さて、平成23年度の荒川区一般会計予算案での新規施策について、ブログ記事その1、ブログ記事その2、に続いて御報告致します。
★母子世帯に対する支援の強化 389万円
・DV被害者である母子世帯のために、新たに、区外に母子生活支援施設を確保します。
・ショートステイ事業の空き枠を活用した母子家庭の緊急一時保護事業を開始します。東京都の一時保護所に空き室が無い場合や中学生以上の男児を持つ母子世帯が利用できるようになります。
★子供家庭支援センターの機能強化 479万円
・区の職員を都の児童相談所に派遣し、養育困難家庭に対する対応力など専門能力やスキルの向上を図ります。
・子育て交流サロンと連携して、就学前の在宅育児支援施設の相談機能を高め、児童虐待防止のネットワークを強化します。
・児童虐待防止対策を強化する為、精神科の医師や弁護士など外部のスーパーバイズ機能を積極的に活用します。
・虐待の恐れのある家庭への訪問相談及び家事・育児のヘルパー派遣事業を充実します。
★放課後子供プラン事業の拡大 1億7210万円
・放課後子供プラン事業を新たに第二峡田小学校で実施し、7ヶ所に拡大します。また、汐入東小にこにこすくーるについては全学年に対象を拡大します。
・全学年を対象として、遊びをはじめ、勉強やスポーツ・文化活動を通して異学年の交流を図ります。
・運営委員会を設置し、保護者や地域の意見が反映された事業を充実します。
★待機児童解消に向けた保育施設整備 3億8904万円
・平成23年4月、南千住駅前に私立認可保育園(南千住駅前保育所=48名)及び認証保育所(ぽけっとランド南千住=50名)が開設されます。
・(仮称)南千住七丁目保育園(150名規模)を整備します。
・新たな認証保育所誘致に努めます。
・保育ママの増員に努めます。
★在宅育児家庭への支援充実 656万円
・平成23年4月に開設する南千住駅前保育所に区内12ヶ所目となる子育て交流サロン、区内8ヶ所目となる一時保育専用室を設置します。
★尾久八幡中学校建替え・区民運動場整備15億8820万円
・尾久八幡中学校を建替えることにより、教育環境の整備を図ります。建替えにあたっては、区民運動場との一体的な整備を行うことで、敷地の効果的活用を図ります。
・現区民運動場敷地を活用し仮設校舎は建設せず、工事期間の短縮やコストの削減を図ります。
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