
昨日の震災対策・危機管理調査特別委員会の視察二日目の続きの報告です。ながおか市民防災センターの隣の敷地に位置する「長岡市緑花センター 花テラス」(詳細はこちら)も視察。1年中、花作りが体験できる施設です。こgちらは育苗温室。

小学生も参加する形で、街中を美しい花で満たそうという市長の姿勢から生まれた施設だとか。新潟県内でも「花いっぱい活動」がとても盛んな長岡市は、こうした施設のスタッフの努力や市民の意識の高さも有り、緑化花壇のコンクールで新潟県内のコンクールの上位を独占しているとか。

これは土づくり機(攪拌、土入れ)。土をかき混ぜ、ビニールポットに入れる大型機械です。苗を沢山育てるのに活用。

こちらは発芽室。光・温度・湿度を調整し、発芽しやすい環境に設定します。

緑花センター視察後、長岡駅前で現地解散。個人的に駅前の資料館や市の施設を見学してきました。
こちらは「長岡市民センター」のロビーに展示されていた達磨コレクション。市の様々な施設が入居している複合ビルで、ジョブカフェ長岡などの就労支援拠点も。

すぐ近くに有る山本記念公園の「山本五十六連合艦隊総司令官の生家」を訪れ・・・。

公園内のブロンズ像の遠景。兎に角雪深く、新雪が50センチ以上積もっている公園では革靴でブロンズ像に近づくことはできませんでした。
すぐ近くに山本五十六記念館も。ブーゲンビル島に墜落した山本五十六連合艦隊司令官の搭乗されていた一式陸攻の翼の一部(現物)などが展示されていました。先人が厳しい時代を様々な立場で切り拓いてこられたからこそ、我々が今いるのだということを改めて実感し、歴史を知り、伝えていくことについて決意を新たにしました。

これまたすぐそばに「河井継之助記念館」も。幕末の長岡藩政を担った河井氏の半生を展示。
同じく駅前に位置する「長岡戦災資料館」も見学。新潟県唯一の戦災都市長岡の惨禍を展示していました。

さて、今日のブログ記事の題名に関連した写真はこちら。長岡市民防災センターの2階に「私たちの将来の夢」というテーマでそれぞれ個人が思い描く将来の姿を絵にしたものを展示。書いたのは全てネパールの学生。
この絵は7年生が書いたもので「将来、兵士になることでネパールを守る!」とのメッセージと国土、国旗を描いています。「SAVE THE NATION」という言葉に強い危機感を感じます。

こちらは同じ場所に掲示されていた8年生の絵。2つの大国に挟まれた我がネパール、というテーマで、こちらも強い危機感を感じさせる絵です。実際にこの絵に描かれた通り、極めて強い外交圧力に挟まれてネパールは存在すると思います。
ネパールの教育制度は1〜5年生が小学校、6〜7年生が中学校、8〜10年生までが高等中学校です。日本の年齢でいうと7年生、8年生は中学1年生、2年生といったところでしょうか。その年齢で「愛国心溢れる絵」「危機的な現状を掴み描いた絵」を書いている事実。
将来の自分の姿というのは、「ファンタジーの世界の中での自分」ではなく「現実世界で自分がどのような天分を果たすか」という視点が重要であり、ネパールでは偽善に流されない教育がなされていると感じた次第です。
「偽善という砂上の楼閣の上に立っている」日本の教育は根本から見直さねばならないと改めて実感した次第です。



