(以下、小坂からの質疑の一部抜粋です)
★筋書きの決まった防災訓練ではなく、多くの参加主体を伴い夜間も含む抜き打ち訓練を。
次に筋書きの決まった防災訓練ではなく、多くの参加主体を伴い夜間も含む抜き打ち訓練を提案致します。
防災訓練は気候や時間帯も開催しやすい頃合いに行うことが多いのは理解しております。
多くの方に参加しやすい形にする意義も理解しております。
そうした形での訓練はもちろん続けていただきながら、別途に抜き打ちで、かつ、冬季や夜間などに開催することも検討してはどうでしょうか?
参加者の負担は重くなりますが、その分、災害に向けての学びや気付き、危機感に基づくその後の行動に繋がると確信しております。
そうした厳しい気候や時間帯に実際に避難所を開設して泊まる訓練などをモデルとなる訓練を実際に行い検証をしながら、拡大して実施していくことを求めます。
★東京オリンピックに向けて自転車・歩行者・自動車の通行区分を明確に分けて安全管理・自転車活用推進を。
また、東京オリンピックに向けて自転車・歩行者・自動車の通行区分を明確に分けて安全管理・自転車活用推進をこの機会に求めます。
イギリスはロンドンオリンピックの前は自転車活用の後進国でしたが、オリンピックを契機にそれぞれの通行区分をしっかり確保した道路整備を進めました。それが、自転車・歩行者・自動車のそれぞれの安全、幸せ、合理化に繋がると確信し、区と都の連携の下、モデルケースを区内で選定してしっかりと進めることを求めます。
★北朝鮮人権問題啓発週間にパネル展だけでなく、趣旨に沿った映画を区主催で上映して啓発を進めてはどうか。
また、政府が定めている北朝鮮人権問題啓発週間に現行のパネル展だけでなく、趣旨に沿った映画を区主催で上映して啓発を進めることを提案致します。
拉致問題についての啓発ビデオ「めぐみ」の学校等での上映促進や地域に根差した拉致問題の啓発については繰り返し質問をしてきたところですが、北朝鮮の人権問題には、人間が虫けら同然に殺され続けている国であり、我々がその隣国としてその恐ろしい現状に向き合っていく必要性を学ぶのもこの週間の意義と理解しています。
先日、試写会で見た「北朝鮮強制収容所に生まれて」(※小坂注:本会議でのその資料を示しながら質疑)という映画では、収容所で愛を知らず生まれ育った人物、そうした収容所で看守をしていた人物などいずれも脱北した人達の証言で綴る戦慄のドキュメント映画ですが、ここで描かれた「地上の地獄」である北朝鮮、特に強制収容所という場の人権問題を知るには最適の映画であります。一例では有りますが、多くの賞を受賞し、世界的にも評価の高いこうした映画を区主催で上映し、北朝鮮人権問題への理解を深めてはどうでしょうか?
★区施設における雨や雪で滑りやすいタイル等の総点検をし、滑り止め加工等を進めて安全確保を。
この項目の最後に、区施設における雨や雪で滑りやすいタイル等の総点検、滑り止め加工等の対策を求めます。先日の大雪は勿論、普段の雨の際に、区施設において、ツルツル滑りそうな床が有ります。公の施設の床が建設当初から滑りやすい形でになっているという配慮の無さは不思議で仕方ありませんが、今からでも全ての施設の床をチェックし、必要に応じて滑り止め加工などを進めて安全確保をすべきと考えます。
三つ目の大項目である、心のふるさと、荒川区であるために、という視点からお聞きします。
★校内設置の学童クラブにて、夏休み等には給食調理室を活用、地域の「料理自慢」に昼食を作っていただき、学校施設を活用しながら児童と地域住民の交流会を定期的に行ってはどうか?
まず、校内設置の学童クラブで、夏休み等には給食調理室を活用、地域の「料理自慢」に昼食を作っていただき、使われていない学校施設を活用しながら児童と地域住民の交流会を定期的に行なうことを提案致します。こうした長期休業中に学校の給食室や家庭科教室は殆ど使われませんが、そこを世代間交流の場として使うことは極めて有意義と考えますが、如何でしょうか。
★荒川区に伝わる民話など、本や「ゆうネット」だけではなく、荒川区HPなどを通じて広く知ってもらう場を。
また、荒川区には昔から伝わる民話が多く有り、地域の知恵や歴史が詰まっています。しかし、その内容が十分に伝承されていないと感じます。学校で配布された民話の本や「ゆうネット」の限られた場だけではなく、荒川区公式HPなどを通じて広め伝えていくのはどうでしょうか?
★新たな荒川2丁目複合施設の維持管理に障害者の働く場を、高齢者と子供の交流の場に。
次に荒川2丁目複合施設の地域での位置づけについてお聞きします。新たな施設の清掃や維持管理の場で障害者の就労・訓練をしてはどうでしょうか?また、その中に整備される子育て支援施設を高齢者と子供の交流の場に明確に位置づけてはどうでしょうか?
★安心と幸せ、伝承の為に三世代同居・近接居住の推進補助策を。
最後に、安心と幸せ、伝承の為に三世代同居・近接居住の推進補助策をすることで複合的な幸せ増進に繋げていくことを求めます。三世代の助け合いや学び合いは極めて有意義であり、区として大いに支援していくべきであります。既存の補助策に加えて、区独自の呼びかけや補助を行うことを求めます。
以上、日本国の自治体としての矜持有る明確かつ前向きな答弁をお願いして質問と致します。
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