2016年03月09日

人工芝のゴムチップの危険性が米国で指摘されている。最新情報を踏まえ、先んじた対応を

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 着物が届いたので早速、試着。睦月、人生初の着物!羽ばたいているみたいです。

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 さて、昨日の小坂の質問の2点目は上記の表題の通りです。写真は区立尾久八幡中のゴムチップを使った人工芝のグランドです。これで持ち時間は全て使い尽くしました。

 質問の冒頭に委員会室の全員に配布していただいた資料はこちらのニュース報道になります。

 教育委員会の答弁としては「区立学校におけるグランドのゴムチップに含まれる成分は把握していない。こうした指摘を受けて、しっかりと調べ、対応をしていきたい。」というものでした。

(小坂からの質疑)

小坂:人工芝におけるゴムチップの危険性についての報道記事について資料配布をお願いしたい。

小坂:配布資料にある通り、米国では人工芝の充填材に使われているゴムチップが口に入ることで健康被害に繋がっているのでは無いかという指摘、事例が相次ぎ、消費者製品安全委員会、環境保護局、疾病対策センターが共同で調査を始めている。荒川区の学校においても尾久八幡中を始め、こうしたゴムチップを使った人工芝があるが、そこに含まれる化学物質の現状について把握しているのか?また、米国で指摘されているような危険性についての認識は?

小坂:記事にある通り、発がん性が指摘されており、また、ガンに至らずとも呼吸器疾患など、過去20年間で60件の健康被害が報告、報道されている。今後のグランド改修や防災公園整備なども含め、区全体で情報を共有し危険性を正確に把握としながらリスクを避ける選択を強くお願いしたい。

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2016年03月08日

教科書会社から教師、教育委員会への現金供与は贈賄!贈賄企業の教科書を子供達に使わせてはならない!学校は「正義を重んじ不正を許さない場」では?

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 予算特別委員会の最終日は土木費、教育費を中心に行われました。
 
 午前中に各項目別質疑における小坂の持ち時間54分間のうち、残していた8分間を使って教育費において2つの項目について質疑をしました。
 
 1点目は表題にある通りの、教科書会社のからの贈賄を経た教科書を4月から使わないようにすべきとの指摘です。

 以下、小坂からの質疑と答弁の概要をご報告します。

 2点目については明日の記事でご報告致します。

 今日は昭和初期と思われる銘仙のリサイクル着物を着て。最高気温が21度と予想される中、薄手の着物を着られる季節になってきました。

(小坂の質疑です)
小坂:報道の通り、教科書会社のうち約半数の企業が教師、教育委員会職員へ現金供与、自宅訪問、ルールに反した教科書の閲覧などが明らかになった。各都道府県知事で調査中であるが、荒川区においても調査該当者はどれ位いるのか?

小坂:教科書の会社からの現金供与は贈賄ではないか?

小坂:役所の契約においても贈賄企業の指名停止などの措置が有るが、教科書採択においては、贈賄と言わざるをえない現金供与があった教科書の会社の教科書を採択している事案については、4月からの新たな教科書使用において使用を中止して、贈賄を行っていない会社のものを選びなおすべきではないか?

小坂:スケジュール的に厳しい事は分かる。しかし、学校は「正義を重んじ」「不正を許さない」ことが大事では無いか?

小坂:不正に塗れた教科書を子供達が使う事が無いように、毅然とした対応を強く求める。教育長の見解を問う。

(教育委員会の答弁の概要)
 現金供与をうけた教師等の調査は都が行っており、荒川区内の該当者の有無等は把握していない。採択された教科書は適正な検定を経て採択されたもので、変える予定はない。学校は正義を重んじ、不正を許さない場であるのはその通りである。今回の現金供与事案等は荒川区だけで起きたことではなく、広域のものであり、都や国の対応を見極めて対応したい。

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2016年03月07日

チャンネルAJERで問題提起!

