺は絶好の漁場にもかかわらず、そこに行けば、海保によって停船命令や臨検(船内捜索)や長時間の事情聴取が繰り返され、本来の目的である「漁業活動」が妨害され、結局、船のガソリン
代や日当に見合う漁獲量を揚げられず、漁に行くだけ損をする状況が、政府と海上保安庁によって作られているのだ。

まさに事実上の「戒厳令」が日本国民に布告されているのである。
これでは、荒い波の中、尖閣諸島付近まで漁に出る漁師がいなくなるのは当然である。

本来、海上保安庁は、中国や台湾の漁船の違法操業、領海侵犯を取り締まり、日本の漁業活動を保護すべき政府機関のはずが、石垣や与那国の漁業を妨害するという皮肉な結果を生みだしている。まことに本末転倒の状況である。

この現実は広く日本国民に知らされるべき情報であり、本来、マスメディアが先頭になって報じるべきものである。
しかし、それは為されなかった。

実は、この貴重な事実は、最初は地上波テレビ局に持ち込まれ、広く国民に知らせるべく取材者や当事者たちから望まれていたのである。
しかし、地上波テレビ局は、様々な理由にかこつけて、この情報を報道しなかった。

この情報を私たちにもたらしてくれたのは、フォトジャーナリストの山本皓一氏である。

山本さんは、尖閣諸島のみならず、竹島や北方領土も含めて、日本の領土問題報道を長年続けている方である。

彼は今回、与那国の漁師たちが尖閣諸島周辺で漁業活動が困難になっている「自主規制」的な実態を知り、それを広く国民に報道すべく、請倉船長と新嵩さんと相談しながら、九月頃から準備を進めて来た。
単なる尖閣パフォーマンスに見られぬように、漁業活動に徹するため、自分は船に乗る事を断念し、与那国に待機して衛星電話で現場と連絡を取り合うことにしていた。
彼は日本国民としての立場をジャーナリストの功名心より優先させた。

こういうジャーナリスト魂が、少数ながら、まだ日本の独立ジャーナリストには残っている。
こういうジャーナリストやチャンネル桜を支えていただいている草莽の皆さんを思う時、日本もまだまだ捨てたものではないと思う。

そして、手前味噌になるが、もし、チャンネル桜を創立しなかったら、今の日本はどうなっていたかを想像すると、自分のやっている事が大筋で間違っていなかったことを確信する。
同時に、共に歩んでくれた皆さんへの感謝の気持ちで胸が一杯になり、その責任の重さを痛感する。

初心の草莽崛起の気持ちと西郷南洲翁の言葉を忘れず、歩を進める決意である。

命もいらず、
名もいらず、
官位も金もいらぬ人は、
仕抹に困るもの也。
此の仕抹に困る人ならでは、                    
艱難を共にして
国家の大業は成し得られぬなり。

(南洲翁遺訓より)

私達は、西郷翁の言う「仕抹に困る」メディアであり続ける。

私自身も、死ぬまで「仕抹に困る」人間であり続けたいと願っている。

共に「仕抹に困る」行動を歩まん事を。


small_ribon.gif教育現場から偽善を排すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        

posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

「大人になったら兵士として国を守ります!」の絵に感動

DSC05231.jpg
 昨日の震災対策・危機管理調査特別委員会の視察二日目の続きの報告です。ながおか市民防災センターの隣の敷地に位置する「長岡市緑花センター 花テラス」(詳細はこちら)も視察。1年中、花作りが体験できる施設です。こgちらは育苗温室。

DSC05230.jpg
 小学生も参加する形で、街中を美しい花で満たそうという市長の姿勢から生まれた施設だとか。新潟県内でも「花いっぱい活動」がとても盛んな長岡市は、こうした施設のスタッフの努力や市民の意識の高さも有り、緑化花壇のコンクールで新潟県内のコンクールの上位を独占しているとか。

DSC05234.jpg
 これは土づくり機(攪拌、土入れ)。土をかき混ぜ、ビニールポットに入れる大型機械です。苗を沢山育てるのに活用。

DSC05229.jpg
 こちらは発芽室。光・温度・湿度を調整し、発芽しやすい環境に設定します。

DSC05237.jpg
 緑花センター視察後、長岡駅前で現地解散。個人的に駅前の資料館や市の施設を見学してきました。
 こちらは「長岡市民センター」のロビーに展示されていた達磨コレクション。市の様々な施設が入居している複合ビルで、ジョブカフェ長岡などの就労支援拠点も。

