政務会合を経て帰宅。今日も予算特別委員会の各項目別質疑が朝から行われました。小坂の持ち時間は各項目別質疑全体で52分間(答弁含む)ですが、今日は29分間を使って
・「障害者の雇用促進」
と
・「外国人学校保護者補助金の朝鮮学校への一括支給・区としての教育内容の把握や価値判断」
について議論を行いました。残りの持ち時間は23分間に。今日は洋服で。凄まじい強風の中ですが、自転車での移動が多い日なので、こうした日は洋服です。
「障害者雇用促進について」は障害者の雇用促進に区が尽力してこられたことを評価し、その上で質疑をしました。障害者の就労訓練・職場定着と一般就労の間にかなりの努力、そして暖かい目で見守られながらもそれぞれのペースを最大限尊重しながら働ける場が必要と小坂は考えております。
そうした場に区の施設をもっと活用すること、特に指定管理者が運営代行をしているふれあい館などを清掃などの就労の場として活用することについて、区としても尽力していく旨の答弁以前が有ったのですが、現状の検討状況を聞きました。
答弁としては、「福祉的就労の場が少ないのは課題であると認識している。区の指定管理の施設において、指定管理者公募をする際に障害者雇用の評点を入れた。新たな施策として、企業への障害者雇用のアプローチを進める」とのことでした。
また、小坂からは「特にふれあい館などが考えられるが、他の施設においても、これから指定管理者の更新をする際などに、契約の条件に「障害者の就労訓練の場として活用される旨を前提とする」「障害者雇用を行う」といった旨を盛り込むのは区としても可能な対応ではないか?」との指摘をし、答弁としては「訓練から福祉的就労の場を広げることを今後も進める。企業側に協力を求めていく。具体的な場としては清掃などで考えている。区の関連セクションを含めて訓練の場として提供できるかどうか、再度検討して必要な取り組みを進めていく。」との内容でした。
他にも、
・「予算案資料に書かれている1034万円で障害者雇用促進事業費において、事務補助訓練」
・「総合入札制度における障害者雇用の優遇などの導入についての現状と今後」
・「障害者の雇用促進の為に、日暮里舎人ライナー西日暮里駅に設置されたパン屋「グローリー」の売上げや、地域での評価等は?今後の場所や時間の拡大について」
の質疑を行ないました。
続いて、2点目の質疑は「外国人学校保護者補助金の朝鮮学校への一括支給・区としての教育内容の把握や価値判断」について、じっくりと質疑を行いました。
・「この補助金は廃絶すべきものであるが、朝鮮学校に限って保護者への支払いではなく、学校へ一括して渡すという形を続けてきた理由、平成25年度から保護者への振り込みにした経緯」
・「日本国の竹島を「朝鮮の領土」と書いた地図を教室に張り、そうした教育を行っている。血塗られた独裁者を賛美し、歴史を歪めた反日教育を行う朝鮮学校への間接的な支援になっている保護者補助金は良識のある多くの国民から異議申し立てが行われているが、それは当然のこと。区がそうした点への価値判断をし、それに基づいて補助金の廃絶を行なうべき」
・「地域で何世代にもわたって暮らしてきている人達への支援と部長は言うが、そもそも朝鮮人も区立の小中学校へ無償で通うことができる。その権利を放棄して、勝手な反社会的・反日教育を行うのであれば、少なくとも公の存在が補助をするようなことは有ってはならないのではないか?」」
・「親への補助という形をとっているが、実質的には学校運営を助ける学費負担への補助であり、その当該学校の教育内容の精査は不可欠。ブラックボックスへの補助は無責任極まりなく、行政への信頼は失墜、天に唾する補助金であると言わざるを得ない。」
・「昨年末に東京都が発表した朝鮮学校についての調査報告書では、詳細な事実と共にとても補助金を出すべき対象ではない、との明らかな内容が有る。それに対しての認識や区として価値判断を持つべきではないか?それが有るならどのような認識・価値判断をしているのか?」
この問題については10年以上、繰り返し問題提起を議会内外で続けてきましたが、今日の質疑でも役所は議論のすり替えで逃げるばかりでした。
「朝鮮学校の運営費に補助を出しているのではなく、そうした学校へ通う親の生活支援(学費負担への支援)として補助金を支給している。それ故、学校においてどのような教育を行っているかの把握や価値判断は行わない」という趣旨の答弁を壊れたテープレコーダーのように繰り返すばかり。思考停止。
堂々巡りのやり取りになってしまいましたが、「問題意識が広がらない絶望的な状況の中でも、この点は議会の内外で補助金廃絶に向けて尽力していく。」ことを最後に表明し、今後も粘り強くこの問題に向き合って行く姿勢を明確にしました。
委員会終了後、打ち合わせの後に、自転車にて墨田区向島にある古民家再生の「バケーションレンタル」の取り組みについて、その先駆者の方から現場でお話しを伺うべく向かい、夜は政務会合、雑誌の電話取材など。盛り沢山の一日。
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