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 予算特別委員会の審議の後、チャンネルajerの収録をしました。

 本日は以下の2点について話をさせていただきました。久々の洋服での収録となりました。次回は3月22日に収録します。

「教科書会社による凄まじい不正横行!国定教科書制度、権限適正化の好機!」

「予算議会で渾身の質疑!全国に共通する課題にご注目を!」


 夜は政務会合へ。明日が予算特別委員会の最終日となります。教育費の問題で小坂から質疑します。

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 睦月の着物!着丈70センチの着物アンサンブル(長着と袖無し羽織)を昨日、ヤフオクで発見し、落札。明日、届きます。一緒に着物を着て歩くのを楽しみにしております。

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2016年03月06日

少子化対策に「現金給付」や「保育園」の議論ばかり。「経済的格差」や「貧困対策」といった流行りの言葉に逃げるな!少子化の本質は「価値観、優先順位の変化」であり、それに対応した施策を!経済的な少子化対策の効果は限定的。バブル期の経済的繁栄時に出生率が上がらなかった事実を忘れてはならない!

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 先週の予算特別委員会にて2項目質疑をしたうちの1点は「少子化の対策の本質」です。この点についての記事を書いておりませんでしたので、改めて書かせていただきました。

以下のような指摘を縷々、致しました。

 区の担当からは下記に指摘したような視点を持ち、政策を展開していくとの答えをいただきましたが、それが現実のものになるように引き続き問題提起していきます。

写真は先日、家内と参拝した湯島天神の境内の絵馬群です。

(小坂からの質疑について)
 議会において少子化対策の議論が熱心に行われているが、金銭的な議論ばかりが目立ち、違和感を感じていた。

 格差是正や経済的支援を拡大することで、少子化の対策として効果が挙がるかということを考えると、それは必要であるのは否定しないが、効果は限定的なものであると認識すべきと考える。

 経済的に潤えば、出生率が上がるのであれば、バブル経済時に出生率が大幅に上がった筈。しかし、現実の数字はそうはなっていない。

 それどころか、当時の雑誌等で持て囃された以下の言葉をよく覚えている。DINKS=ディンクス=ダブル インカム ノン キッズ、という言葉がバブル期に持て囃されていた。

 その意味は、夫婦やカップルで共働きをし、子供という面倒な存在を持たないで2人の生活を楽しみ続けるのが、おしゃれで楽しく、トレンディーな生き方で素晴らしいのだという言葉である。

 実に愚かで軽薄な言葉だが、そうした言葉が持て囃されるような時代背景であった。だからこそ、バブルの頃に経済的繁栄にも関わらず、出生率が上がらなかったのである。

 つまり、出生率が上がらない本質は経済的な理由ではなく、「結婚や出産」と「自らの生活を楽しむことや趣味等」との優先順位のつけ方の変化、価値観の変貌である。

 そこを踏まえて少子化対策の政策を立てねば、絵に描いた餅に過ぎない。学校における出産や子育て、家庭を持つことの大切さの教育を充実し、大人に対してもそうした呼びかけをしていく必要があるのではないか?

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2016年03月05日

団員として応急救護指導、そして防災イベント「あらBOUSAI」へ

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 今朝は尾久消防団員の普及員資格者として尾久八幡中学校の防災授業にて心肺蘇生とAEDを中心とした救命措置を教える役を担いました。

 100人位を前に模範展示などを壇上で担当し、その後、各班の指導に当たりました。
皆の前での自己紹介では、思わず、「18歳を過ぎたら、是非、消防団員に!」と勧誘してしまいました。

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 開会式から参加した「あらBOUSAI」は防災活動にイベント要素をふんだんに取り入れ、おもちゃの交換や競技などで参加意欲を高めながら学ぶ素晴らしいものでした。

 中学校の防災部からも多数が参加、ブースにて各学校で学んだ成果を示しながら交流を深めていました。
10年ほど前から、「中学生に、防災の担い手としての学びの場を組織として整備を!」と繰り返し議会で主張していた者として嬉しく感慨深いイベントでした。

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2016年03月04日

生活保護ケースワーカー増員を!区は国の基準を未達成。目標年度を定め達成を!保護受給者のパチンコ収入は申告義務有るが、申告実績無し。統計学的に数百人から申告がある筈。不正の蔓延是正と根本対処を!