DSC05238.jpg
 すぐ近くに有る山本記念公園の「山本五十六連合艦隊総司令官の生家」を訪れ・・・。

DSC05239.jpg
 公園内のブロンズ像の遠景。兎に角雪深く、新雪が50センチ以上積もっている公園では革靴でブロンズ像に近づくことはできませんでした。
 すぐ近くに山本五十六記念館も。ブーゲンビル島に墜落した山本五十六連合艦隊司令官の搭乗されていた一式陸攻の翼の一部(現物)などが展示されていました。先人が厳しい時代を様々な立場で切り拓いてこられたからこそ、我々が今いるのだということを改めて実感し、歴史を知り、伝えていくことについて決意を新たにしました。

DSC05242.jpg
 これまたすぐそばに「河井継之助記念館」も。幕末の長岡藩政を担った河井氏の半生を展示。

 同じく駅前に位置する「長岡戦災資料館」も見学。新潟県唯一の戦災都市長岡の惨禍を展示していました。

DSC05217.jpg
 さて、今日のブログ記事の題名に関連した写真はこちら。長岡市民防災センターの2階に「私たちの将来の夢」というテーマでそれぞれ個人が思い描く将来の姿を絵にしたものを展示。書いたのは全てネパールの学生。

 この絵は7年生が書いたもので「将来、兵士になることでネパールを守る!」とのメッセージと国土、国旗を描いています。「SAVE THE NATION」という言葉に強い危機感を感じます。

DSC05218.jpg
 こちらは同じ場所に掲示されていた8年生の絵。2つの大国に挟まれた我がネパール、というテーマで、こちらも強い危機感を感じさせる絵です。実際にこの絵に描かれた通り、極めて強い外交圧力に挟まれてネパールは存在すると思います。

 ネパールの教育制度は1〜5年生が小学校、6〜7年生が中学校、8〜10年生までが高等中学校です。日本の年齢でいうと7年生、8年生は中学1年生、2年生といったところでしょうか。その年齢で「愛国心溢れる絵」「危機的な現状を掴み描いた絵」を書いている事実。

 将来の自分の姿というのは、「ファンタジーの世界の中での自分」ではなく「現実世界で自分がどのような天分を果たすか」という視点が重要であり、ネパールでは偽善に流されない教育がなされていると感じた次第です。

 「偽善という砂上の楼閣の上に立っている」日本の教育は根本から見直さねばならないと改めて実感した次第です。 

small_ribon.gif愛国心無き国家は滅びへの道を進んでいる、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月21日

救援物資は被災地を襲う第二の災害

 震災対策・危機管理調査特別委員会視察の二日目で新潟県の上越市から長岡市へ。

 中越大震災からの復興を経て、昨年、とてもユニークな形で「ながおか市民防災センター」が昨年5月に「子育て支援」と「防災」の拠点として整備されました。今日はその施設の見学と中越大震災の時の教訓、今後の防災対策について聞き取りを行いました。

 「ながおか市民防災センター」についてはこちらをご覧ください。

 以下、視察中のメモや資料から。明日の記事でも関連記事の続編を書きます。


★長岡市は現在、防災計画において、災害発生直後における個人からの「善意の救援物資は受け取らない」宣言をしています。

 中越大震災においては3週間に10トントラック約450台分の救援物資、大半が個人からの「ゆうパック」での送付。それを開けて仕分けをしても避難所で有効に使えなかった。「体育館で「自由に持って行って」としてもほとんど持って行かれなかった。」震災後も長期間(現在も)倉庫を借りて費用をかけて保管している。

 山のような物資の受け入れや管理・仕分けに多くの労力がとられ、本来すべき救援業務に支障が出た。

 そこで、長岡市は平成19年1月に、全国に先駆け「災害時に個人からの救援物資は受け取らない」と宣言。企業やNPO、自治体と支援協定を締結し、食料や紙おむつなどの物資を「必要なときに、必要なものを、必要な量だけ」供給できる体制を整えている。


