北九州市がNPO法人「タウンモビールネットワーク北九州(以下、TMN北九州)」に運営主体を選び、平成22年3月から開始したコミュニティーサイクル事業(共同利用自転車ですね。海外の事例)は、全て電動自転車で24時間利用可能。どのステーションでも貸出、返却が自由です。
ステーション(こちらにも記載)は小倉駅周辺に7ケ所、別の地区では八幡東田地区で3ケ所。
会員登録をして利用する場合、1ケ月に525円の基本料と時間毎の利用料金(一日で525円、月額では5250円)。観光客などの一時利用も利用可能で、その際は1日に500円。市の職員も公務で利用しているとのことです。
上の写真の右側の白いボックスを会員カードで開けると、鍵と充電済みバッテリーを取り出せます。
TMN北九州が運営するコミュニティーサイクルの拠点に飛び込みで話を伺ったら、理事長の植木様が丁度いらして、詳しい話を聞かせていただきました。駅前での40分間の駆け足での視察でしたが、とても有意義でした。
TMN北九州は下記のような駐輪場(こんなに沢山!)も運営しており、そこの収益の一部をコミュニティーサイクルの運営にも充てて、採算を合わせているとのことです。最初の設備投資は国の100%補助でしたが、その後の運営コストはNPO団体の活動で賄っています。
国からの補助金で最初にシステムを作った際の経費は以下の通りです。
・電動自転車購入経費 1110万円
・駐輪施設整備経費 2510万円
・管理システム設置経費 5570万円
・その他 2060万円
合計 1億1250万円
自転車で北九州市内を走るイベントなども開催しています。こちらの記事をざっと見るだけでも楽しそう!
門司港周辺でもレンタサイクルを運営中。様々な事業を組み合わせて運営を成り立たせているのは素晴らしいとおもいます。
JRの快速、市営地下鉄と乗り継ぎ、林英臣政経塾の合同合宿(関東・関西・九州)の場へ。小坂は東北講座長(天命部会長の代行も当日は兼ねてます)。
15時からは林英臣政経塾の修了認定打ち合わせ、塾士会議、各塾生からの中期計画、1年計画の発表を聞き、コメント、その後、懇親と続きました。
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