建設環境委員会の行政視察で福山市(広島県)に来ています。事情により始発の新幹線で来て、終電の新幹線での帰京となります。往復の新幹線、ともに車内で熟睡でした。
福山市は自転車利用促進と安全施策推進に力を入れており、現場も見てきましたが、今は議会で説明を受け、質疑応答。
福山駅前の道路に青色のペイントで整備された自転車通行ゾーンが整備されています。整備前はこの場所の自転車の車道通行は1%程度だったのが、整備後は25%程度となったそうです。特に、朝の通勤通学時間帯は40%を超えるとのこと。
こうした車道走行の促進に加え、安全施策の推進によって自転車による事故件数が減っているとのことです。
平成24年年度は633件、 26年度は519件に減少しています。
福山市では、様々な形態の自転車走行空間の整備予定は計画総延長で160km(うち、福山市道が105km)と自転車ネットワーク路線整備が多いに進む予定で、先駆者としての実績を引き続き注目していきたいと思います。
自転車数と人口がほぼ同じ数の荒川区において、地域特性の違いを踏まえながらも取り入れられるように引き続き問題提起していきます。
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