★台風23号による大雨で信濃川が増水し、中越大震災(平成16年10月23日)の二日前に警戒水位を超え、危険水位(22.00m)まで、あと13cm(21.87m)となった。

 もし、中越大震災があと1〜2日早くは性していたら、堤防が決壊して大水害になっていた危険性が有った。これは東京における震災においても留意しておかねばならない点。 

DSC05223.jpg
★ながおか防災センターは日頃は「子育て支援」「防災学習」「防災教室」「防災活動拠点」などに使っているが、震災時には「災害情報提供」「災害ボランティアセンター設置」「物資の一時集積」「打ち合わせスペ―ス」。建設に約5億円+1000万円(展示物)。建物建設の半分は国庫補助。
DSC05216.jpg

 センター内に有る子育ての駅(保育士のいる公園)では、ミニキッチンを活用した食育事業やおえかきひろばでの創作活動事業を展開。

DSC05221.jpg 
 屋根付き広場に2階の高さからすべり降りる全長約24mのローラースライダー(滑り台)も。


 センターの隣には昨年10月に完成した長岡市民防災公園が。防火樹林帯、災害トイレ、ヘリポート、ワンちゃんトイレも有り。

DSC05222.jpg
 交流広場では普段はイベントなどに使う通路も、震災時には仕切り板を付ければ臨時の倉庫や救護スペースに使えるようになっている。

DSC05210.jpg
★館内の自販機には、いざという時に緊急地震速警報が流される自販機も。

DSC05211.jpg
★消防団員は空き巣対策のパトロール、亀裂の確認、亀裂への対応などに多く対応した。

DSC05213.jpg
★防災ラジオも有効な情報伝達手段。

small_ribon.gif震災対策の具体的事例を参考にしっかりと対策を立てておくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

震災特委で上越市視察(中越沖地震対策)

 今日は震災対策・危機管理調査特別委員会の現地視察で新潟県へ。一日目は上越市。14の自治体が合併してできた上越市は佐渡島より広い973平方キロ。東京都の約半分の大きさだとか。人口規模は荒川区(広さは10平方キロ)とほぼ同じ21万人。

DSC05206.jpg
 今日時点での上越市の積雪は平均138センチ、最高の積雪状況は2メーター80センチだとか。新幹線や在来線特急の車窓からも白一色の世界でした。

 今日の視察目的は中越沖地震の被害とその対応策について。上越市議会の会議室にて聞き取りした内容からメモを以下、記します。

・中越沖地震で上越市において、被害の一つして上越市では27万羽の鶏を処分したそうです。病気を持っていた鶏では無く、鶏舎が倒壊し、27万羽の鶏を管理できなくなったので、やむを得ず処分したそうです。

・上越市における大きな被害は公共施設破損と事業所・廃棄物処理等の被害がそれぞれ14億円。

・山間地における地割れには雨が降る前にビニールシートをかけて雨水の侵入を防ぎ、地割れの拡大を防いだ。その為に、青いビニールシートが何千枚も必要になった。

DSC05205.jpg
※上越市民防災ガイドブック(震災から原子力災害まで幅広く対応が書かれています)

・防災ラジオは平地部(高田と直江津地区)でFM波が届く全ての世帯対象に

★中越沖地震での上越市の教訓
 1.情報収集・伝達
  ・災害対策本部の情報収集機能が乏しい。
  ・全市民への一斉の伝達手段が無い。

 2.災害対策本部
  ・通常の業務分掌では長期対応には制限。
  ・情報収集、連絡調整が常時できる場所は必要。

 3.避難所の検討 
  ・職員数約2,200名 
  ・最大開設ケ所は334施設のうち214施設。

 4.関係機関等との連携
  ・防災関係機関との情報共有含め密接な連携が必要。

DSC05204.jpg
・上越市の一部である吉川区は以前は吉川町として荒川区とは友好都市を結んでおり、中越沖地震の発生翌日には荒川区から給水車が到着して給水支援を行った。

・防災知識に親しむ為に、クイズで学んだり、運動会でも防災種目を取り入れたりしている。

・防災士の要請にも意欲的。平成18年度から事業化、受講費用は全補助。
  500名の養成が目標で、現在369名が取得済み。
  参考:東京都全体で4,500名
  取得後のスキルアップは毎年、講話及び事例研究を行う。
  防災士取得は町内会の推薦を得たもの意欲有る者が受ける。一人当たり6万円の養成費用が必要になる。

DSC05207.jpg

・自主防災組織の整備は98%という高い目標を掲げて、働きかけを強めている。

・1人暮らしの家分布図を町内会の会館(公民館)に掲示している。個人情報保護の点で町内会で掲示板に張り付けて良いと了承を得られた場合、災害対策の為に開示している。

・避難所のカギを開けたりする担当の市職員は全て割当を決めている。実際の運営は防災士や町会長がリーダーシップをとる形となる。

・上越市には4800人の消防団員がいる(人口比で荒川区(480人)の十倍!)。人口比でも全国3番目の多さだとか。

small_ribon.gif震災対策の具体的事例を参考にしっかりと対策を立てておくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月19日

「小坂から生中継」の動画コミュニティ―に登録を!

 動画で中継。そうした情報発信を小坂からもさせていただこうと考えています。

 動画中継・録画再生サイトの「USTREAM」に「荒川区議 小坂英二」のコミュニティー(こちら)を作成致しました。USTREAMのアカウントを持っている方は是非、メンバー登録をしていただければ嬉しいです。

 また、この機会にUSTREAMのアカウントを作成していただければありがたいです。もちろん無料です。

 具体的な生中継について、いろいろと構想を練っていきます。例えば・・・。

・事前に日時を予告して、政治や社会について語りながら、寄せられたコメントにも生中継の中で答えて行く対話。

・小坂英二の決起大会などの生中継

・小坂が参加する様々な街頭活動・講演の中継(主催者の許可が得られるもの)

・荒川区が実施するイベント・講演等の中継(許可を得られたもの)

 皆様からも「こんなことをやってみたらどうか?」という提案などいただければ嬉しいです。それにしても、ネット選挙解禁が4月の統一地方選挙までになんとか実現してほしいものです!

small_ribon.gif生中継サイトも活用し、議員との対話や情報発信を充実していくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

「日本創新党新春の集い(1月29日14時)」是非、お越し下さい!

DSC_48.jpg
成人の日の集いで新成人がそれぞれの夢を書いた花弁が沢山貼られた桜の木が区役所正面入り口に展示されています。

 今日は地域への訪問を通して、聞き取りや議会報告をひたすら行い、その後、役所で活動報告の印刷・折りなど。夕方には日本創新党の執行部会に政策副委員長として出席し、夜は政務会合等。

 昨年12月25日のブログ記事でご紹介をした「日本創新党 新春の集い(1月29日開催)」(詳細チラシはこちら)はまだ若干空き席が有りますので、今からでも是非、参加をいただければ幸いです。申し込みの際には「小坂からの紹介」と言及いただければ助かります。

(以下、日本創新党HPより転載)
 
 新年の1月29日(土)、テレビで歯に衣着せぬ辛口評論で人気の政治評論家三宅久之氏をゲストにお招きして、「新春の集い」を開催します。激動の年となること必至の一年を占い、日本の進むべき道を明らかにしたいと思いますので、1人でも多くの方々のご参加をお待ちしています。

日 時:平成23年1月29日(土) 14:00から16:00(13:30開場)

会 場:東京国際フォーラム B1F ロイヤルキャフェテリア

会 費:10,000円(軽食付)

ゲスト講演:政治評論家 三宅 久之 氏

 ゲスト講師は「たけしのTVタックル」でおなじみの三宅久之氏。山田宏党首からの講演、統一地方選挙の日本創新党公認予定候補(小坂もその一員)の決意表明なども有ります。司会進行も小坂が担当することになりました。

 日本創新党の掲げる「自立」と「公の精神の確立」は対立する概念ではなく、補完関係となって素晴らしい社会ができると思います。今の日本を覆う「依存心の増長」と「自分勝手で、先人や歴史を蔑ろにし、愛国心喪失」の現状を打破するには日本創新党のような理念の明確な政党がしっかりと勢力を伸ばしていかねばなりません。是非、多くの方の力をお貸しいただきますよう、お願い致します!

small_ribon.gif日本創新党の活躍に期待する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

「法律芸能」に女性専用車両について小坂のインタビュー記事、掲載!

 今日は活動報告を印刷したり、地域まわりをしたり、記者さんに取材を受けたりと慌ただしい一日でした。

 昨年末に「法律芸能」というサイトから「女性専用車両について」の取材を受け、その不当性(詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください)について説明をさせていただきました。

 その記事が2回に渡って掲載されまいた。以下のリンクから是非、お読みいただければ幸いです。

法律芸能のHPはこちら★

小坂へのインタビュー掲載記事 前編

小坂へのインタビュー掲載記事 後編★ 


small_ribon.gif女性専用車両は廃止すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

区役所地下食堂で障害者就労を!

DSC_45.jpg
 晴天の下、西川太一郎荒川区長の初詣会に多くの方々と参加。寒川神社で改めて「日本の為に荒川区でできることに尽力していく」ことを誓って参りました。

DSC_0046.jpg
 夜は政務会合と「南星ハリケーン優勝祝賀会」に参加。荒川区の少年野球団体の代表として出場した「南星ハリケーン」が、東京都の全てのチームの中で優勝!関東大会でも銅メダルを獲得!素晴らしい頑張りに拍手!

 さて、12日の福祉区民生活委員会にて、報告の有った障害者就労訓練充実のご報告と小坂からの質疑(区役所地下食堂も就労場所に!)ということについて、以下、ご報告致します。

◎障害者就労訓練の内容拡充について

★障害者の一般就労を支援するため、障害者就労訓練の訓練内容を拡充する。

★区では、障害者の一般就労を支援するため、たんぽぽセンターおよび北庁舎において、平成20年から特定非営利活動法人荒川区心身障害者事業団に委託して、障害者就労訓練(清掃業務、施設受付業務)を実施している。

★訓練実績

・清掃   6人(21年度) 11人(22年度) 計17人

・施設受付 4人(21年度) 0人(22年度) 計4人

・合計  10人(21年度)11人(22年度) 計 21人

・訓練受講者のうち一般就労した者
      5人(21年度 清掃1人、受付4人)
      3人(22年度 清掃3人)
     計8人

★多様な就労訓練のニーズに対応するため、これらの業種以外についても障害者就労訓練を実施することを検討していたが、新たな訓練メニューとして、喫茶補助業務の就労訓練を実施する。

★新たな訓練委託先 

 ティールーム・フェルメール(東尾久6−1−6−22)
 代表 角田 崇子

★訓練内容
 喫茶店内において接客、厨房での食器洗い、調理補助等の訓練を行う。知的及び精神障害者の訓練が可能である。
 ・訓練時間 1日2時間から4時間
 ・訓練期間 最長3ケ月

★訓練開始時期:平成23年1月

★訓練後の支援
 訓練後は、荒川区障害者就労支援センター(じょぶ・あらかわ)等で就労に向けた支援を行っていく。


(小坂からの質疑・答弁)
小坂:副区長にお願いしておきたい。先ほどのナンバープレートの資料も、障害者訓練内容拡充の資料もそうだが、報告事項の事業に係る財源や金額など、基礎的なデータについては委員会で質疑する必要もないように、資料に明記をしてほしい。
 何度かそうした指摘をしているが、その都度、改善すると答えるがしばらくたつと掲載されなくなる。そうしたことが無いように、福祉区民生活委員会の資料のみならず、他の委員会の資料においてもその点を徹底していただくようにお願いしたい。

副区長:今までも努力してきたが、今後、全般に渡って注意をしていく


小坂:他の自治体での一般就労に向けた喫茶訓練の事例は全国的に見てどのような事例が有るのか?また、その具体例においては、喫茶訓練を経て、どの程度、一般就労に結びついているのか?

障害福祉課長:訓練にあたって、特別区を調べたが、23区では事例は他に無い。23区外の事例については具体的に把握していない。


小坂:区役所地下食堂は区職員互助会が業者を選んで運営をしているが現在の休業期間終了後、皿荒いなどの研修を受けた障害者をそうした場へも区が繋ぐ、就労の場所として提供することが必要ではないか?

