夜明け前に寝付かせ。なかなか手強かったです。荒川区の産業展で購入した子守唄のCDをかけながら抱っこして歌ったり、バウンサーを揺らしたり。
羽田空港から山口宇部空港へひとっ飛び。建設環境委員会の視察で萩市(山口県)へ。機内での100分間は寝不足解消に充てました。
視察項目は萩市リサイクルセンターの視察、屋外広告物条例の制定について、老朽空家対策事業について、以上、三点です。
こうした出張も勿論、和服で。今日はしなやかな緑の紬のアンサンブルに牛首紬の角帯で。
萩市議会の大会議室で「エコプラザ・萩」の説明を受け質疑応答。
写真上部は市役所の1階から議会フロアに登る階段の横に掲げられた高張提灯です。三角州に位置する萩の街の堤防を各町が分担して水防活動を担っていました。その際に掲げられた各町の提灯だそうです。
「エコプラザ・萩」では様々な資源の再資源化をするだけではなく、自転車(3、500円から4、500円で販売)や家具の再生をする工房や、捨てられたものから活用可能な品物を販売し、施設運営費用に充てたり、様々な講座も開催しています。
年間来場者は平成27年度で9、675人で毎年増加中です。開設当初の目標は4、000人だったそうですが、民間の組織の熱心な運営で目標値を大幅に上回る来場者がいらしたそうです。
再生された家具、自転車は平成27年度には237件の販売がなされたそうです。
不用品活用銀行という制度も運用中。荒川区でも不用品を誰かに譲る呼びかけをする形が有りますが、萩市の方がかなり活発に感じます。
荒川区でも今年、白鬚橋のたもとにリサイクルセンターが完成しますので、そこで活用できそうなことを現場視察でも探っていきたいと思っています。
昨日の萩市(山口県)での「エコプラザ・萩」の視察。収集したごみの中から焼却、埋め立てや再資源化の前に使えるものを徹底的に見つけ出し、それを必要とする方に安価に販売し、それを運営資金に充てているという仕組み、素晴らしかったです。
収集した書籍まで販売しているのですよ。着物が沢山、100円で売られていました。殆ど女性物でした。
ここを拠点に行なう講座やイベントはいつも賑わっているそうです。再資源化の前に再利用を進めることとても大切です。荒川区で間も無くオープンするリサイクルセンターにおいてもこうした「再資源化の前に再利用促進」に比重を置いて運用するように求めていきます。
視察での学びを荒川区の新たなリサイクルセンターで活かして欲しい!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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