2012年03月02日

夜間閉館の区施設でのAED24時間化(屋外設置)、実現へ!

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 昨日の予算特別委員会で、小坂から持ち時間50分間のうち16分間を活用して以下の質問を致しました。
 
 平成23年9月27日のブログ記事「「盗難覚悟のAEDの屋外設置」「選挙公報のネット公開」を求めました!」で御報告した通り、その際に強く求めた「夜間に閉館してしまう区施設におけるAEDの夜間利用(24時間使えるように壁面に設置する)」が来月からいよいよ実現することになりました!

 4月1日に新たに利用開始となる3つのふれあい館(こちらに記載)全てに、荒川区として始めて「AEDの屋外設置」がなされます。これを皮切りに、他の施設(既存の施設も今後開館する施設も)にも広げて行くことについて具体的な提案を致しました。

 他にも何点か、下記の通り、3月1日の午後に質問を致しました。以下の報告記事をお読みいただければ幸いです。


(小坂からの質問と答弁です) 

★区施設でのAED夜間利用について

小坂:夜間に閉館してしまう区施設におけるAEDの夜間利用(24時間使えるように壁面に設置する)の方策について。昨年9月の決算特別委員会での質問に答える形で実施に向けて前向きな答弁 平成23年9月27日のブログ記事「「盗難覚悟のAEDの屋外設置」「選挙公報のネット公開」を求めました!」を是非、お読み下さい)をいただいた。
 特に新たな施設で特に屋外設置を推進していただく話でしたので、それに関連して、4月から利用が始まる3つの新たなふれあい館でのAED外設置は実現するか?

地域振興課長:4月に開館する3つのふれあい館は全て、屋外の壁面にAEDを設置することとした。


小坂:必要な対応を決断していただき、感謝と評価をする。温度や防水面での管理を徹底できる管理ボックスが昨年、警備会社からも売り出されたとの報道もあり、こうしたものの活用も検討しながら、新たな3つのふれあい館でのAEDの管理状況を検証しつつ、既存の施設にあるAEDの屋外設置を進めることをお願いしたいがどうか?

区民生活部長:既存の施設におけるAED設置場所についても、今回の屋外設置AEDの管理状況を見ながら、拡充について前向きに検討をしていく。


小坂:今回のふれあい館での英断を評価しながら、荒川区の施設管理全体に責任を持つ方にお聞きする。区全体の姿勢として、今後の新たな区施設の建設に際しては「AEDの屋外設置を原則とし、24時間の利用ができるようにする」ことを原則とすべきと考えるがどうか?そうした観点で防犯カメラの設置も含めて総合的に見て屋外設置を進めていただきたい。

部長:指摘をされた視点からあるべき姿にしていきたい。施設によって様々な特徴はあるものの、AED屋外設置の形を施設設計の段階で反映をできるものについては基本的にそうしていくことを考えて行きたい。


小坂:紙ベースでの掲載、またはネット上での画像として荒川区の防災地図にAED設置場所が掲載されている。これも重要ですが、別途、テキストデータとして一覧表として、民間の設置場所も含めて記載してはどうか?隣の足立区ではAEDの設置場所、多数の692ケ所を掲載している。単なるリストでは探しにくいので、地区別にクリック表示できる形でHPに掲載している。こうした利便性の高い形での掲載を早い段階で実現をしていただきたい。

防災課長:荒川区HPにAED設置場所は防災地図として掲載しており、24時間利用可能な民間施設に設置している場所なども一覧表で掲載している。指摘を踏まえAEDの設置場所について詳しい情報を区HPに掲載をしていきたい。

★区民のイベント等へのAED貸出について

小坂:AEDを区民が開催するイベントへ貸出しているが、その貸出実績は?

防災課長:御指摘は防災課で持ち合わせているAEDを町会や商店街などのイベント(防災訓練や催事など)に貸し出すもの。具体的な件数を今持っていない。


小坂:区と強い関係を持つ団体については、AEDの貸出制度について知っているかもしれないが、区との繋がりが強くない団体等は恐らく知らないのではないか?いざという時に備えてAEDをイベント等に際して、区内団体に貸出をしているということをHPを始め様々な場所で、もっとPRをしていったらどうか?

防災課長:東京マラソンなどでAED活用を通して人命が救われた事例が有る。区のイベントで安全安心の資機材として貸出をしていることを今後もPRしていきたい。



★「ひろば館等の早朝利用」と「ふれあい館化」

小坂:以前から申し上げて来た「ひろば館やふれあい館等の早朝利用」について、そろそろ、いくつかの館でモデル事業として制度を作り、ルールとして取り入れてはどうか?

地域振興課長:早朝の利用について顔の見えない形では心配だが、希望があるようなら、どう対応していけるか、引き続き検討していきたい。

小坂:検討から実現へそろそろ踏み出すべき。さつき会館(小坂注:かつては部落解放同盟荒川支部が入居していた施設=こちらに関連記事有り。以前はこんな状態だったんです・・・)とアクト21(男女平等推進センター)を「ふれあい館」へきちんと編入していくという点について、現在の検討の状況は?

区民課長:アクト21についてはふれあい館化していく。尾久地域における「ふれあい館」と「ひろば館」の関係の整理をつけながら、男女平等推進の場としての機能を併せ持つ形でふれあい館化を進めていきたい。。

総務企画課長:さつき会館については、アクト21の後、ふれあい館化を検討していく。さつき会館はふれあい館と同様に既に区民に広く公開されている形だが、人権の拠点としての機能を持ちながら広く利用されるようにしていきたい。。

小坂:どちらの館も、すっきりとした形で「ふれあい館」として早期に編入をすることを改めて求める。



★「選挙公報のネット掲載」と「荒川区長選挙の翌日開票」について

小坂:選挙期間中の限られた情報入手手段である「選挙公報」のネット公開を委員会で求めた(平成23年9月27日のブログ記事「「盗難覚悟のAEDの屋外設置」「選挙公報のネット公開」を求めました!」)際に検討をすると答弁が有ったが、その後、東北の被災地、八王子市などで導入が進んできた。今年11月の区長選挙や近いうちに予定されている衆議院選挙で、ネット公開を実施する方向と理解して良いか?

選管事務局長:選挙公報は候補者の情報を得る重要なものである。HPでの公開について、被災地の自治体から始まり、他の自治体でもで公開が進んでいる。選挙公報のHP公開を区長選挙から進めて行きたいと考えており、積極的に検討をしていく。


小坂:11月の区長選挙について無駄な経費がかかる即日開票ではなく、翌日の開票が適切と主張をしてきており、4年前の区長選挙において翌日開票(平成20年5月9日のブログ記事「190万円の節約に!」を参照下さい)であった。今年の区長選挙も翌日開票であるべきだが、その方針か?念の為確認をしておきたい。

事務局長:区長選挙の開票を翌日か即日にするか、最終決定はしていないが、基本的に翌日開票で考えている。

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