障害福祉課長:新たな施設に入る場所では新たな雇用が生まれるが、区が相談をしながら進めることを検討する。

小坂:相談をしながらということだが、区の施設の地下で区職員互助会が運営をする地下食堂について、区署員互助会は「区職員で構成される組織」であり区とほぼ一体の組織と考えれば、もっと強く実施への意思を強く持つべきではないか?

福祉部長:地下食堂は現在休業しているが、再開に向け指摘のような点を進めることも区として検討をしていく。

small_ribon.gif区施設を障害者就労の場として更に活用をしていくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

荒川区コミバス利用者300万人突破!

 今日も事務作業を行った後、娘を連れて、学童クラブの入所面接の後、地域を何軒か訪問し、図書館へ。夕方は消防団員の御家族の葬儀の後、政務会合へ。今日、予定していた消防団員募集活動は分団の都合により、延期されました。また、日程が決まりましたら、ご報告致します。

 さて、記事のタイトルの通り、荒川区コミュニティーバス「さくら」の利用者が300万人を突破する見込みとなりました。これを祝い1月27日11時に区役所前で記念式典も開催予定です。昨日の建設環境委員会で報告が有りました。

平成17年4月 コミバス「さくら」運行開始

平成18年10月 累計50万人達成

平成19年12月 コミバス「さくら」一部逆ルート運行開始

平成20年2月 利用者累計100万人達成

平成20年10月 コミバス「汐入さくら」運行開始

small_ribon.gif荒川区コミバスがますます地域で活用されることを願う、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月14日

今日は「尖閣諸島開拓の日」。3月24日には国民集会も!

 午前中は溜まった事務仕事をし、午後に日本創新党本部で地方議員会へ。終了後、引き続き、山田宏党首や中田宏代表幹事、岡野俊昭政策委員長、民間有志の専門家と政策の打合せ。今後、日本創新党の政策を深化していけるように小坂(政策副委員長を拝命)も尽力して参ります。

 さて、今日は「尖閣諸島開拓の日」です。全国各地で、尖閣諸島の開拓を祝い、そして支那共産党の侵略に晒されている尖閣諸島を日本国民として何としても守ろう!との意思表示、署名活動、街頭演説なども行われました。


「尖閣諸島開拓の日」について、詳細を是非、御覧下さい

 さて、日本会議を先頭に有志で結成をした「尖閣を守れ」国民集会実行委員会では以下の通り、国民集会を予定しています。小坂も参加予定です。平日の日中ですが、仕事や学業の都合がつきましたら、皆様も是非、ご参加下さい。

 摩擦を恐れ「尖閣諸島を見捨てるような日本」は「日本のどの地区も見捨てられる日本」であり、「国民誰もが見捨てられる日本」と成り下がります。決して日本をそのような国にしてはならないということを声を大にして地元でも問題提起を続けて参ります。

 日程:平成23年3月24日(木) 14時〜(約90分間)

 会場:日比谷公会堂

 主催:「尖閣を守れ」国民集会実行委員会(仮称)

 後援:日本会議・日本会議国会議員懇談会

small_ribon.gif「尖閣諸島を見捨てる日本」ではあってはならない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

医療費一人に2466万円!健康づくりは自分はもちろん公の為でもあります。

 昨日の福祉区民生活委員会では「特別区国民健康保険料が旧ただし書き方式になること」や「特定健康診査・特定保健指導実績報告書」も議論をしました。

 その資料の中で、荒川区における「一人に対して年間かけている医療費」の上位二十人について具体例が示されていました。

 「事実」を知っていただく為に、概略を以下お伝え致します。一万円未満は四捨五入します。

第一位 2466万円 40代男性(主な疾病は2つ以上)

第二位 2316万円 60代男性(主な疾病は6つ以上)

第三位 1804万円 70代男性(主な疾病は9つ以上)

第四位 1785万円 60代男性(主な疾病は5つ以上)

第五位 1657万円 70代男性(主な疾病は5つ以上)

 と続き、20位の1150万円まで資料では続きます。

 この医療費の大部分は「健康保険」によって支払われます。この20位までのうち17人が「生活習慣病」に起因するものであり、煙草や不健康な習慣を早い段階で改善していれば、ここまで重症化していないか、発症すらしていないかもしれません。

 国民健康保険料の負担を誰がどのようにするか、という議論と共に、「不健康な習慣や嗜好」が結果としてこれだけ、「保険制度という公のシステム」に対して多大な負担をかけている具体的な情報を広く知っていただくように委員会では求めました。

