本日の予算特別委員会で3つのテーマについて質疑をしました。
その1つとして、水害に弱い荒川区で救助用のボートの備蓄が決定的に足りないため、備蓄をすべきと本会議等で何度か主張していました。
※こちらが過去の質問の一端です。
それが平成28年度予算案に盛り込まれました。全ての消防団分団本部(荒川消防団 8分団、尾久消防団6分団)に一気に配備になります。ボート、パドル、ライフジャケット、浮き輪や空気ポンプも含めた予算額は約400万円。良し!
議員として必要な問題提起を続けながら、消防団員としてしっかりボートを使った訓練をして、活用できるように尽力していきます!
写真は昨年、東京ビッグサイトでの危機管理産業展にて救助用ボートの展示で説明を聞き、質疑応答をさせていただいた際のものです。
(以下、小坂の本日の質疑です)
小坂:消防団分団小屋への救助ボート配備を区が主導して配備をすることを本会議等で繰り返し主張していた者として28年度予算案にそれが盛り込まれたことを嬉しく思う。
何人乗りを何台、またライフジャケットを何人分、用意する予定か?
防災課長:ボートもライフジャケットも6名乗りを荒川・尾久両消防団の全ての14の分団分購入する。
小坂:全ての分団に一度に配備していただくこと、とても嬉しく心強く思う。平成25年度に葛飾区が救助用ボートを購入、本田・金町消防団へ「貸与」という形で配備をしたと葛飾区公式HPで確認してる。貸与という形は恐らく、先程話の出た法の規制に対応したものと考えるが、荒川区においても貸与の形なのか?それとも供与なのか?
防災課長:荒川区においては、供与という形。葛飾区において配備されたものは、エンジンがついたものであるが、荒川区で予定しているものはそうではない。
小坂:災害は待った無しなので、ボートを使った購入や訓練が速やかにできるように進めていただきたい。来年度の水防訓練において、葛飾区の事例のように学校プールなども使って、ボートを使った訓練がなされるようにしていただきたく思うが、如何か?
防災課長:指摘の通り、災害は待った無しなので、来年度の水防訓練に間に合うように配備していきたい。訓練については学校とも協議をしていく。
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