午前中は、奥村市議に門司港の歴史・産業関連の場や、社会的課題の有る場所の場を現場の市議だから知っている話を含めて教えていただきながら案内していただきました。
上記の2枚の写真は門司港の歴史の一部として、ここから約200万人が大東亜戦争で出征をされた歴史を刻んだ碑。御英霊に改めて感謝の祈りを捧げさせていただきました。
これは何か分かりますか?
昭和6年から20年にかけて、門司港から出征する軍馬が船に乗る前に最後に水を飲む「出征軍馬の水飲み場」です。説明プレートでは100万頭がここから戦地へ向かったとのことです。
続いて、近くの山上にある巨大なパゴダ(仏塔)へ。ここは以下の通りの経緯で多くの方の寄付で建立された慰霊の場です。
ここは日本で唯一、ビルマの僧が常駐しているパゴダだったのですが、支援組織の高齢化なども有り、今年12月に無人となり、立ち入りもできない状態になってしまっていました。
多くの方が御英霊を慰霊するために建立した場が、これから管理がなされなくなり、寂れて行くのはとても悲しいことです。地域で同じ想いを持つ方が支えて行かれますように・・・。
山上からは関門橋が美しい・・・。
壇ノ浦の合戦の様子を陶器で表現した巨大な壁画も。
西暦200年創建の和布刈(めかり)神社。その歴史と地域で抱えている問題についても教えて抱きました。
続いて戦いの神様を祭る甲宗八幡神社。北九州市にまつわる様々な石碑や銅像が多数有り、参拝と同時に拝見。
日本は「輝國」です。
午前中に案内をしていただいた奥村市議と門司駅前で再会を誓い、お別れ。
門司港駅前に点在する産業遺構を足早に見学後、関門海峡ミュージアムへ。
レトロの街並みの再現や海上保安庁の仕事が分かりやすく、楽しくじっくりと学べるフロアも有り、とても充実しています。
港を歩いていたら、下関の唐戸市場行きの船がすぐに出ると聞き、飛び乗ってから10分で下関側に到着。丁度、夕日が沈むところでした。
下関のイベント広場には物販の為にパオ(モンゴル遊牧民式の住居)が。ここには軽トラックで新鮮なものを積んできて乗り付け直販するイベントが定期的に行われているようです。
唐戸市場から下関駅前へ歩き、JRで小倉駅前へ。とんこつラーメンをいただき、21:30出発の夜行バスで関東へ戻りました。
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