チャンネルajerの収録!
「核兵器廃絶という危険な妄想」
「全国の地方議会で蔓延!議長、副議長の旨味のたらい回し」の2点について語らせていただきました。その後、町屋駅近くの政務会合へ。
さて、マスコミを賑わしている舛添都知事の公私混同、私物化、公金無駄遣い。論外な話ばかりですが、これは例外的なものではなく、全国の地方議会を見ても「公職の私物化、利権化、旨味のたらい回し」が行われており、そうした悪習に加担している議員が多くいます。是非、その現状を多くの方に知っていただきたいと思います。
詳しくはこちらの「
議長・副議長の異常な高額報酬(全国でも荒川区議会をはじめとする23区の議会のみ)の是正を求める討論、本会議で!」のブログ記事に書いた内容と明日の小坂からの本会議での反対討論を読んでいただければと思いますが、荒川区議会のみならず、全国の地方議会の大多数で同様のことが行われています。
読者の皆様には是非、ご自身の地元の議会がどうなっているか、今一度確認いただき、必要に応じて異議申し立てをしていただければ幸いです。
(5月30日の本会議で小坂から行う予定の反対討論の予定稿です) 私は日本創新党として、「監査委員辞任に伴う監査委員の選任同意」の議案に反対する立場で討論致します。
監査委員は極めて重要な役割であり、だからこそ、
地方自治法197条で「議員選出の監査委員は議員の任期(つまり4年間)」務めるものとする、と規定されているのです。
しかし、荒川区議会においては現実にはほぼ毎年、監査委員が辞任を繰り返し、4年間の任期、あるいは議員任期の残された期間全てを全うすべきところを途中放棄する異常な辞任が恒例化しています。
平成の御代に入ってから、議員選出監査委員の数は、それぞれが4年間の任期を全うしていれば、7人か8人程度の筈が、既にのべで25人もいます。
法の定めでその任に相応しいと選ばれた議員選出の監査委員が4年間役割を果たすべきとされているのに、それに背き、辞任理由を明らかにすることなく、たらいまわしする。これでは議会への信頼を裏切り、自ら議員選出の監査委員を軽いものにしてしまっていると言わざるを得ません。
議員選出の監査委員になると、毎月148,000円の報酬が得られます。また、監査役を務めたという「箔」が付きます。 任期4年間の議員選出監査役の重い役職を1年毎に「一身上の都合」という意味不明な辞表を出すことによ
って、特定の会派内のみで「旨味」のたらいまわしを行なっていると判断せざるを得ません。実に恥ずかしいことです。そのような悪習は止めるべきであります。
また、本日、議長、副議長の任期途中の辞任が行われましたが、同様に法の定めに従い適任の方が4年間の任期をしっかりと務めるべきですし、4年間務めあげる気力と意志を持つ方が務めるべきと申し上げます。5割増しとなる高額の議長報酬などを仲間内でたらいまわしていては、議会の存在を軽いものにし、信頼を損ねるばかりであり、この悪習を断ち切らねばならないと強く主張します。
監査委員を選任された区長にも申し上げねばなりません。区長は1年前に法の定めに基づいて、議会の同意を得て4年間務めていただく前提で監査委員を選任をされた筈です。選任は勿論、退任までについても責任感を持つべきであると苦言を申し上げます。
地方自治法第198条において「監査委員は、退職しようとするときは普通地方公共団体の長の承認を得なければならない。」と定められています。つまり、今回の退任の事案は区長の承認事項でありますが、4年間の任期をわずか1年間務めただけで放り投げようとしている理由を、選任した責任者として、はっきりと問い質し、納得できる理由が有る場合についてのみ、承認をすべきであります。理由が不明の退任の事案に対して、唯々諾々と承認などしてはならないのです。
ほぼ毎年の悪しき恒例行事として、「議員選出監査委員から辞表が出されたから区長として承認して、次の監査委員の同意を議会に求める」ことは、議会の一部会派の旨味のたらい輪回しに加担することに他ならず、極めて無責任であります。 区長として監査委員を選任する際は、4年間、監査委員として務めていただくに相応しい人物を慎重に選び、その候補に対して「体調不良や不適任な状況になるなど、不測の事態以外は任期を全うする」という言質をしっかりととること、そして退任の話がある際は明確な理由を聞きだし、それを公に明らかにすること、せめて最低限、そうした責任を果たしていただきたいと申し上げます。
それが選任したものの責任であります。
以上の理由から、旨味のたらいまわしに加担する監査委員辞任の本案に反対すべきと強く主張し、新たな人選についても役職たらいまわしの一環として行われたものであり、同じく反対を表明して討論と致します。
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