 参考までに、上記の高額医療費の対象となっている20人のうち相当数は「腎臓透析」を受けていることが統計上推察されますが、その際は「障害者」となり障害者向けの様々な手当が支給されます。国民全体にとって医療費のみならず、こうした支出が増える訳です。

 ★健康の問題については、併せて、平成21年10月10日のブログ記事も是非ご覧ください。★

small_ribon.gif医療費の現実を踏まえた上で、国民一人一人が健康づくりの重要性について自覚すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 07:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月12日

あら坊ナンバープレート(原付)、限定1000枚で21日から受付開始!

arabounum.jpg
 平成22年9月28日のブログ記事にて決算特別委員会の質疑と共に、「あら坊」ナンバープレートが実現しそうというご報告をしました。

 上記記事では荒川区独自のナンバープレート(上記写真はイメージ)については何度か問題提起をしてきたことについても文中リンクに書いてますのでご覧下さい。小坂としては「都電の形」が一押しだったのですが、「あら坊」も地域で人気が高く、良いと思います。
arabo.jpg
 今日の福祉区民生活委員会で5つの議題の議論をしたのですが、報告事項の一つに「あら坊ナンバープレート」を今月21日から利用者を募集することになりました。以下、ご報告致します。 

★導入理由:荒川区シンボルキャラクターのあら坊をデザインした原付バイクのナンバープレートを導入し、区民の区への関心度を高め、郷土への愛着を深めるとともに、安全運転意識の向上を目指すため

★予定交付枚数は限定1,000枚(下二桁42,49を除く)
 「a・・・1」から「a1020」までの専用ナンバー

★希望ナンバー募集
 所定の期間内に登録ができる方で、希望する番号が有る場合は、電子申請又は、往復葉書により申し込み、あら坊が抽選を行う希望ナンバー公開抽選会(区役所本庁舎で予定)により決定。

★あら坊ナンバー交付記念イベントも開催(希望ナンバーに当選した方対象)

★他自治体の導入状況
 ※23区ではあら坊ナンバーが初の導入

 ※愛媛県松山市:「坂の上の雲」に因み、「雲型ナンバープレート」を導入(平成19年6月22日のブログ記事で書いてます

 ※東京都調布市:水木しげる氏が調布市の名誉市民であることから「ゲゲゲの鬼太郎ナンバープレート」を導入

★今後の予定
 平成23年1月21日〜2月4日 希望ナンバー募集期間
      2月10日 あら坊による希望ナンバー公開抽選会
      2月19日 あら坊ナンバー交付記念イベント、使用開始


★今までのナンバープレート=千枚で18万円(1枚あたり180円)

★あら坊ナンバープレート=千枚で34万円(1枚あたり費用は340円で160円増し)

(小坂からの質疑・答弁)
小坂:荒川区独自のナンバープレートを設置することを主張してきたが、実現して良かった。「あら坊」も良いと思うが、都電の形は検討の俎上に上らなかったか?

税務課長:都電の形は試作をしたが難しかった。離れた場所から見ると「都電」として視認できるかという点で見るとと分かりにくかった。あら坊はその点、視認しやすく区民からも親しまれ人気も高いので選んだ。


小坂:原付バイクに限るとのことだが、高萩市などは独自のナンバープレートを軽自動車に対してもやっている。軽自動車まで範囲を広げるのは難しいのか?

税務課長:50cc以下にしたのは「原付バイク全体の6割が50cc」であることがまずある。軽自動車については、ナンバープレートの交付は軽自動車については荒川区のみでなく足立区の軽自動検査機関で行うので荒川区独自では発行できないので、50cc以下の原付に限ることにした。


小坂:原付バイクの番号の廃止について、「総務省は廃止を主張」し「警察省は防犯の面から廃止に反対」との新聞報道が有ったが、自分は治安面で原付バイクのナンバープレートは必要不可欠と考える。区の認識は?

税務課長:防犯面で照会等の場合にもナンバーが明示されていることは必要。犯罪抑止の為にもナンバーの存続は必要と考えている。

small_ribon.gif自治体独自のナンバープレートで地域に愛着を、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 13:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする