予算特別委員会の最終日は土木費、教育費を中心に行われました。
午前中に各項目別質疑における小坂の持ち時間54分間のうち、残していた8分間を使って教育費において2つの項目について質疑をしました。
1点目は表題にある通りの、教科書会社のからの贈賄を経た教科書を4月から使わないようにすべきとの指摘です。
以下、小坂からの質疑と答弁の概要をご報告します。
2点目については明日の記事でご報告致します。
今日は昭和初期と思われる銘仙のリサイクル着物を着て。最高気温が21度と予想される中、薄手の着物を着られる季節になってきました。
(小坂の質疑です)
小坂:報道の通り、教科書会社のうち約半数の企業が教師、教育委員会職員へ現金供与、自宅訪問、ルールに反した教科書の閲覧などが明らかになった。各都道府県知事で調査中であるが、荒川区においても調査該当者はどれ位いるのか?
小坂:教科書の会社からの現金供与は贈賄ではないか?
小坂:役所の契約においても贈賄企業の指名停止などの措置が有るが、教科書採択においては、贈賄と言わざるをえない現金供与があった教科書の会社の教科書を採択している事案については、4月からの新たな教科書使用において使用を中止して、贈賄を行っていない会社のものを選びなおすべきではないか?
小坂:スケジュール的に厳しい事は分かる。しかし、学校は「正義を重んじ」「不正を許さない」ことが大事では無いか?
小坂:不正に塗れた教科書を子供達が使う事が無いように、毅然とした対応を強く求める。教育長の見解を問う。
(教育委員会の答弁の概要)
現金供与をうけた教師等の調査は都が行っており、荒川区内の該当者の有無等は把握していない。採択された教科書は適正な検定を経て採択されたもので、変える予定はない。学校は正義を重んじ、不正を許さない場であるのはその通りである。今回の現金供与事案等は荒川区だけで起きたことではなく、広域のものであり、都や国の対応を見極めて対応したい。
不正行為を経た汚れた教科書の採択は白紙に戻すべき!という方はこちらの2つのボタンを押してください。