昨日は予算議会の最終日となり、本会議で様々な議案への採決が行われました。
昨年に引き続き、小坂は予算案に反対をしました。その理由を本会議場での討論で述べましたのでお読みいただければ幸いです。
残念ながら賛成多数で可決されてしまいました。1人会派であることの無力感を感じつつ、1人会派だからこそできる正面からの問題提起をこれからも続けていこうと改めて決意した次第です。
写真は一週間ほど前に撮影した荒川区役所前の花壇の様子です。とても美しかったので、思わずパシャリ!
(以下、本会議における予算案に対する小坂の反対討論です) 私は、日本創新党として議案第五十二号、平成二十八年度荒川区一般会計歳入歳出予算につきまして、反対の立場で討論を行います。
防災対策の強化など評価できる点があるものの、反対する最大の理由は、学校教育全体を道具頼りで自律性の無い方向に劣化させるタブレットパソコンの全校運営予算約6億円が相変わらず計上されていることです。小中学校における教育は自らの体と五感をフル活用しての学びを中心にすべきであります。
しかし、その大原則を外れ、タブレットパソコン1万台のバラマキを継続した次第です。
自虐的で反日的な教科書を平然と使い続け、日本人としての軸を育てる教育で誇りを持ち自ら前に進んで学ぶ児童・生徒を育てることを怠る。
その一方で、後年度負担を極大化し、様々なリスクを伴う道具に頼った教育へと突き進む。
実に本質を見失った迷走と言わざるを得ません。今からでも教育の本来の有るべき姿に立ち戻るべきと申し上げます。
また議会費においては、指摘し続けていることについて、改善が進んでおりません。
議員定数32名から24名への削減断行も行われていません。また、議長、副議長の異常な高額報酬の引き下げ、理由が不明の辞任を繰り返すことによる役職たらい回しの根絶、議会及び全員協議会での議論を活発に行えるように本会議や全員協議会での時代錯誤の発言規制を撤廃し、適正なルールを作らねば区民の付託に応えることができません。
今まで繰り返し予算や決算の特別委員会、本会議等で異常性を指摘した朝鮮学校が9割を占める外国人学校保護者補助金を今回の予算案でも廃絶しない区の姿勢は何を護るべきかの本質が理解できていないか、それを見ないよう逃げているとしか言えません。
学校教育法の第一条から外れた教育を行うことを選択し、更に朝鮮学校においては、「拉致問題は右翼が極大化しているといった記述のみならず、嘘の歴史、特に日本を貶める記述のオンパレード」「血塗られた独裁者賛美教育」「チュチェ思想なる歪な思想」「竹島を朝鮮の領土と教え、教室内で日本と朝鮮が繋がった図面で描かれた一連の地図で日本のみを小さく描くものを使うような嘘で歪んだ教育」・・・。
具体例を挙げればきりが有りませんが、こうした日本を敵視している集団に日本国の自治体が保護者に補助金を出すなど有ってはならないという私からの問題提起に対してひたすら耳をふさぐのみで正面からの議論や説明が何一つなされません。
北朝鮮の出先機関である朝鮮総連と朝鮮学校では頻繁に人事が行き来しており、朝鮮学校は朝鮮総連の一部であるということが実態であります。
日本を敵視し、歴史を捏造し続け数限りない日本人を拉致して居直りを続ける許しがたい北朝鮮と朝鮮総連、朝鮮学校は一本の線で繋がり、一体であるとも言える状況を指摘する声にも何故、耳をふさぎ、公金を垂れ流し続けるのでしょうか?
左翼政党や反日利権政党は言わずもがなですが、保守を標榜する政党もだんまりを決め込み、行政も植え込まれた自虐史観と事なかれ主義で現状を維持しようとする。
長年の論戦で正面からの議論で逃げ惑うばかりで、本質から目を反らし続けた区の姿勢も反対の大きな理由の一つでも有ります。
尚、朝鮮学校への自治体からの補助金について、国では禁止をする方向で準備が進められております。
荒川区のような保護者補助金という抜け道についても、禁止をする方向で議論が進められています。
禁止は当然のことでありますが、荒川区の良識に基づいて独自判断今までにこうした補助金を廃絶できなかったことが残念でなりません。
基礎的自治体の政策決定については、国益を常に考え、歴史の縦軸の中で、何をしっかり引き継ぐべきかという大局観を持たなければならないことは、言うまでも有りません。
国あっての地域であり、地域あっての国で不可分の存在であります。その点が益々蔑にされた予算である以上、反対をし、各会派の皆様にも反対をすることを呼び掛けて反対討論と致します。
予算案の反対討論で示された小坂の問題提起に共感する、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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