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 本日も予算特別委員会。各項目別質疑の小坂の持ち時間は通しで54分間で、今朝の時点で残っていたのは21分間。そのうち13分間を使って、ケースワーカーが生活保護のチェックや相談が適正に行われるように配置基準を満たすように求めました。残りの持ち時間は8分間となりました。

(以下、小坂からの質疑です)
★生活保護のケースワーカー1人当たりの受け持ち人数について聞く。国の定めた基準はケースワーカー1人当たり80世帯となっているが、荒川区は平成7年から国の配置基準を超過した形となっており、現在87.2世帯となっている。
 21年間、超過した状態が続いていることを考えると、区は国の基準を満たす意思が有るのか疑問を感じるが、基準を満たさねばならないという認識を持っているのか?

★強制力が無いとはいえ、一人当たり80世帯という国の基準を満たしていない状況は早急に是正せねばならないと考えるが、いつ頃を目処に是正するのか?生活保護の不正受給を防ぐと同時に、必要な保護を適正に提供できるように、まずは国の基準を達成する目標、何年度には満たすという目標を持つべきではないか?

★23区においては国の基準を超過している自治体は荒川区を含めて21区が国の基準を超過している。逆に言えば23区中、2つの区はきちんと基準を満たしている。そうした基準を満たした形を明確に目指すべきである。財政の部署にお聞きするが、しっかりと予算措置を取っていただけるか?

★様々な補助策も用いることで、国の基準を満たしていなくても、きちんとしたチェック等の体制を整えているとの答弁だが、現状は十分な対応ができているとは思えない。例えば、不正受給の件数、それに伴う返還供給金額、そのうち実際に返還された金額はどうか?
 パチンコによる収入は生活保護受給者は自治体に対しても報告せねばならない。パチンコ人口は日本人の10分の1から15分の1であるため、生活保護受給者が六千人台の中で考えれば、パチンコによる収入は数百件、報告が無ければおかしい。実際にパチンコによる収入は申告・報告がなされていないと聞いているが、現状は変わったのか?こうしたことを見ても、十分な対応がなされてるとは言えず、国の基準を満たす形までは最低限、ケースワーカーを増員すべきと改めて申し上げる。

★地域の声を聞いても、生活保護の適正化をケースワーカーを増やしてでも進めるべきとの声を多く聞いている。こうした声も踏まえて、ケースワーカーの増員を強く求める。

(区の答弁の要点)
★「 ケースワーカー数は、国の基準を満たしていないが、平成22年度、23年度の2か年間で10人増員し、24年度からは補助業務の一部を委託することにより、課全体の適正配置に努め、困難ケースに注力できる体制を整えてきている。

★生活保護の不正受給は27年度は33件。不正で返還要求をした4300万円余のうち返還されたのは500万円余、収納率は11.3%である。
パチンコによる収入の申告がなされたことは無い。パチンコにふけっているという状態が分かればきちんと指導をしていく。

★国の基準はあるものの、区独自の補助的な策を講じており、80人という基準を年度を定めて目標を定めることは難しい。ただ、満たせるように努力を重ねて行きたい。」
(以上、区の答弁)

でした。引き続き、正直者が馬鹿を見ない社会にすべく問題提起を続けていきます。

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 今日は紺の真綿紬を着て都バスで登庁。写真は昨日の昼食をいただいた店でもらった雛あられです。春ですね。

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2016年03月03日

ギャンブル依存症を生むカジノ型デイサービス!公金で9割負担。荒川区で独自規制を求めました。「区独自の規制」を明言する答弁!良し!

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 本日も朝から予算特別委員会です。今日は小坂からは2点について質疑しました。1点目は表題のカジノ型デイサービスの規制をきちんと行うことを求めての質疑です。

 こちらの画像は荒川区のお隣の足立区にある「カジノ型デイサービス」(民間事業者が介護保険事業の中で行っている)の動画紹介の一部です。

 高齢者をギャンブル漬けにして、1日、預かれば一人当たり1万円以上が介護保険事業との認定のもと、公金が転がり込んできます。

 認知症予防などと、取って付けたような屁理屈でこのようなデイサービスが全国で蔓延中です。今日、荒川区の答弁で示されたような、自治体での規制も大切ですが、国としてこうしたものは認めないという明確な意思が必要だと強く思います。

 質問の詳細は下記の通りですが、9割が公金で行われる介護保険のサービスを使って悪質な業者が利用者をギャンブル漬けにして通わせるようなことを荒川区で明確に禁止することを求めました。

 区からは「これからの条例整備において区独自で規制をしていく」ことを明言する心強い答弁がなされ、そうした方向性が明らかになりました。昨年から問題提起をしてきたカジノ型デイサービスを規制する方向にできて良かったです!

 介護保険事業としてカジノ型デイサービス店、その名も「ラスベガス」を経営するこちらの企業は、パチンコ店を9店舗経営しています。恐ろしいことです。

 是非、皆様のご地元の自治体に対しても、こうした公金で害悪を生む存在を規制するように声を挙げていただければ幸いです。

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 写真は区役所の隣にある実のなる木公園に咲いた河津桜の本日の様子です。

(小坂の質疑です)
★介護保険におけるカジノ型デイサービスの規制について聞く。荒川区のすぐ近く、扇大橋駅近くに、カジノ型デイサービスが存在するが、どの様なものか現状を把握しているか?

★介護保険という公金を使ったデイサービスにおいて、一日中、パチンコやバカラ賭博、麻雀に耽り、疑似通貨を掛けているとのこと。施設内の写真や動画を見ると、正にカジノそのもの。公金で9割が賄われるデイサービスにおいて、この様な場がある事は不適切。荒川区にこうした事業者が進出してこない様に規制をすべきではないか?

★特にパチンコ台が置かれているのは、ギャンブル依存症への入り口。無料パチンコは薬物中毒で例えると、エントランスドラッグ。薬物中毒は最初はシンナーなどから入り、そこから覚醒剤などに至るが、無料パチンコや疑似通貨パチンコから有料パチンコ依存症に至るのも同じ流れ。神戸市や兵庫県ではこうした悪質な事業を禁止する条例改正を昨年、行った。荒川区も小規模デイサービスを管轄する権限を持つに至った今、条例整備など先手を打つべきではないか?

★デイサービス施設内で現金をかけない形でパチンコをさせる、あるいは介護事業とパチンコを両方やっている事業者が、介護事業利用者を系列のパチンコ店に「無料パチンコ教室」と題して連れて行き、パチンコをやらせる事例が見受けられる。
パチンコ台は光と音で依存症に導かれるように特許技術を使って仕組まれている。体験者の一部が、そこに嵌り、多額の現金を投入して本物のパチンコ屋に通いつめるようになった事例も報告されている。介護事業の名のもとに、こうした事業者が蔓延る状況とならないようにしっかりと見張っていく。

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2016年03月02日

インターネット公売の積極的な活用を!

 昨日も予算特別委員会。3月8日までの委員会において小坂の持ち時間は通しで54分間ですが、インターネット公売の質問も含めて20分間使ったので、残りは34分間となりました。

 答弁の一端を紹介すると、「荒川区におけるインターネット公売は平成23年度から8回実施され、直近は平成26年11月でそれ以降は行われていない。ネット公売は有効な手段であるが、それに該当する事例が最近ない為行っていなかった。これからも必要に応じてしっかりと行なっていく。」といったものでした。

 総務費の質疑が終わり、民生費の質疑に移りました。限られた持ち時間で様々な問題提起を続けて行きます。
(昨日の小坂の質疑)

小坂:税務差し押さえを経てのインターネット公売が最近、行われていないようであるが、荒川区においては過去、何回行われたか?また、直近の開催は?

小坂:実際にネット公売に繋がる差し押さえがなされる事例は、何度も督促をしても払わず、相談を持ちかけても誠意が無く、にも関わらず公売に出すことができる物品を持っているということだと理解しているが、それで間違い無いか?

小坂:ネット公売によって収入が得られることのみならず、徴税に臨む荒川区の毅然とした姿勢が、税をきちんと納めている方へも、払えるのに払わない輩へも明確なメッセージとなると考えている。ネット公売については、継続的に出品をしていき、区においての立ち入り調査や公売におけるノウハウを蓄積していくべきと考えるが、どうか?

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 昨日の夜は日本を愛する長尾たかし代議士(自民党・大阪第14区)を盛り立てる会へ参加。満員で凄い熱気の中、開催されました。
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2016年03月01日

区立図書館に完全なポルノ小説が複数!事前チェックの徹底を求めました。区は不適切と認め、再発防止を約束!

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 昨日の予算特別委員会の午前の部では、区立図書館にポルノ小説が置かれているのを確認したので、概要を書いた資料を会場に配布し、その点を質疑しました。

 一例として挙げたのが、こちらの「ルビーフルーツ」(斎藤綾子氏著)。荒川図書館で借りました。
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 アマゾンでの本書の説明はこちらです。概要を知りたい方はご覧下さい。

 質疑した事項は以下の通りですが、答弁としては「官能小説専門のレーベルであれば、買わないこととされているが、今回指摘の事案はそうでなかったので購入当時、十分なチェックが行われていなかったと推察される。」

「これらの書籍については、内容を読んだが、税金で購入しておくべきものとは言えず、内容を精査して、しかるべき対応をする。」

「今後の図書購入、特に新たな図書館においては、組織的に十分なチェックをしていく。」

といったことでした。

 今後の図書館の図書購入、「おおやけ」が果たすべき役割を踏まえたものになるように、引き続きチェックしていきます。

(以下、小坂の本日の質疑の内容です。)

★ 図書館費について聞く。図書館の選書に疑問を感じている。区立図書館の蔵書の一端について、事前に事務局にコピーをしていただいているので資料配布をお願いしたい。

★配布したのは荒川区立図書館に蔵書がある書籍の事例2件について。表面、裏面でそれぞれ1冊ずつの資料になっている。図書館HPにて蔵書の確認で出た画面とその書籍についてのネットでの紹介記事。

★資料配布したのは委員会室で読むのも憚られる書籍紹介だから。読んでいただいての通り、完全なポルノ小説。何故、このようなポルノ小説が公の図書館である荒川区立図書館に置かれているのか?

★ 資料に示したうちの一冊、「ルビーフルーツ」を荒川図書館で借りてきて読んでみた。図書館課長にも事前にパラパラとみていただいた。資料にある書籍紹介の通り、最初から最後まで過激な性描写が徹頭徹尾、続くポルノ小説そのものである。短編が集められて一冊になっているが、その短編は月刊しのポルノ小説コーナーで連載されていたものであると、「ルビーフルーツ」のあとがきにかかれている。一冊のうち一部ではなく、全体が過激なポルノ小説なのです。公の施設で税金で購入する書籍として不適切ではないか?

★具体的にこの2冊の書籍はどのように選ばれて図書館に置かれたのか?事前にチェックはできなかったのか?

★蔵書購入にあたって事前に内容は確認していないのか? 「図書館の自由に関する宣言」などがあるのは存じている。しかし、それが成り立つのは、きちんとした選書が図書館によって行われるという信頼感があってのことである。ここに示したような書籍の存在は、その信頼感をそこねるものである。

★地域文化部長の認識は?

★これから新たな図書館が「ゆいの森」に誕生するにあたって、図書の選書について、現状のこうした本が含まれるような形で進められてはたまらないと思っている。公の図書館にふさわしい選書を行うように求める。何故、こうした書籍が図書館に入ってしまったか、それを調べ、再発を防ぐべきではないか?

★「公」の果たすべき役割をいまいちどきちんと認識をした上で選書を行っていただくことを強く求める。

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