こうした視察は荒川区議会の委員会主催で行ったものですから、荒川区議会HPに今日、配布されたような報告書を掲載するように申し入れました。議長からは「他の委員会との兼ね合いも考えて検討する」趣旨の答えでした。
小坂の本会議質問は3日後。準備を着実に進めています。
さて、平成23年度の荒川区一般会計予算案での新規施策について、ブログ記事その1、ブログ記事その2、ブログ記事その3に続いて御報告致します。
★荒川区コミュニティーカレッジ 1281万円
・今年度、新たに進級する2年次は、1年次基礎課程をふまえ、34つの学科から選択した分野の専門知識、具体的事例を学び、修了後に地域で活躍できる人材を育成する充実した学びの場とします。
・地域を知ることから始め、2年間にわたる学習活動を通じて、カレッジ生同士、また地域における仲間づくりをすすめます。
★外国人客の誘致と産業の国際化 381万円
・海外勤務、海外取引又は外国人対象旅行業務等に関する相当の経験と専門的な知識を有する産業国際化推進人を配置し、外国人客の誘致や区内企業の海外展開を支援する、
★産業活性化支援の拡充 3555万円
・「産業活性化係」の新設、企業支援の要となるMACCコーディネーター(産学連携推進員)の増員により区内中小企業の支援体制を強化します。
・MACCプロジェクトにおいて、従来の製造業を中心とした支援から幅広い業種・分野に支援対象を拡大します。
・山形大学工学部と連携して区内中小企業の新たな支援計画の策定や産学連携の促進のための事業を実施します。
★都電荒川線100周年記念関連事業 1476万円
・都電荒川線沿線ウォークラリーに加え、都電を活用した荒川区観光ツアーなどを開催します。
・「一球さん号」の愛称で親しまれた都電6000形車両を展示している荒川遊園に、新たに(仮称)下町都電ミニ資料館を設置します。
・都電と沿線のバラは、観光のビュースポット!第三回「あらかわバラの市」を開催し、町屋駅前を芳しく華やかなバラで埋め尽くします。
・都電と近現代の荒川の100年に関する写真や資料から、荒川区と都電の魅力を伝えます。
★あらかわエコセンターの拡充 1587万円
・3階部分を整備し「最先端のエネルギー技術」や「環境団体の取り組み」等を紹介するコーナーを設置。
・エコキュートやエコジョーズなどの省エネルギー機器を展示し、荒川区が推進する「低炭素地域づくり」のためのエコ助成制度の紹介を行います。
★荒川自然公園へのエレベーター設置 1億230万円
・これまで長いスロープ等を利用する以外に入園する方法がなかった荒川自然公園にエレベーターを設置。
・エレベーターは都電荒川二丁目停留所前の入口に設置するため、荒川自然公園は誰もが行きやすい施設になります。
★町会・自治会活動へのさらなる支援 5334万円
・各町会・自治会の規模(会員数)に関わらず基礎学助成金を一律10万円アップします。
有事の際に消防団が十分に活躍できるように訓練をしっかり積んでおくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。