2015年08月05日

街の生活・文化を破壊し分断する20m道路=都市計画道路補助92号線(都道・荒川区西日暮里4丁目)計画の調査、聞き取り、歩いての視察で確信!「不要な道路、膨大な浪費、行政の硬直性の象徴」であると。徹底的に建設に反対!

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 昨日の朝は鶯谷健診センターで年に一度の健康診断に来ています。健康でいられることに感謝です。その後、陳情現場視察、聞き取り、政策調査に。蝉時雨が夏らしさを増しています。

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 昨日、事前調査をした後、西日暮里4丁目で都道補助92号線の対象となっている西日暮里4丁目のひぐらし文化会の有志の方々から話を伺って来ました。

 昭和21年の戦災復興院告示という69年前の計画をもとにした、地域環境を無視した道路建設計画が眠っていたのが、突如、都より実施方向を示され、7月に「事業及び測量説明会」が実施された件についてです。
 2時間半に渡ってお話をお聞きしました。その後、現地から補助92号線のうち北区内で既に開通している一部区間(赤紙不動で有名な東慶寺の前まで)を1時間、ずっと歩いて見て来ました。

 事前の調査とも併せて、はっきりと確信しました。この道路計画は「不要な道路、膨大な浪費、行政の硬直性の象徴」であると。

 田端駅前の大通りと道灌山通りを繋ぐ形となるこの道路、都の第六建設事務所に聞くと「防災上、交通ネットワーク上必要で地域の安全性が高まるので建設の必要性を理解してもらえるよう努めていく」とのことですが、小坂は以下の理由からこの区間における道路建設は中止すべきと考えます。

・道路計画では20m道路(不忍通り位の太さです)で分断される西日暮里4丁目地区(道路計画では310mの長さで分断)は、いわゆる木造密集市街地とは明らかに異なります。道路が碁盤の目に整備され、戸建て住宅も荒川区内では大きなものが多く、風格のある第一種住居地域となっています。すぐ近くには開成中学・高校がある文教地区でもあります。
 そうした荒川区内でも「落ちついた雰囲気を持つ文化的な地域共同体」のど真ん中に20m道路を通すのは地域破壊に他ならない。

・道路建設に伴い、60件余りの立ち退きが必要となるが、そこまで地域共同体を壊して整備する道路ではない。町屋4丁目に見られるような消防活動困難地域とは異なり、消防自動車が入れる道路も3本有り、セットバックも進み、多額の国費、都費をかけて整備する必要性が感じられない。

・当初の計画では補助92号線を更に南に延伸し、台東区下谷まで繋げる予定であったが、現在、「優先整備路線となっている西日暮里4丁目地区」の先の3丁目地区の部分は「見直し」が決まっている。更にその先の「谷根千」の寺社等を軒並み立ち退きを求めねば整備できない地区については、現実的に建設が進むことは考えられない。
 つまり、当初の北区西ヶ原から台東区下谷まで4.78km整備する昭和21年当時の計画は既に不可能となっており、既に整備が終わった田端駅前通りとの結節点までの「区切りの良いところ」でこの計画は終えるべきである。切りの良いところで終える決断をする勇気が必要。

・この計画された道路と並行して、さほど細くない道路が何本も通っており、そのような場所に新たな「地域破壊20m道路」を新たに整備する必要は無い。

 
※写真の上部分は西日暮里4丁目地区の道路建設予定地となっているところです。生活する上で不便を感じたり、防災上課題が有るほど細い道路では有りません。それを20m道路、つまり写真の下の部分(既に開通している補助92号線の田端駅前通りとの結節点から北に向かって見た道路)のような太い道路にするという話です。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする