2月20日13時から、40分の持ち時間をフル活用しての本会議質問は日本人の民族衣装である和服で行いました。
その和服の羽織は小坂を応援して下さっている地元の方が、亡くなったご主人の形見として下さったものです。東京大虐殺(いわゆる大空襲)や福島への学童疎開、戦後の混乱期を経て事業を発展させながら生きて来られた方です。「日々、大局的に頑張っている小坂区議に来てもらえば亡くなった主人にも喜んで貰えると思って・・・」という言葉と共にいただいたものです。この羽織はサイズもそのままぴったりでした。
そして長着は小坂の持っている着物(ほとんどが古着屋経由)の中で唯一、新しいものです。妻がクリスマスプレゼントとして贈ってくれたもので、とても気に入っています。
この組み合わせは「先人の想いを引き継いでいく志」「これからの家庭を築きあげていくことに象徴される新たな未来に向けた想い」の双方を日本人の民族衣装という形で身に着けたもので、とても心安らぐと同時に心強い気持ちで質問席に立てました。感謝、感謝です。
質問項目は2月12日のブログ記事「渾身の本会議質問(2/20(木)13:00〜13:40)の通告提出!」に書いた通り多数(大黒目3つ、小項目20個)ですが、その中から教育の一部の質疑をご報告致します。
(下記は2月20日の本会議質問の一部抜粋です。)
今、述べたことと関連しますが、偉人の生き方から学ぶ教育推進及び、生きることや学ぶことへの目的意識向上に効果を上げている立志式の導入を荒川区でも行なうべきではないでしょうか。
世界最古の国である日本において成熟した文明が引き継がれ、その中で多くの素晴らしい偉人がおられます。
政府の方向性としても道徳教育の教材など充実していくようですが、荒川区としてもその点をしっかりと重点を置いて、独自教材の活用を含め偉人の生き方から学ぶ教育を進めることを求めます。
併せて、かつての元服に匹敵する年代において、全国の学校において志を立てて、これからの生き方や進路を考え、文字にし、皆の前で尽力を誓う立志式が行われております。
何のために学校に行き、学ぶのか、それを立志式という節目にしっかりと見つめる意義は極めて大きく、荒川区においてもモデル校を選定し、そこでの実施を契機に広げて行くべきではないでしょうか?
次に日本人を主体とした教育をすることを求めます。日本は世界で唯一、血筋、信仰、神話、言語が一貫して二千年以上続いてきた縦糸の国であり、その縦糸に基づく価値あるものをしっかりと教えていくことが教育姿勢の根底になければなりません。
日本人の児童はもちろん、外国人の児童もそうした日本国で暮らしている存在として、しっかりとその観点で教育をすべきであります。
しかし、そうした軸を明確にすることなく、相対主義や特定アジアへのおもねりに基づいた教育を行ってはいないでしょうか?
特に歴史教育は我々のご先祖の当時の視点で置かれた状況や経験を踏まえて学ぶものであるにも関わらず、そうした目線ではなく、後付けの理屈や更には連合国・特定アジアの国々の政治宣伝に基づいた嘘を教え込んでいます。
先人が積み重ねた善行はあえて無視し、嘘や宣伝に基づき先人を断罪、上から目線の軽薄な批評を後付けで行なう「歴史教育」は有害そのものであり、子供達の精神を破壊する正に児童虐待そのものであり、恒常化した児童虐待は無くさねばならず、教科書採択においてこうした視点は欠かせないと考えるが認識を伺います。
先程述べたように、世界最古の国である日本に対して、また自らに対しての肯定感を心の基盤にしていく教育であるべきです。
少なくとも日本においては、日本民族の縦糸と国家の範囲が重なっており、学校教育の中で自らへの肯定観を持つ教育を行うためには、家族、地域社会等から拡大していった「実態有る社会単位」は日本という国家であり、その国家への肯定観を養う観点がなければ、自らへの肯定感、そこから繋がる幸福感に繋がりにくくなることは必定と考えます。
世界という空間軸や歴史という時間軸の中で、自らがどのような位置づけに有り、また、日本に生まれ育っていることが、それだけでどれほど幸せで素晴らしいことであるか、そうした観点での教育が行われ、社会においても広く共通認識となっていけば、確実に幸福度は上がり、自殺者も減ると確信しています。
学校教育はもちろん、荒川区が進める総幸福度指数の向上にも、こうした観点は必須ではないでしょうか?
(抜粋、終